アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日は、このところずっと土日も仕事をしていたので代休の日のつもりでした。
ところが、家から比較的近くに住む方のカウンセリングを引き受けたために夜に出張カウンセリングを入れてしまいました。
さらには、メッセンジャーや、スマホに転送しているメールにどしどしカウンセリング依頼が入り、その対応に追われていました。
今週は、明日から3日連続で研修が入っているので、昨日と今日の2日間はゆったりしようと思ったのですが、諦めました。
ただ、以前と同じように「ガンガン・モード」に入ると危ないので、カウンセリングをする日を散らしたり、妻と相談して1日行楽日を作ったりするつもりです。

この頃、私の中で【カウンセリング】は、重要な位置を占めています。
自分自身、今まで以上に【カウンセリング】を行い、そこにはアドラー・カウンセラー養成講座を修了した人を巻き込み、最近のテーマの【対話型カウンセリング】を推進するつもりです。

■ 2025年もカウンセリング道場を開講します。

アドラー・カウンセラー養成講座修了者で、会員を対象にしたオンラインでのカウンセリング演習です。
今まで遠方でなかなかカウンセリング演習に参加出来なかった、アドラー・カウンセラーとしてブラッシュアップしたい皆様のご期待に応える講座です。

2025年もレベル別での開催になります(1コース14名に限定)。

チャレンジコース(アドラー・カウンセラー未取得者中心、補講の人は除く、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1128 )

ミドルコース(アドラー・カウンセラーを取得してまだ年月が浅い人、これから志す人対象、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1127 )

混合コース(アドラー・カウンセラーの認定を習得していない人から、ベテランの方までの混合コース、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1130 )

10回全て2025年内にご参加いただくことが前提です。
時間は原則2時間ですが、2時間で消化しきれない場合、15分程度の延長があることをご承知おきください。

なお、基本のコースをあらかじめ決めておき、ご都合によって他のコースへの振り替えにも柔軟に対応いたします。

初回からの3回分の日程だけ決めておき、4回目以降の日程は受講生の皆様にご意見を伺いながら設定していきます。

2.インターネットに目を通していたら、生活術や仕事術をはじめとした「ライフハック」と呼ばれる情報を主に紹介するウェブメディアLIFEHACKERで私の本が2冊出ているのに気づいたので、お知らせします。

(1)『うまくいかないことは「アドラー流」で解決。自分と相手を勇気づける4つのヒント』が紹介されていました(Yahoo!ニュース10/15(火) 12:21配信 ライフハッカー・ジャパン)。
    ↓   
https://news.yahoo.co.jp/articles/
c8ced82bf812208fab05f2072b37d509fa1df704?

*『アドラー流 気にしないヒント 自分にやさしくなれる法』(三笠書房)からの紹介

何事もうまくいかなくて落ち込んでいるときに「今日こそは!」と意気込むのではなく「まず1日の最初と最後だけをよくしてみよう」と考えるとか、苦手な人のことをダメ出しするのではなく「ヨイ出し(いいところ探すこと)」をするといった内容です。

1~4章から1つずつ、いつのまにか気分が上向きになるコツが紹介されています。

1)「こうなったらいいな」から逆算する
2)ダメ出しは、相手の気持ちが離れるだけ
3)「ほめる言葉」より「勇気づける言い方」を
4)3分間、手を止める

(2)LIFEHACKERでは、以前から【毎日書評】で『超訳 アドラーの言葉』が紹介されています。

「その劣等感をどう活かす? アドラーのことばで知る『働くことの意味』」のタイトルで詳しく書かれています。
こちらからご覧ください。
    ↓
https://www.lifehacker.jp/article/2402_book_to_read-1410/

 

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(15)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

遅い時間の更新です。
今日は、3つのことについてお伝えします。

1.『古事記』を学んだ日@アドラー心理学ゼミナール
2.新講座の今後の状況
3.昨夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

1.『古事記』を学んだ日@アドラー心理学ゼミナール

昨日の11:00~13:00は、ハイブリッド型でアドラー心理学ゼミナール「なぜ、古事記を知る必要があるのか? ― 縁結びの神・大国主命のストーリーを中心に」を開催していました。
講師は、原田 武敬さん(LCA国際小学校・教頭、先導師(占い師、タロットカード、マヤ暦)、勇気づけ古事記塾塾長)。


(写真提供:安西 光さん

会場参加は11人、オンライン参加5名。



原田さんは、イラストと写真が豊富な資料を駆使して、受講者への問いかけをもとに、あっという間に受講生を魅了しました。
『古事記』は、神話と言うより「神語(かむかたり)」であり、「血のつながった祖先(みおや)の物語」だとして始まり、アーノルド・J・トインビー(英国・歴史学者)の3つの原則によりその価値を高めてくれました。

第1の原則 理想を失った民族は滅びる。
第2の原則 すべてを金の価値に置き換えて判断する民族は滅びる。
第3の原則 12、3歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は例外なく百年以内に滅びる

このところで大納得し、さらに「民族としての共同体意識の破壊(アイデンティティの喪失、あらゆる価値判断の根拠の喪失」の部分では、アドラー心理学の「共同体感覚」と重ね合わせる自分自身がありました。

