80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

朝もはよから

2013-02-27 10:40:30 | レイアウト
こんにちは。

東京多摩南部、どんより曇っております。
雪になるとかならないとか言ってましたが・・・
結局今回もならずに、このまま回復していきそうです。


朝もはよからトラックの入れ換え(?)が騒がしいなーと思って窓の外を見ればお引っ越しだ。そういうシーズンになりましたね。しかし平日を選ぶとは賢い。値段だいぶ違いますから。。
新居はどちらなんでしょうか?



朝飯前の言葉どおりちょっと工作を。
コントロールボードのキャブ選択スイッチにA、B、Cのキャブ記号シールを貼りました。味気ないので赤、黄、青に着色しています。別に色分けしないと間違うほどデカイ箱じゃないし、完全に自己満足の世界ですが(^^;



このケムシのような端子。ネットで検索しても内部構造のわかる資料が出てこないのでテスターで構造を調べてみたところ、スイッチ1本につき2回路2接点のいわゆるDPDT(双極双投)スライドスイッチ2組が上下2段に収まっていることがわかりました。
上下に6列並ぶ端子のうち、上から2番目と下から2番目の端子を中心に接点がスライドし、ボタンの位置によって上下いずれかの接点間が通電する構造のようです。
今回はフィーダーの片側はコモン配線にするので、接点容量を増すために左右の端子は結線して1回路分にまとめました。折り曲げてある一番端の端子にA~Cキャブの出力(の片側)をそれぞれ入力し、真鍮線を貫通させてある2番目の端子から、押されたボタンに対応するキャブの電気を取り出す仕組みです。
何のことはない、1回路3接点のロータリースイッチというわけです(^^;



コントロールボードの中にもシールをペタペタはりました。
貼ってる最中に、ロータリースイッチの穴の位置が端っこに寄りすぎていて箱に当たってしまうことが判明orz
写真でいくと右上あたりにある1個です。箱板の厚みは9mmあるので彫刻刀でザクザク削るしかないですねー



それからポイントマシンの電源をどうするか。
手持ちのパワーパックは2Aの容量があるのですが、走行用、アクセサリー用含めて2A。一方スローアクションマシンの消費電流は1個200mAなので影響は少ないといえば少ない。しかし2、3箇所同時に動かすことはザラにありそうなので、速度低下は避けられそうにありません。

そこで別電源で動かすことを考え、ジャンク箱を漁ってみるとホームセンター仕様の裸トランスが・・・
スペックをみると二次側12v、6vとなっていなんとなくて使えそうですが、電流が300mAと少ないことが判明。
いや、判明ったってこの手のひらサイズですから、そこはもっと早く気付くべきか・・・(^^;



ということで、12v、1A仕様のトランスを手に入れることにしました。これならヤードで一斉に4台唸らせてもOKでしょ?
ネット通販もいいけど、金曜につくば方面へ行く用事があるので、久々にアキバ詣でをしようかと画策中。。



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コントロールボードの製作

2013-02-24 17:48:35 | レイアウト
こんにちは。

コントロールボードを引き続き作っています。

天板にはポイントコントロールに使うロータリースイッチ用の丸穴と、フィーダーのキャブ選択に使う3連動プッシュスイッチの四角い穴を開ける必要があります。
丸穴はφ10mmドリルでサクッと開いたのですが、四角穴はカッターで地道に切り抜いていかねばなりません。プラ板に比べれば柔らかく、爪を強く立てれば凹むような素材とはいえ結構力が必要で、一辺につき6~7回ずつ刃を通す必要があります。全箇所切り終えた直後は人差し指の感覚がなくなるほどでした。



穴開けが終わった状態です。スイッチどうしの間隔を最短に縮めたのでかなりぎっしり感があります。実際につまみ類を付けていくとさらにせせこましくなっていくと思いますが、基本的にふだんは自分しかいじらないのでこれでOKかと。



ロータリースイッチは2回路6接点のつまみ付き廉価品でシャフトもプラスチック製です。ツメの位置を変えることによって回転角(=接点数)を変えられます。今回はA、Bの2者選択ができればよいので、ナットを緩めてその下についているリングのツメを本体の「2」と書かれた穴に入れれば全周の12分の1、すなわち30度だけ回転する2者選択スイッチになります。



次に長すぎる軸をカットします。柔らかいのでハサミで切れる、と誰かがどこかで言ってたように勝手に思い込んでいたのですが結構固い素材で、手が痛くなるほどではないにしろ、こちらもハードな作業でした。なので1個だけ切ってペンディング・・・(^^;



天板に仮組みしてみます。3連押しボタンスイッチは中空スペーサー(いわゆるパイプ)で10mm浮かせて取り付けるつもりでしたが、樹脂の板にめり込んでは困るので、10mm厚のヒノキ角材を切って穴をあけ台座としました(写真右隅)。
ボード中央部(写真では左)にはキャブ選択スイッチが縦に6個並ぶので、ここは天板の補強も兼ねて梁のように左右2本のヒノキ角材を渡してあります。



