80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

仕掛りさんいらっしゃ~い

2021-05-08 23:51:42 | つくるつくるサギ
80系とEF63の協調具合を確かめるために部屋を片付けて5mぐらいの試運転線を敷きました。実車は非協調なのに模型は協調運転に気を遣うという怪。
怪といえば記事タイトルが十分怪しいですが、その話に入る前に、まずこの試運転結果についてご報告しましょう。

モハ80はすでに単体で試運転済みですが、車体中央のたるみ対策を施したので、改めて走行させてみて問題ないことを確認しました。



見にくいですが、こんな感じでランナーから切り出した幅1mmぐらいのプラ片を車体下部に接着して床板をホールドします。



車体が塗装中なので、下回りだけEF63(TOMIX)と連結して走行をチェックします。ロクサンは屋根のモニター内に仕込まれたスイッチを切り替えることによって低、中、高の3段階の速度が選べます。デフォルトは「低」になっており、まず「中」で試したところまだ遅く、「高」でなんとかEN22+13:2MPギヤの80系に近づきました。



欲を言えばロクサンをもう一段早くするか、80系を遅くしたいところですが、とりあえず「チキ」状態のトレーラー車でも脱線することなく運転できたのでよしとしましょう。ちなみに80系どうしの中間連結器はエンドウのドローバーなので編成全体がかなりリジッドな連結状態です。




で、ここから先が怪しいタイトルの話なのですが、せっかく試運転線ができたので、久しく動かしていない動力車、しかも仕掛り品の動力車を走らせてみようと思い立ちました。まあ「虫干し」です。果たしてちゃんと動いてくれるのだろうか。。


まずは80系と同じプラキットつながりでネコ・パブの京王帝都電鉄5000系。



キットのプラ床板のままMP動力化しています。ちょっと引っ掛かり音がしますが問題なく起動。これもボディは一体成型品なので、その気にさえなれば完成はそう遠くないはず。誰かその気になるきっかけください。笑



プラキットといえばこれが先輩格。ホビーモデルの101系10連中央線快速Ver.で、あとはサッシと窓セルを入れれば完成・・・ということを再確認しました。GW前に発掘してれば今頃は楽しくフル編成運転できて・・・た・・・かな?



動力はMC3B00缶モーター+インサイドギヤ方式で、基本7連に2台、付属3連に1台をそれぞれ組み込んであります。インサイドギヤは小高かカワイかよく分からない年代物ですが、ウォームギヤをエンドウの16:2に換装してあり、今回の超久しぶりの運転でも一発で快調な走りを見せてくれました。この写真のクモハ100など、サウンドシステムも積んでいないのにカルダンドライブのいい音を奏でていて気分アゲアゲ⤴⤴です。



先ほどの京王5000系には相棒がいました。ペーパースクラッチの5100系3連で、改めてみるとこれも車体はほぼ完成してますね。これはひょっとすると「その気」が起きるかも。。



動力はこれもMC3B00+インサイドギヤとなっていて、最初渋りましたが、何往復かさせているうちに調子が上がってきました。



これは中央東線用のモハ114-800番台。車体は小高、動力はオーソドックスなMPなので、超久々の運転にも関わらず一発目から快調にスタート。8連のうち車体が組み上がっているのは3両ぐらいなのでちょっとテンション低め。まだしばらく仕掛り記録を更新し続けそうです。



同じく小高キット組みの471系クモハ470。同じくオーソドックスなMP動力なので走行に問題ないものの、再開には「その気」が必要です。。



なんかつい最近までいじっていた記憶があるEF13。KATOのEF58改ですね。



改めて見ると先台車から端梁までかなり気合が入ってるし、車体も基本的なハコは出来上がっているのでもうあと一歩なんですが、一にも二にも「デッキ」をいかに攻略するかなんですねぇ。再開は緊急事態宣言が解除された頃を見計らって・・・(ヲイw)



以下、キリがないので「快調に走りましたよ」写真だけ載せていきます。
富士急モハ3100形



阪急2000系!(マスキングしっぱなし・・・大丈夫か?)



JR九州305系



スイス・アッペンツェル鉄道ABe4/12(80系終わったらとりあえずこれに戻ります)



ということで、仕掛り品の山はそう簡単に崩せない、ということを再認識した土曜日でした。
とはいえ、頂上が見えている車両もいくつかあるので、気合を入れ直してがんばりたいと思います。

最後にもう1枚、車両ではない仕掛り案件の写真を載せておきます。部屋を片付けたついでにレイアウトの方も再始動すべく準備中です。え?ただの荷物置き場にしか見えない!?(否定できず)




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下半期です

2020-07-01 21:47:29 | つくるつくるサギ
7月になりました。あっという間に1年の半分が過ぎ去り下半期に突入ですね。
もう今年は気分の上では消化試合みたいなもんです。

さて今日7月1日は「701系の日」だそうで。
西武の701系はプリント写真しかないので秋田の701系N37編成の写真を上げておきましょう。



何をいまさら突然?
どうもコレ↓が原因でゆうべからおかしなセンサーが反応しまくってます。
305系の台車をDT64に統一したので弾き出されたDT61が2両分。これ使って何ができるかな~悶悶悶悶。。
あ!w



そしてHDDの奥から、以前大糸線のE127系100番台を作った時の型紙データがきれいな状態で出土。



よし浮気だ着工だー!


