80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ロクニは最高!(ランボードと前面まわり)

2014-08-30 18:19:47 | 上野口夜行急行方面
こんにちは。

先週は仕事が忙しく模型に手が付きませんでした。
週末になりやっと組み立て再開です。

ランボードは「下板」まで取り付けが終わっていたので、引き続き「上板」を取り付けていきます。

その前に「下板」がかなり波打ってしまったので、ドライバーを差し込んだりして修正しかけたのですが、どうにも面倒なので、ご覧のようにヤスリで出っ張っている部分を削ることにしました。「上板」に隠れてしまうのでまあいっか、と(^^;



続いて「下板」表面をハンダメッキします。



フラックスを塗った「上板」を乗せ、上からコテを当てて“ジュッ”と音がすれば接着完了。
この写真も後から撮った作業イメージで、実際はマスキングテープで仮止めし、ドライバーの先で押さえながらやっています。



ランボード上板くらい最後に接着剤で貼ってもいいじゃん・・・
いやいや、ここでくじけてはいかん!

今回は人生初の本格的なブラスキット工作なので、何度も襲ってくるそんな葛藤を繰り返しつつ、ハンダ付けの色々な技法に挑戦している次第です。。


前頭部のヒサシをハンダ付けしたところ。ランボードみたいな面ではなく、こういう部材の断面でハンダ付けする場合は、コテ先をちゃんと尖らせておかないとうまくハンダが回ってくれませんね。新品だと油断していたコテ先も知らぬ間に浸食で丸くなってしまっていたので、ヤスリで形を整えてやりました。



続いて貫通扉と「貫通扉下板」なるものをハンダ付けするよう指示があるのですが、組立図をみても該当する番号がありません。袋の中に残っているパーツを消去法で絞り込んでいくと、どうやらこの旧型国電のサボ受けみたいなのがそれのようです。でもいったいどうやって使う?



どうやらココに落とし込んで、傾斜したフロントガラスとのスキマを埋めるパーツのようです。とてもコテ先が入りにくい場所なのですが、先ほど行ったメンテナンスのおかげでスムーズにハンダが流れてくれたのでひと安心。やはり道具はちゃんと整備して使うものですね(^^)



だんだん形ができてきたので下回りに乗せてみました。思わずニヤニヤです。



EF62らしい精悍な顔つき。早くスカート周りを組み立てたい衝動に駆られてます。。



初めての電機工作で、あとどんな工程が残っているかさえ十分把握できていないのですが、難しいところはほぼクリヤしてきたのかなと勝手に思っています。それでも箱の中の残りパーツが一向に減らないのは気のせい?
手すりを始めとするディティールパーツがたっぷりと残っているのをチラりと横目で確認し、箱の蓋を静かに閉じましたとさ(笑)




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ロクニは最高!(水切りとランボード)

2014-08-24 02:06:49 | 上野口夜行急行方面
引き続きEF62の屋根上と格闘しています。

電機の屋根上はめったに見ないのですが、やはり水切り、すなわち雨樋はあるようです。

前頭部にはコの字型のものを半田付け。車体とロスト製前頭部との間にできるスリットに差し込むと位置が決まるようにできているので楽です。



屋根肩部にも直線上の帯材を貼ります。こちらも4箇所の突起を車体に刺せば位置が決まるので楽なのですが、ぐらつくので、マスキングテープで仮どめしてまず4箇所の突起部に裏側から半田を流して固定し、次に帯材に沿って半田を流すようにしました。



角材の当て木をしながら半田を流したのですが、部材が薄くて細いためこての熱で湾曲しやすく、ご覧のとおりへろへろな部分ができてしまいました(泣)



この水切りの内側に沿うようにランボードが付きます。まず足の出た「ランボード下板」を取り付けますが、どこに半田を流したものかと思案した結果、外側(水切り側)になる部分に半田メッキをし、所定の位置に置いたあと、水切りの外側からコテを当てて半田を溶かして接合することにしました。



「ランボード下板」を全部取り付けたところです。残念ながらこちらも結構へろへろになってしまいましたが、この上に「ランボード上板」がつくので、目をつぶって前へ進むことにします(笑)




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ロクニは最高!(アングル、パンタ屋根の取り付け)

2014-08-17 10:29:06 | 上野口夜行急行方面
こんにちは。
天候不順ですね。雨脚の強い地域の方お気をつけください。


さて、引き続きEF62を組み立てていきます。
まずはアングルの取り付けです。カツミのアングル取付治具を使います。



取り付け深さを車体下端から3mmに調整した治具にアングル材を挟み、このように橋渡しして半田付けします。治具はただ乗っかっているだけですから、実際は車体外側に木片を当てがい、指でしっかり挟んだ上で半田を流しています。



