あっという間に2023年も大晦日となりました。振り返りの後編です。今年着手はしたものの未完成のまま年を越すものと、改造ネタは仕入れたものの本格着工はしていないものを振り返ります。概ね日付順になっています。
本題の前に、前編で漏れていた完成車購入を1件追加します。KATOのクモハ40で下河原線用に仕立てました。そういえば夏頃は下河原線に沸いてたなあ。。
【着手→未完成】
①西武赤電10連
西武新宿線でラッシュ時10両運転が開始された1973年頃を想定した編成で、501系4両+411系2両+701系4両を製作中。501系は当初551系の予定でしたが条件が合わず変更したもの。411系と701系はzugの新101系プラキットベースの改造で、411系はHゴム窓を除いてほぼ完成しましたが701系はボディ組み立て途上で、501系にいたっては片方のクモハの車体の一部が出来上がっただけ。。何はともあれ「かき氷を食べながら10連運転を祝っている」初夢をみるのが目標。
(右から411系、701系、501系の順。いつも背景の情報量多過ぎですみません笑)
②キハ07(西コフ)
甲府以遠非電化時代に甲府~韮崎間の区間運転で活躍したとされるキハ07をSHOP KIHAのペーパーシートで製作中。最近は目がショボついて窓抜きが億劫なのと流線形前面ということで半完成ボディを3月に購入しました。罪庫を回避するため「どんどん開封・組立て」と称して8月に着工し、現在は片側のオデコ整形と台車の組み立てが終わった状態です。
日光モデルのTR29台車は秀逸なデザインですが、そのまま組むとリジッドなので、台車枠とボルスターを固定するネジのうち片側を「少し緩めた状態で瞬着固定する」方法で3点支持とし、レールへの追従性を高めてあります。
③ワフ22000
小海線の小貨物列車用にホビーモデルのキットを組み立て。車体は完成済みでインレタ貼りが残作業だったように記憶。というのも「昭和の黒貨車」として他の貨車とともに箱詰めして仕舞い込んであるので現状確認できず。長期休眠の条件が整った状態なので忘れないうちに起こしに行かないと・・・。
(写真なし)
④西武E851電機
冒頭の下河原線のクモハ40との絡みで、国分寺に顔を出していた西武のマンモス電機E851のペーパースクラッチに着手。KATOのEF81用台車動力ユニットを導入したため走りは絶好調なのですが車体が追い付いていません。組み立て方が悪いのか元々の車体の展開長が短めだったのか分かりませんが「上すぼまり」になって奇麗な形にならないので、仕切板を外して組み直すか、側板と屋根板を分けるか検討中。
⑤E231系800番台
元々南武線の209系6連に仕立てるつもりで購入したPLUMのプラキットを転用。サハを1両仮組みして手ごたえは掴んでいるので、これも初夢に登場するかどうかが完成を占うカギ(謎)。
(写真なし)
⑥クモニ13(南チタ)
蒲田の模型ショーで見つけて即買いしたモデルワークスのペーパーキット。②で書いたように、最近、窓抜き済みの車体は後光が差しています。もっか凹みが深いドアの断面のパテ処理中。手持ちのDT12にIMONギヤを組み合わせ、床下機器は休車中の旧型電車から転用する計画。
⑦横浜線旧国4連(南ヒナ ※東ヒナ??)
長期罪庫のKATOクモハ41+クハ55セットの活用プロジェクト。クモハ41をクモハ60に改造し、中間にモハ72(スクラッチ)とサハ78(キット=パンケーキコンテナ)を挿入予定。これも初夢対応(多すぎ)。
(写真なし)
⑧201系4連(ホリデー快速あきがわ)
PLUMのキットを11月に購入。パチパチッとやれば組み上がるはずなので桜が咲くまでには・・・。運転本位のため台車はすべてエンドウ製に置き換えることにしました。
(写真なし)
⑨キロ58リニューアル
ディーゼル急行「アルプス」用に“KATO水準”を目指してペーパースクラッチしたキロ58ですが及ぶはずもなく、手持ちのキロ28が余り気味なのも相まってリニューアルすることにしました。
キロ28の下回りをキハ58(T)と入れ替えただけですが、巧みなKATOの共通設計思想のおかげですんなり交換できました。これは拍手👏ものです。もう1両あるキロ58はキハ58(M)の下回りと交換したのですが、床構造の違いからだいぶ苦労した記憶があったので今回は目からウロコ状態でした。
運転台側の床下を見たところですが、全長が同じなのでカプラーはノータッチ。ステップとジャンパ栓が一体となったキロ28の前位側パーツは後退角のあるキハ58の床板にも無改造で取り付けられました。唯一の改造といえば、明り取り窓部分のガラスパーツに支障する箇所の床板を削ったのと、車体固定用ツメの位置が若干違うのでツメの幅を半分程度にカットしただけです。
あとは給水口を作り直し、屋根上を整備し、シートに白い頭あてを貼り付ければツイン・キロ完成です。なお後期改造車のクーラーはAU13だったらしいので、AU12を載せたもう1両との対比を楽しむことにしました。
⑩その他
個別に書く時間が無くなってきたので(笑)12月にあたふたとやった作業は項目だけ書くことにします。
●KATO165系ベース169系の「快速みすず」転用
●「アルプス」「伊那」「みすず」を仕立てた残りのKATO165系で仕立てる「急行つがいけ」
●冬眠から起こした富士急行モハ3100形
等々(写真なし)
【改造ネタ仕込み済み】
①211系(長ナノ)6連
パーミル(紙)とアクラス(プラ)の混成で製作予定。アクラスの1両をサハとして先行的に組み立てたものの、「屋根の反り」の確認という位置づけで編成としては未着工扱いデス!
