おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(4月21日)は、石川県庁で新任管理職46名を対象とした研修を行っていました。
今年で5年になり、今までで13回目になります。
さて、「あなたを勇気づけた人たち」シリーズの第2回目。
アドラー心理学ベーシック・コース で行う演習に「あなたを勇気づけた人たち」があります。
この演習の手順は『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房、1,800円+税)に詳しく書かれていますので、ご参照ください。
その3.に次の設問があります。
あなたが小学生・中学生の頃憧れていた人(映画スター、歌手、スポーツ選手、アニメの主人公など)は誰ですか?
あなたも一緒にこの演習をやってみませんか?
それでは、別にメモを取り出しましょう。
・あなたが憧れていた人は誰でしたか? 子どもの頃から順に思い出して書いてみましょう。
・その憧れた人からどんな影響を受けていますか?
ちなみに、私が小学校の高学年で憧れた人は長嶋茂雄選手でした。
彼のデビューは強烈でした。
少年野球チームで活躍していた私は、背番号3でサード、4番打者。
まるで長嶋選手のようになりきってサードゴロを取り、長嶋選手のようにバットを振っていました。
私が「まるで長嶋選手のように振る舞っていた(as if・・・・)」ことから身につけたのは、最大限のパフォーマンスを発揮することだったのでしょう。
このことは、今でも私の中に根付いています。
憧れを持つことは、その人をモデルとしながら、自分の思考・感情・行動に大なり小なり影響を受けているのです。
このように考えてみると、憧れていた人にあなたは確実に勇気づけられているのです。
<お目休めコーナー>4月の花(22)
(クリックして勇気づけを)