80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

こてはし鉄道様運転会

2024-07-15 01:53:35 | 運転会
この週末、こてはし鉄道様にて開催された運転会に参加してきました。写真少なめですのでサクッとご報告いたします。それにしてもこのシーン、いつまで眺めていても飽きませんね。



複雑な線形と勾配のある本格的な山岳レイアウトということで、今回はPLUM201系「ホリデー快速あきがわ」の真の完成試運転と位置づけ、前回ダメダメだった足回りを徹底チューニングして臨みました。



内容はセンターピン復元バネの2巻カットによるソフト化、心皿スペーサーの交換(t0.2真鍮板の自作品→M3ネジ用ワッシャ;小径化と厚みUP)、M車以外の補重(+20~30g程度)で、ISカプラー本体には手を加えていません。結果は先日の試運転がウソのように快調で、緑濃い渓谷を駆け抜ける姿にニヤニヤが止まりませんでした。



アッペンツェル鉄道の「ワルツ」も走りました。赤と黒のシンプルな塗装がやはりこの山岳風景によく合います。「ガニマタ上等!」精神でメーターゲージ車両をあえて16番で模型化したわけですが、国鉄蒸機も走る、阪急も走る、まさにナンデモアリのおおらかな世界感を改めて実感しました。



こちらは以前にも走行実績がある591系高速試験電車。振り込機構こそありませんが高速で運転できました。笑



ご参加の皆様の作品がご紹介できませんが、緻密、スタイリッシュ、重厚・・・、あらゆる言葉を駆使しても表現しがたい魅力的な作品ばかりだったことを申し添えます。

体調芳しくないなか楽しい場をご提供いただいたこてはし鉄道オーナー様、幹事をお勤めいただいたがっちゃんさま、そして久々にお会いした参加者の皆様、どうもありがとうございました。

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お座敷運転会

2024-05-05 09:12:10 | 運転会
昨日は恒例のお座敷運転会でした。今回は、かねてより見学のご希望をいただいていたMr.You氏をお招きし、“まったり運転会”をお楽しみいただきました。

氏は既製品の塗り替えによるバリ展を得意とされていて、今回もKATO165系の塗り替え品をご持参いただきました。こちらは「三鷹色」。



そして「ムーンライト色」も2題(両サイド)。今回は他メンバーの持参品も含めてさながら153・165系祭りの様相でした。あ、いつもか・・・笑



そして153系交換会wの結果、ついに「ブルーライナー」が当鉄道にも配備されました! Mr.Youさん重ね重ねありがとうございます。かっこいいですね~しびれますね~♪



ゆうべ仕上げた「比叡」用のなんちゃってクハ165(2枚上の写真に写っています)は、一応並べたものの出番なし。いろいろ話を聞いていると、どうも「1972年3月ダイヤ改正直前」というタイミングでは153系も165系も冷房改造はあまり進んでいなかったようなので、再度年代設定と列車を考えてからデビューさせたいという思いが強まりました。。


313系はしっかりシェイクダウン完了。だだっぴろいエンドレスに2両編成というシチュエーションでも、前パン・2パン振りかざして存在感たっぷりでした。もちろんオーナーの主観です。笑



それにしてもよく走りますな。普通のEN22+ACEギヤですが、この目盛りでもビュンビュン走って「Nゲージか!!」状態でした。



ということで、今回も楽しい時間を過ごさせていただきました。T部長はじめご参加の皆さん、そしてお忙しいスケジュールを縫って遠路お越しいただいたMr.Youさん、どうもありがとうございました。

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飯田線(&大糸線)撮影と1人運転会(後編)

2024-04-17 01:51:57 | 運転会
鬼のような早起きのおかげで、ミッション1)飯田線撮影と2)高遠の桜を観る会wは楽しくクリア。お楽しみの舞台を南信から中信・安曇野へ移します。

駒ケ根I.C.から中央道、長野道経由を経由し、南アルプスに代わって現れた北アルプスの雄大な峰々にはやる心を押さえつつ安曇野I.C.をOUT。真っ先に立ち寄ったのは碌山美術館前に店舗を構える蕎麦処「寿々㐂」。人気のお店で今日も20分ぐらい待ちましたが、素朴にして美味な「天ざる蕎麦」を存分に楽しむことができました。



時刻は14時を少しまわったところ。今日は早めに宿へ入ってゆっくりする予定だったので、県民の皆さん御用達のスーパー・ツルヤへ立ち寄って食材を買い込み、安曇野から北アルプスを背にして東に見える小高い長峰山の山頂付近にある「天平の森」へ向けて車を走らせます。

こちらが本日の宿泊場所兼運転会場となる天平の森のコテージ。1週間前に急きょ思い立って予約したのですが、GW前の日曜泊という時節柄か、6棟あるうちの一番眺めが良いとされるNo.6を無事に押さえることができました。バリアフリー設計で広さも一番広いようです。365分の1泊だ許せ!笑



ほほ~♪♡



北アルプスに沈む夕日、眼下には安曇野のまち並み。絶好のロケーションです。



眺めの良いバスルームで軽くシャワーを浴び、車で3分ぐらいの場所にある展望台で暮れゆく安曇野のパノラマを鑑賞します。北アルプス残照、天頂には三日月。



コテージに戻ってからもしばらく夜景を楽しみます。



そして運転会準備。部屋のサイズが不明でしたが、R790のカント付きカーブと直線20数本、大型ポイント3基でほぼピッタリでした。



簡単な試運転ののち夕食。スーパーで買い物する時点ですでに高遠で歩いた疲れが出ていたので自炊は諦め、メインはトンカツ弁当に。まあ自炊したとしてもカレーなので五十歩百歩です 笑。しかし信州サーモンの刺身が手に入ったのは朗報で、醤油を忘れてきたことを悔やみつつ、塩とゴマドレッシングでサーモンサラダに仕立てたのでした。お供は安曇野の地ビール!



で、食後は運転会本番。今回は下見の意味もあってあまり多くの車両は持参しておらず、TOMIXの115系新長野色6両、同EF64 1000番台重連とコンテナ貨物、自作のアルプスの電車、KATOのC56といったラインナップです。まずは115系6連をエンドレスくーるくる♪



気が付くとカメムシが列車に向かってにじり寄っていきます。実はコテージ自体は快適だったのですが、カメムシが異常発生?していてカーテンや壁に十数匹がうごめいているというシュールな光景。1匹づつ捕まえては外に放り出していたのですがキリがないので“同居”を決めました。ちなみにこのカメ野郎、気付いた時にはちゃっかり115系に無賃乗車していました。。



そしてEF64 1000番台JR貨物更新色の重連です。付属パーツ未装着なので、この場で取り付けようと工具一式も持参したのですが、歩き疲れにカメムシ騒動、さらには久々に外をノーマスクで歩き回ったツケが来て花粉症がひどくなり、加えて酔いが回って睡魔到来・・・と、これでもかというくらいコンディション悪化が進んできたため戦意喪失。結局コンテナも繋げずに機関車だけク〜ルクルという情けない状況となりました。。



スイスの赤い電車、アッペンツェル鉄道の「ワルツ」もアルプスには似合うだろうと持参。こちらも前面周辺の未完成部分を工作しようと思っていたのですが未遂に終わりました。赤いものは苦手なのか、こちらにはカメ野郎のご乗車はありませんでした。



しかし、久々に運転したのですが、「走り」と「光り」は上々を通り越して異常レベルなのを再確認。普通のEN22+MPギヤですが完成品の3分の1ぐらいの目盛りでスタートし、室内灯は引き通し&キャパシタの効果もあって白色LEDが煌々と灯っています。作った当時はまだ知識がなく、チップLEDを今の倍ぐらい搭載していたので間引く必要がありそうです。



