アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月15日)の3つの出来事をお伝えします。

1.昨日(12月15日)は、カミさんの夢の話から始まりました。

「怖い夢を見た」が起き抜けの第一声。

私は、メモと筆記用具を手にしてカミさんの話を聴きました。

夢の内容だけでは判断できません。

現在置かれている状況、直面するライフタスク、懸念していることなどについて次々と質問していったら、夢のメッセージを解読できてきました。

我が家はこうして、お互いに見た夢のワークをすることがあります。

こんなことができるのは、今までにペルグリーノ博士直伝の「夢解釈ワークショップ」を受講してきたからであり、私自身が「アドラー派の夢のワーク」を伝え続けているからです。

◆オンライン開催【「初・夢のコラボワーク」~あなたの初夢が楽しみ!】のフェイスブックページのご案内

私がアドラー心理学の立場から、大高ゆうこさん(ドリームフレンド・風 代表)がトランスパーソナル心理学のドリームワークの立場から夢のワークをコラボで行うイベントが新年早々行われます。

・あなたの初夢のメッセージをどう捉えるか?

・気になって夢を解読できればどんなに満ち足りるか?

夢のメッセージを読み取れると、日常生活を豊かに過ごすことができ、別の意味の「夢」の実現に結び付きます。

フェイスブックのグループを当日のファシリテーターをお務めの番澤清美さん が立ち上げてくれています。

https://www.facebook.com/events/403824630770076
         ↑
こちらから訪問してみてください。

日時:2021年1月10日(土曜日)13:45〜16:45
受講料:5,000円(税込み・資料付き)
講師:大高ゆうこさん(ドリームフレンド・風 代表)
   岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)
ファシリテーター:番澤清美さん(アドラー・カウンセラー)
主催:ヒューマン・ギルド
※本Facebookイベントに「参加」だけでは参加となりません。
 下記リンク先の「お申し込みフォーム」からお願いします。
※オンラインの招待状と資料は受講料のお支払いが済んでいる方に1月6日か1月7日にご送信いたします。
お申し込み先:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/857

2.NHKカルチャー(守口教室)から2月9日に私が講師として登壇する【オンライン】アドラー心理学入門 ~ Withコロナ時代にも適応できる勇気づけ~ の詳細が送られてきました。

日 時:2月9日(火)10:30~12:30
受講料:3,300円

こんなコピー文です。

アドラー心理学は、親子や夫婦、友人、職場の同僚・上司、また自分も含め、あらゆる人間関係に役立つ心理学です。
特に現在、コロナ禍の影響により、新しい生活様式の適応が求められるなか、マインドの重要性も高まっています。
本講座では、アドラー心理学の概論と代表的な技法である勇気づけについて、ちょっとしたワークやディスカッションを織り交ぜ、はじめての方にも気軽に楽しく学べる講座となっています。

誰でも、どこからでも参加できます。

アドラー心理学の基礎をコロナ禍に結び付けて学びませんか?

3.14:00からは安西 光さん のサポートにより1月に配信するYouTube ヒューマン・ギルド アドラー心理学専門チャンネル の1月分の動画3つを収録しました。

1月4日(月)配信 「フロイト派から見たアドラー」(岩井)

1月18日(月)配信 「困った人とのつき合い方(2)」(永藤」

1月25日(月)配信 「不登校・登校しぶりにどう対応するか?」(岩井)

今日もいろいろな案件が待ち受けています。

毎日がチャレンジングで充実しています。

とてもありがたいことです。

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<お目休めコーナー>12月の花(16)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月14日)は8:00前に人間ドックのために東京山手メディカルセンターに行きました。

往路の銀杏並木は冬化粧をしていました。

12月は身体のメンテナンスが必要です。

例年なら2時間で終わってしまう半日ドックが2時間半かかりました。

よく観察すると、消毒にかなり時間がかかっているためです。

眼科健診の際に眼鏡をかけていたら、こんなことを聞かれました。

「どのくらい眼鏡をかけますか?」

「1日のうちのわずか10%、それも素敵な女性を見るときです」

その女性検査技師はずっこけていました。

最後におおよその検査結果を伝えてくれる医師がとても親切でした。

私は、2017年まで東京山手メディカルセンターの常連で、紹介状をいただいて現在の東京女子医大附属病院に通うようになったのです。

このごろのお医者さんは、数年前と比べるとホスピタリティに満ちています。

そう言えば、日曜日の午後視聴した多摩大学のオンライン講座では、田坂広志名誉教授は「AIに代替されない高度な能力」の筆頭にホスピタリティを挙げていました(第2位はマネジメント、第3位はクリエイティビティ)。

早めのランチを終えて会社に行き、本日収録の1月のYouTube ヒューマン・ギルド アドラー心理学専門チャンネルの準備をして、夜は感謝の宴の会場の ピアッティ カステリーナ へ。

YouTube ヒューマン・ギルド アドラー心理学専門チャンネルのチャンネル登録者数が1,000人に達したことで、YouTubeの先輩の佐藤健陽さん  ―この人と先に1,000人に達した方がおごる約束をしていた― とヒューマン・ギルドのYouTube のコンサルをお引き受けいただいている安西 光さん  に感謝を込めてディナーを振る舞ったのです。

