おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
1.昨日(6月12日)の11:00~13:00はアドラー心理学ゼミナール。
柳 弘子さん(〈発達に心配のある子どもの意欲を高めたい先生〉のカウンセラー)を講師としてお迎えし、「中学校特別支援学級(知的障がい)の中で、生徒一人一人の個性を高め、共同体感覚をどう育てたか」のタイトルでご講演いただきました。
ハイブリッド型の開催で、現地参加は11名
オンライン参加が21名、合計して30名もの方々にご参加いただきました。
オンライン操作上の不具合がありましたが、寛容な受講者に恵まれ、何人から協力を得ながら完璧な準備をされた柳さんの想いがしっかりと伝わった2時間となりました。
3回ほど討議タイムが設けられました。
内容は次のとおりでした。
(1)自己紹介(経歴)
(2)中学校特別支援学級の生徒
(3)学習活動
(4)集団の中での育ち
(5)幸せな教室
自閉スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、いっくつかの症候群、肢体不自由、欠損、愛着障害などいろいろなタイプの生徒達と接した柳さん。
子どもたちのすばらしい能力に気づかされ、数々の失敗があったことも包み隠さず語りました。
学級のあいことばが子どもたちに浸透していたエピソードも語っていただきました。
ポイントは下記の3つでした。
(1)素直な心
(2)頑張るときはいつも今
(3)失敗は成功のもと
マラソン大会の物語、ぶち合わせ太鼓の動画と柳さんが朗読された卒業の日の別れの言葉など受講者には感動の連続でした。
※この講座の内容をレコーディングしておりましたので、アーカイブ録画販売が可能になりそうです。
講座の終りには7月度のアドラー心理学ゼミナール担当の 原田有果理さん に予告をお願いしました。
◆7月度アドラー心理学ゼミナール
タイトル:「仕事」を「好き」にする方法 - イヤイヤ看護師で働いていた私が、仕事を「好き」と思えるようになったわけ
日 時:7月18日(月・祝)11:00~13:00
講 師:原田有果理さん (アドラーカウンセラー、ELM勇気づけトレーナー、SMILEリーダー、SHINEリーダー、看護師)
申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/569 から
2.午後は5人の受講者(栗山慶美さん 、原田有果理さん 、内田若希さん、黒羽信五さん、谷 正さん)と共に カウンセリング演習 を行いました。
栗山慶美さん をカウンセラーとして徹底的に磨き上げる日でもありました。
最初は 内田若希さん (写真右)がクライアント役。
みんなである種の栗山さんの癖をしてきしました。
続いて私がクライアント役。
質問を抑え気味にした栗山さんは「共感を超えたコモンセンスが分かること、新たな視点をいただきました」とメッセンジャーでご連絡くださいました。
私自身はオブザーバーの女性2人から「見落とし」の部分を学べた貴重なクライアント役でした。
カウンセラー役、クライアント役だけでなくオブザーバー役の方も自分のライフスタイルに直面する貴重な時間だったようです。
*このブログの写真は原田有果理さん 、栗山慶美さん 、目次 心さん、岩井俊憲撮影のものをミックスして使っております。
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<お目休めコーナー> 6月の花(12)