80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

オハネ25-0番台の製作(1)

2018-06-28 11:45:02 | 北陸方面
ペーパーモデラーには辛い季節まっただ中であります。紙がシナシナ。。

オハネ25は3両型紙をプリントしてますが、例によって各部の寸法チェックのため1両だけ先行して組み立てています。内貼りとドアの貼り込みが終わりました。




窓間の吹き寄せ幅が広いため内貼りは窓1つずつ穴を開けました。窓セルも1か所ずつ切り離して貼る必要がありますが車体強度確保のためには背に腹は代えられません。




床下機器は、1両分は以前Satokawaさんからいただいたカツミのパーツがあったのでこれを使います。24系用だからなのか#2400などという見なれない品番が刻印されています。スハネフオハネフ用ということでしたが、いろいろ調べていたら、こちらのブログで「オシ24用に新規製作された」と書かれていました。元々は水タンクが3本並んでたんですね。上のKATO完成品と比べても遜色なし。これ、もっと欲しいなぁ。。




ここでカツミに問い合わせればよかったのですが(たぶん無いと思うけど・・・)、小高パーツで「オハネ24・25床下」というのがあって、なによりお値段が1両分税抜き200円という廉価だったので販売代行している某模型店に注文しました。で、到着したのがこちらなんですが・・・




ヲヲッ!これってカツミの12系用じゃん!笑笑笑



小高では12系や14系客車のキットも発売されてたのでそれと間違って送って来たのかと思いましたが、どうやら昔はこういったパーツがメーカー横断的かつ形式横断的(笑)に広く流用されていたようです。上で引用したブログにも「24系でもオシ以外は12系のものをかなり後まで流用していた」と書かれているので、オハネ25に使える廉価パーツはもはや存在しないものと諦め、この12形用を何とかして「化かす」ことにしました。さすが国鉄客車、配置が違うだけで主なパーツは似たりよったりなんで切って移動すればヨシ!(←つよがり)


しかしなぁ。。。今後の増備も考えて6両分取り寄せたんですわ。。。6両分の水タンクが涙でオーバーフローしそうです。。。12系作るかなぁ、、いやユニットサッシ面倒だから14系かなぁ、、??




思えばこの床下機器探しのためネットを隅々まで検索したのですが、小高の「オハネ24・25」用床下機器の写真はおろか、小高のペーパーキットで24系寝台車を作ったよ!って人の記事が全然出てこないんですよね。多少モールドが甘いくらいは我慢しよう、自己責任自己責任・・・と思って注文したんですが12系と共用とは思いもよりませんでした。

24系25形は製品としては晩年のラインナップだけに、もはやキットメイク人口はだいぶ減ってた時代なんでしょう。パーツもオリジナルで作る余力がなかったのかも知れません。最近はオークションでも24系25形あたりもたまに見かけますが、落とすだけ落として押入れに直行~!なのかな?皆さんキット作りましょう!床下機器苦労するけど!(笑)



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工場短信

2018-06-22 10:02:17 | 北陸方面
東京地方、久々に梅雨の晴れ間がのぞいています。
たいして進んでないので短信。その割にまた新物に手を出しています。(笑)

東急5200系用の台車加工ですが、だいぶ前に100均で買った切削刃(エンドミルというのでしょうか?)が出てきたので、電動ドライバーに取り付けて使ってみたところだいぶ作業がラクになりました。




例えば、ボルスタアンカの下側あたりのモールドを削り取るのに役立っています。荒削りレベルですが。。




新物はこちら。オハネ25-0であります。




まったくの浮気物件というわけではなくて、こちらの記事あたりでEF81のお供にするKATOの24系25形客車を集めていた流れの延長です。さすがに中古でもほとんど出てこなくなったので自作に踏み切りました。




一応3両ほど着工中。パンタなし動力なしなので、数ある仕掛品群のなかでは早いうちにゴールすることでしょう・・・と他人事(^^;;




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東急5200系の製作(21)台車格闘中

2018-06-16 14:14:09 | 私鉄電車
台車を改造していますがなかなか捗りません...