イタリア料理にワインでおもてなししました。

会話のやり取りはとても公開できない内容でしたが、3密を避けた大人の会話でした。

人間関係の円滑なメンテナンスのためには感謝をかたちにして表すことが必要なのです。

家に帰っては、カミさんと一緒に昨日のYouTubeヒューマン・ギルド アドラー心理学専門チャンネル で「カップル関係に生かすアドラー心理学」を視聴。

カミさんからは、もっとゆっくり話した方がいい、との貴重なフィードバックをいただきました。

いつもながらにありがたいご意見であります。

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<お目休めコーナー>12月の花(15)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月13日)は、15日(火)にYouTubeに収録するパワーポイント作りで半日以上費やしていました。

日曜日にも関わらず机に向かう私をカミさんはとても尊重してくれています。

食事とお茶タイム、大河ドラマ観賞などを除くと隣の部屋にいながら別行動です。

これは夫婦で昨日が休みであっても「自分はこれこれのことをする」と伝えていて合意できているからです。


日本経済新聞オンライン 2020年12月11日 15:30 [有料会員限定]にこんな話が載っていました。

夫婦こそ定期的に「会議」― 共働き増、両者納得の家庭運営へ 言葉にして意思を確認

夫婦やカップルが互いの関係をよりよくしようと、仕事やお金、子育てなどについて「会議する」ケースが増えている。
共働きが増えるなど親世代とは異なる家庭運営が求められ、正解がないからこそ、改まって時間をかけて話し合う。
コロナ禍で一緒に過ごす時間が増えたことも後押ししている。

(以下略)

いわゆる「夫婦会議」の勧めです。

ノートを使って可視化しながら30分ほど世帯経営について話し合うことや第三者として夫婦に関わるケースが紹介されています。

「コロナ禍によって夫婦や家族のあり方は『変化する』」と答えた人は7割を超えたことが書かれ、「パートナーと会議を試してみてはどうだろうか」と勧める記事です。


このコロナ禍でパートナーに鬱陶しさを感じ、やがては離婚危機に至るケースもありますが、一方では、お互いの関係が良くなるケースもあります。

そのところは、次のブログで書いていますので、ご参照ください。

◆2020年11月21日付けブログ コロナ禍の3密は夫婦関係をよくした!:明治安田生命アンケート調査結果

そして今夜は21:00からYouTubeヒューマン・ギルド アドラー心理学専門チャンネル では「カップル関係に生かすアドラー心理学」を配信します。

(1)カップル関係を強化するため
(2)両親と子どもの間や
(3)子どもと他の子どもの関係 をつなぎ強化するため

に使われる技法としてペルグリーノ博士直伝の『対話のために時間を共にすること』 (TTT:Time to Talk Together)を通じての「メイク・ベター・アプローチ」が語られています。

その際に、ある場面で私が思いがけない動きをしてしまう部分があります。

注意深くご覧になってくださいね。


ところで、カップル関係を良くするためには何といってもこの本。

『男と女のアドラー心理学』(青春出版社、1,400円+税)

ちゃっかり宣伝して終わります。

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<お目休めコーナー>12月の花(14)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月12日)は10:00~11:30(その後15分間時間延長)にオンライン開催で 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)  のテキストとリーダーマニュアルの改訂説明会を行いました。

参加者は38名(第1弾に続いての再参加5名)でした。


番澤清美さん ご提供)


(上の2つは阿部洋子さん ご提供)

もともとは11月28日(土)に67名を対象に行ったので、この日に出られなかった方は資料だけお送りして終わりにしようと思っていたのです。

ところが、阿部洋子さん は「何としてももう1回開いてほしい」とリクエストをしてきました。

私は「洋子さんの呼びかけで15名集めるなら」という条件を出したら、彼女は必死にフェイスブックなどで「この指止まれ!」と呼びかけ、15人どころか20人以上集めてしまいました。

かくて実現した第2弾でした。

私は前回と同じく「コロナ禍でこそ力を発揮する3つの言葉」として次の3つを紹介しました。

「助けてください!」 
「見切り発車しちゃおう!」 
「この指止まれ!」

著作権の問題として「引用」と「転載」の違いを詳しくご説明しました。

その後、テキストとリーダーマニュアルの改訂の説明をしたらテキストをかなり詳しく読み込んでいる人が数人いて、私も少しばかりたじたじとなりました。

途中、「見切り発車」した人、「この指止まれ!」の発信をした人/したい人にどしどしご発言いただき、かなり双方向のやり取りができました。

私の最後の資料は「本日ご参加の方へのお願い」として次の3つをお伝えしました。

1.何とぞSMILEの開催を!   
ー 手っ取り早くオンライン開催がお勧め 
(1)一度も講座を開いていない方は再受講、あるいはサブ・リーダー体験を!
(2)2年以上休眠状態の方は、お仲間と相互研鑽を! 
(3)ELM勇気づけトレーナーとしての講座開講を!