最後の「あなたらしさはどこにありますか?」の問いかけは、私だけでなく受講者も胸に迫るものがありました。

■内容の詳しいところには、踏み込んでいませんが、ご関心のあり方は、ヒューマン・ギルド(info@hgld.co.jp)にアーカイブ録画データと資料をご注文ください。
@2,200円で販売します。

受講者の方々と原田 武敬さんに感謝申し上げます。



■11月、12月開催のアドラー心理学ゼミナールは、次のとおりです。
受講料:2,200円(税込、要予約、会場参加の方は当日支払も可能です)
会場:ヒューマン・ギルドとオンラインのハイブリッド型

◆第204回   看護師としての看取り、海外育児を通して考えた「これからの家族のあり方」

講師:大河 千賀子さん(看護師、公認心理師、ELM勇気づけリーダー、Positive Discipline Parent Educator)  日時:2024年11月17日(日)時間:11:00-13:00
詳細確認とお申し込み:
   会場参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1207
  オンライン参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1208

◆第205回 仲間とともにアドラー心理学を学び、考え、生きる旅

講師(今回は3名の講師にご登壇いただきます)
・小橋川牧さん(株式会社ハルモニアグランデ代表取締役)
・和南城利江さん(有限会社シナリーゆいまある 代表取締役社長)
・栗山慶美さん アドラー・カウンセラー
日時:2024年12月1日(日)時間:11:00-13:00
詳細確認とお申し込み:
   会場参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1212
  オンライン参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1213

2.新講座の今後の状況

この土日にヒューマン・ギルド会場と九段下会場で同時進行で開催されたヒューマン・ギルドの15年ぶりの新講座は、アンケートを拝見しても高評価をいただき、SNSでも感想をアップされている方が多くいらっしゃり、ヒューマン・ギルドの代表者、このプログラムの監修者として感謝申し上げます。

お陰様で11月7日(木)8日(金)開催予定の岡山会場(定員16名)は、平日開催に関わらず満員御礼となり、キャンペーン特別受講料の開催は、以下の札幌会場(定員16名)のみとなりました。

【日時】11月30日(土)12月1日(日)1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】あいあい会議室 狸小路 
【講師】鈴木三穂子氏・永藤かおる
【協賛】アドラー心理学研究会Plus
【確認と申し込み】https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1194

なお、2025年1月18日(土)19日(日)より、当講座が本格スタートします。
ご関心をお持ちでありながら参加の機会を逸したかたは、こちらの【概要と申し込み】をご参照ください。
     ↓
https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1203 

3.昨夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

昨晩配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」は、「【アドラー心理学】あなたのそばにもいる『ブリリアント・ジャーク』」を永藤かおるさんがご提供(10分弱)

内容は、次のとおりです。

・『ブリリアント・ジャーク』って?
・「ブリリアント・ジャークはいらない」
・確かに悪影響はあるけれども・・・
・ブリリアント・ジャーク対処のために

ご視聴はこちらから
   ↓
https://youtu.be/ecbulBlCynU

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(14)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

この土日は、受講生に恵まれ、講師の力量の高さを確認した2日間でした。
東京2会場同時開催の新講座のことです。


(神楽坂会場で、写真提供:児島史篤さん


(九段下会場で、写真提供:目次 心さん

私は監修者の立場で土曜日は九段下会場、日曜日には神楽坂会場で研修にどっぷり浸っていました。

九段下会場の講師は鈴木三穂子さん磯野 茂さん
神楽坂会場は三宅美絵子さん永藤かおるさん

私は、講師の対応に安心しきって見ていられました。

ロールプレイもふんだんに採り入れられていました。

最後に近い場面では、アファーメーション(自己宣言)も。



修了証の授与は、参加者同士で。

講座が終わってからは、受講者の皆さんからご意見を頂戴しました。

全体を通じて、時代にふさわしい講座が誕生し、これから各方面で影響力を発揮できる講座であることをこの目で確かめることができました。

私は昨日の朝、4:00に目覚め冴えわたった意識で新講座の概念図について、次のようなスライドを作成して、両会場で受講者と講師にお配りしました。
ポイントは、<組織モデル><開発モデル><対人関係を通じての組織(共同体)モデル>です。

<開発モデル>は、【ジャズバンド型組織】のスタイルで、各々のプレイヤーがTPOに応じて見事に役割を果たし、最高級のパフォーマンスを発揮し、次の2つを裏づけました。

・「全体は個の集合に勝る」というアドラー心理学の【全体論】
・シナジー効果
 1+ 1+ 1+ 1+ 1+ 1+・・・=∞

このことは、講師だけでなく受講者にも言えることでした。

大満足の2日間でした。

■新講座のこれからの予定は、次のとおりです。

すでに「満員御礼」の会場は、下に記載。

・岡山会場(定員16名)残り1席
【日時】11月7日(木)8日(金)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ハッシュタグ岡山(シェアスペースA) 
【講師】磯野茂氏・渡辺歩実氏
【協賛】Coconialy
【確認と申し込み】https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1193

・札幌会場(定員16名)
【日時】11月30日(土)12月1日(日)1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】あいあい会議室 狸小路 
【講師】鈴木三穂子氏・永藤かおる
【協賛】アドラー心理学研究会Plus
【確認と申し込み】https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1194

