80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

471系急行「立山」の製作23(モハの低屋根・後編)

2013-10-26 21:44:14 | 北陸方面
こんばんは。

お久しぶりでございます(^^;

モハ470の低屋根部分の換気ルーバーを作り、雨樋を取り付けました。

まずルーバー本体ですが、t0.5プラ板を3種類の幅に切り、屋根肩の窪みの中に貼り重ねていきます。



次に縁どりというか枠については、薄紙にこのように穴をあけてつくりました。
細い部分が多く、プラ板だと割れたり切れたりする恐れがあるので紙にした次第・・・。



これを屋根肩のRに馴染ませながら瞬着で貼り付ければできあがり。
少しオーバースケール気味ですが、立体感のあるものができました。



妻面には縦樋とキャンバス止めを貼ります。低屋根の側はどちらもペーパー製。



反対側のキャンバス止めには真鍮製の市販品(KSモデル)を使っています。
両肩をほんの少し手で修正しただけで木製屋根のRとはよく一致しました。



雨樋は中口のケント紙を幅0.75mmに切り出したものです。0.75mmといっても、0.5mmよりは太く1mmよりは細い、といった程度の目分量で切ってますが・・・(^^;
これをブラス車体の工作と同じようにまず片側を固定し、引っ張りながら瞬着で「点付け」し、最後に中間部分にも瞬着を流すといった手法で取り付けています。定規をボンドでベタベタにすることなく、そこそこ直線が出せます。




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471系急行「立山」の製作22(紙前面の整形)

2013-10-14 00:23:09 | 北陸方面
こんばんは。

真夏日が去り、やっと秋らしくなってきました。

今日はこの晴天を利用して第2回目のサフ吹きをしました。
屋根と側板の継ぎ目に盛ってあったパテを粗めの耐水ペーパーで削ってならし、そこを中心に、車体全体にまわるように8両分を一気に吹きます。
場所は定番スポットの多摩川河川敷。川面を渡る風が気持ちいーッ!(笑)



ところで今回の「立山」編成は9両のはず。残りの1両はというと・・・


紙製前面のクモハ471が今回はお留守番となりました。
なぜかというと、ご覧のとおりオデコや裾絞りのあたりが全然仕上がっていなかったからです。
こいつは早いとこ、どげんかせんといかん...(・_・;



裾絞りの部分はとりあえず裏から瞬着を染み込ませて動かないようにして、オデコ部分には、ハギレの屋根板から切り出したものを載せます。前頭部分はRの開始部分が少し下がる(=屋根厚を厚くする必要あり)ので、1mm強の紙を挟んで高さが会うようにします。



あとは一生懸命削るだけ。。
一応形になりましたが、まだRの感じが違うので微修正をかけていきたいと思います。
勢い余って切り込んでしまった方向幕が痛い・・・(^^;;



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京王れーるランドがパワーアップ!

2013-10-13 03:16:25 | その他
多摩動物公園駅に併設されていた京王電鉄のアミューズメント施設「京王れーるランド」が10月10日(木)リニューアルオープンしたのでさっそく行ってきました。

レールランド開設10周年、京王創立100周辺の記念事業ということで面積が一挙に8倍に、実車展示も加わって本格的な鉄道博物館に変身していました。


3連休初日。天気もよく大賑わいかと予想したのですが、朝イチ入場グループがだいたい入り終わった直後の時間帯だったので、案外すんなり入れました。



駅にあるのと同じ券売機で入場券(大人1日250円)を買い、これも実物と同じ自動改札機を通って入場します。さすがにパスモ・スイカで直接スイーっというわけにはいかないみたいです(^^;



入ってすぐ右手の隅っこにあるのがミニ・運転シミュレーター。
結構本格的っぽくて、既に満員御礼です。。



その隣にはなんとバスが置かれています。日産ディーゼルKC-RN210CSN型1996年式。
れーるランドにバスが?と思われるかも知れませんが、狭あい路線用にメーカーと京王がコラボして開発した、記念すべきワンステップ小型バスなのです。その寸詰まりの形状から「チョロQ」の愛称で親しまれました。



その向かい側にあるのが目玉のひとつ、自分で運転できる大ジオラマ運転場です。
以前のNゲージから16番にスケールアップして迫力満点です。なんかやたら鉄橋が多いイメージですが?(笑)



その奥にあるのが6000系のカットボディを使った運転シミュレーター。
こちらも午前中の整理券配布は終了!と人気のようでした。



一番奥の隅にあるのが本物の車輪やパンタグラフを置いた「電車のしくみ」コーナー。
実車のパーツや映像資料などで電車の動くしくみを解説したコーナーです。
写真は私鉄電車の定番?PT42パンタグラフです。