2.初・夢のコラボワーク(オンライン開催)にご参加のほど 
日時:2021年1月10日(日)13:45~16:45 
受講料:5,000円(税込み)
講師:大高ゆうこさん(ドリームフレンド・風 代表、4,000人の夢解きに関わってきたドリームワーカー)
+岩井俊憲 

https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/857

3.ヒューマン・ギルド 「アドラー心理学専門チャンネル」をご視聴のほど
◎チャンネル登録とシェアをお願いします。  
12月14日(月)配信のタイトルは「カップル関係に生かすアドラー心理学」 

https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA

「本日ご参加の方への特典」として私がプレゼンしたパワーポイントのファイルご希望の方は

(1)今日ご参加の方々と今後どう関わりたいか、
(2)メールアドレスを公開してもいいか、
を書いて送信してください。

としていたら、かなりのメールが入ってきています。

チャットへの書き込みのエッセンスも含めて皆様の書かれたことをすべて書いてお送りするので、これからが大変です。

明日の朝までにお願いしますね。

ともあれ、第1弾、第2弾の2回で実質でちょうど100名のSMILEリーダーにご説明できたのはオンラインのお陰と思いつつ、お忙しい土曜日の午前中にご参加くださった方々、共同ホストを務めて下さった1回目の 梶田恵子さん、2回目の阿部洋子さんに感謝申し上げると共に来年の【愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)】熱が高まることを期待しております。

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<お目休めコーナー>12月の花(13)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月11日)は、 アドラー・カウンセラー養成講座 修了者の学びの場として カウンセリング演習 (平日開催)を行っていました。

コロナ禍の時期にもかかわらず9人もの方がご参加くださいました。

ある方の早期回想を解釈して、その後、その方のライフスタイルが変化しているのも確認できました。

カウンセリングの演習では、久しぶりにご参加のASさんをクライアントとして、この日アドラー・カウンセラーの実技試験にチャレンジされた 竹尾めぐみ(Mae Takeo)さん が見事合格されました。



竹尾めぐみ(Mae Takeo)さん は、コーチングを学んでいる人です。

その後、ベテラン・カウンセラーが2人続いてカウンセリングを行うことでコーチングとカウンセリングの違いを目の前でご体験いただきました。

いつもながらのことですが、参加者のフィードバックが回を重ねるたびに鋭くなっていて、私自身の学びにもなります。

カウンセリングを学ぶ場としては、カウンセリング演習(土日・祝日コース) もあります。

そして何よりも、「オンライン・カウンセリング道場」なるものを8人くらいに絞っていくつかのコースを立ち上げたいと思って、賛同する方は「この指止まれ!」と(1)平日午後コース、(2)平日夜間コース、(3)土曜午前コースの3つを募集をしたら、40人もの方々から応募があり、早々に締め切ってしまいました。

今やヒューマン・ギルドは、カウンセラーを育てる場として人気を博しています。

来年は、グループ・カウンセリング、家族カウンセリング、カップル・カウンセリングなどカウンセリングのバリエーションを広げてお伝えしたいと思っております。

◆第77期 アドラー・カウンセラー養成講座(土日 2-3月コース)は、次のとおり開催します。
定員を15名ほどに絞っております。

最受講もお勧めですよ。

日 時:2021年2月13.14.27.28日.3月13.14.27.28日.(土・日8日間)
土曜13:30~19:00 日曜10:00~17:30
受講料:154,000円(税込み)、再受講:44,000円中4日間、(再受講を8日間でお申込みの場合は88,000円)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私がウイズコロナの時代にとても注目している人物がいます。

台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン氏です。

彼女(トランスジェンダーのため旧名、唐 宗漢を唐 鳳と名乗っている)は、インタビューに対して盛んに「協力」「共感」「信頼」の言葉を散りばめています。

IQ180と言われる39歳の天才プログラマー。
台湾のデジタル担当大臣を務め、新型コロナウイルスが猛威を拡大した2020年2月、マスクの在庫を可視化したアプリをわずか3日で開発し、デジタルの力で混乱を封じ込めるのに貢献した人物です。

1つの動画(わずか16分)、1つの記事、この2つだけでもご覧いただけますか?

ウイズコロナを経てのアフターコロナのビジョンが見えてきますよ。

1.1つの動画:“分断”進む世界でオードリー・タンが語る“前向きな未来” 【報ステ×未来を人から 完全版】【Audrey Tang 唐鳳】【未来をここから】2020/10/25

若き天才が提唱する「デジタル民主主義」、その先に待ち受ける私たちの未来とは。
そして人の死生観をも変化させるというデジタル社会の未来について聞きました。
報ステ「未来を人から プロジェクト」のインタビュー完全版です。

2.1つの記事:高校生新聞ONLINE「注目の台湾デジタル担当大臣から10代へ『社会は自分が変えると思って、発言を』」2020.10.22

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<お目休めコーナー>12月の花(11)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

久しぶりの本の紹介です。

『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント』(守屋智敬著、かんき出版、1,400円+税)

「無意識の思い込み=アンコンシャス・バイアス」について

「知る」
  ↓
「気づく」
  ↓
「対処する」

というステップで学べる本です。

私はアドラー心理学の「認知論」、特に「ベーシック・ミステイクス(基本的な誤り)」という私的論理によって生じる認知の歪みについて、より実践的に生かせる本として推薦します。

「アンコンシャス・バイアス」は「脳がストレスを回避するため」、脳が無意識のうちに、自分にとって都合がよい解釈をすることによって起きているもので、その正体は「自己防衛心」だと知り、誰にでも存在し、自分自身の「思い込み」に気づき、対処することで一貫した本です。

この本の魅力的なところは、「アンコンシャス・バイアス」に気づき、対処する点において痒いところに手が届く構成になっていて、巻末付録に「リーダーが意識しておきたい代表的な15のアンコンシャス・バイアス」まで紹介されているところです。

あえて細かい紹介をしませんので、下記の目次を参照して、心が動く人はお買い求めになることをお勧めします。

読み進んでいると、「そうだ。そのとおり」という部分が何カ所もあることを発見するでしょう。

<目次)

はじめに
Chapter0◎職場にあふれている「アンコンシャス・バイアス」の正体
◇アンコンシャス・バイアスって何?
◇なぜ、人は「無意識の思い込み」をしてしまうのか?
◇どんな弊害を引き起こすのか?

