午前中の松山行きフライトに搭乗した時、「今日は全員可愛いね」と3人目にすれ違ったCAに言った。彼女はにっこり笑って「有難うございます」と答えた。「あれっ、否定しないんだ」と思ったが、彼女は言われ慣れてるのだろう。実は4人目は年増のオバサンだった。私も全く調子いい男だ。
離陸後暫くして機内サービスが始まると、スタイル抜群のCAの後ろ姿が気になった。中ヒールの右かかとが着地するたびにクニュッと曲がる。毎回なので癖になった。これを何年も続けると必ず右足のアキレス腱、膝、腰などのどこかを傷める、或いはそれを庇い左膝を傷める恐れがある。
整形医や整骨医などでもないド素人の私が唐突に彼女に伝えるのは憚られた。しかしバドミントン仲間が膝を傷め苦しんだ姿を思い出し忠告することにした。座席の前のポケットの封筒に将来悪化するかも知れない部位を絵入りで示し英文でコメントをつけ、ラブレターだと言って渡した。
一旦成田に戻りフライトの再飛行の直前に同じCAチームが搭乗口から乗り込んだのに気付いた。離陸後暫くしてCAのサービスが落ち着いたところで、彼女に一言「ゴメン、気になったので余計なことした」と謝った。彼女は礼を言った後、私が専門家かどうか聞き、ド素人の意見だと答えた。
その後トイレの帰りに控えスペースにいる彼女に「今のまま何年も同じ歩き方を続けるとどこかに異常が出る、専門家に診て貰った方が良い」と再度伝えた。彼女から専門的な意見か再度聞かれ、私が長年スポーツをやって来て体を壊した人を見て来た上での意見だと知り納得してくれた。
彼女は長くコントラバスをやってて右肩に違和感があると打ち明けた。歩き方の異変はコントラバスの演奏から生じたものかもしれない。実際のところ、その後の彼女の歩き方は見かけ修正された。助言を入れて調整したと思った。専門医に診て貰うことを再度勧めて別れた。美人CAとこんなに長く話したのは米国の国内線(美人が多いと評判)に乗った時以来だった。
無事松山に着きJR汽車に乗り、若い母親と男の子の横に座った。彼はスマホを手際よく操作していたが、暫くして母親にわたした。聞くと学校にスマホを持っていくのは禁止されているが、クラス全員スマホを持っているという。母親よりよっぽどスマホ慣れしてるねと言うと二人とも頷いた。
なるべく興味ある方向に話題を向けベラベラ喋ると彼等も乗って来た。松山南高に行き筑波大に進学して宇宙科学を勉強したいと彼は意外と雄弁に将来を語った。先日仕入れた情報で理系に進むなら南高はナンバーワンだねと言い、大学に進んだら海外留学して学位を取れと煽った。お母さんは即座に「いやー、そんなにお金がー」と返事、私は彼女の思考の幅を拡げておいてやりたかった。
限られた知識を全開し、これからは宇宙産業は官から民の時代になる。JAXAに限定せず例えば民間会社でもリーダー的存在の某社も選択肢としてあるとネット情報を見せて助言した。調子いい男がやり過ぎたかも知れない。だが、母子との会話が弾み乗車時間があっという間に過ぎた。
お母さんもあっという間に時間が過ぎたと言い、彼女の下車駅から私を車で送ると申し出てくれた。だが、私の実家のある最寄り駅まではまだ数駅ある。もう夕方7時前で彼女に家も夕食時のはず、幾らなんでも赤の他人の為に夕食を遅らせたりできない。丁寧に断った。こうして早朝からの長い1日の後半はそれなりに会話を楽しんで過ぎて行った。だが、ホント疲れた。■
離陸後暫くして機内サービスが始まると、スタイル抜群のCAの後ろ姿が気になった。中ヒールの右かかとが着地するたびにクニュッと曲がる。毎回なので癖になった。これを何年も続けると必ず右足のアキレス腱、膝、腰などのどこかを傷める、或いはそれを庇い左膝を傷める恐れがある。
整形医や整骨医などでもないド素人の私が唐突に彼女に伝えるのは憚られた。しかしバドミントン仲間が膝を傷め苦しんだ姿を思い出し忠告することにした。座席の前のポケットの封筒に将来悪化するかも知れない部位を絵入りで示し英文でコメントをつけ、ラブレターだと言って渡した。
一旦成田に戻りフライトの再飛行の直前に同じCAチームが搭乗口から乗り込んだのに気付いた。離陸後暫くしてCAのサービスが落ち着いたところで、彼女に一言「ゴメン、気になったので余計なことした」と謝った。彼女は礼を言った後、私が専門家かどうか聞き、ド素人の意見だと答えた。
その後トイレの帰りに控えスペースにいる彼女に「今のまま何年も同じ歩き方を続けるとどこかに異常が出る、専門家に診て貰った方が良い」と再度伝えた。彼女から専門的な意見か再度聞かれ、私が長年スポーツをやって来て体を壊した人を見て来た上での意見だと知り納得してくれた。
彼女は長くコントラバスをやってて右肩に違和感があると打ち明けた。歩き方の異変はコントラバスの演奏から生じたものかもしれない。実際のところ、その後の彼女の歩き方は見かけ修正された。助言を入れて調整したと思った。専門医に診て貰うことを再度勧めて別れた。美人CAとこんなに長く話したのは米国の国内線(美人が多いと評判)に乗った時以来だった。
無事松山に着きJR汽車に乗り、若い母親と男の子の横に座った。彼はスマホを手際よく操作していたが、暫くして母親にわたした。聞くと学校にスマホを持っていくのは禁止されているが、クラス全員スマホを持っているという。母親よりよっぽどスマホ慣れしてるねと言うと二人とも頷いた。
なるべく興味ある方向に話題を向けベラベラ喋ると彼等も乗って来た。松山南高に行き筑波大に進学して宇宙科学を勉強したいと彼は意外と雄弁に将来を語った。先日仕入れた情報で理系に進むなら南高はナンバーワンだねと言い、大学に進んだら海外留学して学位を取れと煽った。お母さんは即座に「いやー、そんなにお金がー」と返事、私は彼女の思考の幅を拡げておいてやりたかった。
限られた知識を全開し、これからは宇宙産業は官から民の時代になる。JAXAに限定せず例えば民間会社でもリーダー的存在の某社も選択肢としてあるとネット情報を見せて助言した。調子いい男がやり過ぎたかも知れない。だが、母子との会話が弾み乗車時間があっという間に過ぎた。
お母さんもあっという間に時間が過ぎたと言い、彼女の下車駅から私を車で送ると申し出てくれた。だが、私の実家のある最寄り駅まではまだ数駅ある。もう夕方7時前で彼女に家も夕食時のはず、幾らなんでも赤の他人の為に夕食を遅らせたりできない。丁寧に断った。こうして早朝からの長い1日の後半はそれなりに会話を楽しんで過ぎて行った。だが、ホント疲れた。■
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