80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

準急アルプス用客車

2019-02-27 01:02:49 | 中央東線方面
1ヵ月前に発売されたものの忙しくて手つかずだったTOMIXの10系客車を少しいじってみました。

購入したのはナハ10とナハフ10各1両。いずれも茶色(ぶどう色1号)です。客車準急アルプスの座席車に組み込む予定のもの。



手すりなど付属パーツを取り付けてインレタを貼り込みました。うーんシブい♪ドアをアルミの銀ピカ折戸にしようと思っていたところ、どうやらアルミだったのはナハ10の試作車とナハネ10の初期車だけだったようなので改造は諦めました。



表記は所属と形式番号が2段書きになった旧表記でいくことにしました。所属は飯田橋客貨車区の「東イヒ」です。付属のインレタにはそのものズバリはないので、「東シナ」の「東」と「門ハイ」の「イ」、それにエンドウの貨車用レタシールの「ヒ」を組み合わせました。控車の「ヒ」ですね。大きさはほぼ一緒ですが太さが違うのでバレバレですな(汗)。番号はナハフ10 11としましたが実際に配置されていたかどうかは不明。ものの本によればナハ10は11、15、16などの10番台が居たようなのでそれに合わせた次第。



ところで591系はどうなったかというと、こうなってます。とりあえず3車体が箱になり完成形がイメージできるようになりました。




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591系高速試験電車の製作(9)(低運転台Mc1車の組み立て・前編)

2019-02-19 07:26:40 | 東北方面
低運転台のMc1を作っていきます。この591系というクルマ、3両ワンセットで1両扱いとうことは前に書きましたが、この低運転台側が「前位」、高運転台側が「後位」となってるんですね。ファン目線では高運転台側を前にした方が特急電車っぽくてかっこいいと思うのですが、振り子機構が高運転台の乗務員にどのような影響を与えるかは試験してみないとわからないということで、とりあえず低運転台側を公式的に「前」としたのかなぁ?などと思ってみるわけです。



サフ吹き済みの側板に内貼りと3×3ヒノキ材を貼って補強。


こういう裾絞り(カーブ)の強い車体の場合、補強材をどのように貼りますかとの質問をよく受けますが、私の場合は特に配慮せずそのまま貼っています。ただし接着剤は多めに盛って側板とのすき間に十分行き渡るように注意します。圧着する時もカーブが戻ってしまわないようにややソフトに。

あと、補強材が斜め上向きに取り付くので床板を受ける位置がわずかに高くなります。なので補強材を貼る位置は床板の厚みより薄くしておく必要があります。このサジ加減は計算で出せなくもないですが、私は“フィーリング係数”という換算表で決めています。え、どんな表かって?それは名前からくみ取っていただくしか・・・(爆)


前面をケガきます。水平方向にはゆるいカーブ、垂直方向には「スラントノーズ」形の傾斜がつくので、その分をまたまた“フィーリング係数”で割り増しして幅と高さを大きめに切り出しています。



窓を抜き、周囲にスペーサーを貼り込みます。上に見えているのが窓枠です。ライトケースの穴も開けておきます。取付面が前述のように平面ではないため、別に組み立てて差し込む方式としました。



車体を箱にします。Mc3より圧倒的に簡単よね~♪



両先頭車が箱になって、とりあえず折り返し地点まで来た感じかな?引き続き頑張ってまいりましょう。




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591系高速試験電車の製作(8)(高運転台Mc3車の組み立て・後編その2)

2019-02-17 02:27:56 | 東北方面
591系Mc3の製作を続けます。キャブ屋根はペーパー積層方式とし、周囲にパテを盛ってから丸く削ります。



続いてキャブ屋根の後方にある吸排気口カバーを作ります。両側面と上面の3枚を切り出し、側面のルーバー部分にひとまわり大きいシール紙を貼ってから中をくり抜き、エバーグリーンの波板をはめ込みます。ハンパものの紙を使っているので関係ない線がいっぱい入っています。



組み立てるとこうなります。



これをキャブ後方に接着。



吸排気口カバーの両サイドを埋めます。複雑な形なので現物合わせで微調整を繰り返しながら型紙を作り、これを写し取って窓をくり抜いたものを接着します。



すき間をパテで埋め、乾いたらざっと整形しておきます。雨樋は薄手の紙(レポート用紙の表紙)から切り出したものを瞬着で貼りました。



ライトケースはKSの使えそうなサイズのものがなかったので、プラストラクトのφ3.2mmパイプを使うことにします。正確な寸法はわかりませんがクハ381、481などよりも直径が小さいようです。



ただしこのパイプは内径が1.9mmしかないので、φ2.7mmドリルで中をさらっておきました。



パイプをライト穴に仮に差し込み、あらあらですがMc3車の鋼体完成とします。ちなみにパイプはフチを銀色に塗って車体塗装後に差し込むのでまだ接着していません。タイフォンはサーフェーサーでディティールが潰れないようマスキングしてあります。



次は低運転台のMc1の組み立てに入ります。


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ED77に会えた!

