80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レッドベアの製作12(側面ルーバーの製作)

2014-10-27 02:30:32 | 北海道方面
こんばんは。
ほぼレッドベア専用ブログになっておりますm(__)m

難物のひとつ、側面ルーバーを作りました。

使用したのはエバーグリーンのNo.4030「Vグルーヴサイディング」。ピッチ0.75mmのいわゆる波板で、過去にも何度か使っている手持ち品です。最初、断面がノコギリ状になった「クラップサイディング」というアイテムを使おうと思い、少し粗めの方が模型らしくていいかなとピッチ1.0mmのものを求めたのですが、車体にあてがってみるとやはり粗すぎるので波板の方を使うことにしました。

まず車端寄りの天地寸法の小さいものを作ります。所定の大きさにカットしたら・・・



半分にカットして、t1mmプラ板から切り出した角棒(幅約1.0と0.75mm)を逆Tの字になるように挟み込みます。
(見やすいようにサフが吹いてあります。)



四隅にフィーリングでRをつけ(笑)・・・



周囲にt0.3プラ板から切り出した幅約1.25mmの帯を巻き付ければ・・・



出来上がり(^^)v
見にくいですが、左右ともそれぞれ縦に2本ずつカッターでスジ彫りしてあります。実車では恐らくルーバーを中間で支える支持枠だと思われ、最初は、カッターでつけた溝に、プラ棒を熱して引っ張って作った「プラ糸」を埋め込んでそれらしく見せようかと思ったのですが、カッターで溝を掘っただけでも、光線の具合でなにか棒のようなものが入っているように見えることがわかったので簡単に済ませました。



中央の大きなルーバーも基本的な作り方は一緒です。


さっそく車体に貼り付けてみました。一気にDF200らしくなってきましたね(^^)



あとは小さい方のルーバーの上にある、小窓が4個ずつ開いている部分をどうするかです。ここにも横長のルーバーがつくのですが、写真からだけではどんな形状のものなのかがわかりません。恐らく、縦にフィンが並んだタイプではないかと思っていて、カーモデルのエッチングパーツで使えそうなものがないか、そのテの模型店を探したのですが、いいものは見つかりませんでした。仮にあったとしてもいいお値段するのは目に見えているので、ここも同じエバーグリーンの波板で済ますことにします。



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レッドベアの製作11(窓抜きなど)

2014-10-26 09:59:00 | 北海道方面
こんにちは。

そろそろおしりに火が付いているので急ぎましょう(笑)
ついにレッドベアの窓が開きました♪


窓開けの前に、まず、天井を仕上げておきます。このクルマは屋根肩にあたる部分が「く」の字に曲がっているので、上と下2枚の天井板を入れます。いま張ってあるのは車体幅を固定するための下天井板で、ヘッドライトユニットの配線が済んだので、上屋根(屋上機器カバー)を載せるための上天井板をこの上に貼ります。縦、横、斜めにたるみ防止の梁を入れました。



ここへ上天井板を載せますが、ご覧のように前後に穴が開けてあります。



この穴はヘッドライトユニットを取り付けるためのもので、大きい方がユニット本体を入れる穴、小さい方が真鍮パイプのソケットへLEDの足をピンセットで差し込むの穴です。1つの穴でいいじゃん、と思うなかれ。屋上機器カバーはところどころにすき間があって下が見えるのです。ささやかな配慮という名の自己満足の塊です。(笑)天井板と車体のすき間にはパテを充てんしておきました。



続いていよいよ窓抜きです。カッターの替刃を木片の上に置き、ケガキ線に沿ってゆっくりとスジ彫りするような感じで回転させ、これを何回か繰り返して抜いていきます。最初、いろいろな高さに刃先を固定できる治具を作ろうと思ったのですが、机の上に転がっている木片、定規、真鍮板、厚紙etc.を適当に組み合わせれば事足りることがわかったので作りませんでした。しっかりと押さえ、途中で高さが変わらないように注意して少しずつ刃を引いていけば問題ありません。



