こんばんは。再び阪急に戻ります。モニター屋根を作っていきます。
モニター屋根の寸法は、形式図だと屋根中央部の厚みが115mmであることしかわかりません。他に頼るものもないため、形式図を採寸して主要寸法を割り出し、実車写真と見比べながら両肩の角度などを調整して断面図(フレーム板)を作りました。これを#400スノーマット紙(t約0.5mm)にプリントし切り抜きます。左上に見える帯状のものは大きなRを切るための“コンパスカッター?”です。支点を針で固定し、スリットにカッターの刃を差し込んで引きながら切ります。
モニターの天井板は曲げやすさを考慮して薄手の#300スノーマット(t約0.3mm)にしました。あらかじめ緩いカーブをつけておきフレーム板を接着します。前後端を含めて7枚取り付けました。
側面のルーバーはエバーグリーンの波板を使って表現します。手持ちの関係でピッチ0.75mmのものを使いました。「ハ」の字形に組み込みますが、厚みが1mmあるため、屋根との接触面に隙間が空かないようカッターを思いきり斜めにして切ります。
ちょっと見にくいですが断面はこんな感じになります。ぎりぎり溝2本分は表現できました。
天井板にルーバーを貼ります。
ルーバーの上に仕切りを入れます。t0.3ペーパーを0.5mm幅に切ったものを10mm間隔で接着しニッパーでカットします。寸法出しには手頃な大きさの定規がなかったので、パソコンで作った簡易メジャーを貼り付け、それをガイドにして貼り込みました。
とりあえず先行試作品第1号の出来上がり。このあとパテとサフで形を整えていきます。
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