※満員御礼の会場は、次の会場です。

・名古屋会場  11月2日(土)3日(日)
・長野会場 12月21(土)22日(日)

概要は以下の通りです。

 第1章:これからのコミュニケーションのあり方
 第2章:相手の行動を理解する
 第3章:話を聴く
 第4章:伝える技術を身につける
 第5章:協働しながら課題を解決する
 第6章:自他に寛容になる
 第7章:自己を受容し、自分らしく生きる
 第8章:共同体の中で協働するため

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(13)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は、午前も午後も研修の日でした。

午前中は、カウンセリング道場の混合コース。
午後は、某生命保険会社のシニア向け研修。
こちらには、全国から70名ほどが集っていました。

今日は、カウンセリング道場の混合コースについてお伝えします。


(写真提供:たけおめいさん

参加者が8名と少人数だったので、私の最近のこだわりの『対話型のカウンセリング』についてスライドを使って説明しました。


クライアント役に手を挙げたのはFさん。
とても聡明な方です。
自分で話しながら、ほんの少しのやり取りで自ら気づくタイプです。

最初のカウンセラーは、カウンセリング経験はさほど長くはありませんでしたが、最小限のキーワードの反復と確認でクライアントの語りたいことを語っていただけ、【洞察】に導き、図の中級者レベルに達していました。

2番目のカウンセラーは、最小限の関与で【協力】の段階に入り、上級者レベルに達していることが確認できました。
同時にクライアントのライフスタイルが問題の中に潜んでいるのを気づかせていました。

最後のカウンセラーは、よく使われ”to be Goal”(「こうありたい自分」の長期目標)と”to do Goal”(「こうしたい自分」の短期目標)の”to be Goal”の視点を【対話】によって共に歩むカウンセリング・スタイルでした。
クライアントは、”to do Goal”を何とかした思いがあったようですが、そのニーズは、時間の制約もあって請け負いませんでした。

間もなく今年のカウンセリング道場は幕を閉じますが、私自身がこのカウンセリング道場から貴重な学びを得ています。

■ 2025年もカウンセリング道場を開講します。
『対話型カウンセリング』が学べる機会です。

アドラー・カウンセラー養成講座修了者で、会員を対象にしたオンラインでのカウンセリング演習です。
今まで遠方でなかなかカウンセリング演習に参加出来なかった、アドラー・カウンセラーとしてブラッシュアップしたい皆様のご期待に応える講座です。

2025年もレベル別での開催になります(1コース14名に限定)。

チャレンジコース(アドラー・カウンセラー未取得者中心、補講の人は除く、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1128

ミドルコース(アドラー・カウンセラー取得してまだ年月が浅い人、これから志す人対象、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1127

混合コース(アドラー・カウンセラーの認定を習得していない人から、ベテランの方までの混合コース、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1130

10回全て2025年内にご参加いただくことが前提です。
時間は原則2時間ですが、2時間で消化しきれない場合、15分程度の延長があることをご承知おきください。

なお、基本のコースをあらかじめ決めておき、ご都合によって他のコースへの振り替えにも柔軟に対応いたします。

初回からの3回分の日程だけ決めておき、4回目以降の日程は受講生の皆様にご意見を伺いながら設定していきます。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(12)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日はヒューマン・ギルドで【伴走支援】が飛び交った1日でした。
YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」の収録の日で、磯野 茂さんにご出演いただき、【伴走支援】に関連して(1)「【伴走支援】について」と(2)「スポーツ指導に活かすアドラー心理学」の2つのコンテンツを収録したからです。
(1)は対談、(2)は磯野さん単独でした。





(1)の「【伴走支援】について」は、ごく簡単な打ち合わせしかせず、磯野さんに話を振ると、実に的確に話してくれたので、とても助かりました。

そもそも【伴走】とは何でしょうか?
『広辞苑』をもとにすると、「走る競技者につきそって走ること」と出ていて、2つをイメージできるようです。
1つは、箱根駅伝などで選手の後ろに監督が乗る伴走車、もう1つは、パラリンピックなどで見かけた選手とロープにつながって走る伴走者です。
一般社団法人日本伴走家協会の代表理事でもある磯野さんは、アドラー心理学に基づいて次のような高邁な『伴走家の理念』を掲げていらっしゃいます。

ところで最近、この【伴走支援】がビジネス分野ー特に中小企業支援ー に使われています。
中小企業庁の『経営力再構築 伴走支援ガイドライン』には、次のようなことが書かれています。

「経営力再構築伴走支援」は、経営者との対話と傾聴を通じて、事業者が抱える本質的な課題に気づくよう促し、内発的な動機づけにより事業者の潜在力を発揮させ、課題解決に至るよう側面的に支援するものです。
     ↓
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/
kenkyukai/keiei_bansou/guideline.pdf

この中小企業施策の大転換は、中小企業診断士の私からすると、画期的なものです。
2023年に中小企業庁長官を退任した角野然生(かどのなりお)氏の功績によるものです。
このいきさつについて関心のある方は『経営の力と伴走支援』(光文社、860円+税)をお読みください。