(写真なし)
②クハ115 2100番台(身延線)
引出しの奥から発見された115系1000番台モハユニットと組み合わせて身延線に仕立てるために中古品を購入。奇数向きを偶数向きに改造します。
モハユニットの方はモハ115をクモハ115に改造しますが、ラッキーなことに先日KATOホビセンでクハ165のハンパボディが手に入ったのでこのお面を頂戴することにしました。ガラスパーツの調達問題はありますがとりあえず視界は開けました。初夢に出てくれば一気に進む可能性大。
③キハ55(トラムウェイ)・キハ58(KATO中古)
元々は別々の目的で購入したのですが、手持ちのキハ28をパーツ供給用に加えて一挙に改造する構想が年末に立ち上がりました。こちら、中古でジャンク扱いでしたが走りも上々、ボディも奇麗なキハ58。これを富士急行の両運キハ58003に改造しようかなと。前に挙げたキロ58を含む、ディーゼル急行「アルプス」「八ヶ岳」「かわぐち」併結の堂々12連ここに完成!といきたいところです。
一挙に、の意味がこちら。ドナーとなるキハ28のお面をキハ58に移植して両運化。ドア幅の縮小やバカでかい戸袋窓の再現など難題は多いですがまあいけるでしょう。。そしてキハ28の窓部分はキハ55のバス窓を取り去った後に移植します。なんとキハ55 100番台の窓サイズ(1,070×780mm)やシートピッチ(吹寄せ幅400mm)はキハ58系のそれと同じだったんですね。図面を比べて飛び上がりましたよもぉ。これでキハ55時代の「アルプス」も視界が開けました。ちなみにこの事実を知るまでは、窓部分はプラ板で窓抜きしたものを移植する予定でした。
ということで、完成するかも怪しい大風呂敷を広げたところで2023年もお時間いっぱいとなりました。改めまして本年のご愛顧に感謝するとともに、来たる2024年も「80分の1丁目16番地」をご贔屓にしていただければ幸いです。皆様のご健康と益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
管理人isao
本題の前に、前編で漏れていた完成車購入を1件追加します。KATOのクモハ40で下河原線用に仕立てました。そういえば夏頃は下河原線に沸いてたなあ。。
【着手→未完成】
①西武赤電10連
西武新宿線でラッシュ時10両運転が開始された1973年頃を想定した編成で、501系4両+411系2両+701系4両を製作中。501系は当初551系の予定でしたが条件が合わず変更したもの。411系と701系はzugの新101系プラキットベースの改造で、411系はHゴム窓を除いてほぼ完成しましたが701系はボディ組み立て途上で、501系にいたっては片方のクモハの車体の一部が出来上がっただけ。。何はともあれ「かき氷を食べながら10連運転を祝っている」初夢をみるのが目標。
(右から411系、701系、501系の順。いつも背景の情報量多過ぎですみません笑)
②キハ07(西コフ)
甲府以遠非電化時代に甲府~韮崎間の区間運転で活躍したとされるキハ07をSHOP KIHAのペーパーシートで製作中。最近は目がショボついて窓抜きが億劫なのと流線形前面ということで半完成ボディを3月に購入しました。罪庫を回避するため「どんどん開封・組立て」と称して8月に着工し、現在は片側のオデコ整形と台車の組み立てが終わった状態です。
日光モデルのTR29台車は秀逸なデザインですが、そのまま組むとリジッドなので、台車枠とボルスターを固定するネジのうち片側を「少し緩めた状態で瞬着固定する」方法で3点支持とし、レールへの追従性を高めてあります。
③ワフ22000
小海線の小貨物列車用にホビーモデルのキットを組み立て。車体は完成済みでインレタ貼りが残作業だったように記憶。というのも「昭和の黒貨車」として他の貨車とともに箱詰めして仕舞い込んであるので現状確認できず。長期休眠の条件が整った状態なので忘れないうちに起こしに行かないと・・・。
(写真なし)
④西武E851電機
冒頭の下河原線のクモハ40との絡みで、国分寺に顔を出していた西武のマンモス電機E851のペーパースクラッチに着手。KATOのEF81用台車動力ユニットを導入したため走りは絶好調なのですが車体が追い付いていません。組み立て方が悪いのか元々の車体の展開長が短めだったのか分かりませんが「上すぼまり」になって奇麗な形にならないので、仕切板を外して組み直すか、側板と屋根板を分けるか検討中。
⑤E231系800番台
元々南武線の209系6連に仕立てるつもりで購入したPLUMのプラキットを転用。サハを1両仮組みして手ごたえは掴んでいるので、これも初夢に登場するかどうかが完成を占うカギ(謎)。
(写真なし)
⑥クモニ13(南チタ)
蒲田の模型ショーで見つけて即買いしたモデルワークスのペーパーキット。②で書いたように、最近、窓抜き済みの車体は後光が差しています。もっか凹みが深いドアの断面のパテ処理中。手持ちのDT12にIMONギヤを組み合わせ、床下機器は休車中の旧型電車から転用する計画。
⑦横浜線旧国4連(南ヒナ ※東ヒナ??)
