アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

昨日(1月5日)のTBSの「新春体育会TVいきなりパーフェクト日本№1大集結SP」を観ていたら、長嶋一茂さん(52歳)が極真空手の関東地区大会で50歳以上、80キロ超の部門で優勝するまでのいきさつが放映されていました。

一茂さんは、子どもの頃に空手をやりたいと思っていて、お母さんと一緒に道場まで見学に行ったのに、お母さんから「あんな野蛮なものやらせない」と言われて、野球の道に進んだそうです。

番組の中のインタビューシーンで「青春の忘れ物を取り戻した」と語ったときは、まさに今回のワークと重なりました。

そこで一昨日(1月4日)に続く「青春の忘れ物のワーク」の2回目です。

前回は、次のようなワークをしました。

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A4サイズの用紙を準備して、目を通してから書きこんでください。

1.あなたの青春の時になくしてしまったモノ/出来事にまつまる貴重な思い出は何ですか?

2.それは、あなたにとってどんなにかけがえのないものでしたか?
そのことにどんな夢や憧れを託していたのですか?

3.あなたにとって大切だったモノ/コトを失ってしまったことでどんなダメージを受けましたか?
そのことで、その後のあなたにどんな影響がありましたか?

4.今、その思い出にまつわる物語を、ほんの少しでも再現するためにできることは何ですか?
何もそのまま取り戻す必要はありません。
いくつかできることを書き出してみましょう。

(注)1.に該当するのは、子どもの頃から大切にしていたぬいぐるみ、人形、文房具などから、楽器の演奏、読みたかった本、実現したかったミニ・イベント、会いたかったタイプの人、訪れたかった観光地、買いたかった物など、何でもいいのです。
是非、書きこんで数日間、あなたの見えるところに置いておいてください。
すると、きっとあなたに何らかのアイデアが浮かんでくるはずです。

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今回は、1回目を行ったこととして、私から次々と質問を発します。
これも別にA4サイズの用紙を用意して臨んでください。
1回目に取り組んでいない人は、1回目を読んでワークをしてから答えてください。

以降は「青春の時になくしてしまったモノ/出来事」を「それ」として表記します。
なお、一部は第1回目の設問と近いものもあえて入れています。

1.あなたが「それ」にまつわる物語を忘れないでいることには、どんな意味があるでしょうか?

2.「それ」は「それ」どまりでなく、あなたの夢、希望、憧れなどが背後にありませんか?
あるとしたら、どんなことですか?

3.一時期「それ」を忘れていて、最近になって思い出したのは、あなたの最近の状況とどう関連していますか?

4.「それ」を今さら取り戻す必要がありますか? それとも忘却の彼方に葬り去りますか?

5.「それ」をほんの少しでも取り戻すとしたらどうやって?

6.「それ」を取り戻すことも葬り去ることもしないで放置していたら、今後どうなりますか?

 

このワークはもう1回 ― 特にコメントで ― 続きますが、ご質問、ご意見がありましたら「コメント」欄にお願いしますね。

最後に宣伝です。

私は、このようなワークが好きで、アドラー心理学についても「ワークブック」を書いています。

自分でもできるし、仲間とも楽しめる本です。

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