アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

職場での出来事です。

私がある出版社の出版企画のモデル原稿として、上司が部下に対してコピーを依頼するシーンを書きました。

「これB4で焼いて」

新入社員は、用紙を持って地下4階(B4)を目指しましたが、そのビルには地下が3階(B3)までしかなく、そこには焼却炉がありました。

「あ、ここで焼けばいいだな」と、用紙を燃やして帰ってきました。

この原稿を 永藤かおるさん に見せると、彼女は強い口調で言いました。

「ありえないっ!」

2~30年前はともかく、今時コピーを「焼いて」と指示する上司はいません。ビルに焼却炉もありません。

私のケースは、古すぎました。

どうも私自身がケース設定に関して化石人間化していたようです。
私は早速、そのケースをやめ、原稿を書き直しました。


周囲を見渡すと、私には化石人間化を阻止する、うってつけの若者がいます。
大学3年生の息子です。

彼は、先日のゼミの発表ですばらしいレジュメを作っていました。

本文は1枚にきっちりまとめ、補足資料を2枚付けていました。

「どこでこういうことを習ったの?」と尋ねると、「だって、これが一番見やすいもの」とあっさりと答えました。
これぞ若者の感性です。

若者のケースを書くときは、彼の見解を求めればいいのです。


結論、化石人間化を阻止するための3つの心構えです。

1.物事を若者の目で見、若者の耳で聞き、若者の心で感じよう。

2.私の外に私の知らない世界がある。私の中にも私の知らない世界がある。そんな世界にいつまでも好奇心を持ち続けよう。

3.化石人間化を阻止して生涯現役を全うしよう。


<お目休めコーナー> あじさい⑤

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(6月14日)は午前中、財団法人 地方公務員安全衛生協議会様の講師として、新潟で「メンタルヘルス」研修の、特にセルフケア(「自分自身や周囲への勇気づけ」)講演をしてきます。

今年は、新潟を皮切りに東京、岡山、山形、札幌、、大阪、徳島で講演をしてきます。

いつまでもこのようにお仕事をいただくのはありがたいことです。

ところで、昨日のVSOPの Personality(人徳)もいいのですが、50歳代も後半に入ると、化石人間化する危険に襲われます。

今までの体験に頼って、新しい動きについていけないのです。

たとえば、50歳代後半で原稿を手書きしている著者がいます。あるいは、ボールペン書きしてから他の人にメールを出してもらっている人もいます。

人頼りはいけません。自立していないと、いくつになっても。

人間も人頼りしていると、化石人間化しやすいのです。

ご用心、ご用心。


明日は、化石人間化を避ける方法をご提案します。


<お目休めコーナー> あじさい④

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月12日)は、児島史篤さん(会員、東京都認証保育所 にっこりハウス 園長)の結婚披露宴に行ってまいりました。
お嫁さんも、何回もお目にかかっている方ですが、とても可愛らしかったです。

児島さんは、22歳の時からヒューマン・ギルドに学びに来られ、アドラー・カウンセラー、SMILEリーダー、ELM勇気づけリーダー・トレーナーの資格も取得され、ヒューマン・ギルドのほとんどの講座を総なめされている方です。

現在は、30歳になられていますが、園長業も板につき、協力者・スタッフにも恵まれ、風格はまるで青年実業家のよう。数回の挨拶も立派でした。

とてもなごやかで、すばらしい結婚披露宴でした。

また、「この人は自立している人だな」と思わせてくれました。


児島さんの披露宴に列席しながら、ふと昔に知って、今でも忘れられない

ビジネス人生 VSOP 説

を思い出しました。

VSOPは、若い人にはなじみがないかもしれませんが、高ランクのブランデーの名前です。

脇田 保という経営評論家がそのブランデーをビジネス人生に結びつけていたのです。

脇田氏によれば、ある年齢までビジネス人生に必要な資質は、次のとおりだと言うのです。

Vitality(バイタリティ) ~27歳

Speciality(専門性) 28歳~35歳

Originality(独創性) 36歳~45歳

Personality(人徳) 46歳以上


27歳までは、徹夜も辞さずの体力勝負で仕事ができますが、28歳からは今まで培ってきた専門性が自分を支えてくれます。

ただ、このままで行くと、いわゆる「専門バカ」になりかねません。また、専門性そのものが時代から置いてけぼりになることがあります。

そこで、36歳から頭角を現すのが「独創性」。
この年齢層は、知識にその人なりの体験が重なり、いわゆる「知恵」が物を言うようになります。

ところが、40歳代も中半になると、部下を持ったり、影響力も大きくなり、「人徳」が求められます。
「この人のためなら」と周囲の人がついてくるかどうか、です。


ビジネス人生だけでなく、人生そのもの最終到達点が「人徳」であることは、私も大賛成です。
私は、「仕事はできるけれど、人がついてこない」という人をたくさん見てきました。このタイプの人は、人望がないため孤立してしまうのです。