2019-02-16 11:13:11 | 東北方面
仕事で仙台方面へ行く機会があり、用事が早めに終わったので利府町にある「JR東日本新幹線総合車両センターPRコーナー」を訪ねてみました。ここには製作候補として熱い視線を送っているED77の1号機が保存されているのですが、車両基地まつりでもないと入れないと思っていたところ、PRコーナーと前庭に展示されている保存車は守衛室で入構手続きをすれば見学することができると小耳に挟んだので、一応電話で確認のうえ訪問してみました。「古い機関車の置いてある場所は立入禁止ですよ」と言われましたが、まあご本尊のお顔だけでも拝めればという気持ちで向かってみた次第。

今回は仕事上がりの関係上、仙石線本塩釜駅から路線バスで向かうというマニアックな入り方をしました。1時間半に1本程度しかないバスですが、ちょうど昼時だったので、駅前で美味いカキ飯をいただきながら時間調整できたのと、最寄りの利府駅から行くよりも半分くらい近いところで降りられたので一石二鳥でした。

守衛所で住所・氏名・電話番号を記入して構内へ。わくわくする光景ですね~♪



PRコーナーは入って正面に見える建物の1階にありますが、そちらには向かわず、居並ぶ新幹線の保存車群に目もくれず向かった先は、前の写真の左端に写っているこちらの古機関車放置保存コーナー。電話で聞いたとおり立入禁止となっていますが、ラッキーなことにED77 1は最前列の右端に置いてありました。高まるー!



望遠レンズを持ってきていないので、トリミングにも耐えられるよう高画質にセットしたうえで最前に並んでいるカマを順番にカメラに収めます。こちらがED77 1。野ざらしでかなり残念な状況ながら、まだ良好な状態を保っています。乗務員ドアが見えないのは開いているのか無くなってしまったのか・・・!?



そして中央に陣取るEF71 1であります。やっぱりF級、風格が違うなー。けどかなりボロボロです。。そこらの公園に置いてある静態保存車と変わらないじゃないですかぁ。Jさんなんとか頼みますよホント。その後ろはED75あたりでしょうか。



そして左端はD51 1108。こちらもかなりキてます。他の方のレポだと後ろにはC58とC11も居るようです。



さて、せっかく来たので他の車両も見学させてもらいましょう。まずはポピュラーな200系新幹線。先頭車221-1と、後ろはビュッフェ合造車の237-1だそうです。237はぜひ鉄博入りさせてやりたいところ。



その隣は時速425kmをマークした「STAR21」です。見事なまでの平面顔ですがこれでも400キロオーバー出せたんですね。



そしてこちらが一番手前の目立つ場所に置いてある961形高速試験車。東海道・山陽新幹線と東北新幹線を渡り歩いて試験を行った経歴を持つとのことです。200系と間違えて紹介しているブログが多く、かくいう自分も解説読むまでは200系だと思ってましたが(笑)、前頭部のスカートまわりのデザインが異なっていて、東京国分寺市の「ひかりプラザ」に置かれている951形の流れをくんでいます。雪切室の設置や下まわりをスカートで覆った構造など、雪国仕様の200系の祖先であることには間違いありません。この車も元々は青白塗装だったそうです。



961形運転台。モニターディスプレイ(右端に少しだけ見える)を装備していますが、まだまだアナログな時代を象徴するデザインです。



ところでこの前庭に埋め込まれている色とりどりのオブジェは・・・!?(アレですよ、アレ)



PRコーナーはこんな自動改札風の入口になっていて・・・



中はプラレール、Nゲージ、ミニトレイン(走らないやつ・・・写真撮影用)などなど、どちらかというと子供向けの内容となっていました。



オジサンが萌えたのはこの車輪ぐらい。(笑)



ということで、いつもの床下潜り込み系の資料集めはできませんでしたが、知ったら知ったで製作時間が延びるに決まってますから、この程度の面会で済んだのは返って良かったのかも知れません。めざせ磐西貨物!




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591系高速試験電車の製作(7)(高運転台Mc3車の組み立て・後編その1)

2019-02-11 01:25:03 | 東北方面
引き続きMc3の顔を作っていきます。まずは周囲の余白をカットします。




コーナーは大きく面取りするので裏側にタミヤの光硬化パテを厚く盛っておきます。わざわざ特殊なパテを使う必要もないのですが、ほとんど出番がないまま劣化させてはもったいないので使った次第。暗い中で手探りで塗り込んだためコテコテです。。




コーナーは最初カッターでザクザク角を落とし、続いて#240→#400耐水ペーパーで丸みをつけます。ライト、タイフォン、アンドンの穴は、紙片で高さゲージのようなものを作ってケガき、それに従ってドリルやカッターで開けていますが、以前レッドベアでやったときほど緻密ではなく、パパッと開けてしまいました。




タイフォンケースはKSモデルのNo.985ライトケース(内径3mm)を輪切りにして差し込みます。ライトやアンドンの穴も何度かサフ吹きと研磨を繰り返し、あらあらケバを取った状態です。




タイフォンはエコーの電車用寒冷地型を使い、シャッター開閉機構の出っ張りを薄く削ったうえでφ3mmのワッシャ状の紙片に接着しておきます。




キャブ屋根はまず窓上の水切りに相当する部分を先に作ります。平面図に従って切り出したパーツを山折りにして、治具を使って高さと前後・左右位置が決まったところで、4×4mmヒノキ材を介して“首根っこ”を屋根に接着。




なんとなく形が見えてきましたが、まだ作り込みが必要です。「後編その2」へ続きます。




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