檀家総会の翌日の夕方珍しく夫婦一緒に散歩する長老に出会った。住職交代の儀式と旧住職へのお礼(いわば退職金)の檀家負担についてどうなったか聞いた。総会では決まらず、その後住職と有力者に長老を加え議論して決めたそうだ。白熱した議論のあと、繰越金を活用して檀家負担は最初に通知された金額の半分になったそうだ。
当初は檀家に一律6万円を旧住職の口座に振り込めと通知された。裏には奥さんの意向があったという。約半分はお寺に同居する旧住職の部屋のリフォーム費との説明だった。だが、旧住職の強い反対にもかかわらず負担金の半分は繰越金で賄い、振込口座も新たに開設する事にしたという。
つまり、住職交代に関わる檀家の負担金は旧住職(実質、奥さん)には直接扱わせない、全ては檀家総会が管理し繰越金と合わせ適切に配分するということになった。実は、檀家総会の前日に墓掃除に行き欠席の挨拶をし、その帰りに偶然にも地区まとめ役に会い提案した内容と同じだった。
まさか、私の提案に近い結論になるとは思わなかった。和尚と向き合い納得させる説得力が必要、正に長老が適役だった。一方で、長年住職を務めた和尚に退職金みたいなもので感謝の意を示す必要だと思った。だが長老は正規に十分貰っているから不用と妥協しなかったようだ。
何れにしても、旧住職は一旦は檀家全員に題した通知をひっくり返すという赤恥をかいた。檀家総会に諮らず勝手に決めたらしく同情の声が聞かれない。としても長年の貢献に報いてあげる必要を感じる複雑な結果に落ち着きそうだ。こういう時京都の総本山はどうするのだろう。大阪の知人によると評判は良くない。彼等は自分の得にならない限り何もしないというが・・・■
当初は檀家に一律6万円を旧住職の口座に振り込めと通知された。裏には奥さんの意向があったという。約半分はお寺に同居する旧住職の部屋のリフォーム費との説明だった。だが、旧住職の強い反対にもかかわらず負担金の半分は繰越金で賄い、振込口座も新たに開設する事にしたという。
つまり、住職交代に関わる檀家の負担金は旧住職(実質、奥さん)には直接扱わせない、全ては檀家総会が管理し繰越金と合わせ適切に配分するということになった。実は、檀家総会の前日に墓掃除に行き欠席の挨拶をし、その帰りに偶然にも地区まとめ役に会い提案した内容と同じだった。
まさか、私の提案に近い結論になるとは思わなかった。和尚と向き合い納得させる説得力が必要、正に長老が適役だった。一方で、長年住職を務めた和尚に退職金みたいなもので感謝の意を示す必要だと思った。だが長老は正規に十分貰っているから不用と妥協しなかったようだ。
何れにしても、旧住職は一旦は檀家全員に題した通知をひっくり返すという赤恥をかいた。檀家総会に諮らず勝手に決めたらしく同情の声が聞かれない。としても長年の貢献に報いてあげる必要を感じる複雑な結果に落ち着きそうだ。こういう時京都の総本山はどうするのだろう。大阪の知人によると評判は良くない。彼等は自分の得にならない限り何もしないというが・・・■