福島の復興支援の体験と、【伴走支援】には【対話】と【傾聴】が不可欠であることがベースにあること、また、【組織開発】の第一人者、中村和彦氏の解説などが盛り込まれた本です。

ところで昨日は、【伴走支援】だけでなく11月用に次のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」の収録をしていたことをお伝えします。

配信日     タイトル等
11月4日  アドラー心理学の基本的な考え方【認知論】(永藤かおる)
11月11日  【伴走支援】について(磯野 茂さん×岩井俊憲)
11月18日  スポーツ指導に活かすアドラー心理学(磯野 茂さん)
11月25日  それって【勘違い勇気づけ】では?(岩井俊憲)
12月2日  アドラー心理学の基本的な考え方【対人関係論】(永藤かおる)

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(11)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の印象的だった出来事は、ある組織を率いるリーダーのカウンセリングでした(個人情報であり、守秘義務もあるので、お名前など詳しいことは省きます。仮にSさんとしておきましょう)。

聡明なSさんのカウンセリングで終始心がけたのは『対話型のカウンセリング』でした。


私は、Sさんの語る言葉のエッセンス部分を書き取り、それらを時々繰り返し、またある時はつなげて、Sさんに気づきの機会を提供しました。
初心者が早い段階でやりがちな助言は、極力控えました。
そのことで、Sさんの【洞察】につながりました。

このようなかたちでカウンセリングを展開していると、Sさんにヒラメキが起こり、自ら新たな何かを創造するヒントとなります。
これが【創発】です。

このプロセスは、組織を率いる立場にいる私自身にも【洞察】と【創発】をもたらしてくれます。

『対話型のカウンセリング』でクライアントだけでなくカウンセラーも【洞察】と【創発】を体験できたことになります。
まさに【共育】のカウンセリングです。

私は今後、この【共育】効果のある【洞察】と【創発】をもたらす『対話型のカウンセリング』を普及していこうと決意しました。

ただ、注意したいことは、安易に【洞察】と【創発】の言葉を乱発してはならないことをわきまえておかなければなりません。
『デジタル大辞泉』(小学館)の次の定義に沿っておきます。

洞察・・・物事を観察して、その本質や、奥底にあるものを見抜くこと。

創発・・・要素間の局所的な相互作用が全体に影響を与え、その全体が個々の要素に影響を与えることによって、新たな秩序が形成される現象。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(10)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月8日)の午後は、ヒューマン・ギルドの研修室で某中小企業の6人限定の研修を行っていました。
4人が会場参加、2人がオンライン参加で次世代の経営者の資質を10カ月にわたって育成するものです。
中小企業の経営幹部育成を実現したいという、その会社の社長のご意志を受けて、私のミッションに沿った研修で、今後の展開が楽しみです。

この会社の研修は、今までに2回ほど担当していますが、30時間という長丁場をご一緒するのは初めてです。

この研修開始前は、スタッフの2人がレイアウト作りなどを手伝ってくれました。

研修を終えて席に戻ると、私宛に紙袋が届いていました。
中には、なんとお手紙を添えてホワイトボードマーカー(ノック式)と滑り止めシートが入っていました。

私が研修中に不便さを感じているのを察した作業療法士のTさんからのプレゼントでした。
とても有難いことでした。

リハビリを続けているとはいえ、失った指先は戻りません(でも、機能の一部は回復しつつあります)。
そんな状況下、こんなご厚意がいただけるのです。

日曜日に終わったアドラー・カウンセラー養成講座では、みんなが協力して後片付けを手伝ってくれていました。
以前は、受講者を見送った後、一人で片づけていました。

昨日は、ランチに鳥のもも肉をいただきましたが、ナイフで切ることができないので、ソムリエのKさんに事情を話して、あらかじめカットしてもらうよう頼むことで、ナイフを使わずに食事ができました。

コンビニでも袋詰めがもどかしいので、「左手が不自由なので、この袋に詰めていただけますか?」と頼むと、ほぼ100%笑顔で対応してくれます。

「自分は貢献ができなくなった」と考えると情けなさを覚えるけれど、開き直って「自分は貢献を引き出す貢献ができているのだ」と捉えると、【人の情けの有難さ】が感じられ、障害者であることもまんざら捨てたもんじゃないな、と自負心を保っていられます。

「障害者になったことは、不運であるけれども不幸ではない」
「障害者として生活することは、不便ではあるが不幸ではない」

上の2つの言葉をモットーに、「老いて障害者になっても、アドラー心理学をもとに独特のスタイルを生み出そう」と改めて決意と覚悟を新たにしたTさんからのプレゼントでした。
Tさん、本当に有難うございました。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(9)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私が最近、講演やカウンセリングで人に言っているのは「【悩む】より【困る】で対応しよう!」です。
【悩む】と、悩みに渦の中に巻き込まれていきます。
極端ないいかたをすると【蟻地獄】の中でもがき続けることになります。

私は、人生の一時期においてー例えば思春期ーに悩むことの必要性を認めます。
しかし、大人になって、それなりの知識と経験も備わって悩むことはいかがなものか、と思っています。
それが「【悩む】より【困る】で対応しよう!」です。

