80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

長野方面だより

2018-11-28 14:37:11 | 信州全般方面
月、火で長野、新潟方面へ出張してきました。飯山→野尻湖→戸隠→軽井沢→妙高→上越とまわるのですが、3~40年前ならいざ知らず、今は電車とバスなんか使った日には到底まわりきれないので、長野まで新幹線で行ってレンタカーを借り、あとは上信越道行ったり来たりプラン(笑)で何とかこなしてきました。クルマにはガソリン、自分には鉄分を補給・・・ということで空き時間に出会った電車を簡単にご紹介。

一発目の飯山は、途中、列車の気配は感じたものの約束の時間が押していたため撮影は断念。夕方近くに長野に戻ったときに駅撮りしました。長野駅2番線を発車する北しなの線妙高高原行き。しなの鉄道の115系S10編成です。この2日間でしな鉄の115系は何度も見たのですが、残念ながらスカ色や湘南色にお目にかかることはできませんでした。普段の行いかな??




こちらは3番線で待機中の小諸行きS7編成。リバイバルカラー第一弾として登場した初代長野色だそうで。




他にはこんな車両にもカメラを向けました。JR東海383系「ワイドビューしなの」。振り子特急381系の生まれ変わりですが、もう初登場から四半世紀近く経ってるんですね。




「車体側面は垂直だ」という怪しい情報に納得がいかず実車観察に来たわけですが・・・・・・ガラス面と比べてみなさい、ほーらわずかに膨らんでるじゃぁないですか。え?でもなぜそんなもんにこだわるのかって?そりゃまあ、作るとか、作らないとかムニャムニャ・・・。




スクラッチしようと思うとクロ383のお面が超メンドクサイのは織り込み済み。で、実車を見て意外とメンドうそうだなーと思ったのがこのクーラー。室外機は床下にもあるので中にたいした物は入っていないと思うのですが(爆)、サイドビューはシンプルでスマートなのに、上から見るとまるで寄木細工のような捉えどころのない色・形にしばし絶句したのであります。




この日は軽井沢まで走って1泊。翌朝、仕事前にしな鉄の軽井沢駅構内をぶらりとしてみました。前に来た時に工事中だった「キッズスペース」は完成していましたが、10時にならないと開かないようでクモハ169は見られず。




アトラクションはすべて有料。駅の中に有料の遊園地があるとは。。ちなみにミニトレインは「でんちゃ」でクモハ169は「でんしゃ」となっています。169も車内はキッズスペースのはずですが、保存車を見たいおじさんが「イエローでんちゃきっぷください」とは言えなかろう・・・、という優しい配慮だと思います。(笑)




閉園時間はホームからクモハ169は見えないんですが、自由通路の窓から見下ろすと黄色い車体が少し見えます。




EF63と10000形(EC40)は補修工事中でした。




ネットの隙間から補修の様子を拝見。綺麗な姿で再登場する日を楽しみに待ちましょう。でも、、でも、、まさかこれもキッズ○○にはならないよね???




この後は仕事の時間が詰め詰めで鉄分補給する暇なし。夜に長野へ戻って車を返し、地酒と蕎麦で一服してから新幹線までの時間を駅撮りに当てようとしたところ、おぉ!?修学旅行色おるで~♪




ではないですね。台湾・台鉄局との友好協定締結記念の「自強号カラー」(S9編成)であります。色といい塗り分けといい、なんか独特ですね。まあでも最後に話題の面白い車両が見られてよかったヨカッタ。




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キハ51の製作(7)

2018-11-25 20:59:50 | 大糸線方面
3連休最終日、明け方は冷え込みましたが昼間は暖かな日差しが降り注ぎました。
ちょっと実家に顔を出したところ、屋根の上からなにやら出てますよ。手、足・・・、耳??ww
見えないけど、くた~ってなってるのが分かります。ご近所さんが飼ってるアイツだな。。




というわけで好天のもとで朱色5号をさくっと吹いて車体の補修は完了。ゆず肌厚塗りは完全に解消できていないので接写禁止!




この勢いでバス窓のHゴム描きに突入すればいいものを、とりあえず後回しにして(汗)カプラーまわりの工作に逃げます。KATOのキハ58用伸縮カプラーを床板にベタ付けするため、まずは両サイドのホルダー部分をカット。まずはあらあらニッパーで切り取り、元の取付用穴の痕跡が見えなくなる位置まで削ると丁度よい高さになります(手前が加工後)。




車端部にはブレーキシリンダがあるので、もったいないけどこれを剥がし取ります。




伸縮機構にかからない位置に穴を開けてM1.4ビスで固定します。M2だとかなりシビアになりますがM1.4だと多少穴の位置がずれても首振りに支障が出ません。




連結相手の天プラ・キハ55のケーディーカプラーとも連結可能!




