おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
中断していたペルグリーノ博士のワークショップの翻訳をしています。
現在取り組んでいるのは、
人生で望む変化を創造する技法
―「アズ・イフで行動する」アドラー心理学によるテクニック―
です。
あと2日くらいで終わりそうですが、表紙の冒頭には、次のことが書かれています。
この1日のワークショップの目的は、「アズ・イフ(as if、まるで・・・・・のように)で行動する」アドラー心理学によるテクニックを提供することで、ご参加の方々が人生で望む変化を創造できるようにすることです。
このワークショップは、短い講義、個人・グループ作業、学んだことの話し合い、質疑応答、デモンストレーションを通じて進めます。
アドラーは、ハンス・ファイヒンガー(訳注:ドイツの哲学者)の『「かのように(アズ・イフ)」の哲学』の本から技法を編み出しました。この本がアドラー心理学の原則ととてもよく適合していたのです。
アドラーは、個人の目標というパワー(目的論の原則)によって、設定した目標の方向に個人がより近づこうとする、と信じていました。
ワークショップでは、「アズ・イフで行動する」学習に必要な情報を参加者に紹介します。その情報は、「人生で望む変化を創造する技法」に関係した活動と演習を促進するためのものです。
このワークショップは、「アズ・イフ」テクニックをサポートする新しい研究を統合するとともに、併せて、アドラーの初期の体系を皆さんが人生で望む変化を創造・実行するのに役立てられるように適用面でいくつかのバリエーションを加えてもいます。
参加者は、人生で望む変化を創造する技法に必要なフェイズやステップをたどりながら「アズ・イフ」テクニックをご自分なりにどう活用したらいいか、学べるようになるでしょう。
「ワークショップのあらまし」は、次のとおりです。
1.歓迎の辞と導入
2.ワークショップの導入:主要テーマの進行手順と紹介
3.アドラー派のアズ・イフで行動テクニック:効用とバリエーション
4.人生で望む変化を創造する技法:パート1~3
5.5つのフェイズの活用:個人的に望む変化をもたらすテクニック
フェイズ1 人生で望む変化を要約する
フェイズ2 望む変化を達成する目標を設定する
フェイズ3 変化に到達する副次目標を確立する
フェイズ4 目標に到達する「アズ・イフ」行動のリストを作成する
フェイズ5 「実行」「点検」時に必要な調整をする
5.ペルグリーノ博士によるデモンストレーション
6.コミットメント
7.セッションの終わりに
この内容を次の1日で行います。ペルグリーノ博士のお人柄に触れられるだけでなく、博士から生きる知恵を学ぶことができます。
日時:8月6日(金) 10:00-17:00
場所:ヒューマン・ギルドで
受講料:会員18,000円、一般21,000円(テキスト付き、税込み)
もうすでにかなりの方々がお申し込みです。
昨年の金曜日開催の「面接・質問技法」のワークショップは、早くから定員に達し、多くの方々をお断りするほどでした。
お申し込みは、お早めに!
<お目休めコーナー> 梅雨時の花⑪