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神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

チャングムから考える

2014年12月29日 15時40分22秒 | 韓国.北朝鮮.台湾.中国

国家間感情の悪化が 庶民間にまで伝染して いまさらでもないが

「チャングムの誓い」が朝鮮王国への興味の始まりだったんだ

近いのに、何も知らなかったと思ったね 中国史は学校で結構習ったが

人物名だって「李承晩」くらいしか知らなかったんだ

朝鮮に王様や貴族がいたなんて、チャングム見るまでわからなかった

ヤンバン、チュイン、サンミン、ヌヒ 身分差別も

秀吉が攻め込んだのは日本史で知っていた

蒙古が我が国に攻め込んだとき、主力軍が、蒙古に支配されていた高麗(朝鮮の前の国家)だったなんて

それはそうとしてチャングムの始まりは、当時の王「燕山君」に対するクーデターから始まる

そして新王になったのが中宗、この人がチャングムをバックアップして恋愛感情にまで発展するストーリー

燕山君と言えば、朝鮮3代悪女のチャン・ノクスを側妻に政治そっちのけでやりたい放題という設定

燕山君の母は悲劇の廃妃ユン氏、ユン氏をいじめ殺したのがインス大妃ということで

インス王妃もまた、独立したドラマになる波乱万丈の人生

チャングムの父は、ユン氏に毒を飲ましたときの役人だったので、燕山君の復讐の対象となって下層階級

に身を落として隠れているが、チャングムの言葉でばれて殺される

料理人から罪人、そして医女に転身、才女は何でも出来るんだなあ よくできたドラマだ

ドラマを見て感じたのは

当時の朝鮮人はみな、おしゃれな帽子をかぶっている、人の家に呼ばれても正装なのか帽子はぬがない

酔うと踊る、両手を高く上げて沖縄の踊りに似ている

庶民の家は土壁と藁で出来ていて、とても狭くて粗末

王宮の屋根には猿の(置物)が乗っている

中国の王や官僚には絶対服従  王子の承認 王の交代 王妃との結婚などもいちいち高官がお伺いに

中国を訪ねる

貴族や王はその妻ともども、外出は輿に乗って行く、絶対道を歩くことはない

夜中でも雨降りでも王宮の職員は、下を向いて無言で立ち続けている

王宮の中は女しかいない(大奥と同じ)すべて王の女ということだ、男は居る「宦官」と言って、男として

の機能がない男たち(子供がつくれない)、だがドラマでは女官と宦官の恋愛がよく出てくる

燕山君に仕えた金内官が有名で、よく登場する

王宮の女たちには様々な仕事がある、スラッカン(食事係)、洗濯女、医者の手伝い、裁縫、絵描き、踊り子

捜査官 王様の家族の取次 身の回りの世話

持ち場によっては芸者替わりをさせられる身分の低い部署もある

女たちにも位があって、サングンが上位で、最高位がチェゴサングン 各部署にそれぞれいるようだ

とにかく名前がややこしくて覚えられない キム チョン チョ イム ユン カン チェ ミン 同じ姓がどっさ

りいて、キム・大監などと言っても、場面ごとに違う人物だ キムが多すぎる

これを見ていると、先般のナッツお嬢様や華麗な一族、ヤンバンが未だ残っているんだと思う