ということでめでたしめでたし。ふぁ~また寝るにゃZzzz




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キハ51の製作(6)

2018-11-25 00:59:53 | 大糸線方面
花月園運転会から1週間が経ってしまいました。今回もあまり写真を撮っていなかったのと今さら感もあるので通常運転に戻らせていただき、ちょっと前に予告した大糸線の気動車の修復仕上げの話を続けていこうと思います。まずはキハ51から。




古めの缶スプレーをボテ塗りしてしまったことによるゆず肌、というか気泡の塊を除去します。完全に乾燥したアクリル塗料は硬く、最初#400の耐水ペーパーで研ぎ始めたもののまったく歯が立たず#320でもだめ。一気に#180で地肌が出るまで削り取るようにして研磨しました。




特に酷かった後部付近の塗膜を削り取ったところ。ドアのプレス溝やドアの周囲にもポツポツと穴が開いたような跡が残っていますが、ここは完全に除去することはできませんでした。




サフを吹いて乾燥させたところで日没。再塗装は明日に持ち越すことにしてベンチレーターを仮取付しました。エコーの押込み型です。車体中央にはベンチレーター付きの排気管を取り付けてあります。




これはエコーの半ガラベンの両サイドをカットしたものにφ1.5mm真鍮パイプを刺して作りました。




実車の俯瞰写真がなく構造がよくわからないので、天賞堂のキハ17の写真を見て似せて作りました。まあそれらしい感じにはなったかなと。




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十和田観光電鉄モハ3603の製作(14完成&花月園デビュー)

2018-11-19 00:48:09 | 私鉄電車
お題「半流」にしたがって製作した十鉄モハ3603が完成し、無事、花月園デビューを果たしました。

デビュー前夜、最後に残っていたライトまわりの配線を駆け込みで仕上げます。これは厚紙で作ったヘッドライトの光源ボックスと導光材。前に書いたようにタミヤの「ソフトプラ棒」を使ってφ3mm砲弾型LEDの光を導こうというもの。テールライト用光源とダブルで仕込まねばならず、スペースに余裕がないためLEDは下側から上に向けて配置し、左右の横腹から引き出したプラ棒をほぼ直角に曲げてヘッドライトケースに差し込むようにしました。なお、写真では構造がわかるように天井を開けてありますが、このあと蓋をして、全体を黒→グレー(実際はサフ)の順に塗り込めています。




テールライトの光源は運転室仕切板の中央に穴を開けて差し込む形になっており、運転室内に出っ張った部分の左右に穴を開けて、こちらは純正の光ファイバー(φ1mm)を差し込むようにしています。ヘッドライト用とテールライト用のLEDの足は極性を反対向きにしてそのまま結合すればよいものを、漫然と作業したために逆になってしまい、+-のリード線をクロスさせてはんだ付けちました。もうぐっちゃぐちゃ・・・




とまあ最後はバタバタになりましたが、ご覧のようになんとか無事に花月園デビューを果たし、インサイドギヤとは思えない快調な走りを見せてくれました。ただ残念だったのはヘッドライトが異様に暗いこと。光ファイバー“もどき”で導光するにはLEDの真正面から引っ張ってこないとダメなようです。




構内のはずれにある検修庫で撮影。七百の車庫もこんな感じではなかったでしょうか?





宿題仲間。手前は東ウラさんの伊豆箱根鉄道クハ72、奥はぼおるどういんさんのクハニ67900です。




今回やっと東急5200系も花月園を周回しました。こちら、春の会のお題(昭和のステンレス・アルミ車)が間に合わず半周遅れで完成となったものです。



りゅーでん幹事様、ご参加の皆さま、どうもありがとうございました。


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十和田観光電鉄モハ3603の製作(13)

2018-11-14 02:19:22 | 私鉄電車
仕事が詰まってきてしばらく工作が手つかず状態でしたが、週末の運転会に向けて十鉄を追いこみます。まずは前面窓のサッシから。

ハメコミ窓風にしたのはいいけれど、サッシ付きの窓セルをうまい具合にハメ込めなかったので、窓セルを先に入れて後からサッシを貼り込むという超メンドーな二段階戦法でいくことにした話は前々回に少し出しました。それを敢行します。

まずは天地寸法を現物合わせで微調整しながら、緩く3面折にしておいた窓セルを貼り込みます。左右のハマり具合がちょっと苦しいけど、とりあえず第1段階は突破。はみ出した接着剤は取るのが面倒なのでアルミサッシで隠してしまおうとの魂胆。ガラスが汚れて見えるのは内側の保護シートがまだ貼ったままになっているからです。




アルミサッシはプリンタシール紙から切り出すことにして、これも窓1個ずつ現物合わせで大きさを調整。




窓を抜いてシルバーに塗ったものを接着します。シールなので貼り込みは楽ですが、圧着しようと強く押すと窓セルがはずれるので手加減せざるを得ませんでした。あとで剥がれてこなければいいが・・・。




側面よりちょいサッシの「線」が太めになってしまいましたが、とりあえずなんとか第2段階も突破し、お面が整いました。




続いて平妻側に貫通幌を取り付けます。実車の貫通路はかなり狭いので、幌本体はエコーの気動車用(内寸幅9mm)を用い、これに、形状の似ている客車用の幌枠を組み合わせることにします。ただし、このままでは幅が広すぎるため、これをテンプレートにしてペーパーにケガき、狭幅のものを自作します。




左半分を写し取ったあと、内寸が9mmになるように置き直して右半分を写し取っているところ。




ケガキ線はどうしても鉛筆の芯の幅だけ太ってしまうので、あくまで目安としながら幌枠の形に切り出します。上面のカーブは結局円定規を使ってイメージに合うようにカットしました。




幌本体は上部にある突起をニッパーで切り落とし、さらにヤスリで削って凹凸を落とします。同時に幌のスジも消えてしまうので、粗めの金ヤスリで何度かこすってスジらしきものを復活しました。幌枠は軽くサフ処理したあとライトグリーンを吹いておきます。




出来あがった幌を車体に接着。んーよきよき♪しかし幌釣りまでいけずにタイムアップ。LEDの仕込みと合わせて次回(予定ではフィニッシュ)に繰り越しです。



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