80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

房総海水浴列車の製作(キハ17の車体組立)

2016-07-30 21:38:19 | 房総方面
こんばんは。関東地方もいよいよ梅雨明けしました。海水浴列車はお盆ダイヤには間に合うでしょうか・・・??(汗)


今回は歌川模型の型紙を使ったキハ17の車体製作のようすです。窓抜きが終わった段階でまずざっとサーフェーサーでコーティングし、R抜きの乱れの修正やケバ取りなどを行いました。




側板の内外を軽く研磨し、内貼りとドアを貼り合わせます。内貼りは#400(約t0.5)スノーマット紙を木工用ボンドで、ドアーはフジモデルの気動車用乗客ドア(A)をセメダインスーパーXクリヤで貼り合わせました。ドアーには手すりの逃げ穴をφ1mmドリルで4ヶ所開けてあります。




窓枠には内貼りより薄いt0.3mmの車体用方眼紙を使います。型紙の図面自体にブレがあるのと窓抜きのウデの限界から窓サイズが均等でないため、手間ですが、現物合わせで窓枠を切り出すことにしました。まずは内貼りの1区画にぴたっと入る大きさに車体用方眼紙を切り出します。




ずれないように注意しながらシャープペンシルを斜めにして窓をなぞり、ひと回り小さい窓枠をケガきます。窓枠の太さは正確には測らず、あくまで目分量です。




ケガキ線に沿って上が開いた「コ」の字型に切り出します。Hゴム窓にかかる部分は窓枠より1mm程度広めにカットしておきます。




切り抜いた窓枠を側板に当てて不揃いがないことを確認しボンドで接着します。




内貼り、窓枠、ドアが貼れました。




補強材を貼る前に屋根に再び曲げ癖をつけておきます。この車体は以前に書いたように紙の目の方向が直角(胴回り方向)です。型紙の“ス”の状態ではそこそこうまく曲がったのですが、サーフェーサーを吹いたからか、ややゴワついて折れ目が目立つようになってしまいました。だましだましやれば曲がらないことはないので、補強材を入れてからじっくり曲げようと思います。




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房総海水浴列車の製作(キハ35 900番台)

2016-07-28 10:17:33 | 房総方面
こんにちは。海水浴列車に組み込むキハ35 900番台を増備しました。


当初予定していたキハ17×2のうちの1両を振り替えたもので、「製作」でもなんでもなくトラムウェイの完成品を購入しただけです(汗)。前面警戒色がないタイプで、900番台の在庫がこれしかなかったので選べなかったのですが、編成の時代設定が昭和43年夏なので警戒色なしでもギリOKかなと思っています。




工作といえば付属パーツを取り付けただけなので途中経過は割愛。ヘッドライトは原形大目玉とし、レンズがクリアすぎて美しくないのでペーパーで軽くヤスッって半透明にしました。屋根上は信号炎管と非運転室寄りの手すりがユーザー取り付けとなっていますが、詳しい取付位置がわからないので、信号炎管のみ、写真を頼りに位置を確認して取り付けました。ナンバーはトップの901、方向幕は中間封じ込めなので何でもいいのですが一応「館山」を入れました。
気になるのは床下です。黒一色ですが気動車の場合はエアタンクなどを除いて基本グレーのはず。幸か不幸か触るたびに床下機器がポロっと取れてくるので(笑)、改めてグレー塗装してから接着剤で固定しようと思います。





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EF62一次型の製作(前面パーツの取り付け)

2016-07-26 02:39:44 | 上野口夜行急行方面
こんばんは。夜も深い時間ですが追加の投稿を。

超久しぶりにロクニをいじりました。真鍮の妖しい光沢は失せ、ずいぶんとくすんだ色になっておりました・・・(汗)




どこまで作ったのか思い出すのにひと苦労。説明書でチェックが入っているところを調べた結果、「前面ステップ」「テールライトケース」・・・あたりから始めればよいことが判明しました。




まず前面ステップを取り付けます。塗装後に前面を磨き出すためなのか洋白製のようです。取付穴に爪を差し込んで半田付けするだけですが、水平に取り付けないといけないので4mm角ヒノキ材を枕にしてクリップで止め、裏から半田を流しました。




