石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

12月11日 本日は建設環境委員会が行われました

2015年12月11日 | 国立市議会
 こんにちは、福祉保険委員会所属の石井伸之です

 本日は青木議員、大和議員、大谷議員が所属している建設環境委員会が行われました。

 建設環境委員会に付託されている陳情は無いことから、冒頭から市長提出議案の審査が行われます

 順調に委員会審査が行われる中で、委員より繰り返しの質疑がされたのは、家庭ゴミ有料化に関する部分でした。

 家庭ごみ有料化で大きなハードルとなる部分は、現在のステーション方式(幾つかの家庭が集まってゴミ集積場所を定める方式です)から個別収集(各家庭ごとにゴミを出す方式です)となる事によって、ゴミ収集の手間がかかり、コストに跳ね返るという部分です

 ゴミ排出に関わる経費が掛かることから、ごみ袋を購入するという形で収入を得ることになりますが、収集コスト増によってごみ袋の収益が削られるのは少々残念に感じます。

 巨人の星に登場する星一徹張りに、ちゃぶだいを引っ繰り返す様な議論を展開したくもなりますが、今まで積み上げて来たものを考えると、軽々に発言できないところももどかしい部分があります

 ただ、ゴミ袋を販売する事務経費や個別収集に関わるコスト増は、慎重に計算していただきたいものです。

 既に三多摩では殆どの市で、家庭ごみ有料化を実施していますので、良い点悪い点を勘案して、最も効率の良い手法を編み出すというのも一つの手ではないでしょうか?

 それでも一つ言えることは、超過量方式という中途半端な方法は絶対に認めることが出来ません

 簡単に言うと、超過量方式とは、一定のごみ袋は無料で配布しますが、更に超える部分は有料となるという方式を差します。

 一件すると公平なように見えますが、ごみを排出するというコストをみんなで分担しようという時に、一定の無料ごみ袋を配布するというのは本末転倒です。

 確かに小さな国立市で、収集コストが上がる点と有料ごみ袋を販売する事務経費などを考えると、ゴミ袋を販売する形での家庭ごみ有料化はごみ袋販売収入を得るという部分にロスがあります

 ただ、それでもごみ袋が有料化することによる、排出抑制に向けた心理的な効果が抜群であることは間違いありません。

 最終的には全て佐藤市長の決断になってしまうのですが、事ここに至っては秤の目盛が振れる方向は見えて来たのではないでしょうか?

 後は、市民理解が得られる方向で、制度設計が出来るよう、市民目線で言うべきところはしっかりと訴えて行きます

 写真は、12月9日矢川駅で朝の市政報告をした時のものです。





 
 

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