一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

G.W.九州旅行2015・6

2015-05-21 00:22:14 | 旅行記・G.W.編
撮影しているとき、カメラのAFフレームが全9つ中、1つしか点かないのだ。こういうケースは2度目である。液晶フレームがタッチパネルになっているので、何かの拍子に誤操作してしまったらしいのだが、直し方が分からず、往生する。
説明書は持ち合わせていないので、私はスマホで電話番号を調べ、メーカーに問い合わせた。結果、何とか直すことができた。さすがはCanonというところ。これで心置きなく撮影に専念できる。

観光に戻り、大博通りの博多区演舞台に行く。途中、通りを花電車が通った。「妖怪ウォッチ」「プリンセスプリキュア」など、6台。夜間に見ればライトアップされて、なお綺麗だ。
博多区演舞台はこの時間、催しをやっていなかった。私はぜんざい(150円)をいただく。そして例年通り、募金箱に寄付をした(50円)。ただ、記念品はもらえなかった。ハナから期待をすると、スカされる。
その先を左折し、大通りを歩いて、櫛田神社に向かう。神社手前のスペースでは、南国系打楽器部隊の演奏が始まったが、私は見物せず神社に入る。と、本殿の賽銭箱の前に、またもや長い列ができていた。私は定点調査をしているようなものだが、こんなケースは初めてである。今年のどんたくは人出が多いと見た。
私は並んでまでお参りしたくない。私はその脇にある、無料の緑茶をいただいた。
「…うまい。毎年これをいただくのが楽しみで」
オバチャンに礼を言った。
私は社務所に向かうと、御朱印だけいただいた。
隣接する中洲川端商店街に入る。とくに買うものもなく、その途中でフェードアウトし、中央公園に行く。ここは「若者“かたらんネ!”広場」があり、ティーンの踊りが鑑賞できる。
その隣はJTが出店している。JTは将棋日本シリーズのスポンサーである。JTはとくに何かを売るわけでなく、ゴミ袋とトングを貸出しして、ゴミ拾いを啓蒙している。私も進んでゴミ袋をいただく。実はこのときのために、旦過市場で買ったイチゴのパックや各種ゴミを、捨てずに取っておいたのだ。そしてそれらは、肩から提げているエコバッグの中にある。
若者の演舞を見た後、その先のお祭り本舞台に行く。ここは市庁舎前の広場にあるが、これが各ステージの総本山であろう。
ステージでは白塗りの芸者衆7人が舞っていた。広場では今年も東洋水産が出店していて、「マルちゃん・ごぼ天うどん」を売っていた。私は迷わず購入する。熱湯を注いでもらって100円は、どんたく価格で超激安だ。
ここまで、昨年と同じ行程をトレースしている。今年は東洋水産の隣に食事スペースが設けてあったが、もちろん満員だ。その辺で立ち食いするが、ごぼ天うどんが美味すぎる。
ごぼうはしっかりしていて、衣はしっとり。スープはアッサリ系で、全部飲める。これが100円とはまったく、ありがたくて涙が出そうである。九州にあって東京にないもの、それはごぼ天うどんで、私はそれが残念でならない。
両親にも食べさせたくて、お土産用に3つ買った。
ステージの芸者衆は、ソフトバンクホークスの応援歌に合わせて踊り始めた。博多どんたくは、何でもやっちゃうのである。
午後2時からは、博多松ばやし御一行様がここを通過することになっている。今年はやや遅れたが、御一行が現れると、勇壮、豪華で、雅な気持ちになった。
御一行はそのまま、福岡中央警察へ表敬訪問する。その見物者の中に、タヒチアンダンサー数人がいた。彼女らはこのあとの大パレードに出場するのだろうか。
中央公園に帰り、ゴミ袋を返却する。今年はエコバッグをいただいた。
かたらんネ!広場で再び演舞を見て、私は明治通りに出向く。パレード開始は15時05分だ。

今年も人が多く、例年以上に思える。…あっ、きのうが雨だったから、その人たちがきょう来ているのかもしれない。
通りの両端には屋台が並んでいるが、私には無縁である。セブンイレブンで、紙パックの麦茶(1リットル)を買う。少し飲んでペットボトルに詰め替えれば、安く上がる。おにぎりは100円セールではなかったので、買わなかった。
スタート方面に歩いていくと、放送席に福岡親善大使が1人いた。彼女は今年で2年の任期を終了し、新規大使とバトンタッチする。
さて、大パレード開始である。先頭は福岡市消防音楽隊。制服の女性が凛々しいのはさっきと同じ。後続はVIP車で、その何台目かに今年の福岡親善大使が乗っていた。今度の3人も美形ぞろいで、大いに期待できる。

西日本新聞グループは、カウガールの集団に続いて、和服に花笠という定番スタイルの集団が登場した。
続いて福岡オープントップバス、花自動車隊がやってきた。「ヨーカイウォッチ!」とちびっ子が叫んだ。
ここから、どんたく花のマーチングパレードだ。まずは幼稚園、小学校、中学校の部。
幼稚園児は歩いているだけでも立派な演舞になるが、ちゃんと演奏もやり、なかなか聴かせる。10年以上現在の仕事をやりながら、頑なまでに仕事を覚えない私とは、天と地ほどの差がある。幼稚園児に打ちのめされるとは思わなかった。

小、中学生の演舞は、これはもうしっかりしている。中学生は、制服姿も決まっている。
バトントワラーがバトンを中に投げる。しっかり取ってくれよと願う。仮に落としても、笑顔が素晴らしければいいのだ。









15時50分からは、高等学校の部。先頭の精華女子高等学校吹奏楽部は、貫禄の演舞。以下、各地の高等学校のバトントワリングと吹奏楽が交互に演じられ、私たちを飽きさせない。いずれも甲乙つけがたい演舞で、感動した。





16時17分からは、昨年度入賞どんたく隊。先頭は栄奈美会どんたく隊だ。皆さん、和服に花笠、両手にしゃもじという「正装」で、博多どんたくといえばこれである。
ちなみに、なぜ女性がしゃもじを持つかといえば、夕飯を支度中のお母さんが、しゃもじをもったままどんたくのお囃子に加わったから、とされる。
…ん? 黒木瞳? 違うか。しかしハッとするような美人である。どんたく隊は大勢のうえ平均年齢が高い。演者は早足で通り過ぎてしまうが、その一瞬にこれはと思う被写体を見極めるのが肝心である。驚異の動体視力が求められるわけで、撮るほうも大変なのである。

(つづく)
コメント
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