こんにちは石井伸之です。本日は午前4時からの日本対ブラジル戦を見るために早起きをしたために、非常に眠い目をこすりながら、国立駅南口へ向かいました。
駅前に自転車で向かってみると、6時50分頃に到着したときには誰も居なかったのですが、共産党、生活者ネット、明政会の所属議員まで姿を見せ、選挙が始まったかのような賑わいを見せていました。
こちらが話していると、他会派の議員が話している内容は分かりませんが、こちらとしては、現在の駅舎と駅前の2000㎡は旧国土(現在はプリンスホテル)から旧国鉄が無償で譲り受けたものですので、現在のJRはこれを必要としなくなったからといって、国立市の負担で駅舎の保存と駅前の土地2000㎡を20億円で買うように申し入れてきていることを受け入れることはできません。
上原市長の実施しようとしていた国立駅舎の曳き家は、本来はJRが実施すべき事業を国立市が多大な税金をかけて肩代わりしようというものです。さらに、驚くべきことに、国立駅舎の曳き家は以前、国立市で作成された資料によりますと、大変評判が悪く当時の学識経験者の方々より、駅舎への構造的な負担が多大で、曳き家はすべきではないとはっきり断言されておりました。このように、私が昨年の6月議会に言っていた事が、10年近くも前の資料で書かれておりました。
夕方に建設部の方より、東京都とJRから「国立駅舎取り扱いについて」という文書がファックスで届けられました。ファックスによると、曳き家が市議会で認められないときは、連立事業工程に支障をきたす駅舎を現在地に存置する案は認められず当初計画である撤去とせざるを得ないとあります。
東京都とJRは市民の皆様のささやかな願いである、国立駅舎の保存をするために協力する考えはなく、つまり、裏を返すと、駅舎を残したいのであれば国立市として20数億のお金を出すことに繋がる曳き家をしろということです。
つまり物騒な事を言うと、これは東京都とJRからの宣戦布告とも言えるハル・ノートであって、それだけ国立市議会が6月議会の最終本会議において、全会派一致で議決した「存置方式で国立駅舎保存を求めた決議案」を警戒しているということです。それにしても、ようやくこれで、同じ交渉のテーブルに就けたように思います。曳き家で東京都とJRの考えを鵜呑みにして、国立市民の大切な20数億円という税金を投入するのではなく、JRの責任で残す方法を見出すために、国立市議会はイバラの道をこれから歩んでいくこととなるでしょうが、この態度こそが市民の皆様から選ばれた議員の役目ではないでしょうか?曳き家をすれば、とりあえず一時は凌げますが、最終的に駅舎の戻る場所を確保する際に、莫大な財政負担を市民の皆様に押し付けたという烙印からは永久に逃れられません。私は、国立駅舎の曳き家と皆様からの20数億円を天秤にかけた時に、市民の皆様からお預かりしている20数億円を簡単に拠出してはならないという判断をしました。
いずれにしても、これからが本当の意味での交渉です。剣が峰に立たされ、爪に火を灯す覚悟で厳しい交渉へ臨む、自由民主党新政会会派を始めとする国立市議会への暖かいご支持ご声援をお願い致します。
駅前に自転車で向かってみると、6時50分頃に到着したときには誰も居なかったのですが、共産党、生活者ネット、明政会の所属議員まで姿を見せ、選挙が始まったかのような賑わいを見せていました。
こちらが話していると、他会派の議員が話している内容は分かりませんが、こちらとしては、現在の駅舎と駅前の2000㎡は旧国土(現在はプリンスホテル)から旧国鉄が無償で譲り受けたものですので、現在のJRはこれを必要としなくなったからといって、国立市の負担で駅舎の保存と駅前の土地2000㎡を20億円で買うように申し入れてきていることを受け入れることはできません。
上原市長の実施しようとしていた国立駅舎の曳き家は、本来はJRが実施すべき事業を国立市が多大な税金をかけて肩代わりしようというものです。さらに、驚くべきことに、国立駅舎の曳き家は以前、国立市で作成された資料によりますと、大変評判が悪く当時の学識経験者の方々より、駅舎への構造的な負担が多大で、曳き家はすべきではないとはっきり断言されておりました。このように、私が昨年の6月議会に言っていた事が、10年近くも前の資料で書かれておりました。
夕方に建設部の方より、東京都とJRから「国立駅舎取り扱いについて」という文書がファックスで届けられました。ファックスによると、曳き家が市議会で認められないときは、連立事業工程に支障をきたす駅舎を現在地に存置する案は認められず当初計画である撤去とせざるを得ないとあります。
東京都とJRは市民の皆様のささやかな願いである、国立駅舎の保存をするために協力する考えはなく、つまり、裏を返すと、駅舎を残したいのであれば国立市として20数億のお金を出すことに繋がる曳き家をしろということです。
つまり物騒な事を言うと、これは東京都とJRからの宣戦布告とも言えるハル・ノートであって、それだけ国立市議会が6月議会の最終本会議において、全会派一致で議決した「存置方式で国立駅舎保存を求めた決議案」を警戒しているということです。それにしても、ようやくこれで、同じ交渉のテーブルに就けたように思います。曳き家で東京都とJRの考えを鵜呑みにして、国立市民の大切な20数億円という税金を投入するのではなく、JRの責任で残す方法を見出すために、国立市議会はイバラの道をこれから歩んでいくこととなるでしょうが、この態度こそが市民の皆様から選ばれた議員の役目ではないでしょうか?曳き家をすれば、とりあえず一時は凌げますが、最終的に駅舎の戻る場所を確保する際に、莫大な財政負担を市民の皆様に押し付けたという烙印からは永久に逃れられません。私は、国立駅舎の曳き家と皆様からの20数億円を天秤にかけた時に、市民の皆様からお預かりしている20数億円を簡単に拠出してはならないという判断をしました。
いずれにしても、これからが本当の意味での交渉です。剣が峰に立たされ、爪に火を灯す覚悟で厳しい交渉へ臨む、自由民主党新政会会派を始めとする国立市議会への暖かいご支持ご声援をお願い致します。