とりあえず押しボタンスイッチとロータリースイッチを1個ずつ取り付けてみたところ。線路パターンが描かれていないため何が何やらわからないと思いますが、押しボタンスイッチはヤード出入庫線のフィーダー用、ロータリースイッチは外回り線の駅端にある1番線と中線の分岐用です。
中央の四角い穴のうち下の4つが駅構内フィーダー用(1、中、2、3番線)で上の2つが本線内・外回り用です。右にもう1つみえるのはダブルスリップのフィーダー用です。ダブルスリップは構造上、独立した電気ブロックにする必要があるんですね。。



なんとか形になってきましたが、これから中の配線をしないといけません。
本当なら天板は外しておいて、配線をしてから箱に取り付けるのが筋ですが、例のヒノキ角材を取り付ける時に天板と箱の両方に接着剤をつけてしまったので外せなくなってしまいました。
ロータリースイッチはともかく、3連動プッシュスイッチはあらかじめユニット配線をして必要な線を引き出してから組みつけることにしましょう。



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レイアウトぼちぼち

2013-02-23 17:55:27 | レイアウト
こんにちは。

相変わらず更新滞り中でございます。。m(_._)m

朝晩は冷えますが、今日あたり、昼間は少し暖かさが感じられるようになってきましたね。

京王線は昨日ダイヤ改定を実施し、調布駅付近地下化以降続いてきた暫定ダイヤが解消しました。
特急が復活したり区間急行ができたりといろいろ変わってるみたいですが、趣味的な面からは忙しくてまったくフォローしてません。いち利用者として最寄駅の発車時刻パターンが変わったのを注意している程度かな?

その最寄駅である特急が停まらない百草園駅。こんどの土休日上りダイヤは昼間の発車が毎時00分、10分、20分・・・と、新宿駅並みになってました。まぁそれだけの話なんですが・・・(^^;


さて、今月の「とれいん」誌、お手に取った方はおわかりのとおり「こてはし鉄道大旅行」と題して、私も何度かお邪魔してその圧倒的なスケール感と隠されたギミックに魅了されている「こてはし鉄道」の紹介記事が出ています。
記事では建設中の写真や建設にまつわる苦労話も披露されていて、レイアウトファンとして大いに触発されます。
列車の走行写真もいつもは適当にパッパっと撮ってしまっていたのですが、プロの手にかかるとこんなにも違うものかと、思わずうなってしまいました。
次回は数々のギミックなども紹介されるようなので楽しみです。



その素晴らしいレイアウトに想いを馳せつつ、足元にも及ばないわがレイアウトを相変わらずこねくりまわしています。

以前、初鹿野セクションの山肌を覆うために「プラスタークロス」を買った話をしましたが、これがどうも使えそうにありません。別に製品的に問題があるわけではなく、ボードが大きいために持ち上げた時の歪みが大きく、たとえこれで山肌を綺麗に覆ったとしてもすぐにヒビが入ってしまう可能性が高いためです。
実際に施工したわけではないのでわからないし、植樹してしまえば地肌はほとんど見えなくなるので、たとえ割れてもあまり気にする必要はないのかも知れませんが、持ち上げるたびに白い破片がパラパラこぼれては掃除が大変です。

ということで山肌は新聞紙(とキッチンペーパーの貼り重ねを予定)だけにして、プラスタークロスはその他の地面や斜面づくりに使うことにしました。

なにせ初めて使う素材なので、手始めにポイントもない単純な複線ブロックでその使用感を確かめることにしました。
初鹿野セクションの右手につながるブロックで、下の写真で右側になる外回り線に下り勾配がつき、内回り線との間に盛土状の「のり面」があります。
シーナリー的には線路にバラストを撒いたら、周辺と線路間の斜面に背の低い草木程度を植える程度です。
この写真は紙粘土で下地をつくり天日乾燥しているところ。さすがによく乾きました(^_^)



お次はいよいよプラスタークロスの登場。洗面器がわりにステンレスボウルに水を張ってます。贅沢ですがこっちの方が余っているので・・・(^^;



中身はこんな感じになっていました。目の粗いガーゼみたいなネット状の布にプラスターがまぶしてあります。予想に反して結構スケスケなのに驚きましたが、水を浸してのばしていけば全体に馴染んでくるということでしょう。。



で、必要な幅に切って水に浸し・・・



線路脇に乗っけて・・・



指でヒタヒタやりながら馴染ませていきます。プラスターがいい感じで溶けてきたら、左右に指を動かして布の目に塗り込んでいくように均していきます。水分が乾いてくると指を動かした拍子に布がめくれてしまうので、常に指を濡らしながらやるのがコツのようです。



お気付きのとおりプラスタークロスはネットを貼ったり新聞紙を丸めたりして作った山に貼って地面をつくる素材なので、既に出来ている地面に貼ってもあまり意味はないのですが、お試しということでやってみた次第。
それに、面積が大きい地面は紙粘土を塗り広げるよりも効率的なので、今回のように線路脇の地面や駅構内の地面などに使っていきたいと思います。
ただ、プラスターをしっかり塗り広げても、乾燥してくると布の目がしっかり現れてくるので、さらにこの上から何か塗り重ねるのがよいようです。手元のレイアウト指南書では石こうを流して表面をコートするようアドバイスしていました。


