NHKの朝ドラ「おちょやん」は最初からずっと見てる。子供時代の関西弁、特に富田林の喚き散らすような喋り方、を聞いて余りの下品さに驚き顔をしかめた。生理的に嫌なのだ。その後大阪に奉公に出され、成人して京都に行き大阪に戻っても変わらない。(京都の人はあんな喋り方はしない。)
ドラマの中で可愛い子供が普通に話している場面から突然怒り出して喚き散らす。一気にボリュームが上がって荒々しい印象を受け、本当に嫌な感じを受ける。そんなに嫌なのにどうして毎日見るのか。それはストーリー展開が早く次に何が起きるか気になり見てしまう為だ。まさに作家の狙い通り。
それにしてもドラマの中での会話は、関西弁の中でも特別汚い喋り方だと思う。私が子供の頃によく見た松竹新喜劇のテレビ中継で藤山寛美の関西弁はもっとゆったりした印象を受けた。一方、戦後直後の私の子供時代の富田林といえば、ヤクザの街の印象が残っているせいかも知れない。
四国の田舎町出身でおっとり育った私は、50年余り前に東京で生活を始めた時も下町のべらんめえ江戸弁には抵抗があった。富田林の言葉もいわば下町の言葉なのだと思う。私のように田舎者が地方から来て東京郊外に住み会社で働く人達は、江戸弁ではなく標準語を身につけた。
歴代の朝ドラに比べておちょやんの視聴率が低い理由は、私の素人分析ではこの言葉の問題があるのではないかと思う。ストーリーは面白いと思うが突然下品で荒々しい関西弁を聞かされると、誰にでも受け入れられる訳ではないと思う。といいながら私はこれからも見る積りだ。■
ドラマの中で可愛い子供が普通に話している場面から突然怒り出して喚き散らす。一気にボリュームが上がって荒々しい印象を受け、本当に嫌な感じを受ける。そんなに嫌なのにどうして毎日見るのか。それはストーリー展開が早く次に何が起きるか気になり見てしまう為だ。まさに作家の狙い通り。
それにしてもドラマの中での会話は、関西弁の中でも特別汚い喋り方だと思う。私が子供の頃によく見た松竹新喜劇のテレビ中継で藤山寛美の関西弁はもっとゆったりした印象を受けた。一方、戦後直後の私の子供時代の富田林といえば、ヤクザの街の印象が残っているせいかも知れない。
四国の田舎町出身でおっとり育った私は、50年余り前に東京で生活を始めた時も下町のべらんめえ江戸弁には抵抗があった。富田林の言葉もいわば下町の言葉なのだと思う。私のように田舎者が地方から来て東京郊外に住み会社で働く人達は、江戸弁ではなく標準語を身につけた。
歴代の朝ドラに比べておちょやんの視聴率が低い理由は、私の素人分析ではこの言葉の問題があるのではないかと思う。ストーリーは面白いと思うが突然下品で荒々しい関西弁を聞かされると、誰にでも受け入れられる訳ではないと思う。といいながら私はこれからも見る積りだ。■