フロントウィンドウ、ヘッドライト(上・下)が抜けました。



前面の車体裾には台枠を表現します。3mm幅に切ったペーパー帯の一端をまず接着し、帯が垂直になるように注意しながら、写真のように少しずつ接着剤を補給して貼り付けていきます。



すき間をスペーサーとボンドを充填し、両端を車体幅にカットすれば出来上がり。



ここで車体と下回りを合わせてみます。台車はモーターをマウントした一体型で、センターピンに相当する部分には突起しかありません。このままでは台車がすっぽ抜けてしまうので、突起の中心にタッピングしてM2ネジで固定するようにしました。ところがこの突起、見た目はソリッドな感じですがじつは中空で、しかも穴を開けた感触ではかなり薄皮な印象。これでは何度か脱着するうちにネジ山を壊してしまいそうなので、段付ワッシャを挟み、あまりきつく締め上げなくてもいいようにしておきました。



ということで現在の姿がこれ。ドーム状の機器カバーがないのでまだ実感が湧きませんが、何となく形にはなってきました(^^)



床下機器もあまりデフォルメ感のない範囲に収まりました。一番最初に設計した段階では機器の幅はこの9割程度、実車に対しては8割も確保できず、燃料タンクはほぼ正方形にせざるを得ないという悲惨な状況でしたが、車体の延長と両端台車のセンターピン位置の移動、そして台車端部を目立たない程度に削ぎ落とすという三段作戦によってなんとかクリアできました。



残る大物は側面のルーバーと屋上機器カバー...
引き続き挑戦(笑)を続けて参ります。


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レッドベアの製作10(床下機器完成)

2014-10-21 14:21:36 | 北海道方面
こんにちは。
パッとしない天気です。。

レッドベアの床下機器が完成しました。
2ユニットあるうちの1つですが・・・(^^;

エアタンクの支持ステーです。t0.5プラ板にφ0.5真鍮線をそれらしく挿し込んだものですが、それらしくって意外と難しい・・・。全部で4組作るのですが全て配管の形が違っています。もちろんWEBの写真から判断したので真偽は不明。良い子の皆さんは真似しないでください(笑)



真鍮線の先にエアタンクを挿し込み、燃料タンクと抵抗器の間に設置。お、予定どおり“それらしい”じゃないかぁ~(嬉し涙目)。
ちなみにエアタンクを挿し込んでるところの写真は撮り忘れました。



反対側から。



床下に置いて位置を確認。むむ、台車の首振りはやはりこの程度が限界か...。一応、台車の端を目立たない程度に削ってはあるのですが、安全を見込むとこれはキツイですね。



ってことで当たる部分を思いっきりカットしました。力のかかる部分じゃないし見えないし、これでOKでしょう。



床下に仮止めして雰囲気をみます。ん~ニンマリ~(^^)v テープでとめただけなので垂れ下がってますが、しっかり固定してやれば大丈夫なはず。あと1組がんばって作ろっと♪




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レッドベアの製作9(ヘッドライトと格闘中)

2014-10-19 17:07:28 | 北海道方面
こんにちは。

昨日今日と晴れて絶好の塗装日和なのに悲しいかな塗るものナシ(笑)
なので引き続き赤い熊を作っていきます。

ヘッドライトはオデコと窓下に合計4灯。これをそれぞれ1本ずつのLEDで分光して光らせることにしました。テールライトは手を抜いて非点灯にすることにしたので、前後合わせて4本の電球色LEDと2本の定電流ダイオード(CRD)でシンプルに回路を構成します(LEDは2本直列)。

適当な基盤材料がなかったので床板用に買ってあるアガチス材を適当な大きさに切ってCRDを配線。中央の2本(まだ穴しかありませんが・・・)が台車につながる給電端子で、四隅に植えたM2ネジが車体との接点になります。



アルミパイプをスペーサーにして、このユニット基盤を床板中央に取り付けます。中間台車のセンターピンのお尻が当たるので8mmくらいかさ上げしてあります。



+-が間違っていないかLEDをテープで仮止めして点灯試験。大丈夫のようです。それにしても明るい(笑)
逆起電流で反対側のヘッドライトがチラチラ点灯するトラブルが考えられるので、一応その対策用の抵抗とコンデンサも用意したのですが、点灯試験の結果から不要であることがわかりました。



LEDからヘッドライトまでの導光材は、手持ちのφ1.0mmの光ファイバーを使うべく、先端を熱してジョウゴ型に成形してみたのですが、発光面がどうしても小さく角型ヘッドライトには向かないようなので諦めました。



一応こんなユニットまで試作してみたんですけどね...



