おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
いよいよ桜が満開に近づいています。
日曜日にテレビで「上野公園が桜が満開です」と言っていましたが、私たちの実感では「ウソこけ!」でした。
今日(4月6日)か明日が満開でしょう。
家の近所のお寺の桜のご紹介です。
さて、この時期にふさわしい元気が出る話です。
私はこの話を第二次南極越冬隊長を務めた西堀栄三郎氏の講演で1982年に聞きました。
日露戦争が終わった頃、資源問題こそ日本の活路で、そのために南極探検隊を派遣しようと白瀬矗(しらせ のぶ)は周囲の人たちに訴え続けていました。
ところが、誰も白瀬の主張には耳を貸しませんでした。
南極の場所を聞くと「南極よりも精神病院の方がふさわしい」という人すらいました。
当時の日本の技術力では、無謀な提案だったからです。
しかし、白瀬は熱に浮かされたように訴え続けました。
「大馬鹿」と言っていいほどでした。
そうこうするうちに、白瀬の熱意がある大物に伝わったのです。
<次回に続く>
<お目休めコーナー>4月の花(6)
(クリックして勇気づけを)