あるライフタスクで困って、自分の課題として向き合えば、自分の知識と経験に加えて、しかるべき人のサポートを受ければ、自分のリソースが広がっていくつもいくつも打開策が浮かんできます。

昨夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」は、「【アドラー心理学】『悩む』より『困る』で対応しよう!」(10分半)では、次のように語っています。

ご視聴はこちらから
   ↓
https://youtu.be/3WkCCnLgGCo

YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」では、【困る】対応として次のことを紹介しています。

・目的志向 
・課題(タスク)基点
・リソース探し
・使用の心理学
・あるもの活かし
・広がりの感覚
・ソーシャルインタレスト(社会的・利他的関心)
・困ることで知恵が湧き、解放に向かう

最後に、知恵が湧いてくる「行動に向けて使うさまざまな言葉」として行動の「0→1の推進のために(何もしないよりは少しやろう!)」として次のステップを提案しています。

見切り発車しよう!
   ↓
四の五の言わない!
   ↓
スタートしたね!
   ↓
軌道修正OKだよ!
   ↓
ここまで進んだね!
   ↓
やり抜いたね!

YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」での結論として次のスライドを使っています。


このブログを読んだあなた、YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」でより理解を深めませんか?
      ↓
https://youtu.be/3WkCCnLgGCo

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(8)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は、2つのことについてお伝えします。

1.【学びの共同体】の実現:第86期・第88期合同のカウンセラー養成講座
2.今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

1.【学びの共同体】の実現:第86期・第88期合同のカウンセラー養成講座

こんなに満ち足りたアドラー・カウンセラー養成講座のフィナーレは初めて、と言っていいくらいの講座でした。
第86期・第88期合同の23人の受講者が修了の日を迎えました。


(写真提供:児島史篤さん

遠くは北海道、山口県、長野県から参加者がいました。
ヒューマン・ギルドとのご縁は、長い人で25年前、次に18年前の方がいました。
今年から急ピッチで学び続けている人もいます。
年齢は20歳代から70歳代まで、職業的にも、保育園園長、保健師、看護師、理学療法士、元校長、教員、大学講師、経営者・管理職、弁護士、専業主婦など多彩でした。
23人中22人は、新規受講ですが、受講回数が3度目か4度目になる児島史篤さんは、独特の存在感を発揮していました。

第86期・第88期合同のなった理由は、私の2月末の緊急入院がありました。
第86期の半分が終わったところで、13人の受講者は後半の4日間が受講不能になりました。
それでも、今回の第88期に向けて自主勉強会を続け、13人のうち12人が第88期の講座に合流してくれました。

さて、昨日のメインは、修了試験。
緊張感が漂っていました。

13:00からは、恒例のシニア・アドラーカウンセラーの佐藤健陽さんがオンラインでご出演。
ライフスタイル診断の勉強会のお誘いと、質疑応答を担ってくれました。


(写真提供:Ogawa Mayumiさん

午後は、誕生順位から入って早期回想を次に読み解く演習をしたところ、実に的確な解釈を施してくれました。
私は解釈のヒントとして「徹底的にネガティブに解釈し、ポジティブに伝える」を力説していました。
それだけに、鋭い解釈のレベルに達していました。

最後は、一人っひとりからの感想発表と意見交換。
感想発表では、次のような発言が相次ぎました。

・長丁場だったけれど、楽しく学べた8日間だった。
・いい仲間に恵まれた。
・自分自身のライフスタイルが変わり始めている。
・今後の学びへの意欲が高まった。
・家族との関係が大きく変わり始めている。
・2つの期が合同になってよかった。

私が受講者について有難いと感じたのは、左手に障害を持って初めての講座でそれぞれの方にサポートしていただけたことでした。

・パソコンのパワポの不具合を救ってくれた人
・進んで写真を撮ってくれた人
・資料配布を手伝ってくれた人
・掃除・片づけを率先してくれた人
・自分自身だけでなくみんなのために質問してくれた人
・私の発言の不備な点を補ってくれた人
・席替えなどの指示を私に代わってしてくれた人
・仲間のために積極的にサポートしてくれた人 等々

みんなみんな、自分が得ることだけでなく、積極的に【学びの共同体】に貢献してくれた、かけがえのない人たちでした。

第86期の途中では、ご迷惑をおかけした点がありましたが、それを補って余りある合同のアドラー・カウンセラー養成講座 でした。

■今後のアドラー・カウンセラー養成講座について・来年2ー3月開催の第89期は、次のとおり開催します。
日程:2025年2月15.16日.3月1.2.15.16.29.30日(土・日8日間) 
確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/251


2.今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」は、「【アドラー心理学】『悩む』より『困る』で対応しよう!」をご提供(10分半)

ご視聴はこちらから
   ↓
https://www.youtube.com/@user-pq7cw7zh9h

内容は、次のとおりです。
・【悩む】より【困る】て゛対応しよう!
・目的・目標を選ぶか、原因にこだわるか?
・問題基点と課題(タスク)基点
・対応法:
ー思考(考え方)の面では「しんぱい」/「しんどい」を「しんらい」に代えよう
ー行動の面では行動に向けてさまざまな言葉を駆使しよう

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(7)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は、午前・午後共カウンセリングに関わった1日でした。

