アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

昨日(1月25日)は、出張の合間の事務作業とカウンセリングを行っていました。

法人事業部の男性2名が出張だったため、2012年、13年の時のような3人で過ごしていました。

今年の月末は、2月1日(金)から東京で マリーナ・ブルフシュタイン博士の特別講座 が展開されるので、準備に大わらわです。

「アドラー心理学(困難を乗り越える心理学)のエッセンス 」(2日間コース)は、会場が広いためあと10人近く受け入れ可能です。

また、オフィスでの話題の中で、NIKKEI STYLEの出世ナビ に「プロ課長はアドラーに学べ! 生産性を高めるコミュニケーション術(1)」 で新井 健一氏(経営コンサルタント、アジア・ひと・しくみ研究所代表取締役)が

◆プロ課長はなぜアドラー心理学を学ぶのか

の部分で(出典:岩井俊憲著『勇気づけの心理学』金子書房)として、「アルフレッド・アドラーが確立した心理学は、勇気づけの心理学といわれ、その内容は職場のコミュニケーションを考える上で大いに参考となる」と出ていることを永藤かおるさんが教えてくれました。


さて、このところ小室圭がさんがマスコミに送った声明文のことがテレビ、新聞・雑誌、SNSやで話題になっています。

2019年01月22日の読売新聞(YOMIURI ONLINE)には、連日の報道、私も母も困惑…小室さん見解全文 と報道されていました(12時07分)。
 
すると、その日のうちに読売新聞(YOMIURI ONLINE) に母親の元婚約者の男性が読売新聞の取材に対し、「金銭トラブルは解決しておらず、小室さん側から連絡もない」と話している と出ました(23時34分)。

「眞子さまと小室さんの結婚延期を巡っては、秋篠宮さまが昨年11月の誕生日の記者会見で、お二人に結婚の意思があるならば『相応の対応をするべきだ』と、報じられたトラブルについて説明するよう、小室さん側に求められていた」ことからすると、軽率で、火に油を注いだことになります。

眞子さまには個人的に連絡をしていたらしいですが、宮内庁には根回しをしていなかったようですし、それ以上に母親の元婚約者とは何らの接触もせずに「解決済み」としてしまったことは著しく軽率な対応です。
母親の元婚約者の男性は22日、読売新聞の取材に対し、「金銭トラブルは解決しておらず、小室さん側から連絡もない」と話しているとのことです。

DIAMOND online 2019.1.24 では、ノンフィクションライターの窪田順生氏が書いている 小室圭さんの「イラっとさせられる声明文」に見る3つの決定的過ち を読みました。

「弁護士広報に頼って炎上の憂き目を見るケースとの扱い」だとし、致命的なミスは以下の3点だろう、と書いています。

(1)メディアに切り取られる「傲慢な表現」を用いてしまった
(2)断定的なもの言いで、暗に対立相手を「嘘つき」と攻撃してしまった
(3)社会通念上、まずあってしかるべきの「感情」がない


アドラー心理学の用語を使うと、声明文には尊敬、信頼、共感のかけらも見られません。

もし、小室さんに尊敬、信頼、共感の態度があるならば、事前に、一時期には父親的であって学資も出してくれていた人に感謝の気持ちを十分に表明し、直接会うなり十分な連絡を取り合って、眞子さまばかりでなく宮内庁とも折衝して進めていたでしょう。

しかし、残念なことに【私は正しい】の大きな勘違いをし、共感に欠けた独善的な対応を自ら気づくこともなくしてしまった、という印象を周囲に与えてしまったことになります。

【私は正しい】は、本人の「私的論理」からすると、疑うことができない認知の産物なのですが、「共通感覚」(コモンセンス)からするとだいぶ隔たりがあり、周囲の人たちの離反を招くことを忘れてはならないのです。

アドラー心理学を学ぶ と尊敬、信頼、共感の態度が養われます。

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