80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

のり面保護工の表現(前編)

2016-03-25 01:11:40 | レイアウト
こんばんは。

前の投稿で予告したとおり、“初鹿野ライクなセクション”の「のり面保護工」を表現するための材料を買ってきました。GSIクレオスの「Mr.クレイ」(石粉粘土)です。




余談ですがこれを買ったのは東京・新宿西口のヨドバシカメラです。最近はヨドバシカメラの通販サイト「Yodobashi.com」をたまに使っています。小さなものなら昼過ぎに注文しても夜までにメール便で配達してくれます。もっとすごいのは、在庫があれば注文から30分後にヨドバシカメラの店舗で受け取れること。ウチから新宿までは20~30分で行けるので至急欲しい場合など超便利なのです。例えア○ゾンの倉庫の隣に住んでても、こんなわけにはいきませんよね(^^;



のり面保護工は短冊状に切った粘土を斜面に貼り付けて表現する予定ですが、下地がキッチンペーパーのままでは何かと都合が悪いので、石粉粘土の施工性の確認を兼ねて、薄く延ばした粘土でキッチンペーパーの表面をコーティングすることにしました。試しに少量を取り、水を含ませながらよく練って水分が均一に混ざりあうようにします。両手が粘土だらけになったので練っているところの写真はありません。(笑)




柔らかめに練った粘土を斜面に塗り込み終わったところ。上と同じ理由から作業中の写真はありません。。




余った粘土を薄くのばし、短冊状にうまく切り出せるかサンプルで確認することにしました。半乾きの状態になったところで、カッターを使って切れ目を入れたところです。




さらに30分くらい乾燥させた状態で試しに1本切り離してみたところ、表面は乾いていてもまだ中が柔らかいため簡単に変形してしまいました。もっと乾燥させないとダメなようです。




さらに3時間経過した状態。こんどは板にくっつくこともなくきれいに剥がれましたが、まだふにゃふにゃで、指に力が入るとすぐに変形してしまいます。5~6時間は必要なようです。




サンプルを試しに山肌に貼ってみた(「置いた」というのが正しいけど・・・)のですが、ミミズが這ったような写真になってしまったので掲載は控えます(^^;



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ポイント部分のバラスト撒き

2016-03-24 10:23:00 | レイアウト
こんにちは。

先送りになっていたポイント部分のバラスト撒きをやってみました。トングレールや転換ロッドなどを固着させると面倒なのでなかなか踏み切れなかったのですが、ここを突破しないと次へ進めませんので・・・


まずは形を整えつつバラストを敷き詰めます。トングレールの下側は、マットメディウムが流れ込んで枕木とくっついてしまわないよう、他の部分より心もちバラスト上面が低くなるように量を調整します。とはいえ、大きな粒だと枕木の高さほどある模型用バラストのこと、なかなかこちらの意図どおりに低くはなってはくれず、“気は心”程度の調整にとどまりました。




あと、前回撒いた部分(手前側)では、グランドマットと接する裾の部分がデコボコになってしまったので、マットをあらかじめバラスト境界でカットし、その段差で流れ落ちるバラストを止めるようにしたところ、きれいなラインに揃えることができました。




すでにバラストが固着してしまった手前側はマットをカットできないので、なるべくきれいなラインになるように指で整えながらバラストを足して調整中。ちょっと広げすぎですな・・・(^^;;




マットメディウム希釈液を流して乾燥させる間、ときどきトングレールを指で動かして固着していないことを確認しました。ポイントマシンの設置場所の関係で外回り線側は転換用ロッドがレール脇に飛び出た形になっているので、マスキングテープを巻いて保護してあります。
物理的にはなんとか固着は免れたのですが、ふとした瞬間に毛細管現象でトングレール根元側のジョイナー内部にマットメディウムが吸い込まれてしまったため、電気的なトラブルが発生していないか確認する必要があります。




さて、バラスト撒きもそろそろ飽きてきたので(まだ4分の1くらいしか撒いてないけど(爆))、次は久々に“初鹿野ライクなセクション”に手を出そうと思います。横吹高架橋の下側に広がるメッシュ状の“のり面保護工”を再現していきます。




凹凸のある斜面に帯状のものを這わせるためヒノキ材のような固いものは使えず、紙粘土は地面の下地にはいいが、こういった造形物には向かないため、何か良い材料はないものかと探した結果、フィギュアなどの造形に使う「石粉粘土」を使ってみることにしました。薄く延ばして帯状に切って貼る・・・。イメージだけはできているのですがうまくいくかどうか。。今のところ候補に考えているのはGSIクレオスの「Mr.クレイ」です。




こちらの方のブログに保護工部分をアップで撮った写真が掲載されていました。これを見ると山肌は想像以上にデコボコで、切り株をモルタルでコーティングしたような大きな突起も見受けられます。遠景写真ではこうした部分はなかなかわからないので参考になりますね。