この角度から見ると治具がアングル材を挟んでいる様子がよくわかると思います。確かにこれはラクですね。作業もスピーディーにできました。



アングルの余分な半田をキサゲ処理し、ついでに前頭部もあらあらヤスリ仕上げしておきました。窓上に水切りが付くので、本格的な研磨はそれが付いてから行います。



次に「パンタ屋根」と「パンタ屋根飾り枠」なるものを取り付けます。ここで今回の工作で最初の壁にぶち当たりました。実物知識がないので、文章だけの組み立て説明ではどう組み付けていいのやらさっぱり???なのです。屋根に開いた穴に厚板をはめ込むのはわかるのですが、要は「どこまで出っ張らせるの?」(^^;



碓氷峠鉄道文化むらに行けば実車に会うことはできますが、屋根上を見るのは確か難しかったような。。
ということで今回もまた「模型のことは模型に聴け」。Webでパンタ周りの写真を探してみました。
これでもはっきりとはわからないのですが、恐らく「両サイドが板厚の分くらい出っ張るように付ける」と理解し、天井の一番高い部分と板がほぼツライチになるように取り付けることにしました。



これが出来上がり状態です。周囲にはリベットが並んだ「パンタ屋根飾り枠」も半田付けしてあります。高さがイマイチ揃っていないのはウデの問題ということで・・・(^^;;



電車でも電機でも屋根上は鬼門ですね。写真100枚見てもわかりません。ところが現物をひと目見れば、その奥行き感みたいなものが一発でわかるから不思議です。百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。


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ロクニは最高!(前面の取り付け)

2014-08-16 07:03:10 | 上野口夜行急行方面
EF62の製作を続けます。
前面及び前頭部パーツを組み付け、車体が箱になりました。

前面はロクニの特徴である傾斜の強いフロントガラス周辺を的確に表現した真鍮プレスパーツ。かたや前頭部、すなわちオデコ部分は、真鍮ロストワックス製という豪華仕様になっています。

前面パーツを車体に合わせてみたところ、心なしかピタリ!感が得られなかったので調べてみると、写真のように、乗務員ドア部で突き合わせとなる端部がわずかに湾曲していることがわかりました。



金工ヤスリの上で、特に上部側がまっすぐになるように削ります。



前面左右の後退角が少ないように感じたので、オデコ、ヒサシを組み合わせてみました。一応、このままで問題ないようです。



車体側との“合い”をもう一度確認した上で前面パーツを車体に半田付け。これは組み立ての雰囲気を出すために撮った写真で、実際は接合面が動かないように、ドライバーの先で押さえ付けながら半田付けしています(^^)



続いてロスト製のオデコも半田付けして、無事、車体が箱になりました。



下回りに乗せて遊んでみます。重厚な3軸台車に大型エアフィルター・・・。最高ですね(^^)




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ロクニは最高!(側面ルーバーと乗務員扉の取り付け)

2014-08-10 09:56:57 | 上野口夜行急行方面
こんにちは。
台風が上陸しています。進路周辺の方どうぞお気をつけください。
東京もゆうべから時折強い雨がザッと降るような状況です。

さて、しばらく放ってあったEF62の製作を少し進めました。


側面ルーバーを取り付けていきます。
ご存じのように1次型はシンプルな波板です。
ただし「波の方向」があるため、これを間違えてはいけません。
メーカーではこのように裏面にマジックで線を引き、表裏と左右を識別できるようにしてくれています。



「車体に取り付ける際は線が裏面左側になるように揃えますと方向が決まります。」
との指示にしたがって取り付けようとすると、どうも感じがおかしい。
ツメで波の部分をなぞってみた感じでも、なんか逆のような気がして仕方なかったので、デジカメをマクロモードにして写真を撮って調べてみました。肉眼ではとうてい判別できないので(笑)
あまりはっきりとはしませんが、左が上、右が下・・・ですよね?
どうも説明書と逆のようです...



たまたま間違っている可能性もあるので16枚全部の写真を撮って調べてみました。全部逆です。

しかし、メーカーがここまでド派手な間違いを犯すとは思えない。ん~と頭をひねっていると、どうも説明書の書き方を私が誤解したんじゃないかと気づきました。
「線が裏面左側になるように揃える・・・」
表から見れば確かにそうです!
しかし、実際にコテを握って半田付けしようという段階では、やはり車体裏側から見た状態を言ってもらわないと間違いますよね?ブツブツ・・・


というつまづきはあったものの取り付け自体はスムーズに終了。

かと思いきや、何ヶ所か写真のようにルーバーの端が浮き上がっていることに気付きました。バリなどの影響で微妙にはまり込んでいないようなのです。




しかしこれもプライヤーで挟んでやると、パチン!と音がして、しっかり奥まで入りました。裏にハンダが回り込んで盛り上がっていたら厄介だったのですが、それは免れました。



続けて乗務員ドアも半田付けします。
表裏を間違えることはないのですが、ドアハンドルの向きを間違えないようにしなければいけません。
ドア下端がプレスで曲げられていて、これをガイドにすれば位置が決まるのは嬉しい配慮です。曲がりに気をつけて上端をテープで仮止めするだけでスッキリ取り付けることができました。



現在の状況です。
ロクヨンもそうですが、ルーバーが大きな機関車は、カマの中のカマ!という感じでいいですね。



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