80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

お座敷運転会

2021-11-28 12:45:32 | 運転会
コロナ禍で中断していたお座敷運転会がほぼ2年ぶりに開催され、久しぶりに伸び伸びとした運転を楽しみました。

今年の新製配備TOMIXの475系サハ入り6連とエンドウの413系。新北陸色コンビです。475系の手前3両は屋根上をいじって457系に改造してあります。



マヤ20を含む20系ブルトレ「はやぶさ」もデビューしましたが、中間に挟まる基本編成用のナハネフ23を自連に改造してたのを忘れていて付属編成のナロネ21と連結できないという失態が発覚。フル編成かなわず、基本と付属に分割しての運転となりました。しかもED76(JNR)が集電不良のためED76(JR)が代走というグダグダ・・・。マヤ20のテールサインの安定した点灯が確認できたので良しとします。



そのほかも数本の客車、気動車を運転しましたが、相変わらずお座敷とユニトラックの相性は良くなく脱線や自連の開放が頻発しました。ユニトラックはフローリング床で運転するのが正解なのでしょう。お座敷が日本人の生活の中心にあった頃は大ぶりな木製道床か堅固な金属道床レール、そして自由度無限大(笑)のベーカーカプラーが中心でした。

もっともこうしたトラブルは車両側の不備とも無関係ではなく、正しいカプラー高さや復元ばねの硬さ、台車センターピン復元ばねの硬さなど運転する側が注意すべき点も多いわけです。自動車メーカーがレースやラリーで技術の熟成を図るのと同様、こういう機会を捉えて、「確実に走れる模型」とは何かを追求していく必要があるなあと再認識した次第です。

それにしてもプラ完成車の走行安定性は抜群ですね。TN密連装備の475系や、密自連装備(ちゃんと連結しないと外れやすい難点はあるが・・・)のKATOの20系などはスイスイ走ります。改めてしっかり設計されてるなあと感じます。


さて、今年も残すところあと1か月となりました。仕掛り品退治は遅々として進みませんが、少しでも減らしていくために次回からはこちらを再開します。スイスの低床電車・・・アッペンツェル鉄道のABe 4/12「WALZER」です。



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マヤ20の製作(8)【完成】

2021-11-23 11:20:39 | 九州・山陽方面
マヤ20いよいよフィニッシュです。

テールサインの点灯ユニットを作ります。下は廉価版白色テープLEDの1ユニットを切り出したもので、左端の1個をビニールテープ(絶縁)とアルミテープでくるんで遮光し2個のみ光るようにしてあります。これを上の導光材の裏側に置いてテールサインとテールライトをいっぺんに光らせようというものです。導光材は当鉄道でお馴染みの「イロプラ(透明)」。ピンセットで刺して光が乱反射するようにしてあります。



テープLEDに厚紙から切り出したアタッチメントを重ねてLED面をツライチに。イロプラにはアルミテープを巻いて光らせる部分以外を遮光します。左下は逆流防止用ダイオードで、今回は横着してテールサインとテールライトを同じ光源で点灯すなわち、前進するときはテールサインも消灯するようにしたため取り付けました。



接点まわりの様子です。青丸が床板側の給電用接点、黄色が燐青銅板を「コ」の字型に曲げて屋根裏まで立ち上がらせた車体側接点です。赤丸で囲んだものはコンデンサーアレーで、すべて並列接続として616μFの容量としています。無極性なので使いやすいです。



点灯ユニットを妻面裏に接着し接点へ配線します。黄色の丸が逆流防止用ダイオードです。点灯ユニットはアルミテープの合わせ目を中心に、点灯ユニット全体を黒く塗って遮光してあります。今回室内灯は省略しました。将来日光モデルのDMH17Cエンジンが手に入ったら点灯化しようと思っています。



いよいよ点灯!テールサインに露出を合わせているのでテールライトが暗いですが、実際は思ったよりうまく発光・導光してくれました。ただ残念なのは、晩年仕様としてテールサインのHゴムに黒を色差ししたところ、車体への埋め込み位置が浅かったこともあって周囲から盛大に光が漏れてしまいました。さらに塗りつぶすと黒ぶちメガネのようになってしまうので打つ手なし。遠目に見て楽しむことにしましょう。



ということでマヤ20 1(門サキ)完成です。反対側妻面の配電盤の状況など、各種ご助言、情報提供いただいた皆様ありがとうございました。



DD51を連結・・・



長崎へ向けてラストスパート!



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マヤ20の製作(7)

2021-11-15 02:56:13 | 九州・山陽方面
クリーム1号に引き続き青15号を塗っていきます。外しておいたデッキ手すりと縦樋を取り付け、3本の帯と車内をマスキングします。



窓ガラスは窓枠がぶどう色に着色されているので、面倒ですがこちらもガラスを1枚ずつマスキングしておきます。



GMスプレーの青15号を吹きました。色味について何かと指摘が多いGMの青15号ですが、客車に塗る分にはそれほど違和感ないので採用!