続いて「標識灯掛け」を取り付けます。貫通ドアの上部にあるフック状のもので構造は単純なのですが、貫通ドアの内側に「貫通扉裏板」なるものを先に取り付けてしまっていたためコテが入らず、やむなく表から半田を流したのでボテボテになってしまいました。キサゲ処理でなんとかなるとは思いますが、取り付けるパーツが並列的にダダっと書いてある場合は、まず落ち着いて優先順位を見極めないといけないなと反省しきりです。




続いてテールライトケースを取り付けます。所定の穴に挽物パーツを差し込むだけですが、なぜか台座部分のプレスが前面の後退角を考慮していないため、このまま取り付けると外向きになってしまいます。




そこで写真のようにφ1mm真鍮線を「コ」の字型に曲げた治具をつくり、平行と水平を出しながら半田付けしました。




今日の出来高はわずか3点ですが、これからも完成へ向けて、少しずつコマを進めていこうと思います。




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続・アルミサッシ考

2016-07-25 21:04:00 | 私鉄電車
こんばんは。引き続き阪急2000系のアルミサッシ枠の表現方法についてです。


近所のホームセンターになかったので、東急ハンズまで出かけて10×10mmアルミ角パイプを購入してきました。2000系で確立された新系列車体の初期の頃の窓寸法は800×800mm。すなわち1/80ではジャスト10mm角なのです。これに真鍮線を巻き付けてアルミサッシ枠を量産しよう・・・いや、そもそもできるのか?という実験をやってみることにします。




角パイプは尺が1mもあるので、15cmくらいの取り扱いやすい長さにカットします。




四隅に糸鋸で切り込みを入れます。最初斜め45度に入れたあと、三角ヤスリを使って上下方向も少しカットする感じで、何となくRのついた溝になるように仕上げます。側面に空いている穴は、これから巻きつける真鍮線の“ズレ止め”用です。




まず真鍮線の端を折ります。続いてこれを角パイプの穴に差し込み、ずれないように押さえながら、切り込みの溝に沿って一周巻き付けます。真鍮線の反力でピタッと直角が出ずに膨らみがちになりますが、あとで修正することにしてとにかく巻き付けます。




最後に、ズレ止め穴の少し先で2本を一緒にカットしてできあがり。




なーんて簡単なもんじゃありません( ̄∇ ̄;) もちろん閉合した部分はハンダで止めるわけですが、それ以前の問題として、きれいな形に仕上げるのが至難の業なんですね。



一応試行錯誤してできあがったサンプル。一番左はφ0.6mm真鍮線で作ったもの。ペンチで整形しているので、まあ、まともな形になりました。塗装するとどうなるかわかりませんが、紙厚を考えるとこのくらいの太さがいいのかなと思います。その右隣はφ0.5mm真鍮線で少しシャープな感じになりますが、ペンチで整形しているうちに角のRが変わってきてしまい、ちゃんとした四角形になってくれません。その隣は同じくφ0.5mmながら洋白線を使ったものです。コシが強いため、これも真四角に仕上げるのが難しいようです。そして一番右は再びφ0.6mm真鍮線ですが、Rの修正をしすぎたために左右の高さが違ってしまいました。できれば修正は最小限にして一発で仕上げないと寸法も揃わず、時間もかかるという悪い見本です。




というわけで、テスト結果はあまり芳しいものではありませんでしたが、多少歪んでいても、塗装済みの車体に、これまた塗装済みのサッシ枠をはめ込むという工法が可能になれば非常にスッキリとした仕上がりが期待できるので、もう少し研究というか練習(笑)を重ねてみたいと思います。




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アルミサッシ考

2016-07-24 10:05:49 | 私鉄電車
こんにちは。薄日が差して今日も微妙な暑さになりそうな東京地方です。


さて、着工から半年たった現在も、どうにもスパッとした解決策が見いだせないのが、阪急のアルミサッシ枠の工法です。まあこうなることはあらかじめ予想してたんですが・・・




シールを貼って中をくり抜くという手法で行きつ戻りつを繰り返しているのが現状です。




買い込んだパーツ類も出番がなくて泣いてます。




着工当初から漠然と頭の中にあった手法を試してみたいと思います。いかんせん手間が尋常じゃないので躊躇していたわけですが・・・
ちょっとホームセンターへ行ってこんなものを探してまいります。あ、サイズはこの10分の1ですね(^^ゞ
何かしら先が見えたら、夜にまた続編を投稿します♪





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