すでに何度かご紹介しているように、手持ちの伊豆急用TS316台車を改造してTS301モドキを作っています。すでにブレーキシューが折り取ってあるのでここから改造がスタートします。




ジャンクボックスから掘り出した古いパーツなのでプレーンありピボットあり、ボルスターもオリジナルのものか怪しいのをいくつか組み合わせたりしているので、一度組み合わせてコンディションを整えたものがご破算にならないように、分解したパーツは1両分ずつ置き場所を分けて置いておきます。




メインフレーム両端を斜めに糸のこでカット。最初は測っていましたが次第に目分量に・・・。




最初の試作品から次の点を変更することにしました。
①フレーム両端は軸箱守の下部も含めて緩やかな“く”の字形にする
②横梁を貫通させるためにボルスタアンカに穴を開けるのはやめる(横梁を上下に分割)
③ボルスタアンカのフレーム側ステーの上部は水平にカット
あと、写真に書き忘れましたが、軸バネケースの出っ張りをカットしています。




③は写真ではわかりにくいと思いますが、向かって左側の軸バネケースを削るのにボルスタアンカのステー部分が当たってうまく削れないので、ステーごと削ってしまうようにしました。こうするとヤスリのストロークが枕バネのところまで伸ばせるので格段に効率が上がるのです。もっとも、モーターツールを使えばこんな苦労はしないと思いますが・・・。




ということで、なんとか1.5両分を終えましたが、まだまだ改造は続きます。



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東急5200系の製作(20)カプラー胴受ほか

2018-06-11 02:59:37 | 私鉄電車
先頭車のカプラーまわりを作っていきます。まずは胴受から。

この電車、湘南スタイルとはいえ昭和30年代初期の生まれとあって、そこかしこに旧型電車の色香を残しています。胴受も取付ステーが外板の外側から台枠にがっちりとボルト止めされているタイプなので、エコーの平妻旧型国電用を用いることにしました。左右の部分を後退角に合わせて少しねじってから仮にはめ込んでみます。正面から見た限りはまあまあいい感じ。




ところが横から見るとちょっと出っ歯な感じがします。実車の胴受本体はもっと奥まっています。




仕方ないのでステーだけ車体側に接着し、胴受本体は切り離して床板(カプラー)側に取り付けることにしました。




カプラーは密自連でKATOのキハ58用です。伸縮機構から外してカプラー本体だけ使っています。これをホームベース形にカットしたt0.3プラ板を挟んで床板にネジ止めします。他車との連結は想定しないため首は振らせず締め込んでしまいます。




ここに切り離した胴受を奥まり具合に注意して接着すれば出来あがり。




エアホース(エコーのロスト製)も仮に取り付けてみました。プラ板で作った台座に差し込んだだけで、まだ接着していないのでだらんと垂れ下がっていますが、それにしても位置がおかしいので修正するつもり。ちなみに方向幕の行先は「つきみ野」をやめて「大井町」にしました。大井町向きの5201号車の方が反対の5202号車よりもイケメンに出来たので・・・というしょうもない理由です。ちなみにこの写真は5202号車なんですが、まあ言うほどブサイクでもない・・・・・・でしょ?(笑)




さて、いよいよ残すは台車の改造のみ。もうひと踏ん張りだァ~



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東急5200系の製作(19)テールライトの取り付け

2018-06-10 00:10:07 | 私鉄電車
しばらく空きましたが5200系の仕上げを続けます。テールライト関係を取り付けました。

テールライトの光源はφ3mm砲弾型LEDで、手持ちの関係から赤色LEDを使用しました。これを内径3mmのアルミパイプに差し込み先端を厚紙で蓋をします。パイプの左右にはφ1mmの穴が開けてあり、ここからφ1mm光ファイバーでテールライトまで導光します。




光ファイバーは必要な長さに切ったものを半田ごての熱でカーブさせたうえ、写真のようにヒーター部に被せたアルミホイルに先端を押し当ててラッパ型に広げます。




広がった部分をヤスリでやや扁平な四角形に仕上げ、ついでに先端も#400耐水ペーパーでこすってつや消しにしておきます。これがテールライトのレンズになります。




下ごしらえが出来あがったテールライト導光用光ファイバー。




これをテールライトの穴に差し込んで光源との間をつなぎます。光源は乗務員室仕切の下部をカットして落とし込みました。




穴の周囲には木工用ボンドを盛りつけておきます。乾燥を待って、最後に光源全体と光ファイバーを黒で塗りつぶして遮光します。




LEDの配線のようすです。ヘッドライト用とテールライト用は吹き寄せの裏に仕込んだφ0.5mm真鍮線で結んであります。この真鍮線と乗務員室仕切の3点でテールライト用の光源を保持しています。




車内の配線は細いリード線を使い、補強材の上に載せ掛けるなどなるべく目だたないようにしてあります。2か所の車体固定用ネジを介して台車からの電気を取り込みます。




テールライトの四角いレンズをどう調達しようか迷っていたのですが、何のことはない、光ファイバー自体を加熱整形することであっさり解決できました。



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