インレタを貼ろうとして、ストックの中に「マヤ」なんてあったか?と不安になりましたが、幸い「こみやのレタマーク」の中に1セットだけあったので事なきを得ました。なにぶん古いものだけにフォントは細めですが十分見られます。貼り付きも問題ありませんでした。



Hゴムの色さしやライト類の配線などこまごまとした仕上げが残っていますが、とりあえず下回りと合体して全体の雰囲気をみます。いい感じではないでしょうか。



テールサインも仮に差し込んでみました。ナハネフ23用のAssyパーツそのままです。この角度から見ると車体が弓型に曲がっているのがよく分かりますね。作業してるうちにだんだん反りがきつくなっていくように感じるんですけど気のせい??車体中央にもタップを立てて床板で矯正しないとダメかな。。



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久々にED73そして・・・

2021-11-13 20:30:49 | 九州・山陽方面
久々にED73を進めました。

まずやり残していた片側のエアフィルターを貼り込みます。エバーグリーンの「カーサイディング」(#2020)の溝を深彫りしたものです。詳しい作り方はこちら。



これで“ひらき”が出来ました。内貼りはペーパーが1枚貼ってありますが、まだ弱いので少し補強します。



車体下端に沿ってt0.4×2.0の洋白帯板をスーパーXクリアと瞬着を併用して貼ります。本当ならt1.0は欲しいところですが、車内にはウエイトを兼ねた動力ユニットの塊が収まるのでこれが限界。



明り取り窓の上をt0.8×5.0の厚紙で補強。いわゆる幕板に相当する空間がほとんどないので3×3ヒノキ材など貼る余裕が全くありませんが、屋根Rをうまく曲げるには何らかの補強材がないと明り取り窓の上辺がめくれあがってしまうのです。窓間にコーナー補強を入れ、その延長上に洋白板で垂直補強を入れています。



接着剤が乾いたところでだましだまし曲げてみます。一応最初に曲げぐせをつけてはありますがやはり厳しいかも・・・。



さらにだましだまし曲げたら何とか曲がっていきました。これなら大丈夫そうです。



車内はこんな感じでほとんどギリギリです。



上の写真を見ていたらヤバいモノを発見してしまいました。ココにすき間があいていて向こう側が見えています。こりゃアカンやり直し~。。汗




そしてマヤ20は塗装に入りました。今日はまず下塗りを兼ねて全体にガイアノーツのクリーム1号を吹き付け。色味は良好。そしてイージーペインターが今日もいい仕事をしてくれました。構造は「100万人のハンドスプレー」とさして変わらないのに粒子が細かく均一に吹けて、この調子だともうスプレーワークの出番がありません。




そして年内はもうポチらないと固く誓ったのにポチってしまった事案。模型工房パーミルのペーパーキット「JR東日本211系1000・3000番台基本3両セット」であります。すぐには着工しませんが、発売から時間が経っているので「とりあえず無くならないうちに回収しておこう」的なやつですね。



作るとすれば当然コレになります。長野のN編成。実は以前にスクラッチで作ろうとして沙汰止みになっていたのが、先日の“PLUMショック”(笑)の余波で、ならば“現代の山スカ”も作っとくかという気になりました。

(長ナノN301編成,クモハ211-2035ほか3連/2018.4.21,大糸線豊科~柏矢町間にて)


なので台車は3両分あります。カツミのDT50とTR235×2。しかしMPギヤはじめその他のパーツはほとんど他へ流用してしまったのでもう1回集めないと・・・。



で、PLUMの115系300番台ですが、よ~く考えた結果、415系転用はやめて新長野色の6両貫通(長ナノC9編成あたり)を狙ってみようかなと思いなおしました。まだまだ先は長いので来年の春ごろには「やっぱスカ色しか勝たん」とか言ってるかも知れませんが・・・w

(長ナノC9編成,クハ115-440ほか6連/2009.5.19,高尾駅)


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DD51の入線整備

2021-11-07 23:57:40 | 九州・山陽方面
マヤ20を横目で眺めながら今日はDD51の入線整備をやってました。整備というか、まあいわゆるユーザーパーツの取り付けです。
カマは東ウラさんから少し前に譲り受けたKATOの暖地型。お召機へ改造途中だったもので一部シルバー塗装されていました。



元の姿は撮り忘れたのでいきなり整備後の姿を出します(笑)。マヤ20を従えた「はやぶさ」の長崎編成を牽かせるため早岐区の735号機としました。



製品付属のナンバープレートには600番台しかないので、トレジャータウンのメタルインレタをプラ板の台座に貼って自作しました。排気管がシルバーに塗られていたので屋根ごと外して(というか元々屋根と一体パーツ)グレーに塗り替えました。さらに屋根だけは少し濃い目のグレーをウェザリング的にサッと吹き重ねています。



正面のナンバーも白ではなく朱色地。「赤ナンバー」は九州独特の仕様らしいのでこうしましたが、今想定している1972年頃から朱色地だったかは不明。ま、モケイなので許してください。あとスノープラウをカットしてバリバリ暖地型にしました。ちょっと重厚さに欠けますがしかたない。カプラーもシルバー塗装されていましたので、これに黒を塗り重ねても剥げるだろうなと思い手持ちの同等品と交換しました。



ということで長旅の“しんがり”を務めるカマも配備できたのでマヤ20の方も追い込んでいきたいと思います。
あと・・・ED73も早く作りたい!



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