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ワールドだぜぃ

2016-03-22 21:27:23 | 中央東線方面
こんばんは。

桜の開花とともにコ・コ・ロも満開に♪なってしまい、とんだ衝動買いをしてしまいました。


ワールド工芸のEF13箱型タイプB組立キットであります。
某模型店でちょっとだけ見せてもらうつもりがズブズブと。。
いったいいつ作るの誰が作るのぉ~!?(笑)




トータルキットということでモーターもギヤもセットされているのですが台枠からしてこんな状態。板状のパーツをイチから組みなさいっ、てことですね。




下回りパーツもバラバラ。こんなの組んだことないです。でもなんかワクワクするのはなぜだろう。ハンダが心地よくスーって流れてくシーンが勝手に脳内再生されてる(^^;;




店頭でここまで見せてもらって、・・・ってことは車体も折り曲げなきゃだめなの??と尻ごみする私に店員さん曰く「いや車体は折り曲げ済みですから(ニコッ♪)」
これで完落ちでした。




かくして、いつ着工するともわからない高級ブラスロコが入線して参りました。
ワイルドだねぇ。。



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京王新5000系についてちょっとだけコメントしてみる

2016-03-21 09:18:58 | 実物・資料系(現在)
おはようございます。
3連休最終日。ちょっと肌寒いですが、予報によると東京地方の桜の開花予想日が今日だそうです。


さて先週16日、京王電鉄が2018年春から有料座席指定列車を導入すると発表しました。関東私鉄の中では路線延長が短く混雑も激しい京王では、こうした着席系列車の運転は難しいと言われ続けてきましたが、首都圏5方面の中で唯一、グリーン車連結のなかったJR中央線がついに2020年を目途に導入を決めたことで、ライバル京王としても受けて立たざるを得なくなりました。


プレスリリースによると、クロス/ロング転換式シートを備えた新型車両「5000系」10両編成を5本新造するとのこと。先代の5000系はデザイン・性能両面で京王線の体質改善に大きな功績を残しましたが、その栄光の形式を襲名する新5000系もまた、京王の新時代を拓く車両となるようです。


運転区間は新宿~京王八王子間、新宿~橋本間と発表されていますが、イメージイラストをよく見ると車号が「5731」となっています。京王ファンの方はご存じのとおり、30番台といえば都営新宿線乗り入れ仕様車ですね。見にくいですが前面右サイド(イラスト奥側)には非常扉もしっかり描かれています。ゆくゆくは小田急のMSE同様、都営新宿線と直通運転することも視野に入れているようです。中線のある岩本町あたりから発車し、神保町、市ヶ谷あたりに停車しながら新宿へ・・・って感じかな?さすがに本八幡方面へ向けてのホームライナーというのはないと思いますが・・・

(京王電鉄プレスリリース写真より)



製造メーカーはJ-TREC 総合車両製作所。京王にしては奇抜なデザインだこと、と思っていたら同社の規格型通勤電車「sustina」(サスティナ)の完コピでした~。まあ、さすがにこの顔で伝統のアイボリーフェイスは確かに無いなぁと思いますが。。

(㈱総合車両製作所HPより)



休日のハイキング特急にも使えると思うので、ぜひ懐かしの「陣馬号」「高尾号」の復活を望みたいところ。2020年東京五輪頃には地下鉄直通の「メトロ陣馬」「メトロ高尾」が走ってると期待♪



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バラスト一気撒き

2016-03-21 00:24:13 | レイアウト
こんばんは。
再びレイアウトの進捗状況です。ヤード出入庫線セクションとは駅を挟んで反対側となるカーブセクションのバラスト撒きをしました。駅を含め大物が多いので、どんどん撒かないといつまでたっても「景色」が変わりません。。



こちらがそのセクション。線路の両サイドは紙粘土を盛ってフラットアースで着色してあります。




まずは線路脇にグランドマットを貼り込みます。カーブや幅が一定でないので、いちいちチラシで貼り込む場所の“型取り”をし、それをマットに写し取っては切り出すという地道な作業を繰り返しました。




このセクションには、旧レイアウトを分解した際に残ってしまった突起を紙粘土で隠した小山があるので、植栽の練習のつもりでフォーリッジクラスターをちぎって植えてみましたが、ただのスポンジのかたまりにしか見えず残念な結果に。。もっと丁寧にボリュームを出しながらほぐさないといけないようです。




続いてレール側面を薄く溶いたレッドブラウンで塗装。ところどころにこんな接着剤の盛り上がりがあるのでカットしておきます。




バラストは最初はチマチマと形を整えながら撒いてたのですが、一向に進まないため整形は後回しにして、バーっと一気に撒くだけ撒いてしまいました。一番手前の10センチくらいがチマチマやったところ。




そして整形。結局後にやっても先にやっても、苦しく長い作業でした。今回はとりあえずポイントの手前まで撒いてあります。




キリ吹きをしてマットメディウムの希釈液を流し込んだところ。グランドマットに浸み出た部分が白くなっていますが、乾燥したらうまく消えてくれるでしょうか?? あと、バラストの裾の部分がデコボコなので乾いてから補修するか、シーナリーパウダーで隠すかしないといけませんね。




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