80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

富士急行7000形の製作17

2017-03-31 01:26:58 | 私鉄電車
こんばんは。7000形がだいぶ形になってきました。またまた作業途中の写真なしで、結果のみですが。。。


前面下部の大小ステップをペーパー紙片で作って瞬着で接着。パンタ母線はφ0.7mm真鍮線、空気作用管2本とアース線はφ0.3mm真鍮線を曲げて、これもとりあえず瞬着で着けてしまいました。避雷器がパンタ後方に移設されているため、アース線の取り回しがどうなっているか不明なのですが、パンタ下を通過していることは間違いないようなので、避雷器の脇から自然なラインでつながるようにしました。




その避雷器ですが、以前の記事で「どうもケース入りでないものが載っているようだ」ということを書きました。写真を探したところ、モハ7031ではなく僚車のモハ7032ですが、うまくパンタ後方をとらえた写真が出てきました。逆光なのとほぼ流し撮り状態で画質が荒いですが、赤丸で囲んだところを見ていただく明らかに円筒形のケースがなく、碍子型をした避雷器本体が裸で載っているのがわかります。市販品もなく自作するのも面倒なので、前の写真のごとくケース付きの一般的なLA-17を載せた次第。




パンタまわりを仮組みして記念撮影。やっぱり前パンはかっこいいですね!




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富士急行7000形の製作16

2017-03-26 20:59:31 | 私鉄電車
こんばんは。今日は雨で寒い1日でした。花冷えというのでしょうか。でも春はもうすぐそこまで来ていますね。


今日はモハ7031の手すりなどを追加しました。2位隅には足掛けがズラリと並んだりして根気との戦い・・・




なんとかできました。縦樋はφ0.5mm真鍮線です。割りピンがないので瞬着で留めただけですが、シール紙かアルミテープを細く切って取付ステーに見せようかと思案中です。




さて、この7000形は富士急入線に際し、ほとんどの窓がアルミサッシに交換されました。800mm窓のクハ7061はまだしも、600mmの狭窓をひとつひとつ窓抜きするのはどうも気乗りしません。もちろんキットにはサッシも付属しているのですが、車体と同じt0.5mmプレスボードを抜いたものなので実に分厚いのです。




何か妙案はないかと考えたところ、未組立のいさみやのクモハユニ44が1両あったかも?と調べてみたところ、ありました♪ もう10年以上前だと思いますが、二子玉川の店で、まだ売れ残っていたクモハユニ44を3両買ってきて、うち2両を“ニコイチ”にしてクモハ43を作ったのです。そして残りの1両が手つかずのまま残っていたわけです。




いさみやキット(製造はヨシダ模型?)は小高製と違い窓枠に薄い材料を使っていました。比べてみるとこんなに違います。窓桟もそこそこ細く、これならシルバー塗装してもそれほどゴツくはならないと思います。




さてしかし、問題は数が揃うかどうかです。いくら17m級とはいえ、郵便荷物合造車の客室の方が短いのは火を見るより明らか。。




あとはメーカーが違えば寸法取りも微妙に違う可能性があります。恐る恐る当てがってみると・・・。こちらは上下左右ともピタリと合いました。これで流用決定!




足りない分についても、ニコイチを作った時の余りが運良く残っていたので数は揃いました。




かくしてアルミサッシ問題は解決しました。クハ7061の方は800mm窓なので、なんとか自作でまかなうことにします。




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富士急行7000形の製作15

2017-03-26 00:51:34 | 私鉄電車
こんばんは。引き続き7000形の製作を続けています。クハ7061がほぼ塗装前段階となりました。


LEDの仕込みと床板側の配線は済んでいるので車体側の配線をします。接写しすぎてちょっと見にくい写真ですが、左側が床板でテールライト用のLEDが床板に埋め込んであります。LEDのマイナス側の足をU字形に折り曲げて前方台車のセンターピンに半田付けしてあるので、その足に接触するように車体側の接点を取り付けます。接点はt0.1mm燐青銅板で、これをヒノキ補強材にφ2mmネジで取り付け、エナメル線で屋根裏のヘッドライト用LEDのプラス側につないでいます。




ヘッドライトのマイナス側は、車体と床板をとめるネジを媒介にして後部台車と電気的に結びます。車体中央に横梁を渡し、そこにラグ板を挟んでφ2×12mmネジを通し、エナメル線で配線したのがこの写真です。




一方、床下中央には430Ωの抵抗を挟んで後部台車からの配線が来ているので、ここへネジを通してナットで締めれば、車体の固定と同時に配線も完了するわけです。




車体の方は、乗務員ドアの手すりと前面の手すり、縦樋、ステップ等の取り付けを行いました。一気に作業したので作業途中の写真はありません。手すりはφ0.4mm真鍮線で、縦樋やステップなど白く見えている部分はペーパー製です。運転席上の換気ルーバーはちょっと形態が異なりますが103系の側面ルーバーを流用し、運行番号窓を塞いだところは、横長なのに目をつむりエッチング製のサボ受けをそのまま貼り付けました。