Chapter1◎自分の「無意識のバイアス」に気づく
◇リーダーのバイアスが周囲にどんな影響を及ぼしているかに気づく
◇自己認知力を高める1
相手の非言語メッセージを意識する~相手から自分を知る
◇自己認知力を高める2
アンコンシャス・バイアスを記録してみる~思考のクセを発見する
◇自己認知力を高める3
相手を意のままに操ろうとしない~自己防衛に走らない
◇自己認知力を高める4
感情を言葉にする~気持ちを落ち着かせる
◇自己認知力を高める5
目的に立ち戻る~長期的な課題に対処する

Chapter2◎バイアスがあらわれやすい言動をやめる
◇アンコンシャス・バイアスは「2つの言動」にあらわれる
~「決めつけ」と「押しつけ」
◇決めつけの言動1
普通そうだろう ▽ 価値観の決めつけ
◇決めつけの言動2
そんなことできっこない ▽ 能力の決めつけ
◇押しつけの言動1
つべこべ言うな ▽ 解釈の押しつけ
◇押しつけの言動2
これくらいできて当然 ▽ 理想の押しつけ

Chapter3◎意識の置きどころを変える
◇対処の基本は「意識化」すること
◇意識化1 言われた相手の「心のあと味」に目を向ける
◇意識化2「なぜ?」ではなく「何が大切?」と未来に向けた質問をする
◇意識化3「今・現実」を意識する
◇意識化4 バイアスを意識的に上書きする
◇意識化5「プラス面」に意識を向ける
◇意識化6「セルフイメージ」を上書きする
◇意識化7「あともうひとつの情報は?」「別の情報は?」を意識する
◇意識化8 新たな経験で上書きする

Chapter4◎互いのバイアスに振り回わされないチームになる
◇自分のなかにある「思い込み」を伝え合う
◇チームの「共通言語」にする
◇リーダー自ら自己開示して心理的安全性を担保する
◇相手を変えようとするのではなく、自らがわる
◇フィードバック・ループをチームで回す
◇言葉の解釈を互いに確認し合う
◇余裕をつくる
◇メンバーが大切にしていることをリーダーも大切にする

巻末付録◎リーダーが意識しておきたい代表的な15のアンコンシャス・バイアス
◇職場の人間関係や仕事に影響する代表的なシャス・バイアス
◇キャリアや成長に影響する代表的なアンコンシャス・バイアス

あとがき
参考文献

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2日連続で襲い時間の更新でした。
今日から平常ペースに戻します。

このところカウンセリングはオンラインでのやり取りが多くなりました。

最初の頃は「対面でなければ」という思いが強かったのですが、Zoomでもクライアントの方の表情や眼球の動き、語調などをしっかり観察できるので、対面型に引けを取らないことを昨日の午前中のカウンセリングでも強く思いました。

オンライン開催のカウンセリングを積み重ねて自信を得たので、来年の1月から(1)平日午後、(2)平日夜、(3)土曜日午前中の3つのパターンで「カウンセリング道場」の募集をしました。
すると、1週間もしないうちに3つのコースの定員がすべて埋まってしまいました。

今まで「カウンセリング演習」に参加しにくかった地方の方にも福音になったようです。

オンライン開催と言えば、11月28日(土)の10:00~11:30に行った 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)  のテキスト、マニュアル改訂 説明会の67名参加に気をよくして第2弾を次のように企画しました。

12月12日(土)10:00~11:30

すでに35名ほどの方がお申し込みで、そのうち4名ほどの方は再参加です。


同じオンライン研修の話題として、次の2つのことをお伝えします。

1.オンライン開催【「初・夢のコラボワーク」~あなたの初夢が楽しみ!】のフェイスブックページが立ち上がりました。

https://www.facebook.com/events/403824630770076
         ↑
こちらから訪問してみてください。

当日のファシリテーターをお務めの番澤清美さん が作ってくれました。
清美さん、ありがとうございます。

日時:2021年1月10日(土曜日)13:45〜16:45
受講料:5,000円(税込み・資料付き)
講師:大高ゆうこさん(ドリームフレンド・風 代表)
   岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)
ファシリテーター:番澤清美さん(アドラー・カウンセラー)
主催:ヒューマン・ギルド
※本Facebookイベントに「参加」だけでは参加となりません。
 下記リンク先の「お申し込みフォーム」からお願いします。
※オンラインの招待状と資料は受講料のお支払いが済んでいる方に1月6日か1月7日にご送信いたします。
お申し込み先:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/857

あなたの初夢が楽しくなります。

夢のメッセージを読み取れると、日常生活を豊かに過ごすことができ、別の意味の「夢」の実現に結び付きます。

2.11月15日(日)開催の「心と体の免疫力をアップする! ~アフターコロナにむけて、自分らしく生き、そして働く「Well-being」な考え方~」の【セミナー動画】発売開始になりました。



