かぶれの世界(新)

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幸運量保存の法則

2018-04-15 22:03:00 | うんちく・小ネタ
今日から田舎の実家で半年間過ごす予定だ。いつもは成田空港から四国松山空港まで順調に移動できたのだが、今回は予想もしなかった事件が起こった。

新宿行きの京王線特急が信号機の故障で15-20分遅れた。中央線に乗換え東京駅に着き八重洲口の成田行きのバス乗り場に急いだ。出発前のバスに駆け込み乗った直後に予約客二人が現れ、最後に乗った乗客が降車を強いられることになった。私は指名される覚悟した。

だが、他の乗客が降ろされそのままバスは発車し、結果的に電車の遅れを取戻して成田空港に到着した。空港に着きバスを降りると強い風が吹いて来て、前日のハイキングで痛めた足元がふらついた。この強風では飛行機がまともに飛べるだろうか、悪い予感がした。

予想に反して搭乗は順調に進んだ。しかしいつまで経っても飛行機は動き出さない。暫くして機長の放送があった。強風で着陸をやり直したり、離陸に時間がかかり、現在離陸の待ち順が15機目になっているという。最終的に離陸したのは定刻より1時間20分遅れだった。

松山空港に着き実家方面に向かうリムジンバス乗り場に行くと、ネットで調べた発車時刻より30分遅れのバスがあった。それに乗ることが出来た。理由は分からないがネットの時刻表は間違っていた。結果として飛行機の遅れをバスの連絡でかなり取り戻すことが出来た。

電車と飛行機の遅れを2回続けてバス接続のタイミングで取り戻すという幸運に巡り合った。

それで長男と孫、私の3人で昨日ハイキングした時の長男の言葉を思い出した。彼が小2の孫に向かって「エントロピーの法則」(エネルギー保存の法則)の説明をし始め、それを聞いた孫がそんな話知らないとふて腐れ、たまたま横を歩く中年婦人と私ががそれを聞いて大笑いした。

長男はそれをもじったのだろうが「幸運量保存の法則」が成立するという。電車や飛行機が遅れた不運の量と、バスの接続で遅れを取り戻した幸運の量を合わせるとプラスマイナス・ゼロになった。息子の主張する法則が偶然にも成立したのは、私の運が良かったということか。■

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