塗装前にあと1回サーフェーサーを吹き、軽くケバ取りをしたいと思います。




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ウェイトの試み

2017-03-22 11:36:50 | その他
おはようございます。
連休中、自転車でコケて左ひじを強打しました。普通にしてれば痛みはないんですが、近々医者には行こうかと。。眼といいひじといい、今年は体の左側にダメージが集中しているので注意せねば。


さて今回はウェイトの話です。ペーパー車体は軽いのがウリですが、安定した集電を考えるとある程度の重さが欲しくなります。MP動力が普通になって昔のようなずっしりと重いウェイトが手に入らなくなり、重さ、サイズ、値段のバランスの取れた代替品がないものか探していました。
DIY店で金属プレートとかボルト(笑)とか手に取って確かめてみましたがいまいち。
釣り具やゴルフクラブ用のものも見てみましたが、形が大きく何より高価すぎてとても手が出せません。

そんななかでふと見かけたのがタイヤのホイールバランス調整用のウェイトです。ホイールの縁に取り付ける“打ち込み式”というのもありますが、平板の裏側に粘着テープが付いたタイプが使いやすそうだったので、30g×25枚入りを3箱も注文してしまいました。仕掛かり車両を考えるとこのくらいの需要はあるのです、はい。(汗)




今回購入したのは30g×25枚入りのもので約1,500円(税込)。1枚当たり60円、1g当たり2円でした。重さは5g単位でいくらかバリエーションがあるようです。材質は鉛です。環境面からはスチール製が良かったのですが、重さと大きさのバランスを考えると、どうしても鉛に軍配が上がってしまいます。表面は一応ビニールシートのようなものでコーティングされているので素手で触れることはありませんが。。




ちなみに、MP動力用でよく使う「MPウェイトA」は1個35gでした。1個378円(税込)なので1g当たり10.8円と相対的に高価です。材質はわかりませんが床下機器などと同じホワイトメタルなのでしょうか?もっとも“ホワイトメタル”そのものの組成もよく知りませんが・・・笑




ブラス車体の両軸駆動ならばMPウェイトを2個床下に吊り下げれば十分ですが、ペーパー車体の動力車でもう少し補重したい場合や、床下機器が少ないトレーラー車を見栄え良く補重したい場合は板状のウェイトが便利です。17m級以下の小型車量や気動車などの片台車駆動の場合、適宜切って前後の重量バランスを細かくチューニングできるのも魅力です。




切断はハサミで十分です。歪みはペンチであらあら直しておけば、クッション素材の粘着テープなので多少歪みがあっても貼り付きます。ただ、切断面は鉛が露出するので何かでカバーするか塗料でも塗っておきたいところ。




富士急7000形の場合、モハ7031(上)には、2:3くらいの割合で動力台車側が重くなるように切ったものを前後台車付近に設置し、クハ7061(下)は車体中央に床板止め用の横梁を入れる関係から、半分に切ったものをそれぞれ両側の台車付近に貼りつけました。




モハはすでにMPウェイトを1個積んでいるので、総重量は218gとかなりずっしりした感じになりました。このあとパンタ、ランボード、ベンチレーターなどを装備していけばさらに10~15g程度は重くなると思います。クハは127gなので、もう1~2枚積んでもいいかも知れません。





ということで、長年の懸案であったウェイト問題に、とりあえず、ひと区切りつけることができました。
仕掛かりにしとく新たな理由を探さないと・・・ (°O゜)☆\(^^;)



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富士急行7000形の製作15

2017-03-18 02:35:24 | 私鉄電車
こんばんは。明けて今日土曜日から3連休という方も多いかと思います。天気はまずまずのようなので行楽地は賑わうことでしょう。ちなみに私は日・月と仕事になりました。はい。。

今週はなかなか時間が割けず、クハ7061をなんとか形にするのが精いっぱいの状況でした。

モハ同様、エコーのリベット付シル・ヘッダーを貼ります。




前面の床下に連結器胴受け、ジャンパ栓、釣合溜めを取り付けます。




クハの方はジャンパケーブルが付くのでジャンパ栓は開栓タイプを使いますが、床下用の2連のものは閉栓タイプしか手持ちがなかったので、ご覧のように斜めに取り付けてフタが開いているように見せかけました。




車体取付用は開栓タイプの手持ちがあったので、2つ並べて瞬着で取り付けました。テールライトケースはφ1.8-1.5mmの細密パイプです。




雨樋はモハと同様、t0.3ペーパーの上にプリンタ用シール紙を重ね貼りした2段雨樋です。前面と連結面はモハは一直線でよかったのですが、こちらはいわゆる「唐破風」スタイル。手で曲げてもうまく形にならないので、下段は屋根カーブに合わせて切り出したものを貼り、上段のシール紙はだましだまし手で曲げて貼りました。時間が経つと戻ってくるので、すぐにサーフェーサーを吹いて固めてあります。




一番面倒な雨樋をクリアしたので少し気が楽になりました。あとは手すりやステップなど細々としたディティールを追加していきます。



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