80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

471系急行「立山」の製作6(車体の組み立て(1))

2013-07-28 09:26:31 | 北陸方面
おはようございます。

クモハ471の助士席側乗務員ドア周辺。こちら側も手すり用の切り欠きを入れる必要がありますが、前方側は真鍮前面をザクザクする必要がありました。こうして仮合わせをしてみて始めて気づくわけで・・・(^^;;
糸鋸とニッパーで切れるだけ切って、あとはヤスリで根気よく仕上げていきました。。



小高のプレスボードキットにはもともと内貼りはありません。手持ちのスノーマット紙を切って貼り込みます。
裾絞りの位置は車体下端から8mm。したがって8mm幅に切り出した紙を貼ればカンタンなのですが、窓セルのノリシロだけ残すイメージで10mmの高さまで貼ってあります。
当然、裾絞りに合わせて2mmだけ曲げる手間が要るのですが、このひと手間で車体強度をぐんと・・・とは言いませんが、微妙に高めることができます。
左上に見える妻板も、裏にも1枚貼ってあります。



側板上下に3mmヒノキ材を貼って補強。カツミのプラ床下機器を取り付けるため、下側の補強材は通常より1.2mmほど高い位置に貼ってあります。そして角材を添えて直角を出しながらボンドをたっぷり流して妻板を固定。
なお、妻板は幅が37mmあって裾絞りもきつめだったので、出来上がり幅が36.5mm(下端は35mm)となるよう、両側板の厚み0.5mmずつを引いた35.5mmまで両端をカットしました。



次いで真鍮前面を取り付けます。本来ゴム系や多用途接着剤を使うところですが、乾燥するまで保持しておくのが面倒だったので瞬着でくっつけてしまいました。



屋根板を載せる前の状態まで出来上がりました。車体中央に縦の補強材がちらっと見えるかと思います。これを1本入れるだけでも側板の反りを軽減できるので、最近は必ず入れるようにしています。
下回りも一応台車とプラ床下機器を取り付けてありますが、床板の厚みが3mmmをわずかに上回っていたので床下機器のベース部分がほんの少しハミ出してしまいました。
先入観は捨て、その都度ちゃんと計測しながら組み立てないといけませんね。




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471系急行「立山」の製作5(乗務員ドアの加工)

2013-07-27 03:31:41 | 北陸方面
おはようございます。

クモハ471を先行サンプルとして組んでいます。
すでに引戸仕様で作り始めていたので、Satokawaさんからご提案のあった外吊戸の初期タイプは、もう1両のクモハでやってみようかと思っています。
ただ悩ましい問題があって、初期の編成では4号車(大阪方から4両目)がサハではなくクハなんですね。面倒な前面はなるべく作りたくないのでできればサハにしたい。あまり細かいことにこだわらないと言いつつ、こんなところで悶々としております。結論はもう少し先送りだー(^^;;


さて、客ドアのステップの加工は無難に終わったので、次は乗務員ドアの取り付けです。
と、パーツを見てみるとなんだか窓が小さい(^^
丸刀とカッターでひと回り大きくしておきました。



で、これを側板に貼ろうとしたところでなんだか胸騒ぎが。
念のため実車写真を見てみると・・・


はーい。やっぱり乗務員ドアは車体とツライチにしないといけませんね(^^
あやうくこんな感じで裏からペタッと貼っておしまい!にするところでした。



窓サッシを兼ねた裏紙を貼った上に、ひと回り小さく切った乗務員ドアを貼り込んだところ。左右の手すりのスペースも切り欠いてあります。
真鍮前面を仮にあててみると、ホラ、もう完成のイメージが(^^;;



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471系急行「立山」の製作4(床下機器どうする)

2013-07-26 09:00:01 | 北陸方面
こんにちは。

最近の東京地方、梅雨に逆戻りしたようなパッとしない天気が続いています。
そのせいか本ブログの投稿もパッとせず、どうもすいません。。(^^;

交直両用電車でやっかいなのがパンタ周りの高圧機器と床下機器です。
前者は比較的パーツが手に入りやすいのですが、後者はエンドウ、カツミなどの完成車が新発売もしくは再生産された直後でないとなかなか手に入りません。

しかし、ご存知のとおり交直両用とはいえ、最終的にモーターを回して走る段階では直流電車。
ならば細かい点に目をつむれば直流電車用の床下機器がかなり流用できるのでは?と考え、ペーパーキットにお似合いのロングセラー商品、カツミのプラ一体成形品を買ってみました。

