おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(4月10日)のヒューマン・ギルドの設立32年の記事に関しては、多くの方々から祝意を賜りありがたく厚くお礼申し上げます。
さて、4月のこの時期は、電車内で街でスーツ姿も真新しい新入社員らしき人たちを見かけます。
オフィスにいると、先輩に伴われながら慣れない訪問販売に来る人もいます。
また、たどたどしい口調で営業の電話をかけてくる人も目立ちます。
ある人は希望に満ちて、ある人は「こんなはずじゃなかった」と失意と挫折感を伴いながらビジネス人生をスタートさせていることでしょう。
そんな人たち、あるいは関係する人たちに1冊の本を紹介します。
『働く君に贈る25の言葉』(佐々木常夫、WAVE出版、1,400円+税)
社会人になったばかりの甥の「遼君」(仮名)に向けた手紙というかたちで、彼の成長に合わせてビジネス人生を生きる知恵を授ける本です。
佐々木氏は、東レの取締役に同期トップで就任後、東レ経営研究所社長を務め、70歳を過ぎた今も「ワーク・ライフ・バランス」 ― ご本人の好みは「ワーク・ライフ・マネジメント」- の推進者として講演・執筆で活躍中です。
私は、本の紹介をするときは、ほぼ必ず内容の一部を紹介するのですが、あえてこの本に書かれていることに触れないでおきます。
次は、挫折感を伴いながらビジネス人生をスタートさせている人への言葉です。
私の好きな「第二志望の人生」の言葉を贈ります。
2013年4月1日付けブログに 第二志望の人生として書いていますので、ご覧ください。
『アドラー心理学による カウンセリング・マインドの育て方』(コスモス・ライブラリー、1,600円+税)のコラムにも入れたものですが、もともとはサラリーマン時代に日本経済新聞に投稿して採用された文章で、本にはそれに手を加えて書きました。
<お目休めコーナー>4月の花(11)