八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

そこのけ、そこのけ

2021年05月17日 14時04分14秒 | Weblog

先日15日に、写経会へと、山道を走行をした。道には、山鳩が、三羽、四羽、五羽の群れが、道をふさぎ、ついばんでいた。近ずいても飛ばない。車慣れしているようかも。道の上には、山鳩の餌があるのだろうか。停車をしてながめていたが、後続の車が、勢いよく上ってきた。エンジンをふかして、音を出して、発車して、追い払った。「道に山鳩がいたでしょう」と云うので、「いっぱいいたねぇ。あれは山鳩なんですかぁ」と聞いた。「山にいたので、山鳥かと、思っていた」と。山鳩も山鳥も、見たことがない。写経会が終わっての帰り道でも、群れをなして、餌をついばんでいた。後続の、二輪車のエンジン音が聞こえ、山鳩は、飛びあがった。道幅が広くなっている曲がりかどで、後続の二輪車に、手合図をして、追い越させた。道の両側の木々の葉は、新緑で鮮やか。木々の先には、ふじの大木に、薄紫の花が満開。広い写経部屋は、二人だけ。部屋の障子戸を開けて、初夏の風が、爽やか。午後の祈祷の予約の方の話し声も聞こえたが、静寂、静寂。


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