1.午前中は、カウンセリング道場のミドルコース。


(写真提供:草島智咲さん

私が冒頭に「対話型カウンセリングへの進化」の話をしたので、カウンセリングの初級者レベル、中級者レベル、上級者レベルの対尾の違いと、クライアントとカウンセラーとの間で築き上げる関係を明確にしました。


受講者が7人であったことも幸いして、一人の組織内のスタンスについて一人ひとりが対話型のやり取りができ、それぞれの人の【洞察】と【創発】が進み、まさに【共育】の効果が現れました。

R.ドライカースの ”Psychodynamics, Psychotherapy and Counselinng "を起源とする『カウンセリング的人間関係』は、まさに『対話型カウンセリング』のベースとなるものであることを実感できました。

2.午後は、アドラー・カウンセラー養成講座の第86期と第88期合体の講座の7日目。
山口麻美さんご登壇の14:00まで私が繋いで、「対話型カウンセリングへの進化」のスライドを使って話をしました。
「『クライアントに聴きたいことを聴く』のが初心者レベル、『クライアントに語りたいことを語ってもらう』のが中級者レベル、『クライアントとカウンセラーで新しい何かを創り出す』のが上級者レベル」の表現は、受講者にインパクトがあったようです。

山口さんの「精神医学」の講義には、23名の受講者が釘付けになっていました。

講座が終わってからは、山口麻美さんを交えた8人で懇親会(写真提供:Ogawa Mayumiさん)。


(私だけジンジャエールで乾杯)



これまた楽しいひと時でした。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(6)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

数年前から、特にここ最近、【対話(ダイアログ、dialogue)】という言葉にやたらこだわりがあります。
1つには、カウンセリングで対話型のカウンセリングを志向していること、もう1つは「新講座」で【対話】に重点が置かれていることによります。

まずは、こういう時に頼りになる『広辞苑』を引いてみました。
【ダイアローグ】【対話】それぞれ、こんなふうに出ています。

【ダイアローグ】・・・・対話。問答。特に、劇・小説などの対話部分。
【対話】・・・・向かい合って話すこと。相対して話すこと。二人の人が言葉を交わすこと。

次に、英語の”dialogue”の語源を『続 英単語の語源図鑑』(清水健二・すずきひろし著、かんき出版)で調べてみました。

・dia は、ギリシア語で「・・・を通して」「間に」という意味
・logue は、「言葉」
 ⇒「2人の間の言葉」と出ていました。
ポイントは、集団ではなく「2人」が重視されます。

今度は、インターネットを頼ってみました。

「組織におけるコミュニケーション」というように、ダイアログや対話が拡大解釈されています。

ダイアローグとは対話や対談という意味ですが、組織におけるコミュニケーションのあり方を考えた時のダイアローグは、情報のやりとりにとどまらず、話す側、聞く側がお互いに理解を深め、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを指します。

ただし、「話す側、聞く側がお互いに理解を深め・・・」とあるように、「行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーション」という点では、2人の間のコミュニケーションであることには変わりがないようです。

ダイアログをディスカッションと勘違いしている人がいますが、両者は別物です。
ディスカッションとダイアログは異なるコミュニケーション形式です。 
この点をインターネットだけでなく、『学習する組織』(ピーター・M・センゲ、英治出版)をもとにまとめると、次のようです。

ディスカッション
・異なる意見や考えを交換する形式のコミュニケーション
・主張や意見の主導が一般的
・自分の考えを集団に認めさせること
・「勝つ」ことが目的

ダイアログ
・協力的で共感的な対話形式
・相互理解や共有の意味を重視
・より大きな「共通の意味の集積」にアクセスすること
・一人の人間の理解を超えることが目的

こんなふうに、こだわり続け、疑問を温めてながら、1つの情報を他の情報と結び付けていくと、「知のイノベーション」が起きるようで、とても楽しい。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(5)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の午後は、第87期アドラー・カウンセラー養成講座(オンライン開催第3期)の11日目を開催しました(オンラインサポート、写真担当:野口久美子さん)。



講座のメニューは、次のとおりでした。

1)10日目の積み残し講義
2)受講者の一人を対象にしたリレー・カウンセリング
3)ある人の誕生順位と早期回想をもとにしたライフスタイルの読み解き

13人の受講者全員の参加で、メンバーの一人ひとりがかけがえのない人であることを感じた時でした。
個人名は出しませんが、メンバーはお分かりだと思います。

タイムリーに質問を出してくれる人、補足発言によって講師を助けてくれる人、私の発言に対して確認を入れてくれる人、メンバーが発言しやすいように配慮してくれる人、積極的に役割を担ってくれる人、寡黙そうに見えながら肝心なところで重みにある発言をしてくれる人、その他きりがありません。
みんなみんな、グループ全体の中で貴重な役割を果たしてくれていました。

その結集が、Oさんが立候補したリレーカウンセリングでした。

Oさんの感情的になった出来事を主訴としてカウンセリングは始まりました。
そのOさんに対して4人がカウンセラー役でリレー。
それぞれの人のカウンセリングを以前拝見していましたが、全員が個性を発揮し、強みを活かすだけでなく、弱みを克服していました。
格段の進歩・成長ぶりでした。

