80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

年末のご挨拶と振り返り2019

2019-12-31 09:04:25 | 総務部
2019年もついに大晦日を迎えました。令和となって初の年の瀬、年越しですね。
本ブログもおかげさまで丸10年を数え、11年目を運転中です。
フォロワーの皆さま、記事が目についてお立ち寄りいただいた皆さま、コメント、いいね!などで応援していただいた皆さまなど、本ブログを通じて関わりを持っていただけた全ての皆さまに厚く御礼申し上げます。

では、さっそく今年の「模鉄」の成果をみていきましょう。

【新製】
◆クモハ591-1高速試験電車(ペーパースクラッチ)
花月園りゅーでん運転会のお題「連接車」にしたがって製作したものです。実車同様の振り子機構まで手が回りませんでしたが、前後で形態が異なる独特の前面はペーパーのみでなんとか表現できました。ジョイント音が独特で走らせても楽しい車両です。




◆サハ85004(ペーパースクラッチ)
TOMIXの70系発売に合わせ、6連で必要になるサハとして製作したものです。なるべくラクするためと、プラ完成品とのディティールバランスを考え、窓が大きくて数も少ない本形式を選びました。70系発売前より着工していたので、ほぼ発売と同時に編成運転を楽しむことができました。



◆上信電鉄クモハ500形(プラキット組み立て)
こちらも花月園運転会のお題にしたがって製作した車両で、「湘南形」の題材として、当初は長電2500系の製作を決めたものの方向転換。zug(ツーク)の「西武新101系/301系」キットを使い、真っ赤な車体と6色のドアという奇抜な上信電鉄の「マンナンライフ」ラッピング電車、クモハ503-504編成に仕立てました。パーツのディティールや“合い”などは特に問題なく組めましたが、屋上配管や点灯化、動力化などスクラッチ並のパワーも要求される面白いキットでした。



ということで完全な新製はこの3件にとどまりました。うち2件は運転会のお題ということで、怠惰な工場長にとって花月園運転会がいかに有効に機能しているかがわかります。りゅーでんさん、いつも尻叩きありがとうございます(実際の尻叩き役は東ウラさん説??)。(笑)

以下、写真ナシで思いつくまま列挙します。
【改造】
◆KATOコキ10000改 コキ5500
◆KATOクモハ165-0改 新製冷房車
◆TOMIXモハ70T改 台車DT20化+1台車駆動化

【完成品購入】
◆TOMIXナハ10・ナハフ10(ぶどう色1号)
◆TOMIX70系新潟ローカル(基本4両+モハ70T※上記)
◆TOMIXサハ153-200
◆カツミナロネ22
◆KATOスハ43など旧客(新品、中古、互助会含めて5両ぐらい?)
◆TOMIXオハ50(新品、互助会含めて4両)
◆ワム80000(ホビーキット組みジャンク扱品2両)
◆TOMIX EF71(国鉄1次形)

【改造素材購入】
◆KATOナハネフ23Assyボディ4両
◆トラムウェイ キハ30・36ボディ

【年越し】
昨年の年末時点の年越リストです。ED76しか消化できていないなんて!!!
本当なら今年購入したキットやペーパースクラッチを加えてリストを更新しないといけないのですがご容赦ください。(汗)



ということで、来る年が皆さまにとってより良い年になりますよう祈念し、本年のブログを閉じたいと思います。1年間ご愛読いただき誠にありがとうございました。

「80分の1丁目16番地」管理人 isao

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EF13(箱型)の製作(11)

2019-12-31 02:28:08 | 中央東線方面
明けて今日は大晦日。2019年=令和元年もあっという間に通り過ぎていこうとしています。
恒例の今年の新製車を振り返る投稿は後ほど別にアップすることにして、まずはEF13の進捗を簡単にご報告しておきます。

試行錯誤しつつも片側の延長台枠が完成したので、製作中に明らかになった問題点や留意点に注意しながら、もう片側分を製作しました。



ブレーキテコの支点となる台座を作ります。台形に切ったt0.3プラ板を台枠下端に接着し、φ0.5mm真鍮線を植え込んでボルトを表現します。(赤丸部分)



ブレーキテコをt0.5プラ板から切り出して貼り、支点部分にはプラパーツのランナーを薄くスライスしたものを貼ります。



主台枠にφ0.8mmの穴を開け、タネ車から外しておいたブレーキシリンダを差し込んで位置を確かめます。心もち前へ出したいのですが、主台枠の元々の「穴」があるためこの位置が限界でした。



