おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月12日)は、児島史篤さん(会員、東京都認証保育所 にっこりハウス 園長)の結婚披露宴に行ってまいりました。
お嫁さんも、何回もお目にかかっている方ですが、とても可愛らしかったです。
児島さんは、22歳の時からヒューマン・ギルドに学びに来られ、アドラー・カウンセラー、SMILEリーダー、ELM勇気づけリーダー・トレーナーの資格も取得され、ヒューマン・ギルドのほとんどの講座を総なめされている方です。
現在は、30歳になられていますが、園長業も板につき、協力者・スタッフにも恵まれ、風格はまるで青年実業家のよう。数回の挨拶も立派でした。
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とてもなごやかで、すばらしい結婚披露宴でした。
また、「この人は自立している人だな」と思わせてくれました。
児島さんの披露宴に列席しながら、ふと昔に知って、今でも忘れられない
ビジネス人生 VSOP 説
を思い出しました。
VSOPは、若い人にはなじみがないかもしれませんが、高ランクのブランデーの名前です。
脇田 保という経営評論家がそのブランデーをビジネス人生に結びつけていたのです。
脇田氏によれば、ある年齢までビジネス人生に必要な資質は、次のとおりだと言うのです。
Vitality(バイタリティ) ~27歳
Speciality(専門性) 28歳~35歳
Originality(独創性) 36歳~45歳
Personality(人徳) 46歳以上
27歳までは、徹夜も辞さずの体力勝負で仕事ができますが、28歳からは今まで培ってきた専門性が自分を支えてくれます。
ただ、このままで行くと、いわゆる「専門バカ」になりかねません。また、専門性そのものが時代から置いてけぼりになることがあります。
そこで、36歳から頭角を現すのが「独創性」。
この年齢層は、知識にその人なりの体験が重なり、いわゆる「知恵」が物を言うようになります。
ところが、40歳代も中半になると、部下を持ったり、影響力も大きくなり、「人徳」が求められます。
「この人のためなら」と周囲の人がついてくるかどうか、です。
ビジネス人生だけでなく、人生そのもの最終到達点が「人徳」であることは、私も大賛成です。
私は、「仕事はできるけれど、人がついてこない」という人をたくさん見てきました。このタイプの人は、人望がないため孤立してしまうのです。
ところで、「人徳」は46歳から磨けばいいのかというと、そうではなく、花を開くのが46歳以降だとしても、若い頃からその練磨をしなくてはなりません。
そう考えると、早くからその年齢なりに求められる資質を発揮しながら人徳磨きを怠ってはならない、ということになります。
児島さんの結婚披露宴の参加しながら「ビジネス人生 VSOP 説」を思い出し、再び考えてみました。
ところで児島さん、あなたは30歳にしてすでに人徳のある人ですよ。
<お目休めコーナー> あじさい③
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