80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

PLUMの209系を再開したいと思い

2023-09-01 03:20:39 | 中央東線方面
PLUMの209系プラキットを発売と同時に3箱6両購入し、南武線のナハ32編成にすべく製作を開始したもののシルバーの定着が悪くマスキングテープに色移りしてしまい意気消沈。帯を3色に塗り分けるためにベースホワイトを吹いたらボテ塗りになってしまったことも相まって、以来、ずっと放置状態でしたが、このままにしておくのも勿体ないので重い腰を上げることにしました。




そもそもの原因は、風のある日に屋外でシルバーを吹いたことや、古くガス圧の下がったベースホワイト(要はホワイトサフなので粒子が荒い)を使ったことなど思い当たるフシは多々あり、管理人の不徳の致すところなので塗料メーカーに非はありません。ましてや、こんなことが原因でせっかくの良好なプラキットを放置するとはPLUM様に対して失礼至極!成敗じゃぁ~!!



というわけで再開したいのでありますが、帯の3色塗りはやはり苦手意識が先に立ってしまいどうも同じものを続けて作る気になれません。中央東線と接点がある他の電車はないだろうか・・・?

で、いろいろリサーチしたところこんな電車を発見しました。東京メトロ東西線乗り入れ用のE231系800番台です。名車・301系や103系1200番台の生まれ変わりですね。地元を走っているのにまったく思いが及ばず盲点でした。



浮かれ気分で追加の4両、モハユニットとサハ2両を在庫のあった模型店から回収したのですが、調べが進むにつ入れてこれはどうもイケナイ道に足を踏み入れてしまったのではないかと思い始めました。顔は同じでもこの↓↓209系1000番台とも似て非なるもののようです。まあ後悔はしてませんよ、後悔は・・・(冷や汗)。



先頭車の長さが違うのは承知の範囲。要改造点の1丁目1番地です。(画像はあくまでイメージです。笑)



側面ではドアコックふたの位置に差がみられます。209系はドア間の中央ですが・・・。



E231系では前後の2か所とも左端に寄っています。反対側は車体中心に対して点対称になります。無視するかスジ彫りし直すかどうか思案どころです。あと窓下帯の幅が209系より広いため、キットのハメコミパーツはそのままでは使えず工夫が必要です。あと窓高さも微妙に違うようですがこれは無視できるレベル。



209系の妻面には非常用換気口のガラリがあります。後年一部の窓が開閉式に改造されましたが、登場時にはオール密閉窓だったために設けられたものだとか。まあこれは削ればいいか。。縦樋がもう樋1本分くらい内側ですが、これもこのままで違和感ないレベル。



問題はコレ。ラジオ輻射アンテナの取付台座ですがE231系800番台にはありません。なのでカットすることになるのですが、屋根を再生するとビードも再生しないといけなくなるやっかい者。さぁてどうしますか。。あと、クーラーが大型化しているのでその部分のビードを削らなければいけませんが、これは「削ればいい」事案なので問題なし。



床下機器はまだ十分検証しきれていませんが主な機器はそのまま流用できそうな気がします。VVVFインバータ装置は、「京浜東北線Ver.」に入っている初期型はちょっと形が異なるのと表現が甘いので、スクラッチするかサードパーティ製の3Dレジンパーツに置き換えた方がいいかも知れません。


と、いろいろ細かいことを言っておりますが既にコレを買ってしまったので後へは引けないのです。みかんモデルさん謹製の改造用お面とスカートです。



E231系800番台は今年で登場から20年なのだそうで、K7編成には記念ヘッドマークが取り付けられています。苦しくなったらこれを見て自分を鼓舞することにしましょう。



西武も10連こっちも10連。しびれます!笑






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