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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う岩井俊憲です。
今朝も少し遅い更新時間になってしまったことをお詫びします。

一昨日(1月2日)のブログで「青春の忘れ物」のことに触れたら少々ご関心をお持ちの方がいらっしゃいました。

私は時々、「青春の忘れ物」という言葉を使います。

青春のある時期に満たしたいと思いながら未解決・未達成の何かがあったはずです。

そんな忘れ物を読書の世界で満たすのも人生の味わいの一つではないでしょうか?

と書きました。

「青春の忘れ物」は読書に限らず、「なくしもの」を含めればモノ、未体験・未達成の出来事やある人との別れなどを含めた体験などさまざまな領域に広がります。

私は中学2年生の頃から日記を書く習慣があり、30歳代前半まで続きました。

最初の頃は父親から買ってもらったモンブランの万年筆で日記を綴っていました。

私は、日記を書きながら将来の執筆家を夢見ていました。

高校生の時に、モンブランの万年筆を紛失してしまいました。

私にとって、モンブランの万年筆は、単なる文房具ではなく文章を書く人間のシンボルでもありました。

万年筆は、私にとってかけがえのない夢や可能性につながっていたのです。

モンブランの万年筆を紛失したことで、日記に対するモチベーションが薄れ、私の夢はしぼみ、大学の志望学部も変更することになりました。

以上は一例です。

あなたにも同じような体験がきっとあるはずです。

ここで、少しばかりワークをしてみませんか。

A4サイズの用紙を準備して、目を通してから書きこんでください。

1.あなたの青春の時になくしてしまったモノ/出来事にまつまる貴重な思い出は何ですか?

 

2.それは、あなたにとってどんなにかけがえのないものでしたか?
そのことにどんな夢や憧れを託していたのですか?

 

3.あなたにとって大切だったモノ/コトを失ってしまったことでどんなダメージを受けましたか?
そのことで、その後のあなたにどんな影響がありましたか?

 

4.今、その思い出にまつわる物語を、ほんの少しでも再現するためにできることは何ですか?
何もそのまま取り戻す必要はありません。
いくつかできることを書き出してみましょう。




(注)1.に該当するのは、子どもの頃から大切にしていたぬいぐるみ、人形、文房具などから、楽器の演奏、読みたかった本、実現したかったミニ・イベント、会いたかったタイプの人、訪れたかった観光地、買いたかった物など、何でもいいのです。
是非、書きこんで数日間、あなたの見えるところに置いておいてください。
すると、きっとあなたに何らかのアイデアが浮かんでくるはずです。


以下は、ブログの紙面を借りたヒューマン・ギルドの1月の行事の前半部分です。

12日(土)には、2つの講座がスタートします。

(1)アドラー心理学ベーシック・コース(東京開催) 1/12.13.26.27(土日4日間)
 アドラー心理学の基本を学べる講座です。再受講の方も受け入れ可能です。
(2)大阪SMILEリーダー養成講座 1/12.13.14(3日間)
 めったにない大阪開催です。

14日(月)(すべてヒューマン・ギルドで)
 (1)アドラー心理学ゼミナール 11:00~13:00
・第140回 
内容「アドラー心理学を学んで感じた、福祉の事」
講師:村上誠氏(元NPO法人理事長、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー、アドラー・カウンセラー)
日時:1月14日(月・祝) 11:00~13:00
※講師からの内容説明※
アドラ―心理学を学ばせて頂いてから、再び感じ直した福祉現場の経験について、私が、何を感じ、何を思ったか、をお伝えしたいと思います。

14日(月)は、午後の カウンセリング演習 後の17:30からヒューマン・ギルドの公式の新年会を開催します。

場 所:香港酒家
会 費:3,000円(飲み放題)

某出版社の社長もお申し込み。
珍しい日本酒を差し入れてくださっている方もいます。

申し込み:info@hgld.co.jp に事前に必ずメールを
講座の同級生とお誘い合わせの上ご参加ください。

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<お目休めコーナー>1月の花(4)



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