先輪の担いバネは、エコーのNo.767「機関車用軸受(EL用)」の軸箱を写真のようにカットして流用することを計画。



ところが、無計画&現物合わせで作った台枠への取り付けがいまいちフィットしなかったため、引き続き取付方法を検討することにしました。



この次に再着工予定のマヌ34と並べて遠き日の中央東線を偲びます。



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EF13(箱型)の製作(10)

2019-12-29 09:48:32 | 中央東線方面
延長部分との質感の差を抑えるため、主台枠を外して艶消し黒で塗装します。



ここで元のブレーキテコの支点の穴が撤去し切れていないことに気付いたので、写真下のようにすべてカットしました。



タネ車のパーツで再利用できそうなものを改めて整理しておきます。ブレーキシリンダー、カプラーと先台車の圧着スプリングです。



延長台枠は強度的に弱いので、t1.0プラ板で中央に逆T字型の梁を入れることにしました。



“端梁鋳物”の内側には補強リブが露出しているので、t0.3プラ板の小片を片側につき3枚ずつ接着してこれを表現します。



カプラーはポケット先端を少し削って端梁にM2ネジで固定。先台車の下には圧着用スプリングを入れました。



カプラー高さを確認します。TOMIXとKATOの客車数両でチェックしたところ少し高めだったので、t0.5mmのプラ板を挟んで調整しました。



そのまま試運転。前後進ともに快調でした。スイッチバックを再現するためには推進運転にも耐えなければいけませんから♪



試行錯誤しながらもなんとか片側の延長台枠が完成しました。まずかった部分を微修正しながらもう片側を作ります。その次はデッキ・・・なんですが、あの優雅な曲線を描く手すりは気が重いですね。。マヌ34もそこで止まってます。(笑)



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EF13(箱型)の製作(9)

2019-12-28 04:14:57 | 中央東線方面
端梁を含む台車主台枠の延長部分を組み立てていきます。まずは各パーツを組み合わせて立体にします。



強度を出すためコーナー部に当て板を貼っています。これは“端梁鋳物”と言われる部品の一部になります。



当て板の上にt1.0プラ板3枚を台形に組み合わせて接着します。これが端梁鋳物の骨格になります。



動力ユニットの突起(元々は先台車の取付座)に1mm幅の切り込みを入れます。



組み上がった台枠先端ユニットはこのように切り込みに差し込んで固定します。今はまだ“合い”を確かめている段階なので接着していません。



上から見たところ。先輪の首振りに支障はないようです。とはいえ台枠の内側に板を当てて延長台枠を固定するほどの余裕はないため、この差し込み部分をうまく使って固定する方法を考えています。



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EF13(箱型)の製作(8)

2019-12-16 22:20:57 | 中央東線方面
花月園運転会も終わりいよいよ2019年も押し詰まって参りました。今年の抱負として掲げた仕掛り車両の撲滅へ向けて再びまい進しましょう。(手遅れですけど・・・笑)

タイトルのとおり中央線東線向けに製作していたEF13(箱型)に再着手します。このカマ、下回りはKATOのEF58で、これに自作のペーパーボディを載せたもの。片側の先台車の取り付けまで終わった段階で休眠中でした。



先台車はアダチのD型蒸気用一軸先台車を使用し、取付ステーを短くカットしてギヤケースの底に段付ネジで固定しています。前回の作業を思い出しつつ、まずはこれと同じものを反対側に作ります。



ステーの中間を切って縮めて半田付け。ネジ穴のセンターが思いっきりズレてますやん。。汗



ズレた分はネジ穴の方もズラして開けちゃえばおーけー♪試運転も問題なしでした。



端梁は試作のつもりで1個作ってありました。下側がそれ。これをお手本にして2個作るつもりでしたが、面倒なのでt0.3プラ板を左端に貼って幅を調整しただけで実戦投入してしまいます。上が新しく作った方。



主台枠の先端と端梁。主台枠にはボルト表現のための真鍮線を植込む場所をケガいてあります。



φ0.5真鍮線の先端に瞬着を付けて穴に差し込み、燐青銅板をスペーサーにしてニッパーでパチン!これを36回繰り返します。



なんとか植込み完了。頭を平らに仕上げなければならないのですが左下の1個で力尽きました。(弱っ!)



こんな感じですね。ちょっと削り過ぎた感。。




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