こんばんは。最近、急に寒くなったり暑くなったり梅雨のように蒸したり。。9月も終盤。10月に入れば少しは秋らしくなってくるのでしょうか。
さて、ここの管理人、おとなしく115系製作にいそしんでいるかと思いきや、大方の予想通りまた浮気物件に手を出しました。
プリンタから出てくる出てくる・・・♪ さてこれは何でしょう?(^^ゞ
最近はプリンタのクセ(=出力誤差)を完全にマスターしたので、紙の厚みに応じてタテヨコの補正係数(企業秘密♡)を掛けて出力すると一発で正しい寸法の型紙が手に入るようになりました。
手戻りがないのでさっそく1両ずつ切り出し、屋根と腰絞りの曲げぐせをつけます。
勢いで窓抜きも完了。2ドア広窓という、まことに中高年モデラー向けの目に優しいデザイン。この窓配置を見てもうおわかりかなー?
ドアの枚数が少ないので少し遊んでみました。抜いた窓の周囲を鉄筆でなぞってHゴムを表現しています。コーナーのRがお座なりになってますが、まあまあ雰囲気は出てるかな・・・と。烏口にしろポスカにしろ溝があった方がきれいに色を乗せることができますから。
2両のうち1両はドアと内貼りの貼り込みまで終わりました。サッシはアルミなので塗装後の貼り付けになります。前面は・・・。そこが難関です。これから現物合わせで作ります。
この電車は富士急行のモハ3100形です。富士急の創立30周年を記念して昭和31年に製造された電車で、その後の増備も含めてMc-Mc’ユニットの2編成が登場しましたが、1編成は残念ながらブレーキ破損による暴走事故で廃車となってしまいました。
<昭和55年5月 大月駅にて>
生き残ったモハ3101-3102編成は1997年に引退しますが、とある団体に引き取られて中央線の旧線跡地で喫茶店として第二の人生を歩みます。しかしほどなく営業休止となり、今では荒れ放題となっているようです。この写真は2010年に撮影したもので、一部ガラスが割られブルーシートが掛けられてはいるものの、まだそれほど荒廃は進んでいませんでした。
その後の状況は不明ですが、某ブログで昨年撮影されたと思われる写真を見ることができました。それによると窓ガラスの破損が拡大し、スプレーによる派手な落書きもされてしまったようです。私鉄高性能車の一員として日本車両が意欲的に開発し、特に狭軌用台車で初めてWN駆動を実用化した記念すべき車両なのですから、せめて台車だけでも里帰りさせてあげられないものかと残念な気持ちで一杯です。
ちなみにこの台車、NB-1という形式だそうで、軸バネがウィングバネかシュリーレン式にも見えますが、実は昨今の軽量台車にみられるような「軸バリ式」です。軸箱の外寄りはコイルばねですが、台車中央寄りは「支点」になっているのがわかります。言うまでもなく模型的には厄介で、そのものズバリは発売されていませんから類似台車を探さなければなりません。一応狙いをつけている候補はいくつかあるのですが一長一短あって悩ましいですね。
よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村
さて、ここの管理人、おとなしく115系製作にいそしんでいるかと思いきや、大方の予想通りまた浮気物件に手を出しました。
プリンタから出てくる出てくる・・・♪ さてこれは何でしょう?(^^ゞ
最近はプリンタのクセ(=出力誤差)を完全にマスターしたので、紙の厚みに応じてタテヨコの補正係数(企業秘密♡)を掛けて出力すると一発で正しい寸法の型紙が手に入るようになりました。
手戻りがないのでさっそく1両ずつ切り出し、屋根と腰絞りの曲げぐせをつけます。
勢いで窓抜きも完了。2ドア広窓という、まことに中高年モデラー向けの目に優しいデザイン。この窓配置を見てもうおわかりかなー?
ドアの枚数が少ないので少し遊んでみました。抜いた窓の周囲を鉄筆でなぞってHゴムを表現しています。コーナーのRがお座なりになってますが、まあまあ雰囲気は出てるかな・・・と。烏口にしろポスカにしろ溝があった方がきれいに色を乗せることができますから。
2両のうち1両はドアと内貼りの貼り込みまで終わりました。サッシはアルミなので塗装後の貼り付けになります。前面は・・・。そこが難関です。これから現物合わせで作ります。
この電車は富士急行のモハ3100形です。富士急の創立30周年を記念して昭和31年に製造された電車で、その後の増備も含めてMc-Mc’ユニットの2編成が登場しましたが、1編成は残念ながらブレーキ破損による暴走事故で廃車となってしまいました。
<昭和55年5月 大月駅にて>
生き残ったモハ3101-3102編成は1997年に引退しますが、とある団体に引き取られて中央線の旧線跡地で喫茶店として第二の人生を歩みます。しかしほどなく営業休止となり、今では荒れ放題となっているようです。この写真は2010年に撮影したもので、一部ガラスが割られブルーシートが掛けられてはいるものの、まだそれほど荒廃は進んでいませんでした。
その後の状況は不明ですが、某ブログで昨年撮影されたと思われる写真を見ることができました。それによると窓ガラスの破損が拡大し、スプレーによる派手な落書きもされてしまったようです。私鉄高性能車の一員として日本車両が意欲的に開発し、特に狭軌用台車で初めてWN駆動を実用化した記念すべき車両なのですから、せめて台車だけでも里帰りさせてあげられないものかと残念な気持ちで一杯です。
ちなみにこの台車、NB-1という形式だそうで、軸バネがウィングバネかシュリーレン式にも見えますが、実は昨今の軽量台車にみられるような「軸バリ式」です。軸箱の外寄りはコイルばねですが、台車中央寄りは「支点」になっているのがわかります。言うまでもなく模型的には厄介で、そのものズバリは発売されていませんから類似台車を探さなければなりません。一応狙いをつけている候補はいくつかあるのですが一長一短あって悩ましいですね。
よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村