80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

上信500形の製作(10)

2019-10-30 02:53:08 | 私鉄電車
6色ドアと並ぶこの電車の特徴は側面の大きな「マンナンライフ」のロゴと、「おいしくて おなかも キレイ」と波打つように描かれたキャッチコピーです。手法的にはインレタ、自家製デカール、シールが考えられますが、今回もお手軽にエーワンの「フォト光沢タイプ」シール紙を使うことにしました。

「マンナンライフ」のロゴは、ウェブサイトで表示されるものは解像度が低くシャープさに欠けることから、上からワードでトレースして原版を作り直しました。



キャッチコピーの方は、ワードアートで波打つように加工すれば楽勝♪と思ったら、文字が傾かずに上下するだけということがわかり却下。。



仕方ないので、実車写真を下敷きにして1文字ずつ傾きを調整しながら貼り込みました。文字数がそう多くないので案ずるより生むが易しです。



シールは簡単な反面、文字の間を車体色に同化させなければいけません。事前に細かく色合わせするのも面倒なので、明るさと色合いの異なる3種類を作り、一番近いものを使うことにしました。右下は前面に貼るロゴマークで、これはウェブサイトのものをそのまま使いました。



側面にロゴとキャッチコピーを貼り込んだところ。遠めに見ればシールの厚みも気にならずいい感じです。



そして正面。こちらは実車でさえ、カッティングシートを貼っただけのような感じになっているため違和感なし!




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上信500形の製作(9)

2019-10-24 23:01:23 | 私鉄電車
長年使った電気配線用の30W半田ごてが壊れたので買い換えました。コンセントを差しても温まらないのでどこかが断線したもよう。こて先の半田を取るために、こて台の代わりにしていたクッキー缶に思いっきりカンカン叩きつけていたのが災いしたのだと思います。今度はだいじに使うためにこて台も買いました。クリーニング用のスポンジも付いていて快適。



ということで、快適な半田付け環境が整ったところで500形のライト関係の配信をしていきます。

ヘッドライトは左右個別にφ3砲弾型電球色LEDを仕込んであります。電流制限抵抗をダッシュボードの下に隠したのはいいのですが、少し光量を抑えようと430Ωに75Ωを継ぎ足したためぎちぎちになってしまいました。光漏れを少なくするためLEDにはアルミパイプを被せてあります。



テールライトは屋根裏に仕込むため今回はひとまずパスして、床板側に取り付ける室内灯と方向幕灯を配線します。どちらも前後進関係なく点灯させるためブリッジダイオードを取り付けますが、このキットは床が高めで台車とのクリアランスが大きいため、先頭側台車近くの床下にこんな形で貼り付けました。センターピンとカプラーの間にある四角い箱がそれです。



ダイオードの出力側端子を床上に引き出し、その先は、仕切りドアの左右にφ0.5洋白線を立てて天井まで導きます。シルバーのドアと一体化してごまかせるだろうとの目論見ですが、まあバレバレですね。笑



方向幕灯の光源はφ3白色LEDを用い、透明の「イロプラ」(おゆまると同等品)の中に埋め込んで光を拡散させます。カッターや彫刻刀を刺すと中がひび割れて光が拡散しやすくなります。硬いアクリルより圧倒的に加工しやすいのがポイント。



一方、室内灯は、導光板がキットに含まれているので光源だけ自作します。t1ベーク板に白色LEDと抵抗を半田づけした簡易基板を作成。



これを導光板の穴に沈め方向幕灯と並列に配線します。なお、導光板にはアルミテープを貼り、反射率UPとともに天井への光漏れを防ぎます。



試験走行ヨシ!遮光していないのでよく光ります。導光板方式なので光量や均一さなどはそれなりですね。。



正面からみたところ。ヘッドライトは個別単独LEDなのでよく光るのは当然として、方向幕も均一でいい感じに光っています。右端が少し欠けてしまうのはキットの仕様とはいえ、なんとかしたいところ。



残るはテールライトですが、こちらは発光面も小さいので光ファイバー導光とします。光源はこんな感じで、導光板の先端に設けた切り欠きに収まるように天井から吊るす予定です。



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上信500形の製作(8)

2019-10-21 20:46:51 | 私鉄電車
本格的にドアの塗装を行います。色が濃すぎた「藤紫」ももう一度調色しなおします。

マスキングテープはドアの縁に沿って側板の厚さ分だけ折り込む必要がありますが、手持ちの3M製品ではややコシが強すぎる気がしたので、「極薄和紙製」の謳い文句につられてクレオスから発売されているこちらを買い求めました。



ドアに合わせてくり抜いたコピー用紙を車体側面に置き、ドア周囲をマスキングします。わずかな差ですが手持ちの物よりソフトに感じられ、折り曲げもスムーズにできました。



前回、イージーペインターを試用してみて、やはり1回ずつボトルを洗浄するのがけっこう面倒だと書きました。まあ面倒というのもあるんですが、マンション住まいなんで、あまり長時間大量の洗浄をジャブジャブやりたくないというのが本音。お隣には小さなお子さんもいますし。。ということで、いつか人里離れた山中か海辺で洗浄作業をやることにして(笑)、とりあえず溜めておくためにスペアボトルを追加で買いました。



ところが・・・です。試用の時は気にならなかったんですが、チューブの先端がボトルの底から遥か上にあって少量吹きには向かないことが判明。攪拌用のビー玉入れてカサを増すなんて裏技もあるらしんですが・・・。



