こちらは気動車急行時代の「アルプス」です。
例によって適当な編成で遊んでいたKATOのキハ58系の小加工&キロ補充記になります。さすがにこの時代になると自前のメモや写真も乏しいため、各方面の資料をひっくり返して次のような編成にしてみました。(キハ65は新宿向きかも知れません)
※(M)は動力車、車号末尾の矢印は運転台の向き
↑松本・糸魚川
キハ65 503↑ (寒地仕様化…未施工)
キハ58 411↓(M)
キハ58 407↓
キハ28 2508↑ (2500番代化…未施工)
キロ58 5(M) (キハ28の屋根上加工&動力車化)
キロ58 1 (ペーパー自作…製作中)
キハ28 2155↓
キハ58 408↓(M)
■キハ65 503はタイフォンを寒冷地仕様に小加工して済ませる予定。
■キハ28 2508はキロ58の冷房化に際して電源供給用に改造された初期の冷房車で、パノラミックウィンドウのモデルチェンジ車。前面窓をクイッと広げれば済むというものでなく、乗務員扉の移設なども必要なためちょっと渋っているところ。いさみやキット組みのキハ58モデルチェンジ車の休車ボディがあるので、これに差し替えてしまうかも…
■キロ58 5はキロ28のクーラーをTOMIXのAU13角型に交換し、別のキハ58の屋上水タンクを切り継ぎました。このクーラーは、元の取付台にφ3mmの穴を開ければ高さもぴたっと取り付けられます。
一方の動力車化は、苦しいだけであまり意味のない加工でした(^^; 編成中にバランスよくM車を入れた方が良かろう、ならば2エンジンに敬意を表して自走するキロがあっても良かろう、などと変な考えを起こしたのが運のツキ。キハ58(M)の下回りとそっくり入れ替えればいいやと思っていたのですが、M車とT車とでは床板パーツの構造が根本的に違っていて、そのままではシートが入らないんですね。おかげで、
○ウエイトの金属板を抜く
○この金属板はモーター支持も兼ねているので別のモーター支持板をプラ板で作る
○モーターと干渉する部分を微妙に削って元のシートパーツを装着する
○抜いたウェイト板は屋根裏に隠す(おかげで重心UP!)という大工事になりました。
中央の白い板がプラ板で作った支持材
モーター集電板や上記の支持材部をカットしたシートパーツ
元の給水口を埋め、新たに中央に2箇所設置して完成(ちょっと雑になった…)
ちなみにTOMIXの485系「増結セット」のTをみるとMと同じ設計で、動力化は容易なようです。
■お隣りキロ58 1はペーパー自作です。ほぼ完成していますが、窓セルの貼り込みと屋上水タンクの製作が残っています。車体はt0.4mmアイボリィ紙と3×3ヒノキ材を使ったペーパールーフ構造。下回りは手元にあった車体長20m車用(たぶんカツミのオハ12用)に、エンドウのDT22とKATOのキハ58系用伸縮カプラー(Assy)を組み合わせてあります。シートはTOMIXのサロ481用Assyを入れる予定。“KATOと連結して恥ずかしくない品質”目指して製作しましたが、みごと玉砕です(^^;
■キハ28 2155は、2500番代に混じって1両だけいた平窓車。無改造で投入できる必須アイテムです。
■他のキハ583両は、基本的には素のまま番号貼り替えだけで対応しています。
このDCアルプスの仕立てに当たっては、次のHPやブログを参考にさせていただきました。感謝感謝です。
モデラーの視点から考える国鉄型 懐かしの国鉄列車・車両編 ARC資料館(編成表のページ)