80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レイアウト(ブロック11)

2009-11-30 04:44:51 | レイアウト
レイアウト・ツアーもいよいよ終着駅にやってきました。本レイアウトの中央駅(しかないのですが…)が乗るブロック11です。位置関係はこちらをご参照ください。
全景はこの写真のとおりで、駅舎やホームがない現状ではレール4線があるだけです。左が駅舎側の1番線で、次いで中線、2番線、3番線の順です。台枠自体は平面ですが、運転時はブロック1と8に乗せ掛けて2層レベルになります。
大きさは1,820mm×450mmと大きく、定尺ベニヤを縦半分にカットしたものです。天板の厚さは他のブロックが9mmなのに対し、軽量化のため5.5mmとしました。


台枠だけお見せするのは忍びないので列車を並べてみました。
中線にEF58牽引の荷物列車が待機中で、2番線には583系寝台特急「彗星」が、3番線には475系急行「立山」が停車しています。大阪駅の雰囲気です。


1番線にキハ82系が入線しました。「白鳥」かと思ったら「おおぞら」です(笑)。前に書いたようにいずれは「くろしお」に改装してしまいますが…


跨線橋予定地からの眺めです。やはり架線はあった方がいいですねー。架線柱だけでも立てましょう。


富士急行の高速バスが発車していきます。キハ82系と富士急のコラボというのも模型ならではですね。


こうして列車を並べてみると、幼少の頃連れて行かれた交通博物館のパノラマ鉄道模型が思い出されます。
なにせ、運転を見る→興奮する→デパートへ行く→せがむ→入門セットをGETする…という王道コースを辿ってますので(^^;
そういえばテッパクはまだ行ってないのですが、パノラマ運転はどのような雰囲気なんでしょうか。
「模型の世界に夜がやって参りました。中央の駅から右の方向に寝台特急はやぶさ号が…」の懐かしいアナウンスが健在だといいのですが。
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マニ50(完成編)

2009-11-28 13:22:32 | 九州・山陽方面
いさみや製ペーパーキット組み立てのマニ50が完成しました。



ベンチレーターと排気送風機は手持ちパーツの寄せ集めなので、よく見ると形が違うものが混じっています。
床下機器は先述の通りフジモデルのもの。ジャンパ栓など端梁周辺のディティールは当社標準の“省略仕様”で、台車の首振りに影響するツナギ箱も今のところ省略しています。ただ、これは横からよく見えるので追い追い薄板で作ろうかと思っている次第。

カプラーは乗務員室側がケーディーのNo.5で、運転中の連結・解放を想定しない客車側はKATOカプラーにしてあります。

テールライトはKSモデルのNo.987テールケース(レンズ付き)で、今のところ点灯化していません(ちょっと息切れ気味)。

塗装はいつもどおりGMカンスプレーで車体は青15号、屋根は灰色9号です。後者は半光沢かと思ったら艶ありなんですね…。おかげで屋根だけは新車以上の輝きを放っています(^^;
Hゴムはスニ41と同じくマスキングによる方法で入れましたが、ちょっと雑になってしまったかも。。

インレタはKATOスハ43の余りパーツをはじめ手持ち品の中から使えそうなものをピックアップしました。鹿カコの2012番にしてあります。
エンドウの「荷物」標記は、前回の学習を踏まえて予め蛍光スタンドの熱で温めたところ一発で転写できました。
換算標記、検査標記は雰囲気重視でニセモノです。目を凝らしてみると「形式スハ43」などと書いてあります(^^; トップコートは吹いていないので、いずれ編成が仕上がった頃に他の分も合わせて見直しましょう。

今日は天気が良いので完成したばかりのマニを近所の公園へ連れ出してみました。
もみじがだいぶ色づいています。ちょっと姿勢が傾いていますがご勘弁を。


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レイアウト(ブロック9&10)

2009-11-27 20:24:19 | レイアウト
レイアウト・ツアー(笑)もいよいよ終盤に差し掛かってきました。
今回は運転席のすぐ脇に位置するブロック9と10です。位置関係はこちらをご参照ください。

ブロック9の全景です。左側がブロック8につながります。
台枠はご覧のようにL字型になっており、この空いたスペースが運転席となります。
左上のレールが一部欠けていますが、部屋の隅に立てかけておいたところ足を引っ掛けて壊してしまったものです。早く本来の位置へ持ち上げてやらなければいけません。


このブロックも「あるモノ」に上空を阻まれています。それはエアコンです。
レイアウトの計画当初はなかったものですが、昨夏、さすがの暑さに参って取り付けました。写真に写っているカーテンレールの上に台枠が乗って、エアコンとの間を車両が走ります。辛うじて建築限界はクリアしていますが、ちょっとパンタの跳ね上がった車は接触することがわかりました。


アンカーボルトの関係でエアコンの位置は動かせないので、仕方なく台枠高さを下げることにしました。実は台枠をカーテンレールより高くすべく、レイアウトの支柱にはすべて40mmの“ゲタ”を履かせて1,840mmにしてあったのです。これをすべて取り除くことによってクリアランスが40mm拡大しました。

一方でそのしわ寄せは台枠に及び、ごらんのとおりカーテンレールの位置に合わせて切り欠きを入れるハメになりました。天板の厚さが9mmあるため何とか持ちこたえていますが、強度的なダメージは免れません。蝶ボルトによる連結方法も見直しが必要です。


