石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

12月8日本日は午後2時30分より国立市議会において一般質問を行いました

2011年12月08日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会議員三期目に入り3回目の議会を迎えている石井伸之です

 本日は、高原議員、鈴木議員、青木議員に続いて一般質問を行いました。私よりも前に質問する議員は、議会でも重鎮と言われるほどに社会経験と議会経験を積み重ねた方々であり、様々な角度から鋭く質問されていました。

 青木議員の一般質問中に、役員会を終えた自民党国立総支部女性部役員の方々が大挙して傍聴に来ていただくと共に、青柳地域の方々、石神地域の方々、日本会議関係の方も来ていただき大変嬉しく思います

 平日の昼間に行われていることもあり、傍聴するにしても時間的に難しいと言われておりますので、こうやって来ていただけることは登壇する私としても気合いが入ると共に、良い意味で大変緊張しました

 さて、今回の質問は谷保駅エレベーター設置について現状を調べるためにJR東日本の駅バリアフリーというサイトを検索すると、南武線でエレベーターが設置されていないのは、津田山駅、稲城長沼駅、南多摩駅、谷保駅となっておりました。

 答弁を聞くと国からの具体的な国庫補助金が無くなってしまったことから、まだまだJRとの交渉が難しいようです

 大規模災害時相互応援協定締結自治体の拡大については、6月議会に同様の質問をしたところすぐさま動いていただき、谷保天満宮のつてを頼って幾つかの自治体と交渉した結果、三重県伊賀市との交渉がまとまりつつあるとの答弁をいただきました。

 完全に交渉がまとまった訳ではありませんが、あと一歩のところまで交渉を煮詰めていただいた総務部長や防災課長、防災課職員の方々には心から感謝したいと思います

 また、今までの締結市は国立市よりも西側にありますので、今後は北側もしくは東側の自治体と交渉していただけるようにお願い致しました

 国立市のごみを焼却しているクリーンセンター多摩川の建て替え計画について質問したところ、平成10年に着工したことから本来であれば25年程度が耐用期間なのですが、10年間の耐用年数延長に向けた改修工事を行うそうです。

 そして、平成45年には新しいごみ焼却施設が建設できるように、計画を立てるとの答弁がありました。ごみ問題で苦労している市を反面教師とする中で、国立市民が安心してごみを捨てられる環境を将来にわたって提供することも議員として大切な役目だと思います。

 この件についてもごみ減量課長が現在の状況を丁寧に教えていただいたことを心から感謝します

 最後の質問では、乳幼児の虫歯予防としてフッ素塗布の有効性について質問したところ、国立市としてもフッ素塗布の有効性を認めているとの答弁がありました。保健センターでの検診時に予約していただき、1本100円で乳歯は20本ありますから、全ての歯に塗ると2000円となってしまいます

 しかし、近頃は虫歯予防に有効なフッ素塗布に対して積極的な歯科医が増えており、乳幼児医療費助成制度の中で無料で実施していたり、数百円の検診料だけで実施しているところもあるそうです。ちなみに、国立市としてフッ素塗布事業には高い自己負担をいただき、平成22年度75万6000円を支出していることから、その部分も官から民への考え方からも、民間歯科医へお願いした方が良いと訴えました。

 また、フッ素塗布には綿球法という綿棒でフッ素を塗る方法と、トレー法というマウスピースのようなものにフッ素を染み込ませ、それを一定時間噛み締めることによって歯にフッ素を吸収される方法があります。綿球法は無料から数百円、トレー法では1回500円というところや1回1500円、もしくは3回2000円というところもあります

 健康福祉部長からは、以前の実情を踏まえて国立市が先進的に行ってきたフッ素塗布が時代と共に変わったことにより、フッ素塗布事業についても歯科医師会と協議していきたいとの大変前向きな答弁をいただきました。健康福祉部長は国立市の福祉部門をまとめていることから大変な重責を担っております。

 実務的には保健センターの事業となりますので、保健センター所長と保健センター職員の方々には、大変かと思いますが事業の見直しに向けて努力していただきたいと思います

 また、フッ素の有効性は万人に周知されつつあると思いますので、更なる周知に向けて学校や保育園、幼稚園、認証保育所などへ情報提供していただけるようにお願い致しました

 それと、シーラントという虫歯予防方法もあり、これは6歳臼歯と呼ばれる永久歯が生えたばかりの奥歯は溝に食べかすが溜まりやすく、そこから虫歯になることから、生えたところで奥歯の溝にプラスティック系樹脂を塗り込み、虫歯予防をするというもので聞いたところによると1本400円で実施しているそうです

 このようにして、虫歯予防というのは調べれば調べるほど奥が深いものとなっており、予防が進めば将来的な医療費削減に繋がると思います。こういった実情については、保健センター所長より大変丁寧に教えていただいたことによって、より深い部分の質問をする事が出来ました。

 現在の保健センター所長は、新任として4月に移動したばかりにも関わらず、こうやって様々な知識を勉強されていることは素晴らしいことだと思います。それは、おそらく所長を支える保健センター職員さんが優秀だからかもしれません。

 国立市の将来は常に右肩上がりの医療費を予防医学や民間の知恵によってどれだけ削減できるかにかかっていると言っても過言ではないと思います。福祉関係に携わる職員さんには大変かと思いますが、是非とも頑張っていただきたいと思います。

 質問終了後に傍聴席へ行き、傍聴に来ていただいた方々へ挨拶をさせていただくと、多くの方より「大変分かりやすかった、勉強になった、また来ます」という言葉をいただき、一時間の一般質問で疲労困憊となった肉体に生気が吹き込まれる感じが致します。

 一般質問終了後というのは、自分の経験上、大変風邪を引きやすい状況ですので気を付けたいところです。

 いろいろと難しい質問に対し、誠心誠意応えていただいている国立市職員の努力に心から感謝申し上げ本日の日記を締めたいと思います。 


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