高原のポニーC56も買ってからあまり日の目を見ていなかったので伸び伸びと走行。今にして思えば怪しいサイトで購入し、案の定、ロッドが片方はずれた状態で送られてきたブツだったので足回りが心配でしたが、ゆるゆると安定して動く姿に安心しました。2軸貨車は数両持参したのですがこちらも試験走行に終始。多少の疲れはあったにせよ、人間、あまりに自由時間を手に入れると趣味さえも「どーでもええわ」ってなるんですね。コワイコワイ 笑



そんなわけで眠けもMaxに達したのでエンドレスの真ん中に布団を敷いて(笑)早めに就寝しました。


翌日は雲海の発生を期待したのですが、気象条件が揃わなかったようで、前日と同じような「ちょっとモヤがかかった晴天」となりました。朝日を浴びた北アルプスの山々が奇麗です。スイスの電車にも日本アルプスを見せたりしながら朝食。



ひときわ高く尖った山容を誇るのが常念岳。その山肌に「常念坊」と呼ばれるお坊さんが五合徳利を持った「雪形」が現れると、田植えや種まきなど農作業の準備にとりかかるとされています。この日はそのことをすっかり忘れており、帰ってから写真を確認したらしっかりありました!



部屋を片付けて午前9時半にチェックアウト。ちなみに料金は平日の基本料金8,800円+公益費220円の合計9,020円でしたが、このロケーション、スペースを独り占めしてこの値段ですからコスパは超最高!ということになります。暖房を使うと570円かかりますが、明け方冷えたものの暖房を必要とするほどではなかったので今回はかかりませんでした。オートキャンプ場などもあるので、興味ある方はこちらをご参照ください


さて、ミッション3)安曇野で蕎麦を食べる、4)北アルプスを見上げ、安曇野を見下ろすコテージに泊まって1人運転会をする・・・はまあまあクリア、
5)ついでになんらかの工作もする は見事玉砕しました。強い意思を持って今度こそ“アウトドア・モデリング”をやるゾ!と誓った朝でした。


次なるミッション6)として、池田町にある大雪渓酒造さんへ向かいます。県道大町明科線に面し、工場に隣接して直売店舗「花紋大雪渓」があります。蔵の見学などもできるようですが、残念ながらあまり時間がないので気になったお酒を2本だけ購入。ポイントカードを勧められましたが、「将来移住したら作ってくださいw」と、後ろ髪を引かれつつ店を後に。



店舗前のバス停を見ると「酒屋前」と書いてあります。これはネコバス🐈が来ますね、たぶん。



最後のミッション7)は大糸線または篠ノ井線の列車を撮る、でしたが、結局というかやっぱりというか大糸線へ向かうことにして、まずは安曇沓掛〜信濃常盤間のスポットへ向かい、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などをバックに上り5232M・E127系2連を撮影。北アルプスのさらに北部となるこれらの山々はさらに残雪も多く映えます。



続いて信濃常盤〜南大町間の貝原踏切近くへ場所を移し、西南方向へカメラを向けて下り列車を撮ります。まずは5231M信濃大町行のE127系100番台2連。後方は餓鬼岳と思われますが詳しい方HELP求ム!



そしてやって来ました下り5M、E353系「あずさ」。これが撮りたかった!!



この「あずさ」で今回の旅のプログラムはすべて終了。ミッションは工作を除いてすべてクリアしたので、急ごしらえにしては満足度の高い旅となりました。今回はあくまでパイロット・プログラム、すなわち下見であります。近いうちに、今度こそ小鳥のさえずりを、渓流の音を聴きながら工作に励むという酔狂な旅を実現したいと思いつつ、こちらの戦利品を燃料にブログを書き終えたところです。



ということで皆さまお付き合いいただきありがとうございました。次回は「快速みすず」に戻る予定です。

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早春のお座敷運転会

2024-03-02 20:32:37 | 運転会
恒例のお座敷運転会に参加してきました。参加者はNゲージャー1名を含む5名で、さっそく部屋いっぱいにレールを敷き詰めて模型談義。今日は私鉄車両はほとんどなく国鉄形で占められていました。