クライアントのOさんは当初、感情の問題にフォーカスしていたのに、カウンセリングが進むにつれて特定の人に対する関係の取り方に気づいたようです。
これは私が日頃、「感情そのものをコントロールできない。感情は【思考】【行動】に加えて【身体】【コミュニケーション】の副産物」と伝えていることに符合します。

クライアントのOさんは、カウンセリングを学ぶ仲間たちとのLINEグループにこんなことを書いていらっしゃいました。

《リレーカウンセリングのクライアント役をやらせていただき、ありがとうございました!
自分でも考え、「こういう気持ちかな」「こうしていけばいっか」と思ってはいましたが、人と話すことで自分だけではたどり着けなかった深さにまで至れたし、違う視点を得ることもできました。
テクニックもさることながら、今の私の気持ちとしてもすっきりしていて、カウンセリングしてもらえて本当によかったです!》

昨日のリレーカウンセリングは、私のカウンセリング道場の体験を上回るほどの見事さでした。

オンライン開催のカウンセラー養成講座は、今期で3回目ですが、開催のたびに受講者のレベルが高まっていることで、私の教え方も進歩・成長していることも実感できた日でもありました。

■今後のアドラー・カウンセラー養成講座について・来年2ー3月開催の第89期は、次のとおり開催します。
日程:2025年2月15.16日.3月1.2.15.16.29.30日(土・日8日間) 
確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/251

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(4)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日の午後は、水野美津子さん(アドラーと仲間たちの会 代表)、梶野 真さん(日本アドラー心理学協会 代表理事)がご来社。
永藤かおるさん(ヒューマン・ギルド 取締役研修部長)に目次心さん、竹内さちこさんを交えてアドラー心理学の世界の頂点に立つマリーナ・ブルフシュタイン博士(国際個人心理学会会長、アドラーユニバーシティ教授)の2ー3月に行われる講座の打ち合わせをしました。



マリーナ・ブルフシュタイン博士は、ロシアの生まれ育ちですが、アメリカでアドラー心理学を学び、多言語にも通じ、アドラーの孫娘の マゴット・アドラー の友人でもありました。
梶野 真さん水野美津子さんの共通の師でもあります。
その人脈は、アメリカ国内だけでなく、ヨーロッパ、アジア(中国、韓国など)にも及び、私の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,650円)がブルガリア語で翻訳・出版されていることをお知らせくださったことがあります。

参考までに今年の2月の来日時の写真を貼り付けておきますね。


(ヒューマン・ギルドで)


(シャロームみなみ風で)

とにかく識見だけでなく人格面でも「まさにアドレリアンのお手本」と言っていいほどの人で、学びの場を共にされた方は、魅了されてしまいます。

タイトルと日程だけフライング気味にお伝えします。
アドラー心理学ベーシック・コースを受講されている方は、理解できます。

タイトル:ライフスタイル(アドバンス編)

日程:2025年2月1日・2日(土日)それぞれ10:00ー12:30(延長あり)
オンラインでライフスタイルの理論を学びます。
3月20日(木・祝)10:00ー17:00 大阪開催(デモンストレーションを中心に)
3月22日・23日(土日)2日間、それぞれ10:00ー17:00 開催(デモンストレーションを中心に)

詳しくは、11月1日以降のお知らせになりますが、日程と資金の確保をお願いしますね。

2.「家族療法のシステムアプローチ」と言えばこの人。
東豊(ひがしゆたか)先生(龍谷大学心理学部・同大学院教授)をお招きして2025年2月8日(土)10:00~16:00にオンライン開催「システムズアプローチ基礎講座」を行います。

【講座概要と申し込み】https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1209

東豊先生のプロフィールは、次のとおりです。

関西学院大学卒。九州大学医学部心療内科、鳥取大学医学部精神神経科医局長、神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科教授等を経て、現在は龍谷大学心理学部臨床心理学科・同大学院文学研究科臨床心理学専攻教授を務める。
システムズアプローチや家族療法を専門とし、現在も後進の育成をしながら臨床現場で支援に携わっている。

私は、東先生の名著『セラピスト入門ーシステムズアプローチへの招待』を読んでいますが、講座に参加する前にもう一度読んでおきます。

システムズアプローチや家族療法にご関心をお寄せの方は、これまた日程確保をよろしくお願いします。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(3)

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

『勉強は何のためにしなくちゃいけないんですか?』

これはよく、自分の子どもや生徒から問われる質問です。

このことに対して産経新聞『話の肖像画』の2回目の「今の教育は間違っている」の中でジャーナリスト・田原総一朗氏(90歳)が見事な見解を示していました。

高校生の時の【原体験】になった出来事について、何人かの先生に「勉強は何のためにしなくちゃいけないんですか?」と問うと、数人の教師は決まってこんな答えを出していました。

「受験勉強をしてイイ大学に入り、イイ会社に就職するためだろう」

納得のいかない田原少年は問い続けました。
すると、3人目か4人目の先生は、真剣に向き合って相談に乗ってくれました。

「生きるということはどういうことかを考えろ」
「一生かけてやりたいことを見つけなさい」

その話を聞いて、やがてジャーナリストの道を見つけたそうです。

田原総一朗氏は、続けます。

《20代、30代の若い時に『一生かけてやる仕事』をじっり考えて、見極めなくちゃいけません。
その考えがなくて、ただ組織<会社>にしがみついてきた人は、定年になって組織から離れたとたん、途方にくれてしまうんです。》