検索・申込み先:かんき出版宛のこのURLへ:https://note.com/kankipublishing/n/n915afc13b53b

価格:1,000円(資料付き)

当日参加された方で「もう一度あの内容をおさらいしたい」、参加できなかったため「動画になれば是非手に入れたい」という方が続出していました。

身体と精神と人間関係の健康を求め、より積極的な幸福感を求める人には是非手にしてほしい約100分の動画です。

ここだけの話ですが、11月15日(日)開催の「心と体の免疫力をアップする! ~アフターコロナにむけて、自分らしく生き、そして働く「Well-being」な考え方~」は超特別に「無料」で行いました。

もちろん講師の 今井一彰先生 も私も講師料は ゼロ でした。

この動画の売上の一部が収入の一部になるのです。

その点もお含みおきいただき何とぞよろしくお願いします。

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<お目休めコーナー>12月の花(9)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日も遅い時間の更新になりました。

3つのことに触れておきます。

1.『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房)が3,000部重版

2.【ためしてガッテン】の初代ディレクターたちと会談

3.YouTubeで井手敏郎さんの「グリ―フケアとアドラー心理学」

1.『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房)が3,000部重版

大和書房の編集部の高橋千春さんから『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房だいわ文庫)が3,000部重版のご連絡がありました。

ありがたいもので単行本を含めると38,000部に達します。

2.【ためしてガッテン】の初代ディレクターたちと会談

昨日(12月7日)18:00にヒューマン・ギルドに4人が集まりしばし歓談後、香港酒家で会食を楽しみました。

私の隣から松田 望さん(看護師)、北折 一さん(【ためしてガッテン】の初代ディレクター)、小児歯科医として著名な岡崎好秀先生(元岡山大学講師、国立モンゴル医学・科学大学客員教授)。

このつながりはまるでチェーンのようで、松田さんが岡崎先生を、岡崎先生がこの日、北折さんを紹介してくださったのです。

◆岡崎先生との初対面の模様は下記をご覧ください。

2020年10月2日付けブログ 恵比寿と岡山をつなぐ物語

話題の中心は 北折 一さん のことで、お酒をかなりたしなまれる方でありながら健康診断ではどこにも異常値がでないそうで、それはご著書『死なないぞ ダイエット』(KADOKAWA、1,200円+税)でも明らかです。

北折さんは、わざわざこの本をサイン入りでご恵贈くださいました。

視聴者がチャンネルを切り替えないための飽きさせない工夫などはYouTubeや講演などにも応用できるものがあります。

岡崎好秀先生 とはコラボでハイブリッド型のイベントを行うことが決まりました。

とても有益な、時を忘れる懇談でした。

3.YouTubeで井手敏郎さんの「グリ―フケアとアドラー心理学」

家に帰ってからは、大型テレビ画面で 一般社団法人 日本グリーフ専門士協会 代表理事の 井手敏郎さん をお迎えしての私との対談「グリ―フケアとアドラー心理学」を観ました。


(テレビ画面から)

井手さんには、12月21日(月)に「アドラー心理学とグリ―フケアー死別された方の5つの課題」としてご出演いただきます。

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<お目休めコーナー>12月の花(8)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

遅い時間の更新です。

昨日の野田俊作先生(私のアドラー心理学の最初の師匠)の逝去についての私ブログで読まれたペルグリーノ博士(私のアドラー心理学の第2の師匠)からは、1980年代にモントリオールで開かれた国際個人心理学会(アドラー心理学の国際大会)で野田先生の「仏教とアドラー心理学」と題する講演を聴かれ、挨拶をされたことがあること、野田先生のご冥福をお祈りすることなどを記したメールが届きました。

さて、昨日(12月6日)は、アドラー心理学ベーシック・コース(宮崎開催)の後半を終えて東京に帰ってきました。


奥津陽子さん ご提供)

一昨日に出かけるときは、羽田空港にクリスマスツリーが置かれていました。

宮崎空港には 奥津陽子さん(Ma-Sa music studio代表)がお出迎え。

会場に行くと、もう一人の共催者の屋敷真美さん(ひかりの森こども園副園長)がお見えで、お弁当をいただいてから3人でティールームで歓談。

私の頼んだカフェオレは、ハートマーク付きでご提供。

何だか幸せな気分に浸りました。

3日目は18人がご参加。

そのうち5人が再受講です。

3日目のテーマは(1)よい人間関係、(2)「あなたを勇気づけた人たち」の演習、(3)共同体感覚でした。

講座を終えて外に出たら、イルミネーションが私たちを待ち受けてくれていました。

4日目の開始前には、奥津さんのキーボード操作で再受講の 福留奈緒美さん のソプラノで「カロ・ミオ・ベン」(ジョルダーニ、「私の愛しい大切な人」の意)を歌っていただきました。

控えめの声量でしたが、心に沁みる名演でした。

4日目は(1)教育に生かすアドラー心理学と(2)勇気づけの理論。

討議・演習をふだんより多めに展開しました。

「すまないね」と「ありがとう」の違いでも 福留奈緒美さん を中心に大活躍。

全体的におとなしい感じでしたが、やることはきっちりやり抜く九州の人たち(福岡、大分以外の4県からご参加)でした。

最後は、勇気づけのメッセージを添えての修了証の授与をし合い、一人ひとりの感想をお聞きして幕を閉じました。

さわやかな気分で都城を後にしました。

共催の奥津陽子さん(Ma-Sa music studio代表)、屋敷真美さん(ひかりの森こども園副園長)、私のリクエストに応えて「カロ・ミオ・ベン」を歌ってくださった福留奈緒美さん、ご参加の方々に心からの感謝を表明します。