そして、突き当りのもうひとつのコーナーが「車掌体験」なのですが、使われているカットボディに注目です。
わかる人にはわかるというシロモノですが、ラッピングを施されて動物園線で最後まで活躍した6000系5扉車、6022Fの先頭車クハ6772号車のカットボディなんですね。
ラッシュ時のダイヤ乱れ解消の救世主として登場した6000系5扉車でしたが、乗車位置がずれて混乱するとして晩年は一部が4扉に改造され、改造されずに残った4連が動物園線で最後の活躍を見せていました。
戸袋窓のない車体は6000系グループの中でも異彩を放っていましたが、廃車後も保存されていたとは知りませんでした。



2階はプラレールなどで遊べるキッズコーナーとコレクションギャラリー、そして休憩スペースがあります。



そして1階の建物反対側にあるのがもう一つの目玉、実車展示コーナーです。
こちらにも自動改札機が設置されていますが同じ入場券で1日何度でも入出場できます。
屋外ですが屋根が設置されているので車両の保存条件としては良いといえるでしょう。
ちなみに外周に沿って5インチゲージの「ミニ電車」(別料金)も運転されています。



展示車両は次のとおりです。

6000系デハ6438。都営新宿線乗入れ用の増結2連口として活躍した車両です。



界磁チョッパ制御だったこのクルマは電制用の大きな自然通風式抵抗器を吊り下げていました。
これぞ電車!っていう床下にご注目ください。



3000系クハ3719。ご存知井の頭線のステンプラカーの吉祥寺方先頭車。お面はパノラミックウィンドウに改造されてしまいましたが、バッド社のライセンスで製造された初期のステンレスカーとして貴重な車両です。



5000系クハ5723。京王といえばコレ(笑)。5000系5023Fの新宿方先頭車です。美しい!!



クハ5723と後に出てくるデハ2015、デハ2410は車内に入れます。
5723の車内。これこれ、このエンジのモケットのシートと乗務員室の仕切り扉のルーバーが懐かしいんです!



2010系デハ2015。グリーン車と称されたグループの新宿方制御電動車です。湘南顔がイイですね。
緑色は吊り掛け・・・じゃないですよ。中空軸並行カルダンドライブの立派な「新性能電車」です。



デハ2410。前身である京王電気軌道からの引継車でこちらは吊り掛け。1500V昇圧後はデハ220形を名乗ってたんじゃなかったかな?
このあたりになると説明が怪しくなるのでWikiなり京王に詳しいサイトを検索してください(笑)



いかがですか?皆さんもぜひ遊びに行ってみてください!


オマケ
多摩動物公園駅ホームでは折り返し待ちの8000系を使ってヘッドマーク撮影会?が行われていました。
これは懐かしの京王八王子行特急「陣馬」号につけかえようとしているところ。
しかしアタッチメントが対応しておらず、結局連結器の上に乗っけて撮影していました(^^




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休日

2013-10-12 09:51:32 | 北陸方面
こんにちは

今日も東京は晴れて暑いです。


好天に感謝して、まずは471、475系のサフ吹きをささっと。
プレスボードって、こんなにケバ立ちましたかね?って発見(笑)



これから新装なったばかりの「京王れーるランド」へ行ってきます♪
3連休初日で混んでるとは思いますが、まー入場制限てことはないでしょう(^^;


釣果はのちほど!


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471系急行「立山」の製作21(モハの低屋根・前編)

2013-10-02 09:38:18 | 北陸方面
こんにちは。

関東地方はた台風が接近中で雨足が強まっています。お気をつけください。

さて、最後まで手付かずだったモハ470の屋根づくりに着手しました。

低屋根部分は削り出しにすると大変なので、583系でやったのと同様、プラ板積層方式でつくることにしました。
まずはキット付属の屋根板の端から74.5mmの部分に切断のためのケガキ線を入れます。
もったいないですが全長の3分の1くらいがなくなります(笑)



幅を36.5mmに整えたらカッターでザクザクと肩のR出し。



木工ヤスリでRを仕上げ、低屋根との接合部分を斜めにカットしておきます。角度は適当に45°くらいかな?(笑)
あとはベンチレーターとクーラーの取り付け穴を開ける必要がありますが、通常屋根部分の加工はこれだけ。



続いて低屋根部分をつくります。
左の四角い板がt1.2、その他がt0.5のプラ板で、貼り重ねるとt2.7mmになります。



組み立て途中は省略しまして(笑)完成したのがこちら。
今回は換気ルーバーをリアルにつくる(といっても風は抜けませんが・・・)ので、その部分を切り欠いた形のものが出来上がります。ちなみに雨水排水のための勾配は省略したのでまっ平らです。。



車体に被せてみたところ。うん、いい感じ!(≧▽≦)




次回はルーバーの作り込みの予定です。



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