台枠面が全体に下がったことによって思わぬ効果もありました。エアコンだけでなく天井とのクリアランスも拡大したため、何となく感じられた圧迫感が緩和されたのです。わずか4センチとはいえ、レール面から天井まで最も少ないところで40センチ程度しか離れていませんから、1割拡大するのは大きな差といえます。

このブロックはシーナリーの展開スペースはあまりないので、ささやかな楽しみとしてカントをつけてみました(ブロック2の下層本線にもあり)。首を傾けぬとも何となく列車が傾いてくれます。


構造は簡単で外側レールの下に厚紙を敷き込んだだけです。高さは雰囲気重視で厳密な計算によるものではなく、0.6mm厚を2枚重ねた1.2mmとしてあります。


続くブロック10は下のように全長1,130mmの細長い橋のような構造です。これも運転席スペースのためですが、ちょうどこの部分に観音開きのクローゼットがあるため、開閉の際に簡単に取りはずせるようにとの配慮もあります。
なにせこのクローゼットは車両の収納スペースになっているので、ここが開かなくなってはレイアウトがただのジオラマになってしまいます(^^;



ところでこのブロック、跳ね上げ式や昇降式にすればクローゼットの開閉も楽ですが構造が複雑になるので、他と同じ蝶ボルトのほか、上から落とし込むような結合方法も検討しようと思います。
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レイアウト(ブロック7、8、12)

2009-11-26 23:25:23 | レイアウト
右サイドにあたるブロック7、8とそれに乗っかるブロック12についてご紹介します。前回はレールもないただの台枠と路盤の写真でしたが、今回はレイアウトらしく再びレールと車両が登場します。位置関係はこちらをご参照ください。

これはブロック7の全景で左側がブロック6につながります。茶色の部分はヤードの簡易路盤で、有効長を稼ぐために先端は本線の直近まできています。


続いてブロック8の全景です。上の写真とは90度向きを違えて撮っていて左側がブロック7になります(並べて置いてあります)。手前に大きく空いた空間は上層に駅ブロックが乗る形となります。


上記2つの台枠上にブロック12を乗せたところです。これは駅の右サイドの構内セクションで、複数のカーブポイントによって線路が集約されていきます。
ブロック1、2に倣うなら2分割してそれぞれブロック7、8に固定してしまうべきですが、分割位置がポイントの途中にかかってしまうためやむなく別ブロックとしました。可動するトングレールにはかかっていないので、ブロック4でやったようにばっさりカットしてもよいのですが、ここを施工した時点ではまだその勇気というか発想はありませんでした。


もともと正確な図面をひかないで片っ端から施工したため、このブロックでは問題が発生しています。
本線の勾配を緩和するため勾配開始地点を移動したところ、上層(ブロック12)とのクリアランスが不足し、このとおりぎりぎりになってしまいました。いくら中央東線メインといってもこれでは安心して運転できません。パンタが通る部分の横梁を削ってクリアランスを確保することにします。


支柱の位置にも無理があって完全に車両と接触してしまいます。もっと内側になるように修正します。


これはブロック12の中央付近で2つのカーブポイントの対向側が突合せになったところの拡大写真です。ここだけは試験的にレールジョイナーの下に予めフィーダーを半田付けしてからレールを敷いてみました。このためポイント駆動リンクはレール中央に設置できず外側に設置してあります。


ブロック12の裏側です。ポイントマシンはレマコ製スローアクションで、3×3mmヒノキ材を介して2つのポイントを連動させます。


ヤードに車両を並べてみました。今は下層の本線が丸見えですが、完成時にはお約束のコンクリート垂直擁壁でフタをする予定です。ブレーキ遅れによる本線への飛び込みを防ぐためには厚手の素材が必要でしょう。。


外回り本線から2番線に進入する475系急行「立山」と内回り本線をゆくJR貨物試験塗装のEF64-1000番代。ああ時空間が歪んでますが、それはそれとして、よく見ると2番線ではなく中線に進もうとしていますねー(^^; いま気づいた。。

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クリスマス・イルミネーション

2009-11-26 20:15:59 | その他
いよいよ師走の足音が聞こえてきました。
まちのあちこちにツリーやイルミネーションがお目見えしていますね。

これは昨年の12月にベルギーを訪れたときの写真で、首都ブリュッセルのグランプラス広場で毎年行われる光と音のページェントです。重厚な市庁舎の壁一面にさまざまな光の模様が描かれるたびに、集まった観光客の間からはどよめきともため息ともつかない声が上がっていました。


こちらは地元に近い多摩センター駅前のイルミネーション。「光の水族館」と題されたこのトンネルは、青い光の中に海の生き物たちが優雅に泳いでいます。実はこれも昨年の写真ですが、今年もほぼ同じデザインですでに11月7日から来年1月7日まで開催中とのことです。

多摩センターイルミネーション2009公式ホームページ

LEDの普及で一般家庭でもイルミネーションを派手に飾る家が増えていて、ウチの近くにもそういった一角があります。さすがに11月から点灯している家はないようですが、さてこの不況下、“光の競演”は影を潜めるのか一層の激しさを増すのか興味あるところです。
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