ありがとうございました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

宮崎県都城市のホテルにいます。

アドラー心理学ベーシック・コース(宮崎開催)の後半の講師を務めるためです。

本来はそれに関連する記事を書くつもりでしたが、4時半ごろトイレに起きてたまたまスマホを見たら、かつての恩師、野田俊作先生(アドラーギルド代表、日本アドラー心理学会初代会長、精神科医)の逝去の情報に接しました。

野田先生の2018年の初頭からそのご不例を存じ上げていましたが、まさかこの時期に、72歳の若さで亡くなるとは思ってもいませんでした。

野田先生は、私にとって大恩人です。

出会いは1983年5月、その年の2月にシカゴのアルフレッド・アドラー研究所(今のアドラーユニバーシティ)でアドラー心理学を学んで帰国されたばかりの野田先生にグループダイナミックス研究所の主催する講演会で出会い、名刺交換をしたのが最初でした。

不登校のお子さんを持つ父親が講演後、「登校拒否の原因は何でしょうか?」と質問したのに対し、あっさりと「知りません」と答えて聴衆を拍子抜けさせました。

その後「原因を知ってどうするんですか? 過去に遡って原因を調べてわかったとして、今からその時代に戻って対処できますか? 仮にスキンシップ不足だとして、スキンシップをし直すことが役に立ちますか?」と、こんな調子で逆質問されました。

私はその瞬間「アドラー心理学を選ぼう」と決心し、それまで関わっていた不登校の施設での原因追求型を放棄しました。

野田先生はその数年前、『登校拒否・非行は治せる』という本で不登校児(その当時は登校拒否児)に薬物を使用することを書いていて、週刊誌でセンセーショナルな取り上げられ方をしていたこともありました。

1983年11月から2月にかけてグループダイナミックス研究所の主催するアドラー心理学カウンセラー養成講座に通い、私はアドラー心理学にどっぷりはまり、日本アドラー心理学会が発足すると共に大阪大学で開催された第1回大会では、頼藤和寛先生たちと並んでシンポジストを務めました。

以降は日本アドラー心理学会理事(事務局長)として10年余、会長の野田先生を支えました。

1985年4月に有限会社 ヒューマン・ギルドが設立されると、最高顧問の一人、さらには私と並ぶ最大株主としてヒューマン・ギルドを支えてくださいました。

ただ1996年だったでしょうか、野田先生が日本アドラー心理学会の会長を辞せられる前後から2人の間に不協和音が生じ、1997年末をもって関係を断つことになりました。

書き出すと止まらないほどになってしまいます。

関係を断つことになっても、野田先生の構築されたアドラー心理学の体系は私の中にずっと生き続けています。

野田先生に出会って最初の頃は、「こんな切れ味鋭い人が世の中にいるのか?!」と驚きでした。

ジョークの使い方も天才的でした。

ヒューマン・ギルドには、野田先生のお写真などがたくさんあります。

東京に帰ったら、野田先生の在りし日のお姿を偲んでもう一度感謝の祈りの瞑想を捧げたいと思います。

野田先生がインドに旅行された折のお土産の数珠もあります。

野田先生のご逝去を悼み、心からのご冥福を祈り、往年のご指導・ご愛顧に対して感謝の念を捧げます。

合掌

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月4日)はテレワークの1日でした。

会社に行かなくとも物事がぐんぐん進みます。

企業向けにある企画を出したり、必要な情報をすぐさま手に入れたりできます。

対応は、会社にいるより早いくらいです。

そんな折に夕方、下記の情報が入りました。

【セミナー動画】「心と体の免疫力をアップする! ~アフターコロナにむけて、自分らしく生き、そして働く「Well-being」な考え方~」が発売開始



検索・申込み先:かんき出版宛のこのURLへ:https://note.com/kankipublishing/n/n915afc13b53b

価格:1,000円(資料付き)

(11月15日(日)に行われた)当セミナーは「鼻呼吸」を推奨して20年に及ぶ今井一彰先生(みらいクリニック院長)とアドラー心理学の「勇気づけ」を35年に及んで伝え続ける岩井俊憲先生(有限会社 ヒューマン・ギルド 代表取締役)をお招きし、個人・家庭人・組織人としてWell-being につなげられるような「体の免疫力」と「心の免疫力」を語っていただきました。
当日は休日にも関わらず、250名を超える方にご参加いただき、大盛況で終了いたしました。

この記事(動画)は2021年1月31日までの、期間限定の販売です。

当日参加された方で「もう一度あの内容をおさらいしたい」、参加できなかったため「動画になれば是非手に入れたい」という方が続出していました。

身体と精神と人間関係の健康を求め、より積極的な幸福感を求める人には是非手にしてほしい約100分の動画です。


さて、今日はこのくらいにして宮崎県の都城に向かいます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(12月3日)にヒューマン・ギルドでメルマガを発行しました。

そのことに関連した2つの話から。

(1)カウンセリング道場のコースがほぼ埋まる

来年1月からスタートするオンライン新コースの「カウンセリング道場」がお陰様でほぼ埋まりました。

1)平日午後コース(14:00~16:00)11名申し込み(満員御礼)