私は今日は午前中のみ参加のため持参車両は少なめ。久々に日立電鉄モハ13形15号車を走らせてみましたが、集電も良好で広大な鉄路をのびのびと走り回っていました。ただ、逆起電力による後方のヘッドライトのチラつきが目立ち対策が必要です。隣は何度か登場しているED76 29。フェニックス製キットを30年近くかかって完成させたものです。



そのED76が牽くのは夜行「ながさき」号。オユ10、マニ36×2、スハネ16に旧客6両のフル編成です・・・が!今気づきました。オユ10の位置ここじゃない!! マニ36とスハネ16の間が正解です。テヘペロです。。



マニ36は正規品がまだ製造中なので名古屋と秋田からの借りものです。スハネ16はフジモデルキット組み。お座敷軌道に弱く、ところどころで水タンクをレールにこすりながら何とか周回。



シーンが変わるとカマが変わっているのはTVドラマではよくあること。インサイドギヤが悲鳴をあげ始めたのでED76からDD51にバトンタッチしました。こんなこともあろうかと思って代替機を持ってきてよかった。。ちなみにKATOベースですが赤ナンバー&スノープラウ無しのバリバリ九州っ子です。



「ながさき」の名物は佐世保編成につながる茶色のスハフ42だったとか。この編成でもスハフ42 302としてしっかりキャスティングしています。赤いランプの夜行列車はいいですね。



そのほかTOMIXの475系改457系や、写真がありませんが先日竣工した青梅線103系などを運転。昼食をご一緒したのち、ひと足先においとましました。



今日は、先日の投稿でつぶやいた「青22号問題」に関連し、2名からサイズも形式も生い立ちも違うブルーライナーを見せてもらいましたが、要はGMスプレー“まんま”でも特に違和感ナシという結論でした。ただ、自分的には青22号よりも地色の灰色9号がどの程度「白い」のかが気になっていたりします。笑


ということで、T部長、ご参加の皆様、本日も楽しい時間をありがとうございました。




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お座敷運転会

2023-12-03 07:20:49 | 運転会
恒例のお座敷運転会でした。2023年のシメにふさわしく8名が集合して賑やかでした。ヤードにはあんな車両もこんな車両も・・・♪



以下、管理人が走らせた車両の一部です。

クモユ141はライト関係が未装備ですが、一応完成したので編成に組み込みました。



EF63×2+クモユ141+115系1000番台冷房準備車5連の信越本線普通列車です。ロクサンはTOMIX製で最近整備したと思い込んでいたところ、インレタなど一切貼っていないまっさらな状態だったので数周だけ。。ロクサンには速度調整SWが付いて最速にセットしても電車の方が速いのが心配でしたが、特に問題なく安定した走行でした。



中央東線の客レ(一応423列車のつもり)は予定通りED61(マイクロエース)に牽かせました。重連で貨物牽引がメインでごくたまに旅客列車を牽くことはあったそうですが、「鉄道青春時代 中央線」に収録された茶釜時代の同車がスイッチバックを退行する写真以外見たことがなく、なかば都市伝説化しています。気が向いたらいつでも再現できるのは模型ならではですね。客車はマニ60と35系、61系の混成。この後EF64にも牽かせました。



スロ62改オハ61も張り上げ屋根のオハ35とともに元気よく走り回りました。



下河原線の行先サボを出したクモハ40も本格的なロングラン運転は初めて。先代のパワトラ方式と比べて明らかに走りは安定しています。



青梅線の103系4連は時間切れで、クモハ103のみヘッド、テール(ただし光源設置まで)、室内灯を装備した状態。ドローバーを介したクモハ-モハ間の簡易引き通しは、多少のチラつきはあるものの単独集電より安定した成果を確認できたのでよしとしましょう。



今回は小粒ながらも新作を多く持ち込むことができ、やっぱり運転会は製作の原動力よなぁと実感した次第。(ちなみにブログは仕掛り品の原動力w)


幹事のT部長、もっかコキ沼の最深部へ向けてまっしぐらのまろねふ様、常連の皆様、楽しい時間をありがとうございました!

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