石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

7月16日午前5時前に国立市谷保平行道路沿いの建物より火災が発生しました。

2008年07月16日 | Weblog
 おはようございます。国立市消防団第一分団所属の石井伸之です。本日は午前5時前に出火報のサイレンで目が覚めました。

 この時間帯は6月21日の火災以来、嫌な感じをしながら消防小屋に駆けつけると、的中してほしくない予感に限って見事に当たりました。消防小屋の無線からは「延焼中、黒煙確認、現在活動中」という好ましくない状況が、激しいサイレン音と共に伝わってきます。

 「運転よろしく」という分団長の一言で、甲州街道から火災現場に向かいましたが、気が張っていたせいか、赤信号は緊急車両でも一時停止なのですが、微妙な(先輩方からは既に赤信号だと言われました)タイミングで突っ込んでしまいました。

 早朝なので通行車両が少なかったので助かりましたが、もしもの事を考えると軽率だったように思います。火事場に向かう時こそ逆に冷静に運転することを肝に命じたいと思います。

 さて、火事現場付近に到着すると、何と非常に見慣れた建物が延焼しておりました。地図で番地を確認しておりましたので、まさかとは思いましたが、やはり自民党国立南事務所の隣にある、通称「協和」(共和だったかもしれません)とよばれている建物からの出火です。

 この建物は三田都議の親戚関係にある方の持ち物で、選挙の際はこちらで自民党関係の演説会や会議、選挙報告会などで使われております。

 その後、第一分団では、可搬ポンプを使って直近にある南側公園の消防水利(貯水槽)から汲み上げ、建物西側から放水を行っておりました。こういう時に消火栓を取れなかった時の機関員(運転手のことです)はもどかしく、火事場へ一直線に飛び出したい気持ちを抑えて、ポンプ車で消防小屋に遅れて来た団員がいないか確認したり、報告書を作成しておりました。

 午前5時30分過ぎには火勢が弱まり、残火処理に入りました。最前線で消火活動をしていた班長に聞いてみると、建物の奥が激しく燃えていたので、一慨に放火とは断定できないかのしれませんが、火の気が無いところから考えて放火の線が濃いように感じます。

 消火活動中からも警察署の方が集まっており、周囲の警戒や火元の出火原因を捜査しておりました。消防団員は午前6時頃に撤収が掛かり、消防小屋へ戻ることができました。

 それにしてもけが人が出なかったことや隣のウエストや三田歯科へ延焼しなかったことは不幸中の幸いです。それにしても、早朝の火事は一日の仕事への気力を削ぐには十分な働きをしてくれます。

 5月21日の火事以前は国立市にまともな火災は発生していなかったのですが、どうもここのところ放火犯と思しき火災が続いております。どうか早朝人気の無いところには燃えるものを置かないように十分注意して下さい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする