こんにちは、国立市消防団第一分団所属の石井伸之です。
本日は午前10時より昨日同様に住基ネット早期接続を推進する超党派議員団の中で、自由民主党明政会の青木議員、東議員と共に街宣活動を行いました。
夕方となって自宅でゆっくりしていると、消防団の仲間より、泉地域の建物が炎上中であり応援を求める内容のメールが入ったことから、速やかに作業服へ着替えて分団小屋へ行き、耐火服を自転車の籠に入れて現地に向かいました。
中央高速のトンネルをくぐった瞬間に、濛々たる煙が立ち昇り、多くの消防車輌が周囲を取り囲みながら放水している光景が目に入ります。また、空中からは何台ものヘリコプターが飛んでおり、ライトで現場を照らしているヘリコプターもあります。
幸楽苑というラーメン屋の脇に来ると、既に日野バイパスは通行止めとなっており、路上には幾重にもホースが重なり合っておりました。
第一分団のポンプ車を探すのに少々手間取りましたが、無事合流すると先発した人数は僅かだったこともあり、速やかに筒先を交代し、消火作業に当たりました。
当初は激しい黒煙だったそうですが、私が到着した午後6時30分頃には白煙に変わっており、鎮火の目処が立ったかと思いましたが、なかなか白煙が静まる気配がありません。
放水当初は、煙に巻かれながらの消火作業だったので、どんどやきの煙に巻かれたときよりも目が痛く、辛いものがあります。
そのうちに、私達が放水している脇に積まれていたゴミの山らしきものが燃え上がり始め、速やかにそちらの火を消すために放水すると、一旦煙は収まり、再び建物本体への放水をしていると、脇にあるゴミの山らしきものが再びくすぶり始めるという、いたちごっこを繰り返しました。
集積してあるものに火が入ると、鎮火させるためには大変な労力が必要であるということが分かります。
放水地点を微妙に変えながら、消火作業を行い、午後11時30分頃になってようやく消防団に撤収指示が来ました。
それでも消防署隊の方々は給水や食事、燃料といった補給を受けながら、くすぶり続ける建物の消火活動を行っており、本当に頭が下がる思いです。
消防団は分団小屋に戻ってからも、火事場で伸ばした真っ黒なホースを洗うという重労働が待ち受けています。
代わる代わるとはいえ、筒先を持って放水するというのは体に負担が掛かっており、鈍い疲れが体中に纏わり付いてきます。
全ての片づけが終わり、分団小屋の2階で少し休憩してから帰宅すると、午前1時を回っていました。
これで一回の出場手当てが2900円というのは、消防団活動が如何にボランティアであるか認識していただけると有り難く思います。
それでも、こうやって自分の故郷である国立市の防災活動に対して、多少なりとも貢献することができることからも、消防団というのは大変やりがいのある活動であると認識しているところです。
「自分たちの町は自分たちで守る」という気概を持って東日本大震災では、岩手県で119名、宮城県で107名、福島県で27名の消防団の方が水門を閉めるという作業や人命救助の最中に命を落とされました。
亡くなられた多くの消防団員のうち、自分だけが避難するのであれば十分助かるだけの時間的余裕があったにも関わらず、一人でも多くの方を避難させる為に最後まで身を挺して避難誘導活動を行ったということも聞いております。
そういった方々の名誉を汚さないよう、私も現役消防団員として恥じない活動をして行きます。
また、国立市では平成24年4月が4年に一度の消防団員改選期となっており、多くの分団で新入団員を募集しております。消防団に関心のある方は、国立市総務部防災課042-576-2111へ連絡いただければ嬉しく思います。
これから寒くなり空気が乾燥してくると、火の回りが速くなりますので、火の元には十分お気をつけ下さい。
本日は午前10時より昨日同様に住基ネット早期接続を推進する超党派議員団の中で、自由民主党明政会の青木議員、東議員と共に街宣活動を行いました。
夕方となって自宅でゆっくりしていると、消防団の仲間より、泉地域の建物が炎上中であり応援を求める内容のメールが入ったことから、速やかに作業服へ着替えて分団小屋へ行き、耐火服を自転車の籠に入れて現地に向かいました。
中央高速のトンネルをくぐった瞬間に、濛々たる煙が立ち昇り、多くの消防車輌が周囲を取り囲みながら放水している光景が目に入ります。また、空中からは何台ものヘリコプターが飛んでおり、ライトで現場を照らしているヘリコプターもあります。
幸楽苑というラーメン屋の脇に来ると、既に日野バイパスは通行止めとなっており、路上には幾重にもホースが重なり合っておりました。
第一分団のポンプ車を探すのに少々手間取りましたが、無事合流すると先発した人数は僅かだったこともあり、速やかに筒先を交代し、消火作業に当たりました。
当初は激しい黒煙だったそうですが、私が到着した午後6時30分頃には白煙に変わっており、鎮火の目処が立ったかと思いましたが、なかなか白煙が静まる気配がありません。
放水当初は、煙に巻かれながらの消火作業だったので、どんどやきの煙に巻かれたときよりも目が痛く、辛いものがあります。
そのうちに、私達が放水している脇に積まれていたゴミの山らしきものが燃え上がり始め、速やかにそちらの火を消すために放水すると、一旦煙は収まり、再び建物本体への放水をしていると、脇にあるゴミの山らしきものが再びくすぶり始めるという、いたちごっこを繰り返しました。
集積してあるものに火が入ると、鎮火させるためには大変な労力が必要であるということが分かります。
放水地点を微妙に変えながら、消火作業を行い、午後11時30分頃になってようやく消防団に撤収指示が来ました。
それでも消防署隊の方々は給水や食事、燃料といった補給を受けながら、くすぶり続ける建物の消火活動を行っており、本当に頭が下がる思いです。
消防団は分団小屋に戻ってからも、火事場で伸ばした真っ黒なホースを洗うという重労働が待ち受けています。
代わる代わるとはいえ、筒先を持って放水するというのは体に負担が掛かっており、鈍い疲れが体中に纏わり付いてきます。
全ての片づけが終わり、分団小屋の2階で少し休憩してから帰宅すると、午前1時を回っていました。
これで一回の出場手当てが2900円というのは、消防団活動が如何にボランティアであるか認識していただけると有り難く思います。
それでも、こうやって自分の故郷である国立市の防災活動に対して、多少なりとも貢献することができることからも、消防団というのは大変やりがいのある活動であると認識しているところです。
「自分たちの町は自分たちで守る」という気概を持って東日本大震災では、岩手県で119名、宮城県で107名、福島県で27名の消防団の方が水門を閉めるという作業や人命救助の最中に命を落とされました。
亡くなられた多くの消防団員のうち、自分だけが避難するのであれば十分助かるだけの時間的余裕があったにも関わらず、一人でも多くの方を避難させる為に最後まで身を挺して避難誘導活動を行ったということも聞いております。
そういった方々の名誉を汚さないよう、私も現役消防団員として恥じない活動をして行きます。
また、国立市では平成24年4月が4年に一度の消防団員改選期となっており、多くの分団で新入団員を募集しております。消防団に関心のある方は、国立市総務部防災課042-576-2111へ連絡いただければ嬉しく思います。
これから寒くなり空気が乾燥してくると、火の回りが速くなりますので、火の元には十分お気をつけ下さい。
外国の古いことわざで、小朝師匠が座右の銘とテレビ番組で語っていた様な。
※勿論飲む人有っての配達で、一番良いのは両方兼ねる事ですが。