おはようございます。国立市議会6月議会は20日を最終本会議ということになっていましたが、20日では終了できず、会期の延長を本会議で諮り、明日21日に会期を延長することとなりました。
以前の議会で、水道・下水道未納カード紛失事件があった関係で、全員協議会が深夜0時を回ってから開催されたことはありましたが、本会議自体が午前0時を回ったことは私が議員になってからは今回が初めてで、午前0時10分よりおはようございますという開会挨拶から21日の本会議が開催されました。
先日から引き続きとなっていた、2件の動議が議運にて、即決の扱いで議題となり、追加議事日程となりました。1件目は上原市長に戒告及び給料月額の30%削減を求める動議、2件目は国立駅舎保存についての決議の提出を求める動議です。
市長の給料30%削減を求める動議については、今議会における混乱理由である強引な国立駅舎曳き家での提案により、6月2日から7日までの間、議会が中断するという原因となりました。議会前の議案説明の段階から、我々野党各議員は曳き家についての具体的な説明も無く、昨年9月議会12月議会における否決理由の改善も無い状況では、とても賛成できるはずもなく、これは提案権の乱用と受け取られてもしかたのない状況を作り出しました。このような点から、30%削減の動議が提案され、賛成多数で可決しました。
2件目の国立駅舎保存についての決議の提出を求める動議については、当初野党議員だけで提出するところでしたが、今後の駅舎保存におけるJRや東京都との協議について、議会側が一致結束していかなければならないというところで、与野党が歩み寄り、全会派の代表者が連名でこの動議については可決致しました。その動議についての決議案を下記にて、ご紹介させていただきます。
決議案
国立駅舎保存については多くの市民の願いであります。平成17年第3回定例会、第4回定例会で「曳き家関連補正予算案」否決後、市当局は平成18年4月18日までは存置方式で検討を進めていました。また、市議会においては、会派代表者会議での確認を受けて、平成18年4月26日付(国議発第15号)で、「国立駅舎については貴社(JR東日本のことです)におかれまして、現状のままで保存して頂きますようご要望申し上げます。」との文書を提出しています。
よって、上原市長におかれましては、議会の意思を尊重するとともに議会と協力してJR東日本旅客鉄道株式会社と東京都に対し、存置方式を基本にすえた国立駅舎保存に向け、強力に交渉を進めるようここに決議します。
送付先 国立市長
という文書を、全会派一致で賛成しました。ほんの数時間前まで曳き家工法での保存に賛成していた市長側の与党議員としてもつらい立場かもしれませんが、曳き家工法では戻る場所の確保が出来ないということが明確で、2000㎡の確保には20億円という莫大な支出が見込まれるところでは、これに賛成することはできません。
そこで、ようやく事ここに至って、議会が存置方式で統一した行動が取れるようになりました。このことをまずは素直に喜びたいところです。
それにしても、NHKにおけるマスコミの報道については、大変市長側に偏ったものであり、本日の質疑で何を聞いていたのか、本質を全く理解しない報道には、あきれ果てるものでした。6月20日8時45分からのNHKニュースでは、国立駅舎がJRによって解体される見込みであるという、まったくのでたらめな報道がされました。解体するとしても、これは東京都、JR,国立市の確認がなければ取り壊すことはなく、少なくとも上原市長が今までの行動から駅舎解体の協定書にサインができるとは思えません。
そういった中で、存置方式での保存に向けての努力をしていない状況では、まだまだ十分可能性があると考えます。今後は、是非とも市議会が一丸となって、存置方式でJRの責任で駅舎の保存が、国立市の負担を極力抑えた形で実現できるように努力します。
6月21日の議会は午前4時半頃にようやく終了しましたが、深夜の議会は半分うつらうつらの状態で、非常に辛いものでした。
以前の議会で、水道・下水道未納カード紛失事件があった関係で、全員協議会が深夜0時を回ってから開催されたことはありましたが、本会議自体が午前0時を回ったことは私が議員になってからは今回が初めてで、午前0時10分よりおはようございますという開会挨拶から21日の本会議が開催されました。
先日から引き続きとなっていた、2件の動議が議運にて、即決の扱いで議題となり、追加議事日程となりました。1件目は上原市長に戒告及び給料月額の30%削減を求める動議、2件目は国立駅舎保存についての決議の提出を求める動議です。
市長の給料30%削減を求める動議については、今議会における混乱理由である強引な国立駅舎曳き家での提案により、6月2日から7日までの間、議会が中断するという原因となりました。議会前の議案説明の段階から、我々野党各議員は曳き家についての具体的な説明も無く、昨年9月議会12月議会における否決理由の改善も無い状況では、とても賛成できるはずもなく、これは提案権の乱用と受け取られてもしかたのない状況を作り出しました。このような点から、30%削減の動議が提案され、賛成多数で可決しました。
2件目の国立駅舎保存についての決議の提出を求める動議については、当初野党議員だけで提出するところでしたが、今後の駅舎保存におけるJRや東京都との協議について、議会側が一致結束していかなければならないというところで、与野党が歩み寄り、全会派の代表者が連名でこの動議については可決致しました。その動議についての決議案を下記にて、ご紹介させていただきます。
決議案
国立駅舎保存については多くの市民の願いであります。平成17年第3回定例会、第4回定例会で「曳き家関連補正予算案」否決後、市当局は平成18年4月18日までは存置方式で検討を進めていました。また、市議会においては、会派代表者会議での確認を受けて、平成18年4月26日付(国議発第15号)で、「国立駅舎については貴社(JR東日本のことです)におかれまして、現状のままで保存して頂きますようご要望申し上げます。」との文書を提出しています。
よって、上原市長におかれましては、議会の意思を尊重するとともに議会と協力してJR東日本旅客鉄道株式会社と東京都に対し、存置方式を基本にすえた国立駅舎保存に向け、強力に交渉を進めるようここに決議します。
送付先 国立市長
という文書を、全会派一致で賛成しました。ほんの数時間前まで曳き家工法での保存に賛成していた市長側の与党議員としてもつらい立場かもしれませんが、曳き家工法では戻る場所の確保が出来ないということが明確で、2000㎡の確保には20億円という莫大な支出が見込まれるところでは、これに賛成することはできません。
そこで、ようやく事ここに至って、議会が存置方式で統一した行動が取れるようになりました。このことをまずは素直に喜びたいところです。
それにしても、NHKにおけるマスコミの報道については、大変市長側に偏ったものであり、本日の質疑で何を聞いていたのか、本質を全く理解しない報道には、あきれ果てるものでした。6月20日8時45分からのNHKニュースでは、国立駅舎がJRによって解体される見込みであるという、まったくのでたらめな報道がされました。解体するとしても、これは東京都、JR,国立市の確認がなければ取り壊すことはなく、少なくとも上原市長が今までの行動から駅舎解体の協定書にサインができるとは思えません。
そういった中で、存置方式での保存に向けての努力をしていない状況では、まだまだ十分可能性があると考えます。今後は、是非とも市議会が一丸となって、存置方式でJRの責任で駅舎の保存が、国立市の負担を極力抑えた形で実現できるように努力します。
6月21日の議会は午前4時半頃にようやく終了しましたが、深夜の議会は半分うつらうつらの状態で、非常に辛いものでした。