2)平日夜間コース(19:45~21:45)13名申し込み(満員御礼)

3)土曜午前コース(9:45~11:45)9名申し込み(残席1名)

(2)オンライン開催:「初・夢のコラボワーク」が受け付け可能になりました。

日時:2021年1月10日(日)13:45~16:45
講師:大高ゆうこさん(ドリームフレンド・風 代表、4,000人の夢解きに関わってきたドリームワーカー)+岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表、アドラー派として夢に日本一関わってきた第一人者)
ファシリテーター:番澤清美さん(流通経済大学講師、アドラー・カウンセラー、当日のオンラインも担当)
受講料:5,000(税込み・資料付き) 
内容:大高ゆうこさんと岩井俊憲との2人の講師が「夢」をテーマに話し合いながらワークも盛り込む初コラボイベント。ドリームワークとアドラー心理学のコラボの強みを生かし、新春からの夢のメッセージを受け取る方法を提案します。あなたの初夢が楽しみ!
申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/857 から詳細確認及びお申し込みができます。


2.これが今日のメインテーマです。

昨日の朝、自動車に関連する夢を見てから目覚め、しばし床の中でまどろんでいると、自動車から連想して父親との思い出が次々と蘇ってきました。

最初の思い出は、私が大学生で父親を乗せて出かけたこと。

その当時は、父親は会社を倒産させて再建途上であったため運転手もいないため、夏休みなどで帰京する私に運転を任せ各地に出向きました。

私は運転手 兼 秘書のようにしてやり取りを聞いていたものでした。

父親は生地であり、父親名義の家があった愛知県江南市にも栃木県から私を運転手に出かけました。

第2の思い出は、私が会社を辞め同時に離婚したとき、父親と一緒に秩父観音霊場巡り、坂東札所巡りをしました。

5人きょうだいの末子の私にとって、父親をこうして独占できる時間・空間はとても貴重なものでした。

20歳になる前はほとんどなかったようでした。

そして第3の思い出はとても印象深い内容で、5年前の今日、次のようにブログに書いていたのでした。

◆2015年12月4日付けブログ 信頼を返すには時差がある

私が年に数度は反芻したい、私を支え私の決意を新たにする物語です。

有限会社 ヒューマン・ギルド設立2~3年後の1987~8年のころです。

業績が悪く、ヒューマン・ギルドは存亡の危機に瀕していました。

当時もっとも借りやすいと言われた国民金融公庫の融資を3度申し込んで3度とも失敗、信用保証協会の保証を受けようとしても、事業内容が定かでないという理由でこれまた失敗。

個人的な借り入れに頼って何とか会社を動かしていたのですが、もはや限界に達しつつありました。

苦肉の策として私は、栃木県の日光に近い鹿沼市に住む父を頼ることにしました。

事前に用件を伝えることなく杉並木にドライブに誘い出し、どこかのタイミングで父親に資金の融通を申し出ようとしていたのですが、車は日光から折り返し、いつしか鹿沼市内に入っていました。

不審に思った父親は言いました。

「俊憲まさか、ドライブのために来たのじゃないだろう?」

この言葉に誘われて私は思い切って用件を切り出しました。

「会社で資金が必要なんだけれど、貸してもらえないかな? オヤジの預金を会社が取引している銀行の定期に入れて、それをもとに借り入れを起こしたいんだ」

「で、俊憲、いくらぐらいいるんだ?」

私は老いた父親の横顔を眺めて、

「そうだなあ、100万円くらい融通してくれると助かるんだけど」

「わかった。後はオフクロと相談してくれ」

父は事業家でした。ヒューマン・ギルドの株主にもなっていました。
会社の業況を根掘り葉掘り聞いてもおかしくありません。

しかし、一切の詮索をしませんでした。
資金の使途を聞かれることなく、話はそれで終わりました。

翌日、実家に電話して母に

「例の話だけど、オヤジから聞いている?」と尋ねると、意外な答えが返ってきました。

「あっ、あれね。200万円の話ね」

私は、母の言い間違いか、私の聞き間違いか判然としないまま

「そうそう200万円の話」と厚かましい念押しをしました。

かくして200万円が手に入り、その月を何とか乗り切ることができました。

両親とも今はこの世にいません。

事業家だった父が100万円と私が遠慮気味に言ったことを察したのか、母が父から言われたことを水増ししたのか、とうとう謎のままで終わってしまいました。

しかし、両親の根拠を求めない私への信頼は、30年近い歳月が経過した今も、私の心に残っています。

私は、両親の信頼に応えて、いつつぶれてもおかしくなかったヒューマン・ギルドを30年余、存続させることができています。

生きているときの父や母には何もお返しできなかったけれど、あの両親の息子として恥じない生き方や経営をしているつもりです。

有限会社 ヒューマン・ギルドを無借金の会社にして、規模はさておき、この世になくてはならない会社として誇りを持って経営しております。

「信頼のお返しには時差がある。そして、無限の責任を帯びてお返しする覚悟が育つ」という話でした。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は12月を「メンテ/リニューアルの月」と決めていて、さまざまのことにテーマを持って取り組むつもりでいます。

