かぶれの世界(新)

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二人のチャンピオン

2014-02-16 15:09:47 | スポーツ
男子フィギュアに新しく世界チャンピオンが生まれた。宮城県出身の大震災の被災者でまだ19才という羽生選手だ。この数年世界チャンピオンだったパトリック・チャンを実力で破った。メディアの大好きなサイドストーリがあり、五輪のヒーローになるのは間違いないだろう。

日本にはもう一人世界チャンピオンがいる。女子ジャンプの高梨選手だ。オリンピックの一発勝負では勝てなかったが、彼女は世界選手権で13回も勝った誰もが認めるチャンピオンだ。マスコミの扱いが手のひら返しになったとしても、自分は世界チャンピオンだと胸を張ってほしい。■

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パソコンダウン(新)

2014-02-14 10:54:21 | 日記・エッセイ・コラム
測ったように1年後にパソコンがダウンした。電源を入れても画面表示せず、ファンが元気よく回るだけ。今回はwindows8.1の最新機だ。ノートパソコンだとどこをつつけばいいか、とんと分からない。保証期間も過ぎた。昔とった杵柄も何もない。絶滅危惧種みたいになったデスクトップパソコンの方が好きだ。確定申告直前という結構なタイミングだ。それでもタブレットのお陰でネットに繋がることはできる。暫くは不義理しますが、メール連絡はg-mailで宜しく。■

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二人目の孫生まれる

2014-02-12 14:09:06 | 日記・エッセイ・コラム

 45年ぶりに大雪が降った翌日の深夜、お印が来たと長男の嫁からメールが来た。直ぐに病院には行かないとのことだったのでひとまず床に就いた。だが、深夜3時頃に長男から「産気づいて入院した、すぐ来てほしい」と連絡があり家内がタクシーで都心の病院に向かった。始発の電車で行けばいいと思ったが、後から訳を聞いて分かった。息子は出産に立ち会いたかったのだ。

 いつもの時間に起きて朝食をとり洗濯物を干していると、「8時過ぎに生まれた、母子ともに健全、赤ちゃんは2950kg」と家内からメールが入った。二人目の孫が誕生した。息子がすぐに来てほしいと言ったのは、子供を連れて病室に入れないので、出産に立ち会いビデオ撮影が出来ない為だったらしい。私の時代では考えつきもしない理由だが、今は普通らしい。子供が生まれた時、私は仕事に行き殆ど何もしなかった。当時の常識でも何もしない夫だった、申し訳なかったと思う。

 私は昼食を済ませてから御成門にある大学病院に行き赤ちゃんの顔を見た。調布で都営新宿線、神保町で三田線に乗り換えた。大手町に停まるといまだにサリン事件を思い出す。赤ちゃんはお兄ちゃんとそっくりで顔がやけに小さく感じた。私の指を握らせると意外に強い力だった。珍しく足に蒙古斑点があった。頬を触るとマシュマロより柔らかで気持ちが良かった。

 家内に聞くと五体どこにも異常がなかったとのこと。嫁が高齢出産で先天性疾患を心配していたようだったが、無事出産を終えて安堵感が表情に表れて、ほっとしている様子が感じ取られた。多分、3人目はないだろう。家内は念の為赤ちゃんの写真を撮って助産婦の指導をしている彼女の妹に送り、顔の特徴から異常はなさそうだとの意見を聞かせてくれた。私もホッとした。

 先日読んだ本によれば都内の35歳世代の子供の数は0.85人という悲惨な状況にある。私たち夫婦には3人の子供がいるが、孫はこれで2人だから統計値以下だ。配偶者の親を含めて合算すると極めて生産性(この言葉しか思いつかない)が低い。少子化は経済的な理由だけではない。孫の誕生は嬉しが親としてはもっと産んで欲しい。だが、強要する訳にはいかない。こうして我が家も少子高齢化に貢献している。■

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中東の春2.0

2014-02-11 22:17:46 | 国際・政治

アラブの春から3年たちCNNがチュニジアの最近の状況を報じる番組を見た。エジプトで民主的に選ばれたモルシ大統領がクーデターで倒され、軍の独裁政権が復活しそうな最近の状況を見て失望していた。アラブの春を経験した他の国々も上手くいってない。個人的には3年前に「中東ネット革命」(2011/2/16)を投稿した頃の楽観的な気分は冷めていた。

私はこれまで「アラブの春」は自壊したと思っていた。自壊の原因として革命後に」政権を取った、もしくは政権を争ったイスラム教徒の不寛容さがに最大の責任があると思っていた。イスラム教徒は民主主義国を作ることが出来ないかもしれないと。私は「イスラムの失敗」という厳しい見方をしていた。日本のマスコミにはそういった見方は見かけなかった。だが、ここにきてCNNと日経が失敗を明確に指摘する一方で、前向きになれそうな新たな動きを紹介する報道を見た。