第1回目の「引退するつもりはサラサラない」では、こんなことも語っていました。

《(「朝まで生(なま)テレビ!」の司会を担当して40年近いことをネット上で批判されようが、〝暴言〟で炎上しようが)「老害…」のような批判があるのは当然でしょうね。(ネット上の)炎上ですか? これも、ありがたいことです。どんな反応であっても、無視されるよりは、よっぽどいいでしょ。まぁ、いろんな意見が言えるのは「言論の自由」からも健全なことだし、そうした反応が僕にとっては体力・気力の衰えに歯止めをかける〝支え〟にもなっていますから。》

ところで、田原総一朗氏は「酒も、たばこも、ギャンブルも、遊びもしない。とにかく仕事が面白いから・・・」と語っていました。

私は、田原氏に生涯現役・生涯貢献モデルを見出しています。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(2)



コメント ( 2 ) | Trackback ( )




アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

9月の最後の土日の9月28日(土)、29日(日)は、大阪で新講座のお披露目があり、アドラー心理学の重鎮で、私のアドラー心理学のお姉さま格の古田富子さんまで参加されました。
渡辺歩実さんの写真を使わせていただきます。



「この人に学んでほしい!」という方々に届いたようです。

■新講座のこれからの予定は、次のとおりです。

すでに「満員御礼」の会場は、下に記載。

・岡山会場(定員16名)残り数席
【日時】11月7日(木)8日(金)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ハッシュタグ岡山(シェアスペースA) 
【講師】磯野茂氏・渡辺歩実氏
【協賛】Coconialy
【確認と申し込み】https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1193

・札幌会場(定員16名)
【日時】11月30日(土)12月1日(日)1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】あいあい会議室 狸小路 
【講師】鈴木三穂子氏・永藤かおる
【協賛】アドラー心理学研究会Plus
【確認と申し込み】https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1194

※満員御礼の会場は、次の会場です。

・東京ヒューマン・ギルド会場および九段下会場 10月12日(土)13日(日)
・名古屋会場  11月2日(土)3日(日)
・長野会場 12月21(土)22日(日)

概要は以下の通りです。

 第1章:これからのコミュニケーションのあり方
 第2章:相手の行動を理解する
 第3章:話を聴く
 第4章:伝える技術を身につける
 第5章:協働しながら課題を解決する
 第6章:自他に寛容になる
 第7章:自己を受容し、自分らしく生きる
 第8章:共同体の中で協働するため

さて、本題はこれからです。
今日は10月1日。
諸物価の値上げ、新鮮味のない在庫処分内閣の発足などの環境要因があります。
しかし、年度の後半に入る初日でもあり、私自身はこの10月をとても楽しみにしています。

今日も3つのことをお伝えします。

1.アドラー心理学ゼミナールで『古事記』を学ぼう!
2.法人研修に次々とチャレンジ
3.YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」で【全体論】

1.アドラー心理学ゼミナールで『古事記』を学ぼう!

「12・13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は例外なく百年以内に滅びる」

これはアーノルド・J・トインビー(英国・歴史学者)の言葉として講師の原田武敬さん「LCA国際小学校・教頭、先導師(占い師、タロットカード、マヤ暦)、勇気づけ古事記塾塾長」が※講師からの内容説明※の冒頭に書いていらっしゃる文章です。

その後は、次のように続きます。

教育現場で、日本神話を教えなくなってから、もうどれくらいの年月が経っているでしょう。
残された時間は少ないと感じます。

日本神話のひとつ、古事記には「人生のヒント」がたくさん詰まっています。
ご神名、神様たちのストーリーを通して、私たち日本人にそのヒントを伝えようとしているのです。
そのメッセージを受け取り、次世代につなげなければならないと思うのです。

宮崎県高千穂神社の後藤宮司は「古事記は母乳である」と話してくれました。
それだけ、大切で栄養となるものがあるということです。

その日本人の精神性を支える古事記のことをお伝えします。

【タイトル】なぜ、古事記を知る必要があるのか?
【日時】10月14日(月・祝)11:00~13:00
【確認と申し込み】会場参加かオンライン参加が選べるハイブリッド型の開催です。
 会 場 参 加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1205
 オンライン参加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1204

日本の文化や宗教観を知るためにも欠かせない講座です。

2.法人研修などに次々とチャレンジ

9月までは、法人研修から遠ざかっていた私ですが、10月からはどしどし新分野に挑みます。

・某中小企業の次世代経営者のための10カ月研修
・某生命保険会社のシニア世代研修
・某官庁のリーダーシップ研修

69冊目の本には、監修の立場で取り組みます。

3.YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」で【全体論】

昨日21:00から配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」では、永藤かおるさんがアドラー心理学の基本的な考え方のシリーズの3回目として【全体論】について語っています。

ご視聴はこちらから
   ↓
https://youtu.be/7O9NjIb5QP4

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>10月の花(1)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )



   次ページ »