先日試運転したところ室内灯が異常に暗かったので交換することにしました。このテープLEDは3個のLEDが直列接続されたものが複数配置されているもので、先頭車単体ではよく光ったので安心していたのですが、動力車を入れたら発進から低速域でほとんど光りませんでした。両面テープで天井に貼ってあるだけなのでペリペリと剥がします。
新たに室内灯ユニットを作りなおします。剥がしたLEDを1個ずつに切り、それぞれに470Ωの抵抗を入れて2本の洋白帯板の間に並列接続します。かなり高輝度なので1両当たり4個に減らしました。従前が12個だったので3分の1に減ったわけですが、後述のようにまったく問題ありませんでした。
LEDの裏に新たに両面テープを貼って天井裏に再び貼り付けます。
見栄えと光の拡散のため「ミラーマット」と呼ばれる発泡ポリエチレンシート(梱包材)を貼っておきます。実は光の拡散効果はほとんど期待できないんですけど気休めとして。。
照明関係の母線を編成全体に引き通すためのコネクター(メス)を作ります。妻板と天井の両隅に2つあるのがそれで、燐青銅板を二つ折りにした接点に足をつけて引き通し線に半田付けしてあります。以前作ったジャンパケーブル(オス)がここに差し込まれます。ブリッジダイオードも剥がして貼りなおしたので配線がうねっています。
ここは実車も配電盤室になっているので、L字に折ったペーパーでカバーを作ってコネクターを隠しました。
中間動力車がまだ軽いため、窓のないバリアフリースペースの壁にt1.0の鉛板を左右各2枚ずつ貼りました。
ここもペーパーを貼って鉛板を隠します。今回の車両は窓が大きいため、普段は無頓着な室内の見栄えにも極力配慮しています。
余談ですがクーラーの中にも鉛板を詰め込みました。壁裏に詰めたものと合わせた重さは約40グラム。ウエイト1個分ぐらいの補重ができたことになります。重心が少し高くなりますが、MPボルスターのスプリングはストロークが小さく硬いので不安定になるようなことはありません。
ドアにHゴムと戸当たりゴムの黒を入れます。欧州車らしく太めなので手描きに恐れをなし、マスキングして黒を吹くことにしました。直線とコーナーのRに分けてマスキングテープを貼るのでめちゃくちゃ時間がかかりました。
その割に仕上がりはビミョーを通り越して残念の領域でテンションだだ下がり。。気分が上向いてきたらタッチアップの鬼となって修復頑張ります。
そしてついにこの1等客室の「壁写真」が陽の目をみる時が来ました。実車の広報資料に載っていた画像をシールプリントしたものでだいぶ前に作ってあったものです。この地方の伝統行事「シルベスタークロイゼ」(スイス版「なまはげ」)の写真が乗務員室の仕切壁にプリントされています。
車体を下回りに載せて改めて点灯試験。オデコの前照灯やアンドンに比べて窓下のライトが圧倒的に暗い・・・。まあこれはライトユニットを作ったときに分かっていたことで、ヘッド/テールをひとつの光源で光らせるためにライトハウスの構造が複雑になったこと、導光材に光ファイバーではなくプラ棒を使ったことが敗因です。導光材だけでも光ファイバーを使いたかった・・・。なお室内灯は数を減らしても十分な光量がありました。ちなみに中間車が光っていないのはまだ引き通しがジャンパ接続できていないためです。
まあ、いろいろ不備不満はありますが、それでも一歩ずつ完成に近づいています。動力車の調子がすこぶる良いので早くどこかのレイアウトで走らせたい!
新たに室内灯ユニットを作りなおします。剥がしたLEDを1個ずつに切り、それぞれに470Ωの抵抗を入れて2本の洋白帯板の間に並列接続します。かなり高輝度なので1両当たり4個に減らしました。従前が12個だったので3分の1に減ったわけですが、後述のようにまったく問題ありませんでした。
LEDの裏に新たに両面テープを貼って天井裏に再び貼り付けます。
見栄えと光の拡散のため「ミラーマット」と呼ばれる発泡ポリエチレンシート(梱包材)を貼っておきます。実は光の拡散効果はほとんど期待できないんですけど気休めとして。。
照明関係の母線を編成全体に引き通すためのコネクター(メス)を作ります。妻板と天井の両隅に2つあるのがそれで、燐青銅板を二つ折りにした接点に足をつけて引き通し線に半田付けしてあります。以前作ったジャンパケーブル(オス)がここに差し込まれます。ブリッジダイオードも剥がして貼りなおしたので配線がうねっています。
ここは実車も配電盤室になっているので、L字に折ったペーパーでカバーを作ってコネクターを隠しました。
中間動力車がまだ軽いため、窓のないバリアフリースペースの壁にt1.0の鉛板を左右各2枚ずつ貼りました。
ここもペーパーを貼って鉛板を隠します。今回の車両は窓が大きいため、普段は無頓着な室内の見栄えにも極力配慮しています。
余談ですがクーラーの中にも鉛板を詰め込みました。壁裏に詰めたものと合わせた重さは約40グラム。ウエイト1個分ぐらいの補重ができたことになります。重心が少し高くなりますが、MPボルスターのスプリングはストロークが小さく硬いので不安定になるようなことはありません。
ドアにHゴムと戸当たりゴムの黒を入れます。欧州車らしく太めなので手描きに恐れをなし、マスキングして黒を吹くことにしました。直線とコーナーのRに分けてマスキングテープを貼るのでめちゃくちゃ時間がかかりました。
その割に仕上がりはビミョーを通り越して残念の領域でテンションだだ下がり。。気分が上向いてきたらタッチアップの鬼となって修復頑張ります。
そしてついにこの1等客室の「壁写真」が陽の目をみる時が来ました。実車の広報資料に載っていた画像をシールプリントしたものでだいぶ前に作ってあったものです。この地方の伝統行事「シルベスタークロイゼ」(スイス版「なまはげ」)の写真が乗務員室の仕切壁にプリントされています。
車体を下回りに載せて改めて点灯試験。オデコの前照灯やアンドンに比べて窓下のライトが圧倒的に暗い・・・。まあこれはライトユニットを作ったときに分かっていたことで、ヘッド/テールをひとつの光源で光らせるためにライトハウスの構造が複雑になったこと、導光材に光ファイバーではなくプラ棒を使ったことが敗因です。導光材だけでも光ファイバーを使いたかった・・・。なお室内灯は数を減らしても十分な光量がありました。ちなみに中間車が光っていないのはまだ引き通しがジャンパ接続できていないためです。
まあ、いろいろ不備不満はありますが、それでも一歩ずつ完成に近づいています。動力車の調子がすこぶる良いので早くどこかのレイアウトで走らせたい!