代わって本格採用することにしたのがアクリル板による導光。なんのことはない市販品と同じ構成に落ち着いたわけです。
ムギ球式の室内灯セットからアクリル板を流用し、まず、写真のように、光らせる部分だけが出っ張るようにカットします。



そして、遮光のため、アルミテープでグルグル巻きに。すでに見えなくなっていますが、右端には、LEDを挿し込むための内径3mmプラパイプが接着してあります。



そしてさらに黒の塗料で完全に塗り込めてしまいます。ところが、この状態では発光面も真っ暗。まったく光が入って来ないので当然といえば当然です。ハーフミラーシートを使う「KMヘッド」という方法があるようですが、そこまでしなくても・・・という気持ちの方が強いので、スリガラス状にしたアクリルレンズを挟むとか、何か別の方法を試してみようと思ってます。



むしろ、ちゃんと光るのか?を確認する方が先決なので、窓はさておき、ヘッドライト部分だけまず穴を開けます。



車体中央の機器室内には燐青銅板で作った脱着用接点を取り付け。



一方のヘッドライトユニット側は、まあそういう機会はないだろうと思いつつ、ユニットの交換の便を考えて真鍮パイプで作った簡易コネクタにLEDの足を挿入するシステムにしました。なお配線には大量に在庫して困っているエナメル線を使っています。



うん♪点灯させればいい感じだわ(^^)




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レッドベアの製作8(床下機器と格闘中)

2014-10-13 04:04:27 | 北海道方面
こんばんはというか、おはようございます(^^;

大型台風に注意しましょう。

DF200の床下を作っています。ホイールベースが長いEF510用台車を流用したので搭載スペースがたいへん苦しくなっています。それでも、車体を延長し、さらにボルスタ位置を車端寄りにずらして台車のボギーセンター間をスケールより2mm延長した甲斐あって、本来必要なスペースの9掛けに留めることができました。


パーツは大別して3点。燃料タンク、エアタンク、発電ブレーキ用抵抗器です。
まず簡単な燃料タンクから作っていきます。t0.5プラ板を曲げて箱状に組み立てるだけ。
奥に見える2枚の板はt1.0の床下機器取付板で、この上にパーツを組み付けてユニット化します。



次は抵抗器ですが、構造がよくわかりません。強制通風式のようなので、そのエアフィルターとおぼしき部分から作っていきます。大きさの違う2枚のプラ板を左のように貼り合わせ、さらに四角くくり抜いた「枠」を接着して右のような状態にします。



枠の中に真鍮メッシュを埋め込みます。



その上から「目」の字に切り抜いた押さえ枠を瞬着で貼り付けます。これだけはt0.3のペーパーを使いました。カッターの刃が厚いため、プラ板だとどうしても細い部分が割れてしまうからです。



t0.5プラ板をU字型に曲げた「本体」をフィルターに組み合わせます。



最後はエアタンクです。KATOのキハ58用の供給ダメ?の余りを4個用意。



真っ二つにカットして、鏡板についているツノ(配管の頭)も全部カットしてしまいます。



そのカットした跡に改めてΦ0.5mmドリルで穴を開けます。真鍮線で作った配管をここに差し込んで固定するわけです。



ところが順調かと思われた作業中に思わぬアクシデントが発生。この写真を撮ったすぐあとに机からピンバイスがころげ落ち、か細いドリル刃は、あっけなく逝ってしまわれたのです(T_T)しかもそれが最後の1本とあっては作業もここまで。。。


雰囲気的をみるため、燃料タンクと抵抗器をベース板に接着し、その間にエアタンクを押し込んで記念撮影。エアタンクがやや太く下が開いてしまうので、タンクの両サイドを少し削ってやる必要がありますね(^^;
まあしかし何となく形にはなりそうなのでひと安心です。




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