きのう18日のLPSA金曜サロンは、昼が中倉宏美女流二段、夕方が藤森奈津子女流三段の担当だった。きのう記したとおり、18日は四ツ谷で夜6時半から、「将棋ペンクラブ大賞贈呈式」がある。だから時間的に、藤森女流三段から指導を受けることはできない。月見栞の件いらい、藤森女流三段との間がギクシャクしているので、対局を通して早く和解したいのだが、なかなかその機会がないのが残念である。
いずれじっくりお話をして、わだかまりを解消したいと思っている。
さて、中倉女流二段との指導対局である。相変わらず気品がある。そんな中倉女流二段が、私を見てクスクス笑う。
「ど、どうも。よろしくお願いします」
「はい。一公さんとは指しかけでしたよね?」
中倉女流二段はこのブログを読んでくださっているので、先刻承知のようである。しかし私は来月23日の、「夜のナカクラヒロミ」のときに指し継ぎたかった。
その旨を一応は伝えたが、けっきょく指しかけの局面から始めることになった。
ところがその直後、中倉女流二段がはにかみながら、まったく想像していない言葉をポソっと口にしたので、私は心底驚いた。
「こんど、『VIBES』に、わたしの記事が載ることになりました」
「え、ええ!? ば、ばば、ばいぶずにィ!?」
中倉女流二段は、ハーレーをこよなく愛する、ポジティブな女性である。そして「VIBES」とは、このブログの熱心な読者ならご存知だろうが、海王社発行のハーレーダビッドソン専門誌である。その表紙には特別な技能を持つ女優やモデルが起用され、センターには、そんな彼女らの健康的すぎるグラビアが載っている。その由緒正しい雑誌に、中倉女流二段の記事が載るというのだ!
「あ…でも水着とかはないですから。ふつうの記事です」
私の想像はお見通しとばかり、すかさず中倉女流二段が、苦笑しながら付け加える。
いやしかし、ふつうの記事といっても、中には健康的すぎる女性が載っているのだ、健康的すぎる女性が!! そんなところに中倉女流二段の記事が載っても大丈夫なのだろうか!? LPSAはその取材を許可したのだろうか!?
それにしても…ああ、水着…ナカクラヒロミ…月見栞…緑のビキニ…センターグラビア…これはいつぞやの、「(夜のナカクラヒロミって)あやしいですよね」どころの騒ぎではない。メガトン級の言葉である。私はただただ、
「いや、あ、ああ…そうですか…」
と呆けるばかりだ。中倉女流二段は、私の反応を前にして、頬をほんのりと赤らめ、苦笑している。あ、ああ、な、なんて魅力的なんだ中倉先生!!
それ以降、この日の私は記憶がない。指導対局が再び指しかけ、という事態にはならなかったと思うが、気がついたら、私は四ツ谷へ向かう地下鉄南北線の車中だった。胸には自分の名札がついたままだった。
今日からの北海道の旅行で、あれから何がどうなったか、なんとしてでも記憶を呼び戻そうと思う。そして26日(土)の日レス杯では、中倉女流二段を目いっぱい観賞するつもりである。
いずれじっくりお話をして、わだかまりを解消したいと思っている。
さて、中倉女流二段との指導対局である。相変わらず気品がある。そんな中倉女流二段が、私を見てクスクス笑う。
「ど、どうも。よろしくお願いします」
「はい。一公さんとは指しかけでしたよね?」
中倉女流二段はこのブログを読んでくださっているので、先刻承知のようである。しかし私は来月23日の、「夜のナカクラヒロミ」のときに指し継ぎたかった。
その旨を一応は伝えたが、けっきょく指しかけの局面から始めることになった。
ところがその直後、中倉女流二段がはにかみながら、まったく想像していない言葉をポソっと口にしたので、私は心底驚いた。
「こんど、『VIBES』に、わたしの記事が載ることになりました」
「え、ええ!? ば、ばば、ばいぶずにィ!?」
中倉女流二段は、ハーレーをこよなく愛する、ポジティブな女性である。そして「VIBES」とは、このブログの熱心な読者ならご存知だろうが、海王社発行のハーレーダビッドソン専門誌である。その表紙には特別な技能を持つ女優やモデルが起用され、センターには、そんな彼女らの健康的すぎるグラビアが載っている。その由緒正しい雑誌に、中倉女流二段の記事が載るというのだ!
「あ…でも水着とかはないですから。ふつうの記事です」
私の想像はお見通しとばかり、すかさず中倉女流二段が、苦笑しながら付け加える。
いやしかし、ふつうの記事といっても、中には健康的すぎる女性が載っているのだ、健康的すぎる女性が!! そんなところに中倉女流二段の記事が載っても大丈夫なのだろうか!? LPSAはその取材を許可したのだろうか!?
それにしても…ああ、水着…ナカクラヒロミ…月見栞…緑のビキニ…センターグラビア…これはいつぞやの、「(夜のナカクラヒロミって)あやしいですよね」どころの騒ぎではない。メガトン級の言葉である。私はただただ、
「いや、あ、ああ…そうですか…」
と呆けるばかりだ。中倉女流二段は、私の反応を前にして、頬をほんのりと赤らめ、苦笑している。あ、ああ、な、なんて魅力的なんだ中倉先生!!
それ以降、この日の私は記憶がない。指導対局が再び指しかけ、という事態にはならなかったと思うが、気がついたら、私は四ツ谷へ向かう地下鉄南北線の車中だった。胸には自分の名札がついたままだった。
今日からの北海道の旅行で、あれから何がどうなったか、なんとしてでも記憶を呼び戻そうと思う。そして26日(土)の日レス杯では、中倉女流二段を目いっぱい観賞するつもりである。