あ、2両ともピボットだー!(>_<)


ちゃんちゃん♪

ということで一瞬燃え上がった炎は一瞬にして鎮火したのであります。
台車の使い道はもう一度考え直すことにして、下半期も引き続き305系の製作でスタートすることにしましょう。

残り5両分の車体の外形を切り抜き、スジをつけて屋根と裾に曲げ癖を付けておきます。



先行試作車で培ったノウハウ?をもとに屋根構造のメモを作成。前回は車体を箱にしてから“雨樋ランボード”をくり抜き、裏打ちをしましたが、いかんせん手が届きにくいため、残り5両については車体が“ひらき”のうちにこれらの加工を済ませることにしました。



週末までしばらくは窓抜きの鬼となります。




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どうみても屋根板

2017-12-29 22:37:16 | つくるつくるサギ
先日の忘年会でf.babaさんから“屋根板”をお譲りいただきました。幅約36mmで厚さはちょっと薄めの約4mm、材質はABSとのこと。これ、実は鉄道模型用ではなく、ホームセンターで売っている腰壁の見切りなどに使うモール材です。ふつう木目調などのフィルムでカバーされていますが、これを剥くと、どこからみても屋根板にしかみえないこんなムク材が現れるのです。




いわゆる東海形用よりも薄いため、それらの電車に使うためにはt1mm程度のゲタを履かせる必要があります。




せっかくの頂き物なので何か作れないかと思案。1両でもサマになるものと言えば・・・

○クモニ83orクモユニ82の800番台 ・・・ すでに仕掛品を抱えているのでムリ

○モハ72 850番台 ・・・ 山スカ70系4連のモハ71のうち1両を置き換える→ええなぁ♪

○クモハユニ44 800番台 ・・・ いさみやキットが1両残ってたはず→相棒を作るハメになるけどこれもええなぁ♪


しかしここで新たな誘惑が。。


「私鉄高性能車」とか「戦後の名車」といったキャッチに弱いものですから、今月はこんな本を買ってしまったのですが、中身は正月休みにゆっくり読むとして、表紙の赤い電車と屋根板が見事にシンクロしてしまいました。




そこで何が起こったかは敢えて語らずとも読者の皆様ならお見通しでしょう。はい、速攻で型紙が出力されました(笑)。営団地下鉄丸ノ内線300形であります。モニター式通風器のため低く抑えられた屋根寸法はまさにこの屋根板そのもの。両運転台で1両でもサマになるとくれば拒む理由はありません。




かくして、仕掛品ラッシュに沸いた2017年の年末にふさわしく、新たな仕掛品仲間(いや、まだ着工していないので仕掛品ではない!)を携えての年越しと相成ったわけであります。



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2018年の抱負

2017-10-16 10:24:02 | つくるつくるサギ
おはようございます。先日の猛暑復活から一転、寒いです。なんでも師走の寒さだとか。

だからという訳ではありませんが、来年の話をします。
鬼ども、笑う準備はできてるか~~!?

阪急2000系原形非冷房車を作ってみて(まだ完成してないけど・・・)、やっぱり自分と同世代の電車っていいなぁと再認識しました。ならばこのノリでもう1本。ペーパー車両工作を始めて以来、常に頭の片隅にあった「かっこいい電車」を作るなら今しかない!ということで、ターゲットを小田急ロマンスカーNSE(デハ3100形)に定めて資料集めを始めました。プロトタイプはもちろん冷房強化前の原形スタイルですよ♪

(「私鉄ガイドブック・シリーズ第2巻 小田急・京王帝都・西武」より)


自分の撮影コレクションがチープなのはいつものこと。割と身近だったNSEも片手くらいしか撮ってませんでした。形式写真はおろかディティールがわかる写真もなしとあってはネットの力を借りるしかありません。。

これは「初詣号」のヘッドマークを出した臨時列車。1980年の元旦に新宿駅で撮影したものです。既に屋根上には後付けのクーラーが載っていますが、ヘッドマークは五角形の差替え式が使われています。




新宿へ向かって箱根湯本駅を発車した「はこね」号。勾配票と、「でんしゃにちゅうい」のサイン、そしてアジサイ。撮影日は1979年7月1日と記録されています。上の写真の前年ですね。今も変わらないのはアジサイだけでしょうか?




そしてこちらは1970年代初頭と思われる新宿駅付近の写真。後方にはアルプスないし房総急行用と思われるキハ58が見え、その奥には多数の貨車がとまっています。冷房強化改造前の美しい姿のはずですが前頭部しか写っていないのが残念です。



というわけで、2017年も2か月半を残しての来年の抱負でした。カテゴリーも「つくるつくるサギ」を新設しましたので、罵倒はお控えいただき、温かい目で見守ってやってください。よろしくお願いします。m(_ _)m



ちなみに・・・・・・・・、本当にちなみになんですが、



1両作ってみたりして。。(^^ゞ




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