調色したタミヤのミニボトルにチューブ突っ込んで、手で持ちながらそのまま吹いたら綺麗に吹けちゃいました~♪笑笑 さすがイージーなぺインター!(この写真はイメージです)



ということで面倒な6色ドアが塗り上がりました。ちなみに水色、薄緑色は手持ちの缶スプレーを使ったので、イージーペインターを使ったのは残りの4色です。



実は黄色も最初「黄色5号」を吹いたのですが、思いのほか赤みが強いので却下。Mr.カラーの黄色を筆塗りしたところムラになってしまったので(黄色は隠ぺい力弱し)、最後にもう一度イージーペインターで吹いてみたのですが、すでにマスキングの裏側に塗料が回っていて大変なことになりました。タッチアップ必至です。



とまあ紆余曲折ありましたが、なんとか6色ドアが塗り上がりました。なかなかよろしい眺め♪♪ あとは「マンナンライフ」のレタリングをどうするかですねー。。。



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583系彗星フル編成へ(1)

2019-10-20 10:47:48 | 九州・山陽方面
タイトルの話に行く前に、まず上信電鉄500形の現状はどうなっているかというと・・・

まあ、あまり進んでいないのですが(爆)、とりあえず一部の電気配線が済んでヘッドライトの点灯を確認しました。
遮光ができていないので運転室内がまっぴるま状態!
テールライトもまだ仕込めていないので後退厳禁です。



今日は晴れ間も出てきそうなので、ドアなどの塗装に励みたいと思います。(強く、つよく・・・)


ということで本題。
先日のお座敷運転会で久しぶりにTOMIXの583系を運転しました。
現在8連なのですが、外野からはあと4両でフル編成じゃんという優しい?誘惑の声も。。

(↑昔のカツミの広告みたい^^)


フル編成化に関しては、実はだいぶ前に頂きものの小高のキットを使ってモハユニットを製作していたのですが、ご多聞にもれず仕掛品コーナー行きとなっていました。
久々に箱から取り出したのがこちら。一応、塗装まで終わってたりします。



屋上機器、なんか点数少なくない?と思ったら、屋根と同時に塗るものだけ先に取り付けていたようです。さぁて残りのパーツは家宅捜索で回収できるのか??



そして残るはサハネが2両。土曜の午後につらつらとネットサーフィンしていたのですが、富の純正品は中古でも優に2~3倍の値段とあっては手が出ません。
そんななか、ほぼ販売時と同じ値段のブツを発見して即ポチ!



ここまで来ると次の良品が出るまで待ってはいられないので、本蓮沼までひとっ走りして、小高のモハネ583キットを調達してきました。車体はサハネと同一です。



このキット、完璧に正確というわけではないですが屋根カーブが実感的で、実にいい雰囲気を出しているのです。町工場が元気だった昭和50年代には、中高生でも手が届く値段でこんな加工もできたんですね。




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上信500形の製作(7)

2019-10-11 14:25:56 | 私鉄電車
車体が塗れたので6色のドアを着色します。写真判定なので若干違いがあるかも知れませんが、順光側で見た場合、高崎寄り(右側)から順に水色、コーラルピンク、黄色、緑色、ベージュ、薄紫的な色合いとなっているようです。



既製品のスプレー缶ではさすがにカバーしきれない中間色が多いので、エアブラシで吹くことになりますが、調色と洗浄の繰り返しでえらいことになりそうだったので、シールを貼ってお手軽に表現できないか試してみました。実物だってラッピングなんだからええやん♪笑



しかし世の中甘くないですねー。ドアには窓ちゅうもんがあります。一応貼る前に窓抜きをするわけですが、カッターと丸刀でどんなにうまく切り抜いても断面がボソボソになります。普通にペーパー車体を作ってるときは、どんなにボサボサになっても、サーフェーサーと耐水ペーパーで無理やり整形しちゃうから問題ないのですが、このように一発仕上げだと修正のしようがありません。残念ながら却下です。。



仕方なく塗装でいくことにしたのですが、少しでもラクをしようとガイアノーツの「イージーペインター」を初導入して使ってみました。ガス缶にノズルが付いた軽便吹付器。手始めに下仁田寄りの薄紫を調色して吹いてみました。その名のとおり割とイージーに吹けたのですが・・・



Mr.COLORのNo.67「パープル」に白を混ぜて淡い感じにしようとしたところ、ご覧のとおり詰めが甘くて濃すぎました。。逆に、白にパープルを足していくぐらいがちょうどいいようです。とはいえ塗り上がりの綺麗さは抜群で、製品名からは想像もできないほどの微粒子に、思わず「コレは使える!!」。もっとも洗浄の手間はエアブラシと大差ありませんけど・・・



そうこうしているうちに台風接近で塗装系はおあずけ。内装や照明関係を仕込んでいくことにします。


ロングシートは製品のものを使いますが、説明書のとおり床板に接着しようとすると、側板にモールドされている補強リブ兼床板どめが邪魔になって背中があいてしまいます。



当然、車体側に接着しようとすれば下が空くし、窓から背もたれが見えてしまいます。



ということで解決策はひとぉーつ!リブに当たる部分をカットしました。シートモケットはオレンジ色に印刷したシール紙を貼ってあります。



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