それは、チュニジアがイスラム色を薄めた新憲法を圧倒的多数で先月26日に制定したというものだ。信仰の自由、男女同権、検閲の禁止等アラブで最も進歩的な憲法をほぼ全会一致で決定したという。それまでイスラム原理主義者の破壊行為・暗殺等で迷走が続いたが、エジプトの政変で政治勢力各派が危機感を共有し宗教色の薄い憲法を合意したという。

エジプトのムバラク大統領を打倒後、政権を握ったイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」が、宗教色の強い政権運営を強行すると危険だと私は最初から懸念した。だがモルシ大統領政権はムスリム同胞団権力独占の傾向を強めたため、革命勢力がバラバラになり経済悪化に不満を持った一般国民も加わって反政府運動が起こり軍が介入して振出しに戻った。私は日本マスコミの軍介入を悪と決めつける報道には違和感があった。

脇祐三氏はファイナンシャルタイムズの記事を引用してエジプトの分裂は「政治が勝者による総取りゲームのままであるからだ。長期的な安定と民主化の進展には、イデオロギーの異なる政治勢力が互いに譲り、広範な合意を形成する寛容さが必要になる」と指摘している(日本経済新聞2/10)。エジプトの失敗とチュニジアの成功(今日現在)は正にこの違いであり、他の「アラブの春」の国々はその中間にあると私は思う。

欧米ではチュニジアに対する称賛の声が広がったという。一方で日本のマスコミがこれまで詳細を分析して報じなかったのは失望した。私は一昨日まで知らなかった。いずれにしても、チュニジアの成功はイスラムに失望していた私にも個人的に勇気づけられるものだった。私的には「中東の春」の新段階「中東の春2.0」だ。アラブ諸国に新たな目標を与え、欧米先進国にとっても方向付けが出来たのではないだろうか。■

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外れだった一部民放報道

2014-02-10 18:57:19 | ニュース

 都知事選は低調だった。46%との低投票率だったのは45年ぶりの大雪のせいでだけではなかったと思う。選挙戦が進むむに連れて舛添氏が抜きん出てリードしていることが明らかになって来たからだ。結局、誰もこの情勢をひっくり返すことは出来なかった。宇都宮氏の支援は少数派の時にしか存在感のない共産党と社民党だったから、大差がついたとはいえ大健闘だった。

 意外だったのは公示後の最初の1週間で対抗馬だったはずの細川氏の個人的魅力がないのがバレバレになったことだ。テレビ討論会には出席せず、立会演説会も他候補の数分の一だったと報道された。選挙戦中の世論調査で争点が景気や福祉と報じられ、細川陣営も泥縄式で政策を追加したのではとても突っ込んだ政策討論会などに臨めない、それが都民にも見えた。これでは次点にも入らないだろうと思ったが、その通りになった。

 これだけ状況が見え見えになっていたにも関わらず、朝日新聞や系列のテレビ報道は最後まで原発ゼロを諦めてなかったような報道で私には違和感があった。選挙の数日前の昼のニュース番組で、世論調査を受けてどの候補も同じような景気や福祉政策を唱えるようになった、だからこそ唯一の違いの原発ゼロが争点になるのだとお抱えのコメンテーターが強弁したのには驚いた。都民の民意を無視した無茶苦茶な論理だと私は思った。

 今日の昼の同じ番組で各候補者の得票結果をレビューして、次点の宇都宮氏と3位の細川氏の得票数を合わせても舛添氏の得票に届かない結果をどう評価するかの議論も私には変だった。あるコメンテーターは得票差は10万票余りで投票率が高まれば分からないと強弁した。仮にそうだとしても共産党と細川・小泉氏の政策が一致することは永遠に無いと私は思う。ありえない議論だ。その点、同じ原発ゼロ支持と思われるTBSは結果を冷静に評価していたようだ。

 今回投票率が低かったので共産や公明党など固定した支持票が有効だったという議論がありその通りだと思う。だが、私が注目したのは今回は無党派層も舛添氏が最高投票を得ていたことだ。投票率が高まり無党派層の票が増えても同じ延長線上で舛添氏が有利な結果に終わった可能性が極めて高いと思う。投票率が高まれば結果は違ったかもしれないという上記のコメンテーター説には賛成できない。

 同じ番組で棄権者は投票場に向かい明確に棄権すると意思表示しなければ責任を果たしていない、という普段能天気な発言をする石原氏の至極当たり前の主張が他のコメンテーターより余程まともに聞こえたのは皮肉だ。今回の都知事選は小泉氏が原発ゼロで細川氏を推すサプライズがあり、これをどう扱うかマスコミはテストされた。私の印象では都民は惑わされず冷静な判断をした一方で、朝日など一部マスコミの方が的外れの報道をしたと感じた。■

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