長期罪庫のKATOクモハ41+クハ55セットの活用プロジェクト。クモハ41をクモハ60に改造し、中間にモハ72(スクラッチ)とサハ78(キット=パンケーキコンテナ)を挿入予定。これも初夢対応(多すぎ)。
(写真なし)
⑧201系4連(ホリデー快速あきがわ)
PLUMのキットを11月に購入。パチパチッとやれば組み上がるはずなので桜が咲くまでには・・・。運転本位のため台車はすべてエンドウ製に置き換えることにしました。
(写真なし)
⑨キロ58リニューアル
ディーゼル急行「アルプス」用に“KATO水準”を目指してペーパースクラッチしたキロ58ですが及ぶはずもなく、手持ちのキロ28が余り気味なのも相まってリニューアルすることにしました。
キロ28の下回りをキハ58(T)と入れ替えただけですが、巧みなKATOの共通設計思想のおかげですんなり交換できました。これは拍手👏ものです。もう1両あるキロ58はキハ58(M)の下回りと交換したのですが、床構造の違いからだいぶ苦労した記憶があったので今回は目からウロコ状態でした。
運転台側の床下を見たところですが、全長が同じなのでカプラーはノータッチ。ステップとジャンパ栓が一体となったキロ28の前位側パーツは後退角のあるキハ58の床板にも無改造で取り付けられました。唯一の改造といえば、明り取り窓部分のガラスパーツに支障する箇所の床板を削ったのと、車体固定用ツメの位置が若干違うのでツメの幅を半分程度にカットしただけです。
あとは給水口を作り直し、屋根上を整備し、シートに白い頭あてを貼り付ければツイン・キロ完成です。なお後期改造車のクーラーはAU13だったらしいので、AU12を載せたもう1両との対比を楽しむことにしました。
⑩その他
個別に書く時間が無くなってきたので(笑)12月にあたふたとやった作業は項目だけ書くことにします。
●KATO165系ベース169系の「快速みすず」転用
●「アルプス」「伊那」「みすず」を仕立てた残りのKATO165系で仕立てる「急行つがいけ」
●冬眠から起こした富士急行モハ3100形
等々(写真なし)
【改造ネタ仕込み済み】
①211系(長ナノ)6連
パーミル(紙)とアクラス(プラ)の混成で製作予定。アクラスの1両をサハとして先行的に組み立てたものの、「屋根の反り」の確認という位置づけで編成としては未着工扱いデス!
(写真なし)
②クハ115 2100番台(身延線)
引出しの奥から発見された115系1000番台モハユニットと組み合わせて身延線に仕立てるために中古品を購入。奇数向きを偶数向きに改造します。
モハユニットの方はモハ115をクモハ115に改造しますが、ラッキーなことに先日KATOホビセンでクハ165のハンパボディが手に入ったのでこのお面を頂戴することにしました。ガラスパーツの調達問題はありますがとりあえず視界は開けました。初夢に出てくれば一気に進む可能性大。
③キハ55(トラムウェイ)・キハ58(KATO中古)
元々は別々の目的で購入したのですが、手持ちのキハ28をパーツ供給用に加えて一挙に改造する構想が年末に立ち上がりました。こちら、中古でジャンク扱いでしたが走りも上々、ボディも奇麗なキハ58。これを富士急行の両運キハ58003に改造しようかなと。前に挙げたキロ58を含む、ディーゼル急行「アルプス」「八ヶ岳」「かわぐち」併結の堂々12連ここに完成!といきたいところです。
一挙に、の意味がこちら。ドナーとなるキハ28のお面をキハ58に移植して両運化。ドア幅の縮小やバカでかい戸袋窓の再現など難題は多いですがまあいけるでしょう。。そしてキハ28の窓部分はキハ55のバス窓を取り去った後に移植します。なんとキハ55 100番台の窓サイズ(1,070×780mm)やシートピッチ(吹寄せ幅400mm)はキハ58系のそれと同じだったんですね。図面を比べて飛び上がりましたよもぉ。これでキハ55時代の「アルプス」も視界が開けました。ちなみにこの事実を知るまでは、窓部分はプラ板で窓抜きしたものを移植する予定でした。
ということで、完成するかも怪しい大風呂敷を広げたところで2023年もお時間いっぱいとなりました。改めまして本年のご愛顧に感謝するとともに、来たる2024年も「80分の1丁目16番地」をご贔屓にしていただければ幸いです。皆様のご健康と益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
管理人isao