今回サンプル的に買ってみたのは2000番(モハ奇数車用)と3000番(モハ偶数車用)。
今だに販売され続けているということは根強いファンが多いのでしょうか。
どちらも税込み294円と大変リーズナブルなのにそこそこのディティール。このへんが人気の秘密なのでしょう。



古い鉄道模型趣味(1975年1月号)に、西尾博保氏のペーパースクラッチによる475系8連の製作記事と、なかお・ゆたか氏作図の1/80模型設計図が掲載されています。このほか実車写真などに照らしてみると、主制御器、主抵抗器を積むクモハはほぼ直流電車“まんま”であることを確認。端部に水タンクを積んでやればそのまま使えることがわかりました。



一方のモハは整流器、変圧器といった交直両用電車らしい機器が満載で、残念ながら3000番はかなり分解しないと使えないようです。



なかでも難しそうなのが主変圧器でしょう。西尾氏も苦労して取材のうえフルスクラッチされていました。
その組み立て図が掲載されているので、これを参考に作ってもいいのですが・・・



簡単なのはTOMIXのモハ484用の分売パーツを使っちゃうことかなー?なんて思ってみたりもしています。。(^^;;



あと、冷房改造後とオリジナルとでは変化している部分があると思いますが(いちおう非冷房時代で作るつもり)、昭和40年代のキットメイクを思い出して楽しむというコンセプトがあるので、今回はあまり深追いしないことにします。


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秋田だより

2013-07-21 23:23:59 | 実物・資料系(現在)
ごぶさたでございます。。

金曜から出張で秋田に来てます。

土、月が仕事で今日のなか日はオフ。
朝9時すぎに秋田駅構内で写真を撮っていたら583系が入線!!
これ、団臨「わくわくドリーム号」ってやつでしょうか?
あまり走らない列車のようなので撮れてラッキー!でした。



東能代から到着したキハ40系3連。
キハ40 523+キハ48 1520+キハ48505のラインナップです。首都圏色がハマッてます(^^)



701系はいやでも目に入ります(笑)
クハ700-24+クモハ701-24です。



東京へ戻るのは火曜日になります。
模型がいじれるのはさらにその先かも。
すみませんが気長にお待ちくださいm(_._)m


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471系急行「立山」の製作3(側板も少しだけ進展)

2013-07-16 08:08:50 | 北陸方面
こんにちは。

3連休もあっという間に過ぎ去ってしまいました。時間があっても模型製作がぐいぐい進むとは限りませんね(^^;


まず、前面がなんとか形になりました。
手すりをφ0.4mm真鍮線で作り瞬着で固定。方向幕の周囲のすき間はハンダとパテで埋めて整形してあります。
タイフォンは、昔の写真をみると、北陸方面でもスリットタイプのものをそのまま使用していた時期があるようなので、とりあえずキットに付属しているパーツをつけておきました。必要なら上からカバーを乗せます。



車体外板の窓回りにはユニットサッシ表現のためのシールが貼ってあるので、窓のフチをガイドにして丸刀とカッターで抜いていきます。紙が薄いことも相まって楽な作業(^^

これはR=1mmの彫刻刀を窓隅のRに押し付けながら抜いているところです。沖野彫刻製の内側に刃がついた彫刻刀なので、垂直に注意しながら軽く押すだけで、窓のフチぎりぎりに綺麗なRが抜けます。



四隅のRを抜いたら、次は直線部をカッターで抜いていきます。窓のフチをガイドにしてスイスイ♪



窓抜きが終わったら、側板の下から8mmのラインにカッターで軽くスジを入れ、曲げぐせをつけておきます。後の作業で戻ってしまいますが、ドアを貼ってからだと曲げにくくなるので、この段階でとりあえず1回曲げておきます。

客ドアにはステップがつくので下部を切り取ります。直流電車が交直両用電車に化ける瞬間。
ちなみにドアパーツは天地方向が長めに作られていたので、そのまま転用することができました。



ステップつきドアへの改造とユニットサッシ表現が今回の製作上のポイントになります。キットの素材を活かしつつプラスαしていく作業は楽しいですね。
なお、これはクモハ471になる予定の車両であるため、乗務員ドア後方の小窓を埋める作業もしています。



まずは先行的にこのクモハを1両作って改造手法を確立し、量産車(笑)へ反映させていきたいと思います。


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