一方こちらはコントロールボードのパーツ。実にあちこち手を出していることがバレバレですな。。(^^;
ありあわせの材料から切り出したので板厚も材質もバラバラです。スイッチを取り付ける天板はt3mmの低発泡塩ビ板(商品名:フォーレックス)で、適度に固さがあるのに軽く、カッターで切れるので作業が楽です。



4辺を木ネジとボンドの併用で組んだところ。厚板を使っているため結構どっしりしていますが、操作盤としての機能を考えればこのくらい安定していた方がいいはず。サイズは幅40cm奥行き15cmとコンパクト。天板はまだ乗せてあるだけです。



天板の裏側にはスイッチの穴開け位置をケガいてあります。ポイント転換用にはロータリースイッチを使うのでφ10mmの穴を開けなくてはいけないのですが、ウチにあるドリルの最大径はφ6mm。さてどうしようかと考えてホームセンターをのぞくと、木工用ならぶっとくても400円もしないのですね。発泡塩ビならこれで十分。
ということで天板加工の準備も整いました。




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右山造成中

2013-02-17 13:36:05 | レイアウト
こんにちは。

踏切と小道のある右側の山を作っています。

切らしていた2mmヒノキ角材を買ってきたので、まず踏切の外側の踏み板を切り出して左右とも3本ずつ接着。
作ってあったレール間用と合わせて薄く溶いたダークアースで着色し、枕木に接着しました。



カマを走らせて走行に支障がないことを確認。



ところでこの赤電機(ブラス製ED76)はインサイドギヤ式2モーター仕様なのですが、外回り線の山の中の路盤は手を抜いて、発泡スチロールのブロックに3mmのコルクシートを貼っただけのところにフレキを直貼りしているので、何ともすさまじい反響音がすることがわかりました。プラ完成のEF64やMP動力の電車とは全然違います。
トンネルで隠れるので幾分こもった音になりますが、それでもブロック全体が共鳴して轟音を発するのには参りました。トンネルを出て鉄橋にかかると音が小さくなります。本当は反対になってほしいのですが・・・

一方、6mmのウレタンマットを敷いた内回り線やその他のブロックでは明らかに防音・制振効果がみられます。スパイクを使わず接着剤メインでレールを固定しているのも奏功しているようです。非常に柔らかいためブロックどうしの連結面の位置合わせには苦労しましたが、インサイド車両の比率が高い当鉄道では妥当な選択だったようです。


さて、こちらは右側の山の製作状況。帯紙のメッシュを縦、横、斜めに貼り巡らせ、ほぼ地形が完成しました。
踏切と川沿いの小道の様子がわかるかと思います。



反対側から見たところです。ロックシェッドを作ったため外回り線(右)にかかる山の斜面がかなり急になってしまいました。実際の初鹿野周辺もそうですが、こういった場所ではもっと旧線と離して新しいトンネルを掘るのが普通でしょう。センターの川に架かるガーダー橋とトラス橋が平行では面白くないので角度をつけようとしたため、トンネル入口がこんなに接近する結果となりました。所詮この程度の奥行きでは限界があります・・・



ブロック全景です。前にも書きましたがだんだんボリューム感がアップしてきて、とても組み立て式レイアウトとは思えなくなってきました。これ1枚で立派な固定式レイアウトです(^^;
右のロックシェッドの下あたり、中央の川の手前側、それに写真では欠けていますが左端のプレートガーダー橋の手前側には、シーナリーを作らない「空きスペース」を設ける予定です。これだけの大きさのブロックになってしまうと、移動の際の「持ちしろ」がないと運べませんから。。




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ロックシェッドの下あたり
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小さな踏切

2013-02-16 02:21:42 | レイアウト
こんばんは。

いやはや、まったく模型が進みません・・・

ほんの少しだけ作業したネタでお茶を濁しておきます。。(^^;

内回りのガーダー橋とトンネルとの間、猫の額ほどの場所に踏切を作っていきます。
川沿いの道が線路を越える部分になります。
道の土台部分は厚紙でS字カーブを描くように作りました。
目測で切り抜いたら狭い登山道みたいな道になってしまいました。車両通行不可です。。



まず半端モノのレールを45mmの長さに切り、両端5mmほどのところを少し曲げてガードレールを作ります。
何もしないとフレキの犬釘部分(レールをとめてあるツメ)が当たって、走行レールとのクリアランスが大きくなってしまうので、その部分を少し削り取っています。固定方法は瞬着です。



ガードレール間の踏み板は2×2ヒノキ材から切り出し、横に5列並べて接着剤で固定しました。



本当は踏切の両サイドの部分も作りたかったのですが、手持ちの2×2mmヒノキ材が底をついたのでここでお開き。
その昔、カツミの金属道床レールにマッチの軸を並べて踏切を作ったのを思い出しました。


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