ところで、「人徳」は46歳から磨けばいいのかというと、そうではなく、花を開くのが46歳以降だとしても、若い頃からその練磨をしなくてはなりません。

そう考えると、早くからその年齢なりに求められる資質を発揮しながら人徳磨きを怠ってはならない、ということになります。

児島さんの結婚披露宴の参加しながら「ビジネス人生 VSOP 説」を思い出し、再び考えてみました。

ところで児島さん、あなたは30歳にしてすでに人徳のある人ですよ。


<お目休めコーナー> あじさい③

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月11日)は、カミさんの代わりに買い物に行った以外は、家の中にこもりっきりで、「数字で覚えるやさしい仏教の話」 の資料作りに励んでいました。

アドラー心理学ゼミナールでの発表は6月26日(日)なのですが、6月13日(月)の晩に私が代表を務めているマネジメント・カウンセリング懇話会(中小企業診断士の勉強会)で同じテーマで発表するので、何とか間に合わせなければなりません。


さて、今日は「知己」について書きます。

「知己」について『大辞林』をひもとくと、こう書いてありました。

「自分のことをよくわかってくれる人。親友。知音(ちいん)」

今度は「知音」のことを引いてみると、中国の故事から「心の底まで理解し合った友人」と出ていました。

「なぜ急に知己」というと、6月10日の朝、ペルグリーノ博士 とメールのやり取りをして、またその晩に 盛鶴延先生 の気功教室に出て、ペルグリーノ博士と盛先生を私の知己に間違いない、と再確認したからなのです。

長男役のペルグリーノ博士、次男役の盛先生(実際にお2人は戸籍上も長男と次男)、そして末子(実際に5人きょうだいの末子)の私たちは、お互いを「義兄弟(Brother)」と呼び合い、心情的にもまるで本物の兄弟のような感覚を共有しています。


(2009年11月、ペルグリーノ博士のデジカメで撮影)

ところで私は、アドラー心理学ベーシック・コースで「人間関係の深まり」を下のスライドで説明しています。

このスライドでは、知己を家族と同じ領域に入れ、運命共同体的な「結びつき」の関係だと捉えています。

もし知己を「心の底まで理解し合った、まるで家族のような気持ちになる、相互尊敬・相互信頼で結びついた友人」定義するならば、私には、ペルグリーノ博士や盛先生だけでなく、職場のスタッフや、20年を超える友人、腹を割って話し合える友人、講座に集中的に参加される受講者を含めて、確かな知己がいるのだと実感し、大事に大事に今後もつき合いたいと思うこの頃です。


◎今日は、会員の児島史篤さんの結婚披露宴にお呼ばれしていて、主賓としてスピーチをすることになっています。
研修や講演と違って、こんな場でのスピーチは苦手な私であります。
今から練習しないと。


<お目休めコーナー> あじさい②

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「放てば手に満てり」。私の大好きな言葉です。

道元禅師の言葉らしいのですが、私は原典で確認していません。
もうすでにこの「私の好きな言葉」のカテゴリーで書いていたとばかり思っていたのですが、書いていないことがわかりました。
昨日のタイトルの「8割捨てること」から連想しました。

「放てば手に満てり」の意味は、あなたが何かに執着していて手放すまいとしているが、そのもの ― 人であり、物であり、他の何かであるかもしれない ― を手放したとき、そのものを失うが、他に満ち満ちている何かに気づく、というように私は受け止めています。

「放てば手に満てり」は、私の35歳の時のターニング・ポイントだったとき、私の大きな支えとなってくれました。

このいきさつについては、月刊『致知』(致知出版社)2010年9月号の「致知随想」欄に岩井俊憲の「放てば満てり」の文章が掲載され、その文章がそのままヒューマン・ギルドのホームページの  トピックス欄 にあります。

私がヒューマン・ギルドを設立する前の、いわば「ヒューマン・ギルドの原点」とも言うべき内容です。
是非ご覧ください。


◎ニュースレター2011年1月号より「職場に活力、家庭に愛、自分に勇気」も昨日トピックス欄にアップしました。

こちらを クリック


<お目休めコーナー> 猫

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

たった1回サラッと読んだだけなのに、内容もしっかりと覚えていなくとも、妙に影響を与えてくれる本があります。

『8割捨てればうまくいく!』(竹内 清文著、PHP研究所)は、まさにそんな本のようです。

8割捨てればうまくいく! 人生を変えるガラクタ整理法
竹内 清文
PHP研究所

その証拠に、私はこの本のことをブログで3回も紹介しています。

2010年12月6日 恐ろしくて読めない本:『8割捨てればうまくいく!』 

2010年12月14日 本の影響:『8割捨てればうまくいく!』

2011年5月3日 対人関係での「面倒くささ」の心理


何と、読む前、読んでいる途中、読んだ後に紹介していることになります。

そして、読んでいる途中に家でガラクタをどしどし捨て、読んだ後、ヒューマン・ギルドの書類の8割を廃棄しました。

そこで実感したことは、

物理的に捨てることは心理的にも捨てること

だということです。

ブッダの出家のいきさつの本を読んでいたら、出家を英語では“The Great Renouncement ”(大いなる放棄)だというのです。

人生の分岐点に立ったときに、私たちは「大いなる放棄」とまでいかなくとも、「小さな放棄」をしなければならない時があります。

潔く前進するためには大きな荷物を放棄(廃棄)しなければならない。
大きく飛躍するためには深く屈まねばならない。

そんなことを考えさせてくれたのが『8割捨てればうまくいく!』でした。

(注)『8割捨てればうまくいく!~人生を変えるガラクタ整理法』(1,200円+税)は、ヒューマン・ギルドに在庫しています。他の本と一緒にご注文ください。

 
◎『8割捨てればうまくいく!~人生を変えるガラクタ整理法』の著者の竹内 清文さんの講演会のお知らせ
(この本の編集者のPHP研究所文芸出版部副編集長の若林邦秀さんからの情報です。

昨年12月に出版した『8割捨てればうまくいく!』の著者、竹内清文さんの講演会があります。

6月18日(土)18:30~20:30

セシオン杉並にて。

詳しくは、こちら をご覧ください。

 『8割捨てれば~』は、おかげさまで大好評で、半年で5刷まで、増刷を重ねています!

沖縄在住だった竹内さんも、この4月から東京に居を移され、活動を本格化。

講演会もますますパワーアップされていますよ。

人生を変えるガラクタ整理、ぜひやってみてください!

若林邦秀


<お目休めコーナー> 水天宮にて


(前のビルの6階から)

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私がヒューマン・ギルドで担当する6月の研修は、次の2つです。

勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)


おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩(6月8日)は、18:00から東中野の鈴木歯科医院でインプラント手術を行いました。

30分ほどで済んだのですが、麻酔が効いて眠くて、9時ちょっとすぎには寝てしまいました。

さて、「『自立』をどう捉える?」シリーズの第3回目です。

今回は自立の内容について書きます。

(3)自立の内容

個人の自立が求められる領域と言ってもいいし、自立の内容とも言えるものに次の4つがあります。
ただし、ここでは依存症で言われる物質への依存、過程への依存、関係への依存を考慮に入れずに進めます。

①経済的自立

②社会的自立

心理的(精神的)自立

④家庭的自立


①経済的自立は、他者や他の機関を経済的にあてにせず、自分で金銭的にまかなえることです。

②社会的自立は、世に出て、対人関係ができることです。

心理的(精神的)自立は、誰かを心理的(精神的)に頼るのでなく、自らをよりどころとして生きられることです。

④家庭的自立は、家庭の中で炊事・洗濯などがこなせることです。


こう捉えてみると、4つの領域で完全に自立している人が極めて少ないことがわかります。

ただ、その能力を持ちながら発揮しないでいるのと、能力がなくてできないでいるのはまるで違います。

たとえば私は、炊事・洗濯などができますし、げんにやっていたことがありますが、今はカミさんに頼っています。
カミさんは、9年半、幼稚園の教諭をしていて、経済的にも社会的にも自立していましたが、今は私を支える役割を担ってくれています。


結論です。

自立すると言うのは、経済的・社会的・心理的・家庭的な領域で人頼りせずに生きられる能力を身につけることで、子どもが大人に成長することに他なりません。

なお、成長の概念に関しては、私は組織行動学者のクリス・アージリスが述べていることが好きです。

2009年8月19日のブログ 「成長」とはなんだろう?  をご参照ください。


<お目休めコーナー> あじさい①

 

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私が力を入れている6月の研修は、次の2つです。

勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)


おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月6日)の午前中は、株式会社 Retreat (旧:マキ フジタ ヒーリング・ スクール)でリフレクソロジストを志す人たちを対象にアドラー心理学の講義を演習を交えながら行ってきました。 

さて、 今回は、「『自立』をどう捉える?」シリーズの第2回目です。

「自立と孤立の違い」について書きます。

(2)自立と孤立の違い

「自分は自立したい」と言いながら孤立している人がいます。

私の認識では、自立と孤立は大きく違います。

他者に関心があり、他者と交わることができ、それでいながら他者に一方的に依存しないで生きられる人が自立的な人です。

それに対して、他者に関心がなく、他者と交わることができず、それでいながら特定の他者に一方的に依存している人が孤立している人です。

ひきこもりの人たちの多くは、他者や世界・社会に関心が向かず、自分にしか関心がなく、他者との交わりを断ち、それでいながら家族の誰かに大きく依存しています。

もし依存している家族の誰かが同じように孤立した人だと最悪です。社会からますます孤立します。

私はひきこもりの人が依存している人(多くは母親)がカウンセリングに来たら、その人をどしどし社会と接するように仕向けます。
イベントに行くのも、映画も演劇もショッピングも旅行もいいでしょう。できたら夫婦で出かけることをお勧めします。だって、留守番役がしっかりと家にいてくれるのですから安心です。

依存の対象になっている人の関心が家の中でなく社会に向かうと、ひきこもりの人もつられて関心が次第に社会に向かって開かれます。

ひきこもりをしている人をいきなり社会に出そうとするのは危険です。
少しずつ少しずつ、一歩一歩です。

孤立から自立に向けるトレーニングは、慎重を期さねばなりません。

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私が力を入れている6月の研修は、次の2つです。

勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)


おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「自立」とよく言いますが、(1)なぜ、自立しようとしないのか、(2)自立と孤立の違い、(3)自立の内容、の3つについて3回にわたって ― おそらく飛び飛びになると思いますが ― 書いておきたいと思います。

(1)なぜ、自立しようとしないのか

ひきこもりの親、あるいは当人に対して私はこんなことをよく言います。

 ひきこもりが続くのは、社会に出ることと家にいることを秤(はかり)にかけて、相対的に家にいることが快適なので、家に居続ける。

もし、社会で快適感、あるいは、家に居続ける不快感を継続的に味わうと、相対的に社会に出る方向で動く。

 

私は、28年前から不登校の子どもたちと接してきましたが、彼らは、「辛い、辛い」と言いながら社会から自分を閉ざし、家に居続けるのを選んでいるのです。

家の中の状況を聞くと、かなりの確率で至れり尽くせりの親(多くは母親)がいます。
または、ひきこもった状況で快適な家の中の環境が存在します。

併せて彼/彼女らは、学校でいじめられたり、友人ができなかったり、その他の苦痛な体験をすることで、社会から自分自身を引き離そうとしているのです。

考え方によれば、不快な社会、不快な家庭の両方に身を置くことの最悪さを考えれば、快適な家庭があることは、救いかもしれません。

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私が力を入れている6月の研修は、次の2つです。

勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)


おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

6月4日(土)の晩がよく眠れなかった反動で5日(日)は21:30に就寝し、今朝は4:45に起きました。

バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」のシリーズを聴きながらパソコンに向かっています。

この無伴奏の、私の好きな第3番を 名倉淑子さん の演奏で6月25日(土)に聴けるのが楽しみです。

さて、6月4日(土)13:30~18:30・5日( 日)10:00~16: 00とヒューマン・ギルドの研修室で坂本玲子先生(山梨県立大学教授、医学博士、精神科医)を講師にお迎えして、最近心理療法業界でブームになっている認知行動療法の入門ワークショップを行いました。

 

北は北海道・岩手、南は和歌山から27名もの受講者が研修室一杯に集まってくれました。

坂本玲子先生は、15年以上に及ぶヒューマン・ギルドの会員で、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学ベーシック・コース、「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」、アドラー・カウンセラー養成講座やペルグリーノ博士のワークショップを受講されています。

この人の表情やパーフォーマンスが面白く(もちろん話題も)、会場の人たちをさんざん笑わせてくれました。

4日(土)の晩は、坂本先生を含む22名で竹ちゃんで懇親会を行いました。

内容は、認知行動療法の認知的側面を中心に豊富なテキストや演習資料資料を用意され、5日(日)の途中までが認知行動療法を受ける立場、それ以降が認知行動療法を使う立場で深い学びを与えてくれました。

 私自身もスキーマに関して深い学びがありました。

なお、参加者の中では、次の方々が感想を書いておられます。

・永藤かおるさん(ヒューマン・ギルド ファシリテーター) 
考えないとわからない (6月5日朝)

・札幌の佐高晶代さん(株式会社アットマーク代表取締役) 
認知行動療法入門ワークショップ (6月5日晩)

・関谷剛一さん(ヒューマン・ギルド ファシリテーター)
ドパーミン溢れる情熱の講義 (6月6日朝)

・高橋直子さん(アドラー東北・ヒューマンケア代表)
よくも悪くも自動思考停止(6月6日朝)

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私が力を入れている6月の研修は、次の2つです。

○勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

○アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)


おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。


6月は、ヒューマン・ギルドの会員の方の関係で2つの催しのお招きを受けています。

1つは、6月12日(日)の児島史篤さんの結婚披露宴。
船堀マツヤサロンにて14:30に開催。
私は、スピーチを依頼されています。


2つめは、今日のタイトルの「名倉淑子ヴァイオリン・リサイタル」。

名倉淑子さんは ☆yukiyuki☆ さん こと船山雪江さんのお母様。

どんなにすごいヴァイオリニストかは、☆yukiyuki☆ さんのブログの「名倉淑子ヴァイオリンリサイタル2011年6月25日19:00東京文化会館」の記事の下方でお確かめください。


曲目などは、次のとおりです。

6月25日19:00東京文化会館(上野)で開催。
ご一緒しませんか?

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
J.S.Bach:Sonata No.3 BWV1005

I.ストラヴィンスキー;ヴァイオリンとピアノのためのディヴェルティメント
I.Stravinsky:Divertimento

G.フォーレ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 イ長調 作品13
G.Faure:Sonate Pour violon et piano NO.1 op.13

S.ラフマニノフ:2つのサロン風小品 作品6 1、ロマンス 2、ハンガリー舞曲
S Rakhmaninov:2Pieces op.6
Romance/Hungarian Dance

ピアノ:橘高昌男

2011年6月25日(土)
19:00開演(18:30会場)
東京文化会館 小ホール(JR上野駅 公園口前)

後援:フェリス女学院大学 横浜ライオンズクラブ 茅ヶ崎舞台芸術振興協会 ルシュマンデザール

入場料(全席自由):3500円
東京文化会館チケットサービス 03‐5685‐0650
CNプレイガイド 0570089990

コンサートマネージメント:ミリオンコンサート協会03‐3501‐5638

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私が力を入れている6月の研修は、次の2つです。

○勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

○アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)


おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月3日)は、ヒューマン・ギルドの強力助っ人ファシリテーター 関谷剛一さん永藤かおるさん (4月撮影の写真)の力を借りて、13:00-16:00に谷鹿監一さんの人おこし・組織おこしをしました。

まずは、永藤さんがカウンセリングを担当して、谷鹿さんの構想する「プロ児童指導者養成事業」に関するビジョンやミッションを明らかにします。

谷鹿さんはしっかりとした内容をお持ちで、具体的な計画まで立てておられましたが、「おこしびと」にかかると、かなりの漏れもあります。そこが援助のしどころ。

セッションが進んでいくと、壁を乗り越えるのに障害になっている谷鹿さんのライフ・スタイルも出てきました。
その辺のところもおこしびとの3人が硬軟織り交ぜて正対(肉薄)しました。