その第1弾として昨日は、スマホを買い換えました。

今までの中途半端な使い方のAndroidからiPhoneに切り替えました。

ソフトバンク神楽坂店では、野本さんという方が至れり尽くせりの応対をしてくれて大感激でした。

旧スマホの情報をすっかりiPhoneに移行していただきました。

家に帰ると、しっかりしたiPhoneのユーザーのカミさんから個人レッスンを受けました。

今までの5倍以上使いこなそうと決意しました。

17:00にはかかりつけの原歯科医院に行ってインプラント埋入手術を受けてきました。

今まで埋入していた奥歯のインプラントが抜けてしまったので、期間を置いての20分ほどの再埋入手術でした。

麻酔が効いていたのと疲労も重なっていたこともあり、21:00過ぎには床に入りました。

不思議な夢を見ました。

20歳代くらいの私が家族・親戚と共に長兄の運転する車でどこかに出かけ、そこから別の地点に移動するとき、車内には大人6人と子どもが抱っこされ乗っていました。

出発してしばらくすると、「あ、〇〇が乗っていない」と私が気づいて話すと、長兄は携帯でその人に電話してやり取りしていました。

「あ、戻らなくていいんだ」

これが私たちの結論でした。

目が覚めて布団の中でこの夢のワークを自分自身でしてみました。

現在のある状況と関わりがありました。

「戻らなくていいんだ」は「そのままでいいんだ」という私の決断そのものでした。

私はアドラー派の夢解釈ではそれなりの経験を積んでいるので、このような解釈ができましたが、夢のワークは自分以外の誰かとやり取りするのがお勧めです。

そこで、新春早々の魅力的な「夢のワーク」のコラボイベントのお知らせです。

今夜のヒューマン・ギルドのメルマガで正式にURL付きでお知らせします。

タイトル:初・夢のコラボワーク(オンライン開催)←(注)初夢と初の夢の企画を重ねています(岩井)
日時:2021年1月10日(日)13:45~16:45
講師:大高ゆうこさん(ドリームフレンド・風 代表、4,000人の夢解きに関わってきたドリームワーカー)+岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表、アドラー派として夢に日本一関わってきた第一人者)
ファシリテーター:番澤清美さん(流通経済大学講師、アドラー・カウンセラー、当日のオンラインも担当)
受講料:@5,000(税込み・資料付き) 
内容:大高ゆうこさんと岩井俊憲との2人の講師が「夢」をテーマに話し合いながらワークも盛り込む初コラボイベント。
ドリームワークとアドラー心理学のコラボの強みを生かし、新春からの夢のメッセージを受け取る方法を提案します。あなたの初夢が楽しみ!
事務局:ヒューマン・ギルド

私は11月28日(日)開催の「アドラー派の夢のワーク」に受講者としてご参加の 大高ゆうこさん にちゃっかりと私自身の夢のワークをしていただきましたが、とても深い気づきがありました。

その体験からその場でこのコラボを思い立ちました。

いつものような見切り発車ですが、何とぞよろしくお願いします。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月1日)は、15:00~17:00に 株式会社 バンタン 主催のワークショップとして

ファシリテーションするチカラ ~ ゴールの明確化・合意形成・相互理解・関係構築・雰囲気づくりを推進し、クラスを活性化させる

に特別に参加させていただきました。

講師:株式会社 電通 ビジネス・デザイナー 小島 雄一郎先生

このワークショップは、生徒(顧客)満足度向上に向け、「授業スキルアッププログラム」と銘打った、講師の皆様に対する授業品質向上のための研修プログラムを体系化し実施。
より「個と集団」双方に対する対応力を強化し、高い授業参加率、満足度獲得、また、クリエイター人材の育成と輩出強化を実現していくため、講師の皆様に身に着けていただきたいチカラを高める目的で行われているものです。

つまり 株式会社 バンタン  で講師を務めている方を対象に開かれているワークショップに私が講師でなく受講生の立場でオンライン参加したのです。

この一連のワークショプの第1回目は私が3回登壇し、「勇気づけるチカラ ~ アドラー心理学に基づいた勇気づけ・個の関係性づくり」を担当し、その模様を次のとおりブログに書いております。

◆ 2020年10月8日付けブログ 研修も生活もハイブリッド型で:バンタン大阪へ出張

ファシリテーションの本は読んでいたことがありますが、小島先生は、ほんの30分ほどでファシリテーションのキモの部分をとても平易に教えて下さったのです。

講座の組み立て方、資料の使い方、参考文献の紹介の仕方などとても学べるものがありました。

その後の数度のブレイクアウトセッション(20分を3回)では、バンタンの講師の方3人と演習を重ねました。

この人たちがまた、ジャンルの違う方々で、「こんな人から教わりたい」と思える一流の人たちでした。

受講者の立場からの学びもありました。

・ハイブリッド型(混合型)の研修機会がますます多くなるが、より緻密な運用が必要であること

・来年広めたいと思っているグループ・カウンセリングにファシリテーションの技法が使えること

いずれにしろ、講師として鮮度を保ち続けるには、このような他流試合に時々参加しなければならないことを実感しました。

 株式会社 バンタン  事業本部 営業企画部 飯田 拓郎さんに心から感謝申し上げます。

株式会社 バンタン は、ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映画映像、フォト、ゲーム、アニメ、マンガ、サウンド、パティシエ、カフェ、フードコーディネーター等の分野におけるクリエイター養成スクール運営事業を行う、大変革新的な株式会社です。あえて学校法人にしていません。
突き抜ける人財を育てる教育機関で、私はここ5~6年関わらせていただいております。

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