谷鹿さんは本気になってきました。

本気の表れとしてヒューマン・ギルドの7月のニュースレターに

「この指とぉまれ。谷鹿監一の夢の会議 ~貧相からバーバリー調に~」

という原稿をお寄せくださいました。


私は、谷鹿さんのここ数年のご活動を観察しながら、また、この人おこし・組織おこしを通じて谷鹿さんが(1)お金、(2)健康、(3)行動(絞り込み)の3つのバリアを超えつつあることを確認させていただきました。

 ◎「人おこしプロジェクト」について詳しくお知りになりたい人は、ヒューマン・ギルドのホームページの「トピックス」から「人おこしプロジェクト」をご覧ください。
また、過去の記事は、次の2つが参考になります。

5月17日 「人」おこす人・おこされる人

5月29日 谷鹿さんの「人おこし」「組織おこし」

人おこし・組織おこしに関するご相談・ご用命もお持ちしております。
助っ人が何人もいて、あなたのところに出向くことも可能です。
お気軽にご相談ください。


<お目休めコーナー> ご近所で②

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私が力を入れている6月の研修は、次の2つです。

○勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

○アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)


おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。


この6月-7月は、私の関係する雑誌や本で面白いことがあります。

 

雑誌に関しては、6月15日に 4月13日に取材 を受けた『プレジデント Baby』が出ます。

夫のライフ・スタイルごとにどう育児の協力をしてもらったらいいか、どういう関係を築けばいいかについて、6ページにわたって書かれます。

6月15日『プレジデント Baby』

ですよ。


本に関しては、7月にある本の増補・改訂版を出します。

大幅に、とまでは行きませんが、そこそこ手を加えました。
けっこう面倒な作業でした。

今月末には、詳しくお伝えします。


<お目休めコーナー> ご近所で①

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6月で私が力を入れている研修は、次の2つです。

○勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

○アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

クレアボヤンス(透視)ヒーラー&レイキヒーラーの Ariel Ayaさん こと小西彩子さん(下の写真)からヒューマン・ギルドでレイキを使った透視によるリーディングをしてもらいました。

私は、机の上に座布団を敷いて、その上に横たわり、まさにまな板の鯉です。

彩子さんは、レイキを使って、私の頭頂部の第7のチャクラから第1のチャクラ(会陰部)まで手を当てながら映像で見えたものを次々に言葉にします。

さらには、私の前世にもリーディングは進みました。

私は、あまりに気持ちがいいので、途中から寝てしまったようですが、永藤かおるさん がしっかりとメモを取ってくれました。

内容に関しては、詳しく書きませんが、「やっぱりな」という部分や「気をつけなくては」という箇所がありました。

私の中の「反骨精神」を指摘され、「読まれちゃうんだな」と納得。

3月末から4月にかけてオフィスの書類を大量廃棄したことが物理的だけでなく、心理的なスペースができたことでワクワク感も出ているようです。

私は、あと何年生きられるか分かりませんが、授かった命を自分に関わりのある人たち、社会にますます役立てたいと思いました。        

 

ところで私は、いわゆる「見える人」(透視能力のある人)に何人にも出会っていますが、その人たちとの対比で彩子さんの特徴を3点指摘します。 

1.彩子さんは、断定しません。
あくまでも見えるものを言葉にするので、断定した言い方で押し付けをしません。

2.彩子さんは、脅しを使いません。
語る内容は、恐怖を煽ることがありません。

3.彩子さんのリーディングは、気持ちがいいです。
レイキを使いながらやってくれるので、心地よい時間を味わえます。


リーディングをしてくれた彩子さん、速記録をしてくれたかおるさん、ありがとうございました。

 

  ◎彩子さんのことは、2010年3月11日のブログ「Ariel Ayaさんヒューマン・ギルドに出没」
をご参照ください。

  

<お目休めコーナー> マレーシアの海で⑦

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日から6月です。

年間のうち3・4・5月は、私にとって比較的ゆとりのある月で、会社にいることも多かったです。
しかし、6月からは外部での研修も重なり、各地への出張もあります。

さて、6月で私が力を入れている研修は、次の2つです。

○勇気づけのワークショップ

日時:6 月18 日(土)10:00~19:00、19日( 日)10:00~17: 00
料金:プレミアム会員30,000円 /一般35,000円(資料・税込み)

○アドラー心理学ゼミナール

日時:6月26日(日)11:00-13:00
テーマ:「数字で覚えるやさしい仏教の話」
料金:2,100円(資料・税込み)


以下に「勇気づけのワークショップ」の詳細をお伝えします。

○勇気づけのワークショップ

6月18日(土)、19日(日)に行う 「勇気づけのワークショップ」 は、私のもっとも充実感のある研修の1つです。

今までは、年に2回くらい行っていたのですが、どうやら今年は、この1回だけしかできない可能性があります。

このブログでは、次のとおり記事を書いています。

2010年12月28日 12月後半の身辺雑記

2010年6月27日 「勇気づけのワークショップ」終わる

2010年5月28日「6月のヒューマン・ギルド 3大企画」の3.
2009年12月の「勇気づけのワークショップ」に参加された岡村佳和さんの感想

2009年12月29日「勇気づけのワークショップ」を終えて

2009年6月6日 「勇気づけのワークショップ」に是非お越しを!
 

2008年6月14日、15日(土・日)開催の「勇気づけのワークショップ」に参加された森崎千秋さん(山梨)は、ヒューマン・ギルドの2008年7月度ニュースレターで次のように感性が溢れる感想を書いてくださっています。

時にざらざらと傷つけながら自分を磨くこともあるけれど、掘割の夜風のように心地よい風が自分を磨いてくれることもあるのだなぁ。暗さと明るさ、喜びと悲しみ。それぞれが上手に溶け合って、もう忘れ物や失くした物を取り戻す必要がない。今、ここにいる自分がいいと思う。

参加者の年齢層が高かったせいでしょうか???

「勇気づけのセミナー」の第1日目は、失われた青春や思春期をテーマにしたものでした。暗い青春時代を生きた私には、少しばかり気の重くなるテーマです。

ところが、先生が選んだBGMを柱にしてワークが始まると、すっかり夢中になっている自分がいて、こんなはずじゃないのにという思いとは裏腹に、自ら暗い過去を披瀝することに。自分の名前や思春期に大切にしていたもの、あるいは出来ることなら取り戻したいと思う青春時代の忘れ物について。自分が持っている価値基準にも触れ、参加者と共同で絵の制作等。

岩井先生のブログ(http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080616)でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、なかなかの力作です。思いがけない発見と喜びが自分をどんどん前に進めてくれる、不思議な充実感。

翌日は、更に深く自分の人生をみつめ、人生の課題を明確にしつつ、あたかもなりたい自分になれたかのようなワーク。いい人に出逢い、いい仕事をして、健やかで充実した日々過ごしている私が、そこに息づいているようで・・・。もう、これ以上は言わないことにします。だって、もったいなくて・・・。

「これまでたくさんのセミナーに参加してきましたが、今回は初めての感覚を覚えました。なんだか、心にまぁるいものができて、あったか~い気持ちです」「初めて、自分を肯定できました。ありがとうございました」
と、参加者の方々の感想をお伝えすれば、充分ですね。

長く暗い青春時代。あれから随分長い時間をかけてここまで来たんだなぁ、と思わず自分が愛しくなってきました。あの頃の自分よりも今の自分のほうがずっといい。「今の自分であの頃を生き直してみたい」と、誰かが言う。私なら、辛い人生に立ち尽くしていた自分に、今の自分で手を差し伸べてやりたい。傷つけた人にも、今ならきっと違う言葉をかけたろうな。

「これまでの自分の人生が愛しく感じる。その時その時、決して間違っていなかったなぁ、と思うし、そのひとつひとつが大切に思えました」と、これも参加者の感想です。

過去から学び、明日に向けて今ここからできることに取り組もうと決心し、出会いと感動と感謝に包まれた幸福な2日間でした。

素敵な時間を提供してくださった岩井先生と、大切な時間を共有してくださった参加者の皆様に改めてお礼を申し上げます。

自分の名前が好きになれないのは、自分の中にある相手への感情が影響していると気が付いた私は、帰宅後そのことに触れながら、夫に「明日から、私を名前で呼んでもらえない?」とお願いしました。どうしてそうして欲しいの、と訊かれたので、「あなたに毎日名前を呼んでもらったら、きっと自分の名前が好きになれると思うから」と答えると、夫は快諾してくれました